プラモデル「メカトロウィーゴ」
- 2016.12.18 Sunday
- 02:36
JUGEMテーマ:プラモデル
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/35「メカトロウィーゴ」(ハセガワ)
メカトロウィーゴのレビューは3回目ですな(←お約束の偉そう導入)。
ということで、改めて。今回のレビューは、こちら。
実際は、この「あか&きいろ」の他に「みずいろ&ももいろ」のセットのレビューですよ。豪華4体立て!
さて、なんで3回目のメカトロウィーゴなのかの説明なのだが、この時期に必ず準備するものそう年賀状。
来年の年賀状ネタを何にしようと考えながら、今年これまでに造ったのは1「艦」、2「艦」、3「くまモン」、4「戦車」、5「戦車」、6「美少女フィギュア」で、年賀状的には3、6あたりが可能なわけだがしかし、3は使いまわすには少々気が引けるし、6は清水の舞台から飛び降りるくらいと思われる(清水寺に行ったことが無いので本当のところよくわからない)程度の勇気は必要と思われるもののその程度の勇気は持ち合わせていない。
酉年ということで頭をかすめたのは
悪くは無い。悪くは無いが、悪くない説明が今一つ自分の中でまとまらず。
結局、無難と言っては語弊があると言うこと自体語弊がありそうだが、再びウィーゴ君にご登場いただこうと相成った次第でござりまするよ。
そして、ついでと言っては何だが、自分の中のウィーゴにけりをつけるべく、今まで作ったウィーゴを再塗装し直そうという、長くなりましたが今回はそういうレビューです。
実際に手を下すのは
このウィーゴ。去年、サル(アスカモデルのプラモザル)にバトンタッチする役を演じてくれた、羊風ウィーゴ。1年間がんばった感を出すため、古いイメージで造った。
それと
この左側の赤メタルウィーゴ。初めて作ったウィーゴでサクッと筆塗りで作った。
この二体には
お風呂(シンナー漬け)に入ってもらうこととなります。羊君は頭だけお風呂に。ボディは結構お気になのでそのまま使用。
そして眠っていたキットにもご登場願う次第。
全てのウィーゴが今蘇る!プラモデルのバン○イ!いやいやハセガワ!
もう手なれたもんだから、全部パーツ外して組んじゃうもんね。
特に今回は下地を丁寧にやろうかと思い
ツルツルになるまでやすりがけ。ゴッドハンドの神ヤスは曲面では本当にべんりだわぁ。
筋彫りもちょっと深めに。BMCタガネ大活躍の巻。指が汚いことは気にしなくていいよ!
こんな感じで
下地作りは終了。一番奥のはボディそのまま。
4体のウィーゴはそれぞれ性格の違うタイプという脳内設定で造ります。中年になるとこういうマネジメントコントロールみたいなこと考えるのがすごく好きになるんだよねぇ。よく居酒屋とかで聞こえるでしょ。適材適所がどうとか自分を棚にあげたような世迷言を。
まずはボディをそのまま使うタイプは
頭を新たなパーツに挿げ替え。色は白、きいろ、緑の調合色。レトロっぽい雰囲気で。イメージはプラスチックのボール(台所で使うやつね)のイメージ。
二体目はメタリック仕様にするためごみ取りを入念に。
最近便利に使ってるのが、Mr.HOBBYのMr.ゲルクリーナーなんだけど指が汚いことは気にしなくていいよ!
こんな感じにグロスブラックにして
驚異の塗料「メッキシルバーNEXT」をエアブラシでフワッと。
ギンギラギンになる三歩位手前な感じでさりげなく。
この塗料は完全乾燥すると本当に強い。カバーは全部メッキシルバーNEXTで塗装して、他の部品はファレホのメタルカラーシリーズ。
バーンアイアンとアルミニウム、ジェラルミンなどを使用。
この塗料も上から
こいつでコートすると強いし金属感は失わないしむしろ金属ぅぅぅって感じになる。ちょっととっつきが悪いけどね。
で、こんな感じ
渋い。
三体目は、あか&きいろの赤い整形色を活かした感じに仕上げてみるね!(←書くのに飽きてきたので語調を変えてみた)
筋彫りした上で、明度を上げまくったオレンジをスミ入れ。その上から
これを砂吹き(ざっくりと遠くから荒く吹く方法。いきなりたっぷり吹くとエナメルが溶けだしちゃうから)。を数回重ねて
最後はテロテロになる位吹いて終了。数日開けながら5回位吹いてみた。本当はこの後コンパウンドで磨こうと思ったけど、面倒くさく十分綺麗になったのでこれで良しとする。
最後の四体目。
羊ツノを外して整形する予定が、ふと思いついてこのままにしておくことにしたんだけど、指が汚いのは気にしなくていいからね!
で、ボディも急遽ピンク色に塗り替え。
ガイアノーツのウィーゴ専用カラーのももいろを使用。元がきいろのウィーゴなのにあえて他のウィーゴの基本色であるももいろに染められるとはどんな思いがあるものだろうか。社会の縮図をそこに見たり、見なかったりしないだろうか。
で、足の裏の塗装はファレホで筆塗り。ムラが出ないんだよなこの塗料。
目の仕上げだけども、今回はお手軽でありながら効果的なアルミホイルを使用する方法を採用。
アルミホイルをパンチで丸く抜き取ってって写真で見ると指紋が汚ねぇなぁ。
で、こんな感じに目の中にアルミを入れて目のパーツをはめるとキラリンっとするんだけど、汚い指を見ないで!お願いぃぃぃぃ!
などと恥辱に溺れているうちに、後は組み立てだけに。やっぱ四体を同時に仕上げるって意外と大変。
四体同時完成!合体はしません。
では、一体ずつご紹介。
地中から発掘されたウィーゴ。ウィーゴのオーパーツとも源タイプとも言われていたりいなかったりするらしい。
「不器用ですから」が口癖だが、特にセーターを着たりはしない。
古いウィーゴということで、ところどころ古っちぃ感じに。目はブルー。こいつだけはアルミホイルでは無く塗装で目の奥をシルバーで塗装。正直、こいつを作っている時が一番楽しかった。ウェザリングが好きなんだなぁ僕は。
ボディはいじっていないので以前のまま。下の塗料が染み出してきた感じって我ながら良く出来てんなぁ。
二体目は最初に造られたウィーゴという(勝手な)設定。
稼働してから以降、塗装の機会を拒否し続けている。量産型のウィーゴより高級な部品が使われていることが最大の自慢。
プライドの高さと高級感を出すため目の色はブラウン。腕関節の塗料が剥げてるね。
パーツごとに違う塗料で塗装している。写真だと分かりづらいんだけど、結構重量感あるのよ(当然、もったら軽いけど)
四体の内、唯一キットに手を入れていない素組み。
三体目は量産型。
量産型で可も無く不可も無く。安い材質で造られている。子どもと違和感無く遊べるため、7歳ぐらいの知能&感情にプログラムされている。
目は紫なんだけど、これだと群青に見える。
出来る限り、カラーイメージはウィーゴらしさを残しながら年末らしいカラーリングにしてみた。一応、この四体では主人公設定。
赤の部分はキットの色のままなので、玩具感が出てると思うがそれは当然と言えば当然だな。
最後の四体目。
実験的に作られた新たなウィーゴ。嫉妬や虚栄心などより複雑な感情がプログラムされている。
目はピンク。というか目もピンク。ツノを取らない方向で行こうと思った時に感情がはっきりした設定を考え付いたが今から思えばツノで無くてもいいじゃん。大体、寝不足の時の良いアイデアは後から考えるとそうでもないことが多いな。なんでもそうだけど。
ボディは艶消しにして、柔らかいイメージ。スキンをまとった感じね。
全身ピンクなんだけど、ちょっとずつ色味を変えてる。が、あまり効果的では無く、大体寝不足の時のアイd(ry
「おい、君大丈夫か?」「……」「ハイハイ!多分、疲れてるんだと思います!」「ロボットが疲れるわけ無いでしょ!」「自分、不器用ですから…」「あぁ、立つのが億劫なのね」
「いいこと!これからのウィーゴは人間の喜ぶことばかり考えていてはいけないと思うの。だって、それが人間を良くするとは限らないじゃない。だからこれからのウィーゴは、人間がどうあるべきかを見極めつつ、最良の付き合い方を模索するべきだと思うの。今日はそのためのプランを用意してきました。ひとつめのプランは……(その後、3時間話し続けたが、ロボットなので誰も疲れない)」
「あたしのプリン食べたのあんたでしょ!」「&%4#%%?*&」「なに言ってんのよ!ごまかさないで!!」「あやまるんだ。プリンごときで腹を立てるのもおかしなことだがあやまって済むならあやま」「そういう態度が余計むかつくのよッ!!!」「お嬢さん…食べたのは…わたしです…」
まぁ、そんなこんなベタなお芝居をしつつ。多分、今年はあと一度のブログ更新で終了です。
早いものでもう年末。
みなさま、お風邪などひかれぬよう。
では、メリークリスマス!!
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