ワンダーフェスティバル2017冬
- 2017.02.20 Monday
- 00:07
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ワンダーフェスティバル2017冬(平成29年2月19日
はじめてのワンフェス参戦してきました。
行きつけでいつもお世話になっている、藤沢の赤羽模型玩具店のマスターとフィギュアの話なぞをしていたところ「ワンフェスは行って損は無いと思いますよ」とそそる話が。「そうですか。どんな感じなんですか」「いや、自分は行ったことは無いんですが、最大級のイベントで、フィギュアされるなら行って損は無いです(きっぱり)」
行ったこと無いのに…なんで… という疑問はさておき、大体マスターの言うことは本当に参考になるし、自分も美少女フィギュアに関心が湧いてきたところだったので、行ってきましたよっていつもながら前置きが長いのはご容赦つかまつりたい。
場所は、幕張メッセ。行ったこと無かったとですよ。
京葉線ってディズニーリゾート行く時しか乗って無い。しかも舞浜より先と知った時に驚愕でした。遠いなぁ。
しかし、果敢に行って来たのです。なぜならば(ノノ風)!!開催場所を良く知らないうちに公式ガイドブック(兼入場チケット)を買ってしまっていたからなのです!!
さて、ここからまったく私的なワンフェスのレポートです。今回は、あまりのイベントの巨大さにオロオロしてしまい、ほとんど写真撮ってません&興味のあるもののレポートのみなのです。
ですので「艦○これくしょん」とかゲーム関連のとか、「ガールズ○ぱんつぁー」でさえも!出てきません!「ゴジラ」でさえもです。そんな関心の向きがかなり違うかもしれないレポートですので、えー、上記のような記事を期待して来られた方は、もう一度検索画面にお戻り下さい。
一応、10時に会場着いたのですが、いや予想はしていたよ。でも、こんなに人がいるの久しぶりに見たよ。しかも、想像を超える老若男女のバリエーション。誤解を恐れて言えば、なんかもっとこうなんていうか自分も含めてもうちょっとこうじゃない違う感じの人たちだとおもっていたりしたりしたのだけれど、すごく普通すぎる感じで拍子抜け(?)
しかし、並ぶよ。
ぐるっと会場を一周。10時に並んで会場入ったのが10時50分。実に1時間弱かけて幕張メッセの周りを一周するスポーツ健康イベントです。
時給換算すると、ダイレクトパス(前売りで優先的に早く入場できるやつ)を買っても良いのかも。お金で解決できるのならばそうするも手かと。なんせ年取ると持久力が著しく落ちるので最初に削られると目的が縮小することもありやなしやなのだよ。
で、入場。みんな見ていると慣れているのかガイドブックの会場図も見ずにグングン進んでくのね。自分はしばし、会場図とにらめっこしてようやく第一のお目当てに到着。
今回、自分の財力の範囲で3つの目標を立てていたその一番上位がklondikeさん。
どのフィギュアも本当に素晴らしいのですが、
狙いはこの娘。Luce。このリアルとも人形とも二次元ともつかないギリギリで成立させている感じが圧巻。
そして次は、リアルフィギュア応援団さんのブースへ。
ここでは、尊敬している二人のフィニッシャーさんにお会いすべく。
最初は田川さん。
実際にお会いしたこと無く、ウェブ上で作品を観た時「この人は本当にすごい」と単純な言葉しか浮かばないほど思考停止してしまうくらい衝撃を受けた。実物をずーーっと観たかったので、今回やっとかなうことに。
しかも、ご本人もいらしたので不躾にも声をおかけしてしまったところ、作品同様すごく優しくてセンシティブな方。
その作風は圧倒的なまでの「皮膚感」。作品を目にすると写真で想像していた以上の匂い立つような生命感を感じる。
フェイクを超えてしまうとそれは本質に限り無く近くなってしまうのであって、違和感が無く小さな人がそこに立っているような気がしてきましたよ。
写真じゃ、伝わらないなぁ。
そしてもうひとかた。今回は作品の展示はあまり無かったのだけれど、以前別の展示会でジオラマ作品を拝見した時、漏れだすようなドラマ性を感じて、しかも観るたびに見えてくるドラマが違うという、「えっジオラマってこんなことが出来るの」と圧倒された作風のかた。
ご本人を紹介します。
土門さん、です。え?フィギュア作者の方が、土門さんのフィギュアを作成し、そのデコマスを土門さんが自ら仕上げた作品。
土門さん、モデラーだけでなくデスメタルボーカルでもあるんで、フィギュア化されるほどあちらこちらで人気者なのね。
で、お声かけさせていただくと「あっ来てくれたんですね」って握手。いや初めてお声かけしたのですが…とドギマギしていると、フェイスブックでのやりとりを覚えて下さっていたとのこと。すごくないその記憶力。こっちは尊敬してる身だけど、土門さんは業界の真ん中にいる人でお友達申請の受理なんて沢山あるんだろうに…。
ところで、土門さんフィギュア、購入しませんでした…出来ませんでした。
いやね、購入しようと思って何度も観にいったのですよ。でもね、どうしても買うまでいかなかったんです。
なぜか。 この作品はゾンビを倒す姿を表現しているのだけれど。わたし、ゾンビとスプラッタが苦手なんです。ホラーはどうにかなるんだけどゾンビとスプラッタはどうしてもダメ。
ところが、土門さんの作品のテーマの一つにはゾンビというのが明確にあるんですよね。土門さんの作品は大好きだけどゾンビはダメというアンビバレンツ。
すいません…。
後は会場をブラブラしながら、雰囲気を楽しみつつ、しかしあまりの規模の大きさに疲労感ゲージも高まっていくのであった…
最初は小抹香さんのブース。
一部で圧倒的な人気を誇る「篠崎さん」
なんで、篠崎さんなんだろう。
本当にかわいいんだよね。
透明素材を使った「宝石の国」のシンシャ。って書いたけど、知らない作品(ごめんなさい)。髪に隠れてしまう表情が切ない。
こちらは、さらに切ない作品。かわいい少女と猫。それと戦闘という組み合わせが残酷な圧巻のシチュエーション。
同じ切ないでも、こちらは人魚。うまく写真が撮れなかったけど、体の線がすごくきれいな作品。
大輪舎さんのブース。女神転生からなんですと。懐かしいぞメガテン!ファミコンで二十数年前に遊んだぞ!!(多分違う)女性の細身の体から大胆に大きな魚のひれに繋がっていくのが、不自然なく一つの流れのようになってる。ちょっと目を奪われた。
そして、リアルフィギュア系の人に絶大なる人気を誇る、しゆまいさん。
ところが、中心に展開されているシリーズがsurvivalといって、ゾンビテーマっぽい。
作風は大好きなんだけれど、造る勇気がどうしても無いんだよね。
と、いうことで、そのシリーズ以外から
「BRC」新作の胸像。表情がすばらしいよね。特に口元。沢山の方が写真撮ってた。
「Wind Rises」こちらも新作の女子高生(かな?)。
表情がすばらしいよね(完全に思考停止状態)。
この人の作品は、いつか造ってみたいと思ってる(ゾンビ関係無いやつ)。
そのためにも腕を上げないとなぁ。
ここからは、途中で見つけた面白作品。
まにまにさんのブースのぐらまにさんの作品。動く廃墟エレジング。
これ、本当に欲しかったけど、自分の時間と技術に相談した結果、今回は見送り。
でも、飾ってあったらちょっと会話が弾みそうな、面白い作品。
同じく気になったけど、手を出せなかったのがキネティッカさん。
芸術作品のようなたたずまいだけど、ちゃんと動く。こういうのそそられるんだよね。次回チェックしとこうと心にメモ。
そしてそして同じく、気になってあやうく手が出そうになったMUSHIBUCHIさんの可動昆虫。
その名のとおり、動かせる昆虫。欲しいだろ?男なら絶対欲しいはずだよ。特にななふしだろ?わかるわかるよ。俺も男だもん。
これは買っても良かったかも。しかしこの頃には体力ゲージが最下層を低迷しており、もう判断力を失っていたのだ。
さて、ここから大手業者さんブース。なんだけど、すいません。写真も内容もスカスカ。
実は残りのお目当ては大手業者さんブースにあったんだけど…。
ひとつはワンフェスメインキャラクターワンダちゃんのキット版。写真は海洋堂ホームページから拝借。
基本は完成品なんだけれど、150個限定でキット版を出してた。しかし、どうやらすぐに売り切れだった模様。
完成フィギュアは買わない主義(どうでもいい主義だなおい)なので、ここはあきらめ。
もう一つは海洋堂の1/35マシーネンだったんだけど、これからあの沼に足を踏み込むか逡巡の後、体力ゲージ復活ならず。
と、いうことで大手業者さんブースは体力的都合でスカスカですが、どうにかゲージを取り戻した趣味まっしぐらネコまっしぐらのマックスファクトリー3枚。ここで力尽きた。
PLAWAXよりクラッシャージョーのアルフィン。
これとダーティペア。出たら買います。買わざるをえんよ!君!
自分ゲーム史で燦然たる一位の座を譲ったことの無い、スペースチャンネル5より、うらら。
すごすぎるぞ、このチョイス。
figmaでの発売で、自分は完成品は買わない主義だが、その主義が恨めしい。
同じくfigmaから、グラビティデイズのキトゥン。
うぅぅ、頼む、PLAMAXで出して〜
最後に
モスラ操演を実演。東宝怪獣で一番好きなのがモスラなんだよなぁ。モスラの好みどおりのキットがあったら買うんだけどなぁ。
ということで、最後に戦利品です。
土門さん。サイン付きカード。ごめんなさい。フィギュア買って無いのに、カード頂いてしまって。えっと手に持っているものはトリミングしました。
RAPTUREさんブースの宇宙服ネコ。ぐいっと心奪われたのよ。
同じくRAPTUREさんブースの空間作業用スーツ。写真だと見にくいけど、同じく猫です。
工作次第で可動だよ。
そして
klondikeさんのLuce。これが、上手く作れたら、モデラーとしてのステージを一つ上がれるような気がする。
そんな、思いを込めて造ってみたい。
だって、こんな表情で造れるんですぜ。
以上、ワンフェス初参戦のレポートでした!
次回レポートする時は、
1 下調べしない
2 ちゃんと写真撮らない
3 途中で疲れきって帰ってしまう
ということの無いようにがんばります!
無理しないようにも、がんばります!!!