JUGEMテーマ:展覧会
このブログは高尚なのだよ
第9回日本美術展覧会にいって参りましたレポートとなります。
ビジツゲイジツに全く縁もゆかりもない自分にとって日本美術展覧会いわゆる日展は耳にしたことはあっても実際に意識をしたことは初めてで、え?まだ9回しかやってないの?もしかして数十年に一回とか?それとも意外と新しいイベント?とか??だったのですが、当然とてつもなく歴史も意義も高い展覧会でした。
簡単にお教え差し上げると、明治40年に第1回が開催(当時は文部省美術展覧会)されてから実に百有余年続いてきた展覧会で、常に新しい時代に合わせ脱皮を重ね、平成26年の改組に伴い新第1回日展として改めて開催されたのです(と、公益社団法人日展様のHPに記載されています。はい)。
今回は時間が無く、本当は5部門(日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書 全約3,000点)全てを一日かけて見たかったのですが叶わず、駆け足で本命である彫刻部門だけ見てきたのでした。それでも大満足だったので、全ての部門の作品を見て飽和酔いしたかった。
いつもながら、まったくビジツゲイジツにセンス無い自分の個人的趣味・無学・偏見で語る、印象に残った作品のレポートですので、識者の方は寛大なお心でよろしくお願いします。
「まつぼっくり」森田一成
自分の趣味から言うとあまり好みでは無いながら気になった作品。
今的感は感じられないんだけど、なんていうのかな。
まつぼっくりと言われればそんな感じだけど硬さよりも柔らかさ。
あと、子どもってこういう瞬間あるよねって思う。無邪気ゆえの無人格というか不気味とも無心とも。
「MACBETH」紺谷 武
空間に存在している異形に誰もが意識しざるを得ないと思う。
勝手な感想だけど。
枯れ木のような表現も含め、マクベスと知らなくても、その不合理かつアンビバレンツな悲劇性を意識してしまう、
存在が物語をそのまま体現しているような見事な作品。
「夢案内」諸井謙司
写真ではわかりづらいけど。でかいのよ。
でっかいパンタローネが夢案内してくれるって、もう悪夢じゃん。
いや悪夢みたないなわかりやすいものですらないかもしれん。
うつむいて、導くように背をかがめている様子から誘っているのは多分子ども。
いい人かも知れないけど、着いていくとやばそうだし、着いていかなければ目覚められないし。
とにかくやばいって子ども心に思いそう。それがもう悪夢。
「響き合う明日」中村優子
心が響き合っているのかな。明日に対しての希望を持つ人なのか。それとも希望を擬人化したものか。
響き合うことは心地良い。そのとおりこの作品からは何気ない心地よさを感じる。
弥勒菩薩のような少し唇が緩んだアルカイックスマイル。
荘厳というより身近を感じるのが素敵で見ていて飽きない。
「singing figure」宮坂慎司
多分本来の作者の意図とは違って、自分の性癖満載で良いと感じているんだけれど。
彫像で人体の部分が消失している表現がすごく好き。
見えないところに血の通いとか臭いとかをリアルに感じる。
その性癖から言えば、この作品は最強。
シン・ウルトラマンのザラブも好きよ。
「らぶ らぶ」境野里香
かわいいは無敵。
ぬこは少女が好きだし。
少女はぬこが好きだし。
鑑賞者は少女を好きになるし。
少女が好きなぬこも好きになるし。
らぶらぶの空気がかわいいに埋まってる
椅子が鉄製なんだけど木ならなおさら良かった。
石膏作品なので鉄じゃないと重み支えられないのかな。
スパッツ選択したのがなおさらよき。
「ウサギを抱く少女」植田 努
ストレート勝負なのが潔いかと。
ウサギがちょっと寓話感ある存在。
一方、おっかなびっくり抱いている少女の表情は愛しさと命を抱く怖さが浮かんでる。
半袖、クロップドなパンツに裸足というのが今風なのもよき。
一番はストレートな勝負なところ。清い。
「hip-hop」中山邦彦
今を瞬間として特異点にしたとき、どんな表現があるんだろうというのが自分の興味というか見たいもので。
そういった意味ではマスクをした彫像とかあったら、これは!と思ったと思うんだけど、あざとすぎるのかさすがに無かった。
かといって、こうじゃないんだよな、と思ったのが申し訳ないがこの作品。
今を切り取ったのだろうけれど、切り取った瞬間に過去に移行していくのが図らずも(あるいは意図したんでしょうか)強く感じられてしまった。
しかし、こうした作品が未来において大切にされるのもまた想像できるところ。
「街角」新澤博志
自分にとって今の瞬間を特異点とするって、こういう作品。
展覧会場でふと視線を感じると彼女だった。
まさしく今の「街角」が瞬間そこに現れた。
体型も魅力的だし、服装もおしゃれで上品。
彫像は時間を超えて普遍的に存在するため裸体が多いのだと思うのだけれど、自分的には「今」だから表現出来るものをみたい(例え、数年後に古びて見えても。って鑑賞者のエゴそのものだけれど)。
「naturally」宮本久子
と、裸体がどうずらと言っておきながらこの作品。
裸体の女性像って多いのだけれど、自分にはあまり響かず。すごいな、とか、手間、お金、時間がかかっているなぁとは思うけど、どうしても公園とか市民館とかに立ってる「明日への希望」みたいな、どうでもいい(これは相当失礼な言い方だけれど、そう思っているのが事実)のと同格に捉えている。
その中で、この作品は題名の通りまさに自然。なんか理由はわからないけれど裸でそこに立たされた感が満載している。
この顔ですよ。敢えて言えば仏頂面。
体系的にも表情的にもキレイに見せようとか芸術的存在になろうとか感じていない。
まさに「自然」。
「アルテミスとアポロン〜隣の星は何色〜」
長いけどちょっと興味をそそる題名。
アルテミスとアポロンといえば当然兄弟だし、月と太陽の偶像。
にしてはアポロンいないじゃん。
アポロンいました。
てか、アポロン?この二人って双子でなかったけ。
寓話はともかく、この作品、彫像としてのサービス精神に溢れてる。
まずは後ろに回らないとアポロンみつからない設定。
アルテミスが全体的に三日月のような印象。同時に狩猟の神でありながら勇ましくも無くむしろ静かに落下していくような、静的なスタイル。
そして何よりもアルテミスの服装がまったく現代。
こういう作品ってずっと見てしまう。
片膝を抱えて静逸な表情。
隣の星って何なんだろう。
穿ったことを考えると、処女性の象徴であるアルテミスが現代で恋をして、天空から追放される様かとも思える。
つまり隣の星とは人間。
色々と想像がはかどるのが面白い作品。
「泡沫の躯」坂本 健
繰り返すようだけれど、人体の部分が消失している表現が好き(性癖)。
サモトラケのニケとか大好き(本物みたこと無いけど)。
そうした作品群の中で、この作品が性癖に刺さった。
正面から見る印象と横からの印象が違うのが魅力。
ぐっと腰が絞られて魅力的な女性像になっている。
でありながら題名が「泡沫の躯」。泡沫だし、体じゃなくて躯だし。
諦めて、惜しんで、萎えて、命と血が通うことを意識的に否定して、ストラクチャであると信じ込んで。
人魚のような、そんな苦悩と悲しみを感じた、作品名と題材がリンクした印象を持った。
「ルームウェア」酒井 華
もっとも『今』を感じた作品。
今回の日展の全作品中唯一(だと思う)、体型がまったくわからない!
もっともリラックスするはずの場所である自分の部屋で、芸術的物語では裸で過ごす訳だけれど、実際はもっともリラックスした格好となる。
それなのになぜか不安定なやたらやわらかいクッションに立って半眼。
この内面性の具現化と生活感の両立ってけっこうすごくない?
怒ってる?とも思うし、ぼーっとしてるだけとも思う。
なんか女子の捉えどころの無さみたいな、どうすりゃいいのよ俺みたいな感じもある。
なんでクッションの上乗ってるのよ。何が言いたいの?みたいな。
でも、そんな一方で素の彼女の可愛さも溢れてる。
髪型も違和感ないし、もう本当にどこにでもいる普通のこ。
あまり技術的なことをいうのは知識も無いから避けてるんだけど、服の柔らかさ、クッションの沈み加減、服の下にあるであろう体躯の現実感、すべてが一体となって瞬間を切り取ってる。
自分にとってはまさに理想を具現化してくれた作品。見飽きない。でも自分の部屋に置いたら、いつ怒られるか想定できないヒヤヒヤ気分が抜けなそう。
「流露」永江智尚
一瞥して「少佐!!」とは誰もが思うところだと思う。
そう一度思うと少佐にしか見えないし、作者もインスパイアされたのではないかと勝手に思うのだけれど、それをここまでの存在として昇華したのは驚嘆しか無い(勝手な言い分)。
筋肉質の彫像は数あれど、女性をモデルにした作品を見たのはこれが始めて。
浅学ゆえかも知れないけれど珍しいのでは無いかしらん。
素直にかっこいいし、魅力的。
それ以上にパラダイムシフトとなる作品とも感じた。女性としてのシンボルを保ちながら力強さは男性彫像にヒケを取らず、そして魅力的。決してアンドロギュヌスではなく女性としての存在、もとい女性という存在の魅力に満ちている。
以前から、男性の裸体像には性器が表現されるのに、なぜ女性の裸体像ではまるで否定するように削り取られているのだろうと思っていた。性の人形化が女性彫像の規範なんだろうと素人である自分でもわかっていた。
この作品はこうしたスタンダードなハードルまで軽々と飛び越えている。
そして見よ!この背筋。抱きしめられたい。ギリギリと。
「悲しみ」井上 智
「悲しみ」って作品名はありきたりと思っていたけど、こういう可能性があるからどんなことも侮ってはいけない。
作品名には余計な修飾も無く、シンプルそのもの。恐れず言えば陳腐化していると感じさせる恐れもある(自分も作品名だけなら陳腐と思う)。
作品がここまでケレン味の瀬戸際、崖っぷちまで狙ってきていれば、シンプルな作品名の方がむしろ全体を調整して見事に作品を着飾らせる。
わかりやすく言えば、この作品に「うらみ」って命名したら、まったく違うそれこそケレン味そのものの存在になってしまったかも。
また、陳腐化するかと思えた「悲しみ」も、この作品の名前だとすると「やばみ」「つらみ」のようなライム感さえある。
無垢なる白いあくたから立ち上ってくる色と形のあるものが「悲しみ」だとしたら、それはまだ意識下にあって顕在していない思いなのかもしれない。
そして、この作品を鑑賞する上で大切なことは、前から見ても後ろから見てもパンティラインがしっかりと視認できるところにある。仮にイチジクの葉が薄い布になったとしても歴然と人間の存在性を表す刻印であるならば原罪として受け止めるべきものなのだ。そうなのだ。
尻マニアにも大腿部マニアにも膝マニアにも、もちろん中二病の皆様にもしっかりと応えるこの存在感こそが、今を生きる作品だと、私おそれず申し上げます。
惜しむらくは、足首マニアとか足指マニアとか足指間マニアとか……
処理がしっかりされている全身と荒々しく彫られた頭髪が、無意識から表層に出でようとする「悲しみ」を体現しているようで、本当に素晴らしい。願わくばヘソが欲しかった。
いずれにせよ、ガンダムの産湯につかり、エヴァの乳を飲み、まどマギの洗礼を浴び、リコリコを胸に刻み、水星から来た魔女に思いを募らせる諸君にとって、間違いなく好きな作品のはず(我も)。
天地人ー散華ー 阿部鉄太郎
今回、日展に来たのもこの作品を直に見たかったからに他ならない。
この阿部鉄太郎という方、高知県に身を置き高知大学にて教鞭をとられているので、関東ではこういう機会が無ければ作品に直にお目にかかることが無い。
というより、コンスタンスに作品を発表し、積極的に出品され、実物を拝める機会をくれるのがなによりありがたい。
以前のエントリー「第51回日彫展」でもご紹介したが、この方の「YUKIONNA」と言う作品に目を奪われ、それまで古くさい物と記録されていた彫刻に対するメモリーをオーバーライトする経験を与えてくれた方なので、身近で(身近でも無い距離だが)見られるとあればぜひとも、時間は無かったけど、ぜひこの作品だけでもと。そんな気持ちで走り込んだ(って大げさに書いておく)。
この人の作品は伝統やコードを大切にしながらも、古くない。
なぜなら『かわいい』。もう一度書いておく『かわいい」。『かわいい』は正義である。大事なことなので4回言う「かわいい」は正義。
『かわいい』が、『萌え』が、『尊い』が、人の心を底根から揺さぶるのであれば、それが今の芸術であることを確信すべきだと思う。
アカデミックな領域においては、そうしたものを直接取り入れるのは時期尚早だというのであれば、そこにギリギリチャレンジする芸術家こそが過去と今と未来を繋ぎ止める宿命を負っているのではないか。
「悲しみ」についても同様の感情を覚えたところだけれど、この方の作品の方がよりダイレクトであり、より挑戦的だと思う。
いや、実のところ挑戦的だと思ってしまうところに、アカデミックなゲイジツのどこかに存在する老害が垣間見えてしまう。
欧米、日本とも近代の小説や書物には若かりし頃芸術作品に恋い焦がれてしまったという表現が散見される。
今の人達が恋い焦がれる3D表現の体現者を「フィギュア」という。
この「フィギュア」は数十年という技術的革新を経て好事家だけのものではなく、社会一般通念的に愛されるものになってきたではないか。これをポピュリズムといって一派一絡げに切り捨てるならばそもそも芸術ってなんなんよ。
阿部鉄太郎さんの作品は、そこに切り込もうとかあえて挑戦してやろうとかここでいっちょ有名になってやろうとかこんなものがみたくてしょうがないんでしょねねとか、そんなことはどうでもよくて、ただそこに「かわいい」のであって、故に逆説的になってしまうが挑戦的なのだと感じている。というかそう自分の中で整理がついた。
「天地人」というメインタイトルがいい。「天の時は、地の利に如かず。地の利は、人の和に如かず。」
もうね、オタク大喜びなわけじゃん。「人の和に如かず!!」って。
このかわいい女の子がね、そんな大意を内包しているそのドラマ性。
特にワインをテーマとした連作でもあるということで、すべての作品が整ったときの人の和とは如何に?というワクワク感に溢れている作品なわけです。
急に話しは変わるけど、この横腹から胸、そして脇から肩、二の腕を伝って肘に至る柔らかさ。
最高じゃん。
寄って見ちゃう
そしてサブタイトルの「散華」。
特攻とかの陰惨なイメージを持ちながら、どこか百合の終い香のような濃厚でいて高潔な淫靡さも感じさせる。
このタイトルをまさしく体現する、この作品。
まるで、消えゆく若き魂の脇にふと現れて、不思議そうに「なんで死んじゃうの?」ともいいたげな。
一方、死にゆくまだ幼い兵士はそこに安息を見出し、触れたく抱きしめたく手を伸ばすような、そんな空間が匂い立つ。
男にとって(男目線だけで申し訳ない。自分が男なので実感として)、女性に見下ろされるその時が快感で癒やしで幸福であれば、そこは大体唯一の居場所になるものだ。概ねの男は絶対そうだと思う。赤い彗星も絶対その手の男だ。
男は多分、一生そういう存在(男だろうが女だろうが、仮に人で無くとも)を求めて死んでいくのだと確信している。
また話しが変わるけれども、この人の彫刻は毛がイイ。
毛を彫ってやるぜ!って感じじゃ無くて、毛の本質を表現出来るのであれば、その立体性や構造性は捨ててもいいと思っているように思う。それが思わず触れたくなるような実在性を感じさせる。いや、そんな言葉で語ってはダメだな。好きな女の毛はすごく好きだという、そういう気持ちを想起させるが正解。
「流露」でも書いたけど、女性の性を人形化するのが彫刻の規範であるならば、敢えてこの人が表現する陰毛をみてみたい。それはとんでもないことになるとは思うけれども。
いつもながらの放言に終始してしまいましたが、何かあるいは誰かを意図的におとしめるような気持ちは全くありませんので不適切でしたら、ご指摘下さい。即座にエントリーを消すなり、書き換えるなりいたします。どうぞどうぞ素人の世迷い言と思い、ご寛恕くださいますよう。
さて、東京での第9回日展は終了してしまいましたが、これから巡回展が主要都市で開催されます。
詳しくは、こちらの日展様のスケジュールをご覧ください。私は一部しか見られませんでしたが、その全てが圧巻、です。
また、現在新作に取り組まれている、阿部鉄太郎さんのTwitterはこちらになります。過去作も素晴らしいのでぜひご覧ください。
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JUGEMテーマ:プラモデル
傑作キットをそのまま造ってみた。
ハロー 80億人のインターネッツ
このブログ終わったかと思いましたか
終わってませんでした
しつこくせこく生き延びております
闇の中ひっそりと身を隠し世に出る機会をうかがっていました
ウソです
色々とやっていたのよ
でもどれも中途半端に投げ出す始末で
ようやくパチグミを作り上げた
今回はそんなエントリーであるとともに
ついに美少女フィギュア枠のアップ数ががAFV枠を超えた記念すべきエントリーでもある
今日以降、私をAFVモデラーと呼ぶことは許さない
美少女フィギュアモデラーと名乗る所存である
などという能書きをいつものように垂れ流した今回のプラモはこちら!
「VOLKS INC. ブロッカーズ フィオーレ”ドラセナ”&“ネビュラ”」
今回のキットは造って思った感じた惚れた
一番かわいいぞ!!
パッケージの背面はこんな感じ
完成イメージ
逆側はクローズアップショット
こちら側を見せて摘んでも魅せる仕様
正面はOGUCHI氏のパッケージイラストのアップ
OGUHI氏のミクミク大好き
逆側はフル装備の完成写真
言わずと知れる ランナーが多いので今回も動画で一挙紹介
(音が出ます 気をつけて)
胸の造形がなんともいいのよ
つや消しをかければこの柔らかさ感とんでもないことになると思われ
時間がある時にツヤ消そうそうしよう
タンポ印刷されていない顔用の水転写デカール付
眉毛の上のラインはなんなのかな
後れ毛なのかな刺青なのかな
謎
インストもパッケージと一緒
塗装指定があるけれど清く7色
チークを入れてみよう!もいいよね
時間があるときチーク入れてみようそうしよう
とても標準的で標準的にわかりやすいインスト
他のキットと組み合わせることで“可能性は無限大に広がる”とのこと
キットの種類が有限ならば可能性も有限のような気もするが文系の私はすなおに可能性無限大と信じることとする
「クリエートコレクションズ」としながら作例が一つだけというのは文系の私は受け入れがたいことを主張したい
ポーズ集
ネビュラがドラセナを抱っこしているのがなんか苦しそうに見えて痛々しい
インストの裏表紙
ポーズコレクションの続き
「13」というのは13番目のフィオーレということなのだろう
ネビュラのパーツはつやつやで美しい
無塗装で造ろうと思うとき
この美しいパーツは処理が大変であることは自明であるなぁ
あまりみかけないこのゲージはなんだろう と思っていたが
多分湯まわりのチェック用だと思われ
しかし このゲージが途中で途切れているランナーもあったので
あくまで参考程度にしていることが慮られる
ということで このキレイなパーツの湯口をどう処理するか
ちなみにニッパーはゴッドハンドの究極ニッパー
こんな時 Mr.ポリッシャーPROがプロの腕前を見せつけてくれる
…実は当初は神ヤスとか使ってたんだけど手が疲れてしまったのです
途中からMr.ポリッシャーPROに切り替えたんだけれど
今度は振動で手指がシビれ始め振動障害になるかと思った
粗々フラットになるまで削りましたよ
ここで登場が100円ショップの爪ヤスリ
磨きだしまでが容易に出来るのと
劣化しても100円だから気楽に替えられる
今回は磨き出しの下処理をセリアの4面爪磨きを仕様
仕上げにセリアの爪ヤスリスティックを軽くかける
するとどうでしょう
湯口が目立たないほどツヤツヤに
どうしても密度の違いによる明暗の差は出てしまうけど
組み上げるとそんなに目だたないよ
こんな風に白化してしまった場合でも
同様処理でツヤツヤに
ブロッカーズは4mm軸ジョイントで様々なキットを組み合わせることが特徴の一つだけれど
このジョイント軸が結構渋い場合がある
しかし軸を削ったり凸部を広げると緩くなったり他のジョイントと合わなくなることが想定できる
そんなときはワセリンをすこーし使ってはめれば実に効果的
もちろんアカギレにも効果的
結構垂れ目なネビュラ
最初にドラセナを作るとネビュラ作成に手を抜きそうな自分のため
先にネビュラを造ることに
これは美プラ全般に言えるのだけれど
本体を先に造ると装備品とかがおっくうになるので
女の子は最後に造ることにし始めました
これで最後まで集中力を保つことが出来るようになりました
ネビュラの手は第3関節が曲がるので表情が色々楽しめる仕様
今回は初回の特典セットだったのでネビュラのクリアパーツとドラセナの追加顔パーツが付いてきました
基本 同じパーツ構成
クリアパーツでネビュラをもう一体組めるかと思いきや
頭部と胴体 装甲パーツのみ
せめて翼を付けて欲しかった
顔パーツはあとで改めて紹介します
タンポ印刷と同じ水転写デカール付
かといって得点セットに印刷無し顔パーツは入っていない
ただ瞳デカールはいくつあってもいいものだから
で 最後までモチベーション保つためクリアパーツも先に
クリアの湯口処理はさらに大変で
ここまでで作成時間の8割方を消費しました
やっとドラセナに着手
髪の彫刻がとても繊細でよい
後ろ髪が可動なども好印象
彫刻がシャープなのでおもちゃ感もない
ただヘルメットのためつむじがブロックパーツなのは…
ブロッカーズゆえ仕方ないか
内部構造はいたってシンプル
肩関節は胸側に軸受けがある
首は顔側のボールジョイントのみ
付け根は曲がらない仕様
ボディスーツ
いいよね
個人的に画期的と思ったのは
股関節から骨盤周りの表現
ボディスーツのハイレグがベルトの上まで切れ上がることで
大腿骨の関節が不自然に見えないようにしている
いままでどうしても足の付け根が魅力ダウンになりがちだったのを
デザインで軽やかに超えてきた
この表現はこのキットが最初だと思う
あともう一つ感心したのが
そけい部の表現
ちゃんとそけい部があるのよ
これ得点高くない?
顔パーツは追加含めて全12種類
まずは無表情の正面顔
目尻から涙袋のフレッシュピンクがダークな感じを醸し出しててよし
ウインク顔
泣き顔
使いどころが難しい
怒り顔
悪くないのだけれど
追加パーツの覚醒顔がよく出来ているので使いどころがあまりない
ここまでが標準パーツ
ここから追加パーツ
伏せ顔というか見下し顔というか
首関節の下への可動域が狭いので今ひとつ生かせない
にやけ顔
標準のウインク顔の両目バージョン
左右差が表情を豊かにしているので使いやすい
憂い顔というかつまらなそうな顔というか
これが一番ドラセナにビシッと決まる
もうこの顔が追加パーツに入っているだけで特典セットにした意味があったと思っている
覚醒顔
ここまではっきりしていると
使いやすさしか感じない
最後は標準の印刷無しパーツ
標準顔用
不満顔用
にやけ顔用
怒り顔用
その手のアレジャナイヨ
ブロッカーズフィオーレの評価はその真髄である共有ジョイントの存在にあると思う
素肌にこういうジョイントがあることに抵抗感を感じるかどうか
かくいう私も抵抗があって手を出さずにいた(ブログ的には可動フィギュアのエントリーは少ないのですが裏ではいくつかの美プラを造っているのです)
相変わらず抵抗はあるけれどドラセナはそれを補って余りあるキットだと思うところ
なにせハイレグとそけい部がすばらしい故
装備についても無用な穴があいているように見えちゃう
ということで全て完成でございます
不満顔かわいい
ハイレグにニーハイもフェチ度高すぎて良すぎて
不満顔かわいい
キットとして残念なところは一カ所
手首の関節をフレッシュにして欲しかった
いやフレッシュの手首ジョイントなんて他から持ってくりゃいいんだけれど
このね
ハイレグ、そけい部、ニーハイがね
フェチの三連星
おしりもよい
わかりずらいけど太ももに臀溝があるのだよ
これもよいね
髪の可動
後ろから見ると良さがわからないけど
正面から見るとすごい効果的な表現となる
なにげにブーツもフェチ魂をくすぐるデザイン
塗装するとまじやばい
左手に手甲を装備するとノーマルモード
このにやけ顔と髪の表現がビシッとはまるでしょ
ヒューマンモードとノーマルモード動画
(音が出ます 気をつけて)
ネビュラ
ドラセナの装甲となるので可動は限定的だけど中々にかっこいい
特に翼と頭のツヤツヤ感というかヌメヌメ感というかが良い感じ
シルエットはエイリアンのそれ
後ろから見るとスカスカ感は否めない
爪が可動なのはポイント高し
このヌメッとしたプラの感じが良い
クリアを塗装しなくても全然良い
湯口を目立たなくするのは大変だけど
ネビュラ動画
(音が出るので 気をつけて)
ネビュラを従えたドラセナ
フェ知的に正しい見下し顔をお楽しみ下さい
何度見ても良い腰回りをお楽しみ下さい
フェチさん向け動画
(音が出るので お気を付けください そういう音ではありません)
装備状態
装備状態動画
(音が出ます 気をつけて)
装備状態ドラセナとネビュラ
装備状態ドラセナとネビュラ動画
(音が出ます 気をつけて)
完全装備
完全装備アップ
覚醒顔が出ると怒り顔がかすむのよね
完全装備動画
(音が出ます 気をつけて)
はじめてのブロッカーズ
今まで造ってきた可動美プラでは一番かわいいと思います
これからどんどん発展していくジャンルだろうと思うと
楽しみなような楽しみなような楽しみしかないよな
プラモランキング参加中
ぜひポッチとお願いします
はげみになります
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JUGEMテーマ:展覧会
このブログは高尚なのだよ。
今回は趣を変えて、展覧会に行ってきたレポートです。
いつもの事ながら、個人的な興味と無学・偏見によるものですので識者の方は方は寛大なお気持ちでどうぞよろしくお願いいたします。
「第51回日本彫刻会展覧会 公益社団法人日本彫刻会」
なんでまた、わたしのような芸術に縁もゆかりも無い(二重否定)者がこのような高尚な場に赴いたかというと、ここ数年女性フィギュアを造るようになってから知った阿部鉄太郎氏という彫刻家の作品を見るためです。
この方の「YUKIONNA」という作品をTwitterで見たとき、始めて彫刻の女性像を美しい!、エ○い!(いい意味で)と脇腹をえぐられたのでした。
「YUKIONNA」阿部鉄太郎氏のTwitterより画像を拝借
「YUKIONNA」ブロンズ像 阿部鉄太郎氏のTwitterより拝借
これまで彫刻の女性像というと、古典的名作はともかく、どこか古くさく進歩が無いような印象を持ち続けていました(個人的感想)。
イメージは公園とか公的施設に立ってる「希望」とか「新たなる芽生え」(個人的印象であって具体的な作品を揶揄する意図はありません)みたいな名前のついた、しかしどこが「希望」でどこから「芽生え」ているのかわからない(個人的感想)、無表情の女性像(あくまで個人的感想)。
そんな自分の偏見を大きく覆したのが「YUKIONNA」だったのです。
そんなこんなで、日彫展に行きました。日彫展について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
まぁ、こんな無学な人間に来られても主催される方は嬉しくも無いでしょうが、裾野を広げるものと思って生ぬるくお許しください。
ということで、前置きはココまでで。沢山の作品の中から個人的感性と偏見及び性癖により厳選した作品をご紹介します。
「思案」梶川俊一郎
これさぁ、なにがどうとかって言う前に、こんなのが平然と置いてあったらまず普通は驚くよね。痩せさらばえてるし、法衣みたいなの着てるから哲学者か聖職者みたいな印象だけれど、とにかくインパクトがすごい。「思案」なんて生やさしい感じじゃなくて、宇宙の有様を観てるみたいな。そう思うと顔がウルトラマンにも似てる感じ。要は人間を超越した何か、みたいな印象を受けた。
「春告」二塚佳永子
普通なのがいい。普通の中学生か高校生が普通に立ってる感じ。何か特に訴える訳じゃ無いけど、特に生のきらびやかさとか、少女から大人へのなんちゃらとか無いけど。普通に立って、何かに気付いてる感じ。視線の先には花のつぼみか孵化した虫か鳥かなんだかわからないけど春を告げるものがあって、でもまぁ普通に見てる。で学校着いたら「春だねぇ」なんて語り始める感じ。今っぽい。
「白い祈り」高野浩子
作品名は大道感あふれるのだけれど。顔は端正で今時美人。なのに顔の真ん中にバリ(プラモ用語)が。さらに胸から下は空洞。彫刻無知者としては何を表現しているのか皆目わからないのだけれど、端正な顔と美しい指先に衝突する不完全感と禍々しくも見える胸元の凹凸と空洞。なんつうか抱きしめたくなるピュア感と近寄っちゃいけない人外感が一緒くたになって怖い。「白い祈り」って題名とは真逆の捉えをしてしまい申し訳ない。
「孤独な王様」田中厚好
結構好きと思った。写真だとよくわからないけれど、鶏の群像。これが荒々しい。背景にも爪で引き裂いたような跡があり、もうお前等鶏じゃない何かになってるだろう、と思う。まずもって近寄ったらタダジャスマナイ危険なやつら。
横から見たときの飛び出している感がえげつない。全身を表現するより平面からこちら世界に乗り出してくる方が暴力性というか、危険性というか、とにかくまずいぞこれは、と思う。これが角度からならティンダロスの猟犬で間違いない。「孤独な王様」という題名から社会風刺的なテーマなんだろうけど、もっと危険な暴力性と破綻性を感じた。好き。
「撓う」寒河江淳二
この作品名、一発で読めました?わたしは読めませんでした。ので今調べました。「しなう」と読むのです。それで棒持ってるのか〜。は、さておき。彫刻展ともなると女性の裸像はそれこそ沢山あるのですね。男性の裸像に比べたら10倍くらい差をつけると思います(個人的分析)。最近のマンガとかアニメとかのポスターに対して女性の消費をやめろ運動(活動?)はこうした現実には目を向けないのかしら。だって裸の女の人を公的な場所にいっぱい展示してるんですよ。どうなのよ ん?こんな夜中に誰か来た。誰だろう。ちょっと見てきます。
女性の裸像は芸術です!マンガやアニメみたいな下劣なものとは違うのです!しっかりとわたしかきましたからはぁはぁはぁ
で、女性の裸像がいっぱいあっても最初に書いたとおり、自分には昭和以前から進捗が無いように思え(個人的感想)、魅力を今ひとつ捉えきれない(無学故の感想)のでした。
そんななか、この「撓う(しなう、と読みます。もういいですかそうですか)」は今風の体つきなんですよ。痩せすぎず、ふくよかすぎず、ちょうど良い。実は本物はもっと良いです。写真だと今ひとつ魅力が伝わらない。
角度変えてみても実物には追いつかないのですが、この臀部の細さから大腿部の太さに至る線とか、上手く説明出来ませんが今風。
顔がもう少し可愛ければと思いましたが、昭和・平成を抜けた正統派という感じがしました。彫刻のこと全然知りませんが。
「KANAKO−ストレッチ」小野啓亘
これですよ!このわかりやすさ!かなこって人がストレッチしているねぇ〜、ってそれ以外の想像を全く許さない完璧な世界観。実物見ると本当に肩入れしてるんです。ちゃんと入ってるんです。肩が。肩入れしたことある人なら「いい肩入れだねぇ」って言います。骨と筋肉がちゃんと存在していて、その上の柔らかい皮膚感も感じるんです。ここまでの完成度があって始めてシンプルな題材として完璧になるのですね。お顔がチャーミングなのもポイント高いです。
「パッサカリア」片山博詞
パッサカリアとはスペインに起源を持つ音楽の形式です(今調べた)。そう言われると音楽的な感じもするけれど、これを見たときにはまったく思いませんでした、う〜ん、なんというか存在感。男性か女性かわからないのだけれど、無表情なのに魅力的なお顔立ち。スッとして気高い。もしこんな人いたら人間では無くて妖精かなんかの一種だと思うだろうなぁ。
人が持つことの出来ない要素を持っていてそこに憧れを感じる。ひとことでいうとおしゃれ。
「奈良の教室」前芝武史
これね、謎いんですよ。正座をして平身低頭祈っている感じなんだけれど。まず足は普通なんだけどそこからすねがすごく長くて大腿部から腰にかけてぼこぼことこぶが隆起してて、臀部は以上に小さく、背骨は凹んでいて、胸には乳房のようなものがあるんだけれど横に垂れてて、さらに手と頭が無い。もしかして見方が間違えているのかなと思うけれど、唯一確証がもてる足先からたどっていくとどうしてもおかしなものに見えてしまう。この作者の心象だとしたら、いったい奈良で何があったのか??と心配になる面白い作品。
「Expecting」岩谷誠久
まぁ、なんども言うけど女性の裸像が多いわけで、ちょこちょこ見ながら歩いていたわけですが、直前に見たものが目の端で異様に感じて振り返って真価がわかった作品。正面からでは気付かず、この角度から見るべきなんですよ。お腹の張りをみると妊婦とは確定しずらい。ただ、題名からもこの女性の視線からも妊娠したかのような印象はある。しかしおなかが大きく膨らんでいるわけでは無い。むしろ見事なのは下半身の力強さというかふくよかさ。妊婦なのか、それとも魅力的な三角形体型なのか。色々と考える作品でした。彫像は色々な角度から見るのが大事ですね。
「boolern1.1」宮坂慎司
繭の中にうっすらと女性の体が存在を示しているような凸面の板状の彫刻。ほぼ同様のものがうらめんにもあり二枚が重なり、間に隙間を造っている。一見精密なんだけれど何を言わんとしているのかよくわからない作品。写実的なとらえ方をすればずいぶんと残虐な作品にも見えるが、そうじゃない。きっと。題名のboolernはプログラミングにおける変数の型の一つで「真か偽かどちらかが入る」というもの(今、調べた)。とするとこれはどちらかが真でどちらかが偽なのか。いや、そんな感じじゃ無くて、この間に入る者が真か偽かという乱数みたいな表現をした作品なのかしら。
見たときは変数を表現していると思わなかったので、貝を模したら面白かったのに、と思ったのが感想。
「Second hand]神谷陸代
こういうことなんだよ、とつぶやいた作品。この作品は昭和や平成では生まれなかった。まさしく今造られるべき作品だと思う。人によってはマネキンと何処が違うの?というかもしれないが、現代性においてマネキンに負けるような作品を今でも造るのでは、過去のレプリカを量産しているに他ならないのではないかと思う。いや、言い過ぎました。ごめんなさい。
髪型、社会を受け入れつつどこか信じていない表情、なで肩、キレイで清潔な肌、着ざらしの柔らかそうな木綿のシャツ。今を生き、今を歩く青年(という言い方もどうかと思うが)を丁寧に表現している。古着を意味する題名も今っぽい(他の意があるのかもしれないけど)。
「夢一夜〜あなたの元で生まれたい〜」松宮紀代
なんとも不思議な作品。まずもって人間ちゃう。着物着てるし幽霊の様だけれど、大きな頭と大きな手をみると幽霊というよりは人外の何かという気もする。「〜あなたの元で生まれたい〜」という題名からは、まだ生まれていないわけで、輪廻転生がテーマなのかしら、と思う節もある。かなり大きな作品で、インパクトもあり、色々と想像を巡らせるのが楽しい。ところで手に持っているのは何だろう?
「夢枕」松永未来
ずるい
もう枕とかマグカップ(多分中はミルク)とかずるい
眠たそうな目も帽子(三角ナイトキャップ)もずるい
こんなんがいっぱいいたら、ぜったいイッテマウヤロ。今、を意識したときに、人生とは、とか、愛とは、とか、美とは、とか、そうした壮大なテーマ性を抜きにして脇腹をえぐってくるもの、今まではサブカルチャー的な扱いをされていたものとアカデミックなものとの融合というか昇華というか、そういうものがおもしろいのだと感じます。ずるい。
「天地人 -月光浴-」阿部鉄太郎
最後に、今回お目当ての阿部鉄太郎氏の作品。
まず他の多くの女性像と違うのは肌がキレイ。身長もちょうどかわいい位の高さで違和感が無い。
お顔は本当に今時の女の子。女の子がなりたい顔。甘すぎず、媚びて無く、冷たすぎず、ひねていない。でも無表情ではない。うっすらと口を開けているとエロティックな表現になりやすいけど眩しさに目を細めて驚いているような、恍惚としているような表情。
豊穣を意味するのか、髪から果物(ブドウ)が生み出されているようにも見える。
横から見ると、体からブドウの木を出している。よく見ると腹部が膨らんでいるので、もしかしたらブドウの木を産み落としている様子なのかしら、などという妄想も生まれてきます。体内からズルズルとブドウの木を生み出してくる美少女だとしたら、その発想の異常な神聖さに新たに作品を見直してしまう、そんな解釈の不思議さが横から見ると生まれてきます。
とはいえ、男である私は首から鎖骨の美しさ、両肩のラインの柔らかさ、小ぶりながらも豊かにたわんだ乳房がよく分かる、このラインからの鑑賞が一番好きです。って最後に品性低い発言となってしまいましたな。
ということで、作品は数多あったのですが、自分の琴線を震わせた一部の作品だけ感想を書きました。
美少女フィギュアの作品を見ていると、年々クオリティが高くなり、表現の豊かさや発想の面白さに引き込まれ、技術の高さに驚いています。
彫刻は、自分の中では「それに引き換え」くらいの印象しか無く、実際に今回行った展覧会でも、自分が幼少のころ学校で見たのと同じ臭いのする作品や、公園に棒立ちしているかわいそうな彼女たちによく似た作品がありました。大変な技術と労力、時間、そしてお金がかかっていることは、素人ながらさすがに理解しています。それでも、新しい何かに出会いたい、あるいは技術をつないできたものでも今から未来へ活きる作品を見たいと思います。
このブログで感想を書いたのは、そうしたことを感じ取ることが出来たものを選んだつもりです。
私は彫刻には詳しく無く門外漢です。その私が、阿部鉄太郎氏の作品に胸打たれた(惚れた)のは事実であり、彫刻は面白いかもと扉が開いたのも事実です。
最後に、言いたいことを言ってしまってごめんなさい。
歴史ある展覧会を拝見することができたこと、主催者の方々、作者の方々に感謝しております。
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傑作キットをそのまま造ってみた。
今、冬のオリンピック北京大会のフィナーレが放送中です。
そんな世界的イベントの時に、黙々とブログをあげる今日のプラモデルはこちら。
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 玄武 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
年末の青龍から始まった四聖獣シリーズも彼女が最後の一人となります。
ナンバリングは04。白虎に続く二人目なのですが、作成は最後になりました。なぜなら…
彼女が一番かわいいからだ!
変わらずのぎっちり感。
フェイスパーツはタンポ3種と印刷無し3種。これも基本仕様。
髪のパーツも素体用と装備用の2種
手のパーツ6種も定番。平手、少し平手、指さし手、握り手、ピース、そして持ち手。
ここで、いつもパーツとなるのだけれど、このシリーズあまりにパーツ数が多いので、今回は動画に。
時間と興味のある方のみ、ご覧ください。
このハリガネムシみたいなのはビニールワイヤー。
デカールも変わらず、瞳でかーるのみ。なんとなくだがタンポ印刷よりかわいいかも。
インストはいつもの感じ。これだけで白飯3杯いけそう。
インストの1ページ目は素体モードのカラー写真。
玄武はそもそも四聖獣で一番好きで、しかも緑っ娘も大好きなので、大好物キットなのだ。
もちろん、中国語読めなくても全然大常備。
さて、この娘はリリンちゃん。18歳のAB型。身長160センチで四聖獣では一番ちびっ子。
でも、グラマラスなスリーサイズ。
ただ、いつものように素体は四人とも統一パーツなので体型は変わらないのだ。
今回は新兵器で挑むよ。ハセガワの新しいニッパー買っちゃった。
刃先がフラットでパーツに沿ってゲートを確実にそげる仕様。
このニッパーについては別にブログアップする予定。
こんな感じでカッターいらず。時間が相当省ける。
ところで、リリンちゃんのヘッドパーツは耳が無いの。
この場合、他のキットのあまりパーツを流用出来ないのが少し残念。
スタンダートなお顔はこちら。
うちの子からは視線が合わないとの評。
ちょっと離目で不思議ちゃんの印象。
思うにこれは…
江島神社の八方睨みの亀のイメージなのではないか。
いずれにせよ、緑っ娘に変わりなし。良し。
内部も四聖獣共通構造。首は前後左右。胸元はボールジョイント。股間は前後と回転軸、引き出しが少し出来る。
腕も当然ボールジョイント。
今回、最小のパーツがこちら。
胸のアークリアクターらしきもの。後ろにラミーテープ貼ってキラリと光るように。
こんな感じにキラリと光る。
さて、今回の便利ツールは、「穴開けポンチ」
右側は革製品用。左側の袋入りとハンドルは宝石細工用工具。
今回はラミーテープを円形に切り抜くのに使ったけど、例えばリベット打ちとか、マスキングテープの円形切り抜きとかに欠かせない。
狭い所のヤスリがけに便利なのがツールでは無いけれど、マクドナルドのコーヒースティック。
紙やすりを両面テープで貼ると、ちょうど良い弾力。
それ以外にもすごく便利なので、今度あらためて紹介したい。
今回は残念ながら四聖獣作成ではじめてセメントを使用したのです。
腰に着けるプレート。この白と緑のパーツがどうしても外れる。
可動部分なので触るたびにポロポロ外れる。
温厚な自分でもさすがに辛抱たまらず接着。
スナップキットなのに…。負けた感満載。
あと、バックパックはこの6つのパーツで構成されているけれど、合わせをしかっりやらないと組合が脆くなる。
四聖獣の中ではちょっと手がかかる感じ。
そこもかわいいが。
組み上がると、ラジエターがチラ見えする感じでやたらかっこいい。
あと、大変なのがシールドマウント。押し出しピン後の処理とパーツ整形。そもそもパーツ数が多い。
地味な部分だけどやたら時間がかかった。
などと、重箱の隅をつつくような事ばかり言ってしまったけれど、良いところもいっぱい。
この透明パーツの裏に金属塗装が見えるのとか超かっこいい。
この剣も中にビニールワイヤーを通して好きな形に出来るフレキシブル。
玄武なので蛇のイメージなのだろうけれど、何故か名前が「狼牙刃」。
蛇かわいそくないか。
なんと言っても一番素晴らしいのが、手首関節パーツが全ての手に着けられる。
これフィギュア作る人は絶対望んでると思うよ。
ということで、完成です。
素体のバランスが良く、結構なポーズでも立位可能。
そしてかわいい。
「えっ?」てポーズ。かわいい。
プリプリしてるじゃん。
なぜか、この娘は泣き顔も似合う。
かわいい。
関節の自由度が高いのでドラマチックなポーズもお手の物。
かわいい。
軽装装備の「北境の壁」 シールドは二の腕で保持出来る。
通常装備。シールドが二つに分かれて背中にマウント。
「狼牙刃」で攻撃。
防御も近接攻撃もいける娘。
シールドが大きいのでポーズ表現が映えるね。
遠距離攻撃モード「神の審判」。
防御も遠距離攻撃もいける良い娘。
シールドに負けずキャノン砲も存在感抜群。
防御モード。まさしく亀のように防御も間違いなく固い良い娘。
首引っ込めた感満載。
必殺技「サンダー スナイパー モード」。
無敵感ありまくり。
素体の動画
武装モードの動画
ということで、四聖獣全て完成。
どの娘も個性的でかっちょいいし、かわいい。
時間があるときに並べてみたい。
中国キットについては色々と課題はあると思うが、バリエーションの面白さと取り入れと開発の早さはすごい。
素直に楽しんだキットたちででした。
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傑作キットをそのまま造ってみた
本ブログとしては奇跡的ともいうべきありうべからざる現象として2ヶ月連続のアップとなりましたぱちぱち〜
その奇跡を体現したキットがこちら。
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 朱雀 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
相変わらず、かわいい箱絵。少し挑戦的な表情もその手の人にはたまらないものとなっています。
先に紹介した「青龍」ナンバリング06、「白虎」が03、まだ紹介してないけれど「玄武」が04なので、四聖獣では最後のロットナンバーとなります。まさしく満を持しての登場というべきキット。
相変わらずでかい箱。比較にタミヤカラーを置いてみたけど、白い箱に白い瓶というチョイスにセンスの浅さを感じる。
相変わらず中身ぎっちり。
いつものようにランナー紹介するけれど、あまりに数が多いので興味無い人はすっ飛ばしてね。
まずは、肌色ペールオレンジもしくはフレッシュのAランナー2枚。素肌ボディが2体分となるので、一箱で素体と換装後がそれぞれ別に造れるお得感満載キット。
B1ランナー2枚は太ももが中心に内部構造で構成。
D1ランナーは肘から先&膝から先。
D2ランナー2枚は、背中の換装部品中心。
E1ランナー2枚。塗装済みの方は装備後用。
Fランナー、鎌と装備の一部。
Gランナー。丸いパーツは尾翼の飾り羽根となるもの。
Hランナー2枚は装備パーツ類。
Iランナー2枚は主に羽根のパーツ中心。一部塗装済み。
Jランナー2枚は白の装備パーツ。するどいパーツが多い。
ピントが外れてしまったKランナー。羽根や鎌を主に構成するオレンジクリアのパーツ。
差し色的Lランナー。
M系ランナー。M1は斧と羽根の一部。M2の2枚は換装したときの二の腕と膝上のパーツ。M3は装備用胸のパーツと頭部の後ろのパーツで構成。
タンポ印刷済のお顔パーツ。
と、印刷無しのお顔パーツ。
頭髪のパーツ。材質はPVC。右側が素体用。左側が換装用。
わかりづらいけれど、換装用はアホ毛が別パーツになっている。
手は、全部で安定の6セット。握り手、開き手、やや開き手、ピース手、指さし手、武器持ち手。
材質はPVC。
台座。朱雀のマーク付き。
瞳デカール。ATKガールは基本、瞳デカールのみ。パーツ構成で彩色を表現するんだ!塗装なんか許さない!という矜持をデカールからも感じるところ。
タンポ印刷には無い、怒り目は使ってみたい。
飾り尾羽の芯になるビニールワイヤ。これでフレキシブルな動きが可能となるのね。
ビニールワイヤーについて注意書きが入ってます。中国語なので読めませんが、丁寧なことはわかる。
いつもの部品取り寄せ表。何度も書くけど、ウォンと円のマークはどちらも¥。
インストの1ページ。瞳デカールの貼り方も丁寧に説明。
この娘は、タオインちゃん。年齢は16歳。身長165センチ。スリーサイズは…掲載無し!と、思ったら箱の方には掲載されてました。
85/58/83 スリムな体型だなぁ、と思うけど、四聖獣の皆様は素体が共有パーツなので、実際の差は無いのです。ここら辺こだわって改造しても面白いかもしれないけれど、そこまで思い入れを深められるかどうかは、今後のお付き合いしだいだなぁ。
中国語で書かれていますが、全く問題なく理解出来ます。ユニバーサルでざいん〜。
インストの表紙を広げるとポスター様に。額に入れて飾りたい。
これから作り始めますが、大体こんな感じのセッティングで作業してます。
作業部屋とか無いので、机を持ち出していちいち作業場を確保するスタイル。
塗装は台所で換気扇ぶん回してやるのですが、素組みはここだけで完結するので楽。
お顔。キレイなタンポ印刷でかわいい。
けれど、パッケージの気の強そうなおねぇちゃんとは、ちょっと違う。
好みとしては気の強そうな顔の方がいいなぁ。
後でお顔だけ塗装するかも。
ちょっと、のっぺりとした印象もうけるかな。
こちらがおすまし顔。こちらの方がパッケージの印象に近いね。
マスクを装着するとこんな感じ。昭和のタツノコヒーローを彷彿とさせるけれど、全身組み上がるとしっくりくる、なかなかの良デザイン。
3種類の表情の全てに頭後ろのパーツが付いているので、取り替えるときに手間がいらない。これはありがたい。
ところで、いつも思うのだけれど泣き顔って必要?使いどころ無くない?やられて悔しそうなら使えそうだけれど、号泣してるんだよね。号泣しているシーンのポージングってどんなのがあるんだろう?
パーツは今回も安定のアンダーパーツ。しかもアンダーパーツの仕掛けどころが考えられていて、一層造りやすくなっていると感じる。
中国の美少女キット全てがそうなのか、あるいはEastaernModel社の矜持なのかは、まだわからないけれど、とにかく塗装させずに最後までキレイに組み上げさせようという意気込みがすごい。
パーツ割りもそうだけれど、こうした一部塗装パーツも普通に入っている。
朱雀ちゃんの素体の暗色部分。他の四聖獣たちは(多分)黒色なんだけれど、朱雀ちゃんは暗い小豆色。ちょっと見るとわからないぐらいの色の差なんだけれど、こだわりが見える部分。
二の腕の腕輪部分。どうしてもパーティングラインがあるので、リューターで回転させて、爪とぎヤスリで一気につや出しまでやっちゃうと楽ちん。熱で溶けないようにだけ気をつけるけど。
出来上がり。ピカピカ。
そんなで、まずは素体の完成。
つま先に可動があるので、重心が取りやすく、立位の安定感よ。
装備後のボディ。
胸の装備が透明なのが、ちょっとえっち(で、よい)。
組むのは正直大変だけれど、このパーツによる色分けはすごい。どんどん完成していく感じがある。
組むの大変だけれど。
足が膝下のすねの部分が逆関節になっていて、鳥っぽい。青龍もここに関節があったけれど朱雀の方がより鳥っぽく、ポージングが楽しめそう。
わずかだけれど、少し面出しが野暮ったいところがあって、これは好みもあるのだけれど
がっつりと面出しをすると見映えると思う。
と、いうことで今回のおすすめツール!
左側がファンテックの超硬スクレーバー。タングステンカーバイトで刃こぼれせずにガシガシ削れる優れもの。
右側は、シモムラアレックのF-V6。こちらはかっちりした面だしやエッジ出しが出来る優れもの。
そんなことを言っているウチに、飾りバネの完成。芯がビニールワイヤーなので自由にポーズがとれる。
あと、飾りのオレンジのところが透明パーツで中に浮いているような感じになっているのがかっこいい。
鎌の刃については、表面処理をしたいところ。
板ヤスリとスポンジヤスリで番手を上げながら、最後は爪やすりで軽くつや出し。
こんな感じに、平ら感が出る。
あとこの鎌の形状が鳥を模しているのもセンスが良い。かっちょいい。
透明パーツの使用場所によっては、効果が見えなくなってしまうところがあるので、後ろにラミーテープを貼ったり。
ちょっとキラッとしてよい。
絶対に塗装させない気迫のすごいEastaernModelさんですが、さすがに全てとはいかなかったようで。
この丸いパーツの裏側は黒塗装がされているのだけれど、裏側には手が回らなかった。
でも、いいんやで。ここまででも十分立派なんやから。
ということで、完成。
まずは素体状態。というか、装備前状態。
すでに見慣れたボディ。
後ろはこんな。
彼女はロボットなのかサイボーグなのか、はたまた生身の少女なのか、今ひとつ設定がわからない。
個人的には、あとわずか安産型だと嬉しいし好みなの。
だけど、プリッとした表現が素晴らしいね。いつでも。
今回初めて気付いたなにげにこだわっているポイントとして、下腹の表現。
人間らしい丸みを帯びた、脂肪と筋肉を感じさせる表現になってる。
塗装で陰影つけるなら、ここはキットに応えてあげたいポイントですね。
間接の可動域は十分。横座りもお手の物。
なんども言うけど、号泣顔の使いどころってこんな感じにしかならないのではなかろうか。
そして装備後。軽装備状態。
赤を基本色にするとおもちゃっぽくなりそうだけれど、かなりかっこよくデザインされていると思う。
ソウルブレーカー? という攻撃技。
鎌が槍に変形。
鎌での攻撃だとソウルブレーカー?になる(と、思う)。
中国語だと「断魂者二式」。こっちの方が断空我みたいでかっこよい。
マスクがポージングで映える!
全装形態。背中に羽根を装着し、神々しいお姿に。
横から。足の逆関節が特徴的なシルエット。
羽根を広げると、結構なボリューム。
マスクが良い感じなんだよなぁ。
羽根は後ろ側に角度をつけることも出来るので、動きのあるポージングが映える。
とにかくマスクで造られる表情がビシッとくる。これはなかなかの良キットですよ。
二つ名が「天空の処刑者」。
「法廷で裁くことの出来ない邪悪(な、なにか)を、圧倒的な戦闘力で処刑し、霊界の平和を守る」存在であると、説明書き。
一体、彼女は何者?霊界に済んでるの?そもそも霊界の邪悪って、何?
と、謎が深まる中、彼女はその神々しい羽根を広げ天空から降り立ち、並み居る邪悪の頭をばっさばっさと刈り落とすのであった。
四聖獣四姉妹の中でも、結構危ないヤツなんじゃなかろうか。
【動画コーナー】
(音が出ますので、お気をつけください)
装備前
軽装形態
断魂者一式
全装形態
鎌装備
天空的処刑者
四聖獣の3人目。朱雀でした。
インストの完成写真を見ると、青龍や白虎より少し大味のデザインかな、と思ったけれど、造ってみると魅せ方の幅が広く、かっこいいポージングが楽しめるキットでした。
また、四聖獣では最後のナンバーらしい、パーツがきれいで、アンダーゲートも納得のいく、造りやすいキットです。
さて、残るはあと一人。
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素晴らしいプラモブログも沢山見られます。
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傑作キットをそのまま作ってみたにゃん
皆様、あけましておめでとうにゃん
本年も よろしくお願いするにゃん
今年は寅年にゃん なので本ブログも今年は猫語でお伝えすることにしたにゃん
本年最初のプラモは、寅年ならではのこちらのプラモニャン
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 白虎 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
………うそにゃん(画像はタミヤさまのHPから借りたにゃん いけなかったらすぐにあやまって削除するので怒らないで欲しいにゃん)………
AFVモデラーとしては 絶対にこうすべきだと思うにゃんが
すでにあいでんていていをうしなってしまっているのでせんしゃなんかいつつくったかもうわすれて…しまった…にゃん…
ということで!(猫語あきた)
今回のプラモは寅年にちなんで(あらためて)
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 白虎 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
ATKガール第三弾。四聖獣シリーズとしては第一弾となる03番。
箱絵も滅法かわいいぞ。
作るのは、前回の青龍に続いて二つ目(青龍の作成レビューはこちらから)
箱はでかいぞ
比較にニッパー置いたけど、言わなければ見落とすほど大きさに差がある(ということは比較対象が間違えているってことだな)
そして、相変わらずの内容量。ぎっちり。
これで、アマゾンで6千円弱。コスパがものすごい。
ここから、いつものパーツ紹介ですが、青龍同様滅法長いので、興味無い方は読み飛ばして下さい。
本体だけで全17パーツ(ランナー)!
Aパーツは肌色成分。ATK四聖獣シリーズの共通パーツ。
同じく肌色成分のB1パーツ。これもATKガール共通。
Bパーツはグレー。装備の内部構造中心の構成。2枚セット。
こちらがもう一つのBパーツ。前の写真より一部パーツが少なくなっている。
Cパーツはブラック。装備の内部構造と白虎の黒色部分のベース。全く同じパーツの2枚セット。
D1パーツ。グレーの素体パーツ中心。
素体の装備となるD2パーツ。ATKガール共通パーツ。
黒色装備パーツのD3。
装備の外殻を中心とした、ホワイトのD4パーツ。2枚セット。
ボディの色替えパーツとなる、E1。こちらもATKガール共通パーツ。
装備外殻のホワイト。E2パーツ。
外殻ホワイトのメインとなるFパーツ。2枚組の大ボリューム。
G1はブルークリアのパーツ。大小の2枚組。
G2はイエロークリアパーツ。ここまでで17パーツ(ランナー)。
しかも全てABS。塗装するつもりは無いけど、いざ塗ろうと思うと敷居が高い。
しかし、このメーカーのパーツ割りは「絶対に塗装を許さない」というほどの意気込みを感じるので問題なし。
台座。形は青龍と同じ。青龍にはキャラクターシンボルマークの龍がプリントされていたけど白虎は無地。
四聖獣1号ゆえでしょうか。
フェイスパーツ三種。左側からおすまし、叫び、キリッと顔。
こちらはタンポ印刷フェイス。おすまし、キリッと、叫びの順。並べ方同じしとけっちゅうつっこみは無しの方向で。
手は7種類のセット。グー、パー、ビース、握り手、差し指、力抜けた開き手、持ち手。
白虎は手持ち武器無いのだけれど、持ち手があればポーズのバリエーションがあがるから嬉しい。
ATKガール共通パーツ。
ヘッドパーツは三種。
ネコ耳、通常、武装用。
全てにアホ毛付き。しかも予備アホ毛まで付いてる。アホ毛を大事にしているプラモには傑作しか無い、というタミヤ社長の言葉を思い出す(うそ)。
出来はあまりよくないかな。バリやパーティングラインが結構ある。
柔らかいPVCなので処理がむずかしいのに…。
青龍はキレイだったので、やはり初期番号のキットはまだ技術が追いついていないとこがあるのかも。
それはそれで感慨深い(ぺこぱ好き)。
大量の瞳シール。
ネコ類キャラなので瞳孔が縦長。
流し目、涙目と赤い目のカラーバリエーションがある。
そしてパーツ注文書。日本円と中国元はどちらも「¥」なので、最初は安く思えてびっくりした。
インストは綺麗なカラー印刷も含めて14ページ。
イラストやっぱかわいいにゃん
ネコ耳ヘッドがかわいいにゃん
プロフィールは
名前 ジンジャオ
8月8日生まれの18歳 B型
身長165センチ
スリースタイルは上から 91/58/87
小柄ながらメリハリボディにゃん(とはいえボディバーツ共通なので、みんな同じスタイルのはずにゃん)
はっ………
……………インストは中国語だけど別に問題無くわかりやすい。
パチグミなので基本的なツールは、ニッパーとデザインナイフ
それとヤスリ各種を準備したのみ。
基本これで良いかと思うけれど、少し他のパーツも使ったのです。それはおいおい。
特に今回初めて使用したのが、100円ショップで購入したガラス爪磨きとつや出し爪磨き。
このシリーズの特徴とも言えるアンダーゲート。
青龍に比べると、それほど徹底しているわけでも無いのは商品ナンバーが若いので試行錯誤中なのか。
個人的にアンダーゲートは大歓迎なので嬉しい。
アンダーゲートで無いところはどうしてもニッパー後が出てしまうけれど、今回は爪ヤスリで消してみる。
まず、軽く鉄ヤスリで形を整える。あくまで軽く、パーツにヤスリを置いて押す程度の力加減。力を入れると傷になってしまうので。
次にガラス爪ヤスリで全体をならす。全体が均等に白っぽくなる感じ。
最後につや出し爪ヤスリ。この商品は4面中3面がつや出しになっているので、書いている順番通りに使用すれば段々と番目が上がっていく。
こんな感じで、ニッパー後はほぼほぼ無くなり、全体に均等になりました。
使い勝手で言うと、ガラス爪ヤスリは800〜1000番くらいのプラモデル用ペーパーでもいいかなぁ。耐久性はあるけど、固いので面への追従に少し難があるかなと。
つや出し爪磨きは、4000番から10000番以上の番目かな、と思うけど、コスパも仕上がりも良いので、これは使えますね。
タンポ印刷フェイスが3種類に対し、ヘッドの後ろのパーツがひとつしかないので付け替えが面倒くさいなぁと思ったが、青龍のあまりパーツに白虎用があったので共通パーツっていいよね。ってことが言いたい。
ボディの内部構造。まだ自分は作っていないメガミデバイスのパクリ模倣した構造と教えていただいた。
リスペクトと思えば良いことだし、ブームに乗ったと言えばしたたかさに頭が下がる。
それに日本と違う世界観が面白いし、個人的に好き。
だとしても、メガミデバイス一度は作らねば(フレームアームズガールは一度作ったことがある)。
腕などのパーティングラインは手作りサンドペーパーフォルダーが驚異的に便利。
詳しくは、keitaさんのTwitterで。
かっこいいんだよなぁ。見えなくなっちゃうところもメカメカしたモールドがある。
こういうところも金属色塗ったらちらっと見えたときにすごく格好いいだろうと思う。
塗らんけど。
あと、日本メーカーの苦労を軽くいなしちゃうようなトゲトゲしいパーツが盛りだくさん。
組んでいると指先が痛くなる。本当によ。
びしっと尖ってて、ほらかっこいい。
巨大ビーム砲が反射で光るように、パーツの径に併せてラミーテープを切り出し。
円形切り出しはガラスのまな板とフレキシブルカッターが便利。
裏側に切り出したラミーテープを貼って、表から光を当てると
これだけでむっちゃかっこいいいいい!良くない?!
後から光源入れるよう改造するのもいいかも。なんて欲が出てくるかっこよさ。
えらくかっこいいキットなんだけど、いくつか気をつけるとこが。
ひとつがインストの間違い。パーツ見れば間違いよう無い程度だけど、C43のパーツは3つある真ん中の凹にはめ込む図になっている。
けれど、3つの凹の左側にしかはまらない。
まぁ、パーツの組合で間違わないとは思うけど。
ボディの黒いパーツのはめ込みがキツくてはまらないので、少し凹を細目のドリルや刃なのでさらっておくとはめ込みが良くなる。
個体差があるのかもしれないけど、青龍でこういうはめ込み自体が出来ないことは無かったので。
股間のはめ込みもキツすぎて太ももと連結する軸の上下左右の動きがほとんど出来ないので、少しさらっとくとイイと思う。
股間のはめ込みがキツいのは普通悪いことでは無いような気もするが、むしろ望むべきではないかと思う節もあるがいやこのはなしはまたべつのきかいに…
ということで、完成です!!
まずは素体バージョン。
独立して立てるバランスの良さ。かわいさ。そして青龍同様ちょっと心配になるバストトップ。
後ろ姿。プリッと、ね。
各関節の可動域も言うこと無し。お行儀良く正座も可能。
一番ノーマルなヘッド。
瞳は少しあっさりしすぎかなと思うところもあるが、青が髪型とマッチしてかわいい。
ほっぺもあえてか赤みが薄くクールな印象。
アホ毛に並んで、メカっぽいリボンと三つ編みお下げも良い感じ。
軽装形態バージョン。
青龍は素体と装備で2体のボディがあったが白虎はボディひとつを組み替える方式。
虎様(とらさま、じゃないよ。とらよう、ね)の縞模様で無くても、確かに白虎を想起させるデザインの良さ。
素体が、アーマーを装備している感もちゃんとあって、かっこいいぞ。
後ろ姿もグッと印象を変えつつ、プリッと感は大切に(しているのだろうさすがさすが)。
ネコ耳ヘッドにキリッフェイスを合わせてみた。
軽装形態の本来のヘッドはヘルメットなんだけれど、あえて軽装ではヘッドネコ耳にすると順番に強化していく感があるのでよしと思う。
あと、胸元がセーラー服っぽいのも好み。
ネコ耳になったとき、本来の耳はどこにあるのかと思うが、上手く髪にかくれている。
でも、髪の中にちゃんと耳があるのでネコ耳は装備なのにゃん。
ここで、おすすめツールコーナー!ぱちぱち〜
waveの「パーツオープナー」
スナップキットはあまり作らないので、今回初めて入手。
白虎は特に装備替えの時、パーツの付け替えがあるので、もうすごく便利。
指だと本当に痛いのよ。パーツが鋭くて。
いつもの赤羽模型玩具店さんで購入。
しかし、マスターからは「これは実に便利です。が、ほとんど同じものが時計分解用ツールとして百均で売ってますよ」と。
マスター、ご助言いつも本当にありがとうございます。ですが時々商売ベタなんじゃないかと本気で心配になります。
そして、最終形態の全装形態。
背中に大型ビーム砲と鋭く力強い爪形マニピュレーター。
この破壊力。バランスの良さ。なにせ無茶苦茶格好いい!
ここまで大型の装備を装着しても自立できる!そこにシビれる!あこがれるゥ!
全装形態になると虎としてのシルエットがグッと浮かび上がる。でも、プリッと感は大切に(しているにちがいないてぇてぇ)
ヘルメット装備ヘッド。
かっこよさは圧倒的。アホ毛も健在。
後ろ髪を束ねている細かい演出表現も見落としてはならない。
首回りの力強さもぐっとアップ。
大型装備の可動がすごいので、シルエットがすごく変わる。
かっちょいい!
素体の可動域も広いので、腰を落としたポーズも実に様になる。
かっちょいい!
装備を上に伸ばすだけで、高さあるスタイルに。
かっちょいい!
作成中もずっと、かっちょいい!とつぶやきながら作ってたけど、出来上がるとさらにかっちょいい。
これで指の痛みも報われたと言うものよ(本当に痛いんだって。未だに痛いんだって)
写真だけだと、このシルエットの良さ面白さなににせよかっちょよさが伝わらないので、動画でご覧下さい。
まじかっちょいいから!本当だから!
※音が出ます。お気をつけ下さい。
年明け第一弾にしようと元旦に向けて年末から組み始めた時は、2日あれば組めるだろうと軽い気持ちでいたんだけれどとんでもない。
圧倒的なパーツ数と鋭いパーツに常に襲われる指先の痛み、それといつもながらの手の遅さに30時間かかってしまったキット。
それでも、出来上がりのボリュームとかっこよさは正直予想の遙か上を行く、新年作って良かったキットでした。
青龍の時も思ったのだけど、スナップキットって少し甘く見ていたところがあって、誰が作っても結果同じものが出来る組立パズル的プラモって印象を持っていたけれど、ニッパー後や合わせ目のキレイな処理のために要求される繊細な作業とその果てしない繰り返しに、忍耐力が試されるつらさの一方、そのつらさの代価にあまりある出来上がり後の遊びの幅の広さ。その魅力にどっぷり浸ることが出来ました。
ただ、さらにここから塗装や改造などは、ちょっとハードルが高すぎるなぁというのが今の本音。
ということで、本ブログ。
今年は少しエントリー数を増やしていきたいと(毎年言っているような気もしますが)思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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これからは頑張りますので、ぜひよろしくお願いします。
素晴らしいプラモブログも沢山見られます。
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本年も早々から本ブログにお越しいただき、ありがとうございます
昨年は作成意欲が湧かず、本ブログも開店休業状態となってしまいました。
例年は、昨年の反省と今年の抱負など書くところですが、
昨年の反省は、作らないのに買いまくるという恐ろしいことをしてしまい、積みプラの最高到達点が記録更新するばかりでした。今や何を買ったのかさえわかっていない状況となっているので、反省はしない触れないことにします。します!
今年の抱負は『作る!』のみ。
ということで、本ブログも今年は少しはエントリー数を上げていきたいと思っていますので、
本年も どうぞ よろしくお願いいたします
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
傑作キットをそのまま作ってみた
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 青龍 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
いつの間にか風が冷たくなり、年末が近づく町並みの喧噪の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ご存じの通り、当ブログ、1年近くお休みをしていました。
コロナ渦の中、プラモデルが品薄となり、全く手に入らず、更新したくとも出来ないと唇をかみしめかみしめ…
…申し訳ありません。さぼってました。
そんな起死回生の一発目は!
塗装しなくてもかわいかっこいいおんなのこができあがるであろうおてがるさにみりようされたこのキット
「四聖獣 青龍」
御模道(EastaernModel)というメーカー名、ちょっと聞き覚えが無いのですが、中国のメーカーさんです。
「御模道(E-Model)は2018年に創立された中国綴りモデルブランドで、英語名E-ModelはEastern Modelの略語から由来しています。東方伝統文化を備えた工芸技術と現地の創作人材を一直線に集め、中華意匠伝承の道に従い、中国のIP繁殖品業の発展を推進するために絶えず前進することを目指しています。会社はトップクラスの模型創作開発チームを持っています。企画、コンセプトデザイン、製作、製造など一連の自主能力を備えています。」
と、いうことですので、今後ともよろしくでございます。
ともかく箱がでかい!そして、パーツぎっちし
箱の側面には丁寧な注意書きが書かれていますが、なんとなくわかるけどなんとなくしかわからない
蒼白き制裁と読むのかな
かっちょよさに期待がふくらむよね
今回は塗装無し、小細工無しの男らしい心構えで臨むので用意した道具はこれだけ!
と、言いつつ、ペーパーとかヤスリスティックとか使いました。その件はおいおい
これからいつものパーツ紹介ですが、それだけで本エントリーの半分を占めますので、興味の無い方は遠慮無くジャンプして
最初にAパーツ2枚
肌色ですね。主に胴体回り。
B1パーツ2枚は臀部と胴回りの内部
D1パーツは素体のすねから足パーツ中心
E1パーツ2枚は素体のスーツを構成
K2パーツ2枚は羽根の基部など
Iパーツ2枚は装備の基部
Gパーツ2枚も装備 ずっと装備パーツが続く
再び肌色にもどりほっと和むK1パーツ しかも胸部で和み度アップ
Z1パーツは台座
そして、再び装備パーツのD2パーツ2枚
M1パーツ2枚は槍の一部を構成
M3パーツ2枚はサイコミュみたいな武器のパーツ
J1パーツ2枚は透明形成で主に刃
Hパーツは胴体周りの装備
Gパーツは主に羽根の基部
M1パーツ4枚はサイコミュの基部
Gパーツ4枚はサイコミュの爪とか槍とか
J2はポニーテールのジョイント
顔パーツ。3つはタンポ印刷で真顔、泣き顔、微笑み顔。それ以外に3つの顔付き
髪パーツ。Aが素体用でBが変身(?)後用
手のパーツ。黒と白でそれぞれ6セットずつ
尾(!)の芯となる金属線とサイコミュの展示用のクリア棒
ここまでがパーツでした。はこから出した順に並べたのでバラバラですまぬ。
金属線を抜かせば、ほとんどABS。
きっちりと色分けをしていて、絶対に塗装させないという強い意志を感じるパーツ割り。
AFVに見られる中国キットのこだわるなら徹底的にという精神がいかんなく発揮されていることに一種の戦慄を覚えたり覚えなかったりする。
瞳デカール。タンポ印刷には無い横目線がある
インストはこんな感じ。イラストが超絶かわいい。そしてウマ娘とは一線を画す巨大な尻尾が特徴
説明は中国語と英語だけど、別に読めなくても問題なし
キャラクター説明が掲載。名前は日本名にすると蒼華。ヂャンカと読むのかと。
19歳のA型。なかなかのプロポーズ
こんな注意事項が入ってたのだけれどちょっとわからない。わかるのは後ほど
最後にパーツの請求書。まじ!パーツ安いじゃん!と思ったけれど、なんと日本円も人民元も表記は「¥」だそうです。
ひとつ、利口になりましたね。
ちなみに、1中国人民元は、約18円くらい。
タンポ印刷は丁寧で綺麗な顔立ち。ほっぺのハイライトがかわいいよね
ほぼほぼ全てのパーツがアンダーゲート
ツボを心得ているとかいう次元では無く、絶対に綺麗に完成させるという怨念を感じさせる徹底ぶり
時間はかかるけど個人的には好感度アップ
だって、こんなとこまでアンダーゲートなのだもの
サクサクっと頭の組み上げ。髪型のセンスといい、良い意味で日本の美少女プラモを踏襲していると思う
好感度はさらにアップ
ただもうパーツの多さには圧倒
とりあえず、箱の中に立てて取り出しやすくして作業
パチグミキットには、ゴッドハンドのアルティメットニッパーが最適
ランナーから切り、アンダーゲート残して切り、アンダーゲートを切り、ペーパーをかけるの4つの作業を延々と繰り返す
延々と延々と繰り返す
ちょっと話が変わっちゃうけど、久々にプラモ完成させようと思って、でも塗装とか面倒だなぁとか思っちゃったので
まぁパチグミでサクッとカワイクね、つくれればね、いいんじゃないかと思ってチョイスしたんだけれど
逆にセメントにも塗装にも頼らないっていうことは、切り離しと処理をいちいちしっかりやらなければならいということに
今さらながら気付いたですよ
例えば、多少合わせ目が悪くてもセメントで溶かしてグリグリ密着させちゃうとか、ちょっとゲート処理が不細工でも、白化しても塗装でカバーしちゃうとか
無意識のうちにやっていたことが、今回は全く出来ないわけで
アンダーゲートだから助かったけど、そうでなければ処理の手数は倍増するでしょ
今までパチグミ派の人達に対して、お手軽に楽しむってのもありだよなぁ、程度の感想を持ってたのだけれど
塗装・接着しない前提で仕上げるって、当たり前だけれどすごく大変なのね
ということがよくわかりましたすこしあたまがよくなりました
ここで新たなツール登場。パーティングラインを効率的に美しく処理するこちらのツール
手作りのサンドペーパーホルダー
keitaさんのツイッターで知って使ったら超便利。みんなも作った方がいいよ。
胸部の内部構造。あまり美少女プラモ作らないので、こうした構造が標準なのかオリジナルなのかよくわからない
ただ、組合いとかゾクゾクするような構造でたまんない
首が横にかしげることができるのがわかっていただけるかと
この脇をカバーするパーツもピチッとしてて良い感じ
脇下が人間の構造と違って凹型になっている
ポージングに必要な造形で、こういうのはガレージキットには見られないので新鮮
素体のお腹はパーツ組合わせで、4種類から選ぶことが出来る
自分はこの全部ボディスーツの組合わせをチョイス
例えばスーツ無しパターンとか
お腹だけ出ているパターン(これがインスト推奨)
そして脇だけ出ているパターン
ここらへんのお好みは、おのおのの性癖と密接に関連していることと思うので好きなのを存分に選ぶのがよいと思われ
体幹から腰部の内部構造
胸部と同じく、スタンダードなのかオリジナルなのかはよくわからないけれど
おっと思う構造。特にそけい部の内部構造が前後上下に可動するようになっているのが面白い
ということで素体完成
かわいいやん
細い足の割に立位の安定性が高く、自立しやすいのに驚き
さて、ここから変型後というか変身後の作成
そうなんです
このキット。ワンパッケージに素体と変身後の二体入り
パーツが多いわけだけれど、お得感満載ですわ
一粒で二度なめ尽くせるとはこのことですな
さすがに2体組みで疲れてくるとゲートの処理を忘れて組み始めたりしちゃうもん
こちらが武装後(インスト見返したら武装と書いてあった)の胸部
色分けのこだわりがここら辺から加速し始める
脚部の完成
かなりごついデザイン。さすがに龍モデルだけあるね
間接構造が面白くって、すねにも逆に曲がる関節がある
かなりプロポーションが変わるので面白い
けど、ポージングではあまりつかわないかな
一番難儀したのが、尻尾
一番小さいパーツがこれ
そして、ここでハッと気付くことが
この謎の注意書きはこのパーツを間違いなく組み上げるための注意をうながす
ただそれだけのために入っていた
よく読むと細心処理って書いてある
大事に気をつけて丁寧に作りなさいよという母心か
予備パーツ入れてよ母さん
他には結構予備パーツが多いキットなのに
またね、パチグミキットの話になっちゃうんだけれど
セメント使うんだったら、こんな小さなパーツはカッターの刃に引っかけて、流し込みセメントちょこんとつけて接着ですよ
それがパチグミの場合、ちゃんと小さいパーツでもダボがあるんだから、どうやってそこに差し込むのか
まして塗装もしないからカッターの刃に引っかけるわけにもいかないし(ちっちゃい傷はさすがに出来る)
ピンセットを駆使したけど、何度もはじき飛びました
えぇ、あやうく宇宙の彼方に失われそうになったときも数度ありましたわ
で、このパーツをいくつか作って、金属線を芯にしてビーズのようにつなぐと
苦労の甲斐あってフレキシブルなかっちょいい尻尾が出来上がりました
これで、装備後の本体が完成。残すは武器と羽根
こちらが羽根。ガンプラのデザインを少し感じますが、まとまりのあるデザイン
で!この羽根とか槍の刃とかがさすがにアンダーゲートでない場所もあるのですよ
透明パーツがこんな風に白化しちゃうとかっこわるいので、どうしようかと
ここで新たなツールに登場してもらいました
左から、セレナの100円スティックヤスリ600番、同じく1000番、1500番のタミヤ紙やすりにあて板を自作したもの、そしてタミヤ2000番
スティックヤスリで荒らしながら白化した箇所を削り落とし
その後、あて板をした1500番で整えて、2000番で仕上げました
ほぼ目立たなくなったので、この方法を繰り返したけれど
ガンプラ強者の皆様はふだんどうしているのでしょうか
教えて下さるかた、コメント欄にてご教授いただけると嬉しいです
槍が2槍完成。名前は「蒼白き制裁(蒼白制裁)」
同じく、サイコミュ風の武器。意思の力で飛ばせるっぽい
名前は「蒼白の牙」
名前は両方とも意外とシンプル
この「蒼白の牙」の色分けパーツも凝っていて、中々の作業量だった
以上で全て完成
ボディ2体は圧巻のボリュームだけれど、なんとなく子どもショーで
変身前が舞台裏に入って、出てくると変身後になる演出を彷彿させまいか
まずは素体
手は、このピースの他に槍をしっかり持つ手、槍に添える手、大きく開いた手、軽く開いた手、握りこぶし
の6種類
首を横にかしげるので表現の幅が大きいと思える
足の可動は見たとおりかなり曲がる
ちょうっと気になるのが胸の表現で、コレだと本当はトップが見えてないとおかしくない?
かといって見えてたらまずいけど
ここを白く塗装すると良い感じになるような気がしてならない午前1時
体幹バランスがかなり良いので、いろんなポーズで自立を保てる
膝立ちも可能
このポーズで泣き顔だとなんかまずいか背徳感増してますか
胸の反りはこんな感じで可動域が広い
腰部のパンツは固定していないのでポーズに合わせて追従しているだけ
これがポーズの柔軟性を上げてるんだけど、これってスタンダードな構造なのかな
結構、感心してるんだけれど
故にS字ポーズもお手の物
体を斜めに振り向かせることも可能
かなり色んなポーズで遊べるよ
アップはこんな感じ
仕方ないけど、首回りがもう少し柔らかさがある表現だと、もっとグッときたと思う
正面
横 ね、トップが ね
後ろ
お尻の感じとかボディスーツの胸部の食い込みとかちょっとしたところが良く出来ていて
研究しているなぁって感じがする(上目線感想)
武装形態も自立するのだけれど、やはり派手なポージングが多くなるので
これまたかっちょいい台座が付いてます
ちゃんと龍のマークが付いてるのが憎いね
武装形態 前
武装形態 横 こっちはトップの不安は無い トップトップってしつこい?
武装形態 後ろ
軽装備で蒼白き制裁を構えたところ
足の開きや胸のねじれなど大きく動くので格好いい
あと、床を拭いとけ
「蒼白き制裁」フル装備
大きな槍もなんとか保持できる
「蒼白の牙」装備形態
蒼白の牙を両手に装備することが可能
これはもう殴り合い形態
フル装備
「蒼白の牙」を飛ばして攻撃
そう考えるとサイコミュというより、ロケットパンチなのだろうか
デザインが複雑なので動画もご用意
スマホの方は画面を横にしてご覧下さい
蒼白き制裁の構え
蒼白き制裁の構え 二本
蒼白の牙装備形態
フル装備
で、結構あまる余剰パーツと予備パーツ
余剰パーツはなんか色々出来そうで、ぎり出来ない
とりあえず今後のために保管しておくことに
ということで、復帰がてらパチグミをパチパチっと完成させようと思いきや
塗装と接着の無い前提でキットを組む新たな側面を発見した気がします
パチグミにはパチグミの手順や丁寧な処理が求められることを改めて実感
ガンプラでパチグミの方とかはどんな技術を駆使しているんだろう
ぜひ、お聞きしてみたいなぁと思います(以外とパチグミのレビューって見かけない)
それでは、これからは少し作成ペースを元に戻していきたいと思いますので、
今後ともお見限り無いよう、よろしくお願いいたします。
なぜか四聖獣全員が我が家にそろってしまった
これが沼か 沼なのか
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ただ、わたしの励みになります
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旧年中はお世話になりました
本年も本ブログをよろしくお願いいたします。
さて、恒例の昨年の振り返りですが、
最大は本ブログ継続の危機があったこと!
もう、くどくどしくは書かないけど、ようは模型作るやる気が低迷したのですね。
私生活(趣味は私生活とは違うのかという疑問はさておき)がなにかと大変になってしまって、危なかった。
で、去年の抱負は
「模型購入は5つ以内。そして完成は10以上」
…相当、例年よりハードル下げた積もりなのに…全然…
去年購入した模型は、
1 ロリコンロック (カイオオ堂)
2 アンドロトリオ (カイオオ堂)
3 片翼のジシア (VISPO)
4 ソーニオ (VISPO)
5 プラスティックエンジェル アンジェさん (アーマーモデリング)
6 フィギュアライズスタンダード アスナ (バンダイ)
7 光武・改 (バンダイ)
8 HG RX-78ガンダム ビヨンドグローバル (バンダイ)
9 竈門炭治郎 (バンダイ)
10 ダグラスDC3 (童友社)
11 綾波レイ (アトリエイット)
もうすでに購入数がダブルカウント超えてるし…。
そして、完成したのが。
山下しゅんやミリタリーキューティーズ バーニー(マックスファクトリー)
山下しゅんやミリタリーキューティーズ アリエ(マックスファクトリー)
山下しゅんやミリタリーキューティーズ ミユキ(マックスファクトリー)
山下しゅんやミリタリーキューティーズ コレッタ
ビキニアーマー よし子(カニオミニチュアズ)
HG 光武・改(バンダイ)
竈門炭治郎 (バンダイ)
FAMALE TANK (AIRFIX)
全部で8。
目標には追いつかず。
こうしてみてみるとキャラものが圧倒的に多いなぁ。
さて、今年の抱負として、
「とにかく、新しいキットは最小限に。出来れば3つに抑える。完成目標は10」
積みプラを解消していかねば。
改めて、今年は絶対に良い年になりますように。
全ての人が、楽しく、幸せに暮らせる1年でありますように。
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JUGEMテーマ:プラモデル
また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
「1:76 WW1 FEMALE TANK」(AIRFIX)
コロナで始まった今年が収束を見ないまま暮れようとしています。
どこにも出かけず静かな夜にウイスキーを傾けながら、今回のプラモデルはこちら(寝落ちする前に)。
いわゆる、マーク?だよね。外国ではあまりマーク?って言わないのかね。
マーク?といえば世界初の実用戦車でイギリス製。農業機械の会社がそのノウハウを活かして作成。そもそも戦車のことをタンク(水槽)と言い始めたのが、この戦車の開発中の隠語だったということで、色んな意味で初物づくし。
ところで、自分はAFVモデラーだと思っているんだけれど、前回のAFVが2019年1月のシャーマン。どういうこと?記憶の無いうちに時間が失われている??
AIRFIXのプラモって箱を開けた瞬間ワクワクが止まらない。何だろう、袋の色かな。
車体中心のランナー。一見二個入りに見えるけど、側面を二枚貼り合わせる構造のため。
スポンソン(張り出しのことね)のランナーと天板と後部車輪の一部パーツランナー。
履帯はベルト式。あと水転写シール。ベルト式嫌いじゃ無い。
インストは言語に頼らない万国共通仕様。見る限り箱組満載。箱組嫌いじゃ無い。
インストの塗装指示が白黒で良くわかんないし、番号も多分エレールの番号なので、全くわからない。
ここで重要な確認が。箱では1/76。しかし、インストでは1/72。
一体どっちなの?って思うところだけど、作る分には別に困らないので、大丈夫。
使用しないパーツ。どうやらこのキットで雄型も作れるみたい。インストと箱を変えればオーケーの仕様。むしろ選択制にしても良かったのではないかそんなことないか。
海外製のキットは良く洗うことにしている。今回も洗剤とセスキ炭酸ソーダで洗浄。
マーク?系の特徴と言えば菱形とスポンソンなんだけれど、その大事なスポンソンが成型不良。
こりゃどうしたものか。
リベットを削り落として平面出し。
そして、伸ばしランナーでリベット植え付け。リベット植え付け嫌いじゃ無い。
ちょっと見、気にならない程度に修正。
このキットは雌型なので、4門とも重機関銃装備。先っちょに口径を開口して大人の仲間入り機関銃らしくしとく。
よくよく見ると左右共に成形不良。後輪軸の横に窪みが。
シアノンにベビーパウダー混ぜたパテで修正。このパテの良いところは硬化剤を併用することで作業がすぐに進むところ。
硬化後の扱い安さは通常のパテには劣るけれど。
若干ゆがみがあるので、接着後にマスキングテープで固定。地味だけれど重要。
箱組するとどうしても隙間が出来る。所々の隙間を内側からパテで埋め埋め。
組立でかなり苦労したのがこの尾輪。インスト見るとそんな大変そうに見えないけれど車体側の軸とスプリングと尾輪の台座が全部芋付けなのよ。形が決まるまで一苦労したわ。でもこういうの嫌いじゃ無い。
接地面固定のため一晩このまま放置プレーします。
これで工作は終了。手のひらサイズでか〜わい〜。
下地塗装はファレホのオキサイドレッドを筆塗り。
基本色はカーキ(だったと思う。実は忘れた)。
迷彩はバフとロシア戦車兵ハイライトカラー(だと思う。実は忘れた)でそれっぽく筆書き。尾輪と機関銃はジャーマングレー。
履帯はおなじみガイアさんを筆塗りした後、タミヤアクリルダークアイアン(お気に入り)。
次に墨入れとフィルタリング。タミヤエナメルの三色を混ぜてそれっぽい色を作る。
やっぱフィルタリングすると統一感でるし、おもちゃっぽさが無くなるね。
次にサビとか汚れとかを油彩の三色で。
出来る限り大味にならないように、ちょっとずつ作業を進めてく。
一方、ミニスケはメリハリを大きく見せた方が面白いので大胆さも必要。
このことを二律背反の法則という(嘘)。
さらにウェザリングマスター(お気に入り)で履帯周りの泥とかの汚れ表現。
立体的な土は、ピグメントをビンダーで固着させる。
こんな感じね。ミニスケなので盛りも控えめに。
最後に鉄のむき出し感を出すため、履帯の凸部と機関寿をメタルカラーのアイアン(お気に入り)で仕上げ。
これにて完成!
菱形戦車の異名の通りのスタイル。初めて戦場でこいつに出会ったら相当恐ろしいと思う。
実際は故障が多かったようで思うような活躍は出来ず、故にマーク?以降改良が続いた。
当時は戦車戦は想定していないわけだから正面は無防備感ありあり。一応は機関銃用のポートがある。
左側面。AFVを作り始めた頃は、この異形に魅力を感じたけれど、作ってみるとやっぱり戦車には砲塔が欲しいなと感じる。
回転砲塔あってこその戦車というか、バルカンあってのガンダムというか。
後部。苦労した尾輪のスプリング。
車体上部。マフラーが天井にあるということは、この下にエンジンがあるわけで、居住性は皆無であったと思われ。
スポンソンも特徴の一つ。
ひっくり返るのを防止する役割の尾輪。なんかほこりが着いてる。後で取っとこう。
こんな角度が一番それっぽい。
久々のAFV。しかもミニスケだったけれど、良い意味で手の入れ甲斐があるキットだった。
AIRFIXは手軽だし、値段も安い。
今回はこれまでとして、後でビネットにしようかと思う。
これにて、今年のプラモ作りは終了。
皆様、本年もありがとうございました。
来年も皆様にとって良い1年でありますように
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JUGEMテーマ:プラモデル
傑作キットをそのまま作ってみた
「鬼滅模型 竈門炭治郎」(バンダイ)
全国の当ブログファンのみなさん。お待たせいたしました。
もうおわたん、と思いきやしぶとく復活でございます。
また、皆様のお目汚しになろうかと思いますが、引き続き、よろしくお願い申し立てまつります。
ところで、当ブログのファンって、誰?いる?
と、いうことで今回も偉大なるバンダイ様のお力を拝借して、リハビリ第二弾でございます。
(リハビリ第一弾の「光武・改」はこちら)
今年はコロナで気持ちが沈みがちだったけれど、その中で綺羅星のごとく大活躍だった「鬼滅の刃」。
いつものごとく、あやかれるものにはあやかって、寄っかかれるものには寄っかかっていきますよ。
の、超大ヒットした本日のプラモデルはこちら。
鬼滅模型 竈門炭治郎
今回は、バンダイさんの技術の粋を集めたこちらを、その技術に100パーセント寄っかかって作って参ります。
まずはAパーツ。
最近のキャラプラの再現力をすさまじく底上げした、内部構造別パーツ。
この技術って、初めて取り入れたのって何だったんだろう?自分が知る限り初めて見たのはガレージキットだったように思うんだけど。
しかも、このパーツ。3色の多色射出(って言うんだっけ)で、眉毛まつげ、顔のあざを表現する驚異の技術
Bパーツもすごい
顔の内部構造なんだけど、瞳がクリア入れた三色射出(って言うんだっけ)。
フィギュアライズラボで完成させた技術なのかと思うのだけれど、実物みるとすごいな。
バンダイ恐ろしい…
ほっと安心のCパーツ
Dパーツ
はじっこにあるピンクのパーツは舌。
Dパーツは日輪刀。
ここから又すごい。Eパーツシリーズ。
市松半纏が着色済!
ここまでのキットが3千円くらいで買えちゃうんだから。
プラモの進化というべきか、バンダイのガラパゴス状態というべきか。
塗装なしで完成するようシールも完全装備。
水転写では無いので、初めてプラモデル作る人でも安心。
インストもいつものバンダイ。見りゃ作れる微に入り細を穿つもの。
もうパーツ見てるだけでクラクラしますよ。だってこんななんだから。
顔の内部構造組むとこんな感じ。フィギュアライズラボだって、あなたの好きな○○(←好きな人を入れてください)だって、顔の内部だけ見ればかなり怖い筈だぞ(ただし二次元は除く)。
鼻緒はシールなのだけれど、これがまたピタッと貼れて快感。
ベルトの複雑な構造も3つのパーツでかっちり組めるぞ。
2時間くらいで完成。
本当に一切塗装しなくても、もう普通のフィギュアが出来上がる。
ぱっと見たらプラモデルとは思えない出来映え。
半纏の翻る動きも全く自然。そもそも2次元を3次元に置き換えるだけでもすごいのに、この再現度はどうしたことだ。
さすがに半纏の裏側が素っ気ない感じがするけれど、迫力の「滅」に目を奪われて、まったく気にならないね。
どこから見ても破綻していない造形。当たり前と言えば当たり前だけれど、プラモでこれを当たり前にしたのが本当にすごい。
もう、すごいとしか言い様がない。すごいが価値崩壊しそうなほどすごい。
技術の粋を集めた(何ででも言う)、お顔のアップ。
ところで、耳飾りだけは諸般のそして関係各署の都合でややシンプルなデザインに。
こういうところで鬼の首を取ったように言ってはならない(と、上手いことを言ってみる)。
もう二次元のイメージそのままだよね。
鬼滅の刃最終巻についてきたQposketのみなさんと一緒。
とにかく、うなるばかり。これで3千円程度とは(何度でも言う)。
もう、バンダイの作るプラモデルは、プラモデルと言わずに「バンダイ」っていうジャンルでいいんじゃないかしら。
ガンプラに対してか鬼滅模型とあるので他のキャラも出る予定ならば嬉しい。
次は、善逸か蜜璃か煉獄さんがいいな。よろしく!バンダイ!
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]]>JUGEMテーマ:プラモデル
ちょっと必要が生じたので、現用戦車の滑り止めの作り方を考えてみました。
こういうのを作りたい。
お手本は、こちら↓
「戦車模型製作の教科書 MENG偏」HobbyJAPAN
この本、モンモデルを作る予定の無い人でも(自分がそう)、とても参考になるので見かけたら買っておくと後顧の憂い無いよ。
で、この本に滑り止めの作り方があって、詳しくは買って読んで欲しいんだけれど、かいつまんで言うと「アクリルクリアをノリ代わりにして砂状のものを固定せよ」ってこと。
で、試してみました。
砂状のものは、光栄堂の「サンドパウダー」を使用。
ノリ代わりに
左から、ファレホ「ピグメントビンダー」、タミヤカラー「フラットクリヤー」、アクリジョン「クリアー」
で、どれが一番使いやすいか比べてみようという趣向でございます。
ファレホ「ピグメントビンダー」はピグメントを固定させるノリ。なので、この3つの中では最も流動性が高い。
故なのだけれども、サンドパウダーを振りかけると集中と空白が生じて均一になりにくい。
タミヤカラーは、綺麗に均一。
アクリジョンも同じく均一になる。一部集中しているのはドバッと置いてしまったため。
次にどのくらい固定出来るかの比較。爪楊枝で軽くひっかいてみる。
ファレホは、固まりで剥がれてしまう。そもそも、ビンダーはピグメントは湿らせて固定するので、流動性が高くて固まりを作りやすいように出来ているはず。今回は異種格闘技戦で不本意な試合だ!との怒声が聞こえる。
タミヤカラーは、コリコリと弾けて剥がれる感じ。そうそう剥がれない。
アクリジョンはガリガリ。軽くひっかいた程度で離れるあたいじゃないよ!って苦笑いしてる。
次は爪楊枝の後ろで、力を入れて剥がす。
ファレホは、もう本当に無理。
タミヤカラーもさすがに剥がれる。ポリポリとはじけ飛ぶ。
ファレホは、ガリガリして、相当力を入れて引いてもそうそう剥がれない。
並べてみると、一目瞭然。
最後に、キムワイプで拭き取ってみる。
ファレホは、完全に拭き取られる。もはや比べるのが可愛そう。タミヤカラーとアクリジョンはほぼ見た目は同じだが…
アクリジョンはヤスリのようにキムワイプを削ってしまった。相当に強く固着している。
最後にお遊びで剥がれるまで指でこすってみたけれど、アクリジョンはとうとう剥がしきらなかった。
仕上げを考えれば、滑り止めを固定した後にサーフェイサーと塗料を重ねるので、タミヤカラーとアクリジョンは使用上互角といっても良いかもしれない。
また、タミヤカラーは砂粒の一つ一つが剥がれるのに対し、アクリジョンは膜のように剥がれる。
固着した後に、コントロールしやすいのはタミヤカラーとも言える。
安定的な固着ならアクリジョン。仕上げのコントロールしやすさはタミヤカラー。という結論にしておこうそうしよう。
しかし、塗料としては使い辛い印象だったアクリジョンがここに来てニッチに大活躍とは、世の中分からないものである。
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また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
「HG1/20 光武・改(真宮寺さくら機)」(バンダイ)
そもそも、お気楽極楽をモットーとしたブログなのですが、少し間が空きすぎたあたりの説明を(いつもの事と言えば、いつものことですが)。
今年4月に仕事の環境が変わり、さらにコロナウイルスの最中、気持ち的に追い詰められたようで、行動や活動に一切の興味を失ってしまいました。趣味でさえストレスに感じています。
途中まで作成しているAFVにどうしても手をつけられず、手を動かすのが苦痛にしか感じない状況です。
ですので、一旦AFVは放り出して、バンダイさんのお力をかりて、リハビリとして素組みで楽しむことにしました。
という、やや闇立ち上がりの感がある今回のプラモはこちら。
「さくら大戦」はセガサターンではまりまくったゲーム。このゲームで2次元の存在に初めて恋愛感情を覚えたことをここに告白します(恥)
その2次元初恋の真宮寺さくらが「さくら大戦2」で搭乗したのが、この「光武・改」。
今、バンダイさんがこの機体を出してくれることに少なからず驚きを感じている。バンダイさんの心意気に惜しみない賞賛をお送りしたい。
久しぶりにバンダイさんのプラモを作るわけですけれども、さすがの親切かつ素晴らしいインスト。
コクピットの解説付きで読み応えあり。
Aパーツは3色。内部構造と剣、配管などで構成。
Bパーツは、主に間接部。
C1パーツは、外装。パールピンクで、女性らしく美しいパーツ。
同じく、外装のC2パーツ。
D1パーツは搭乗者、真宮寺さくら。こればかりは色分け出来ないので肌色一色。
このフィギュアがあるか無いかでこのキットの魅力は大きく変わるだろうのう。なぁ。
間接部のポリ。シールAはさくらの瞳デカール。シールBは主にコクピット用。シールCはセンサー用の透明パーツ。
太いひもはナイロンチューブで外装のパイプ用。細い方はリード線でコクピットとさくらを一体化させる何か。
至れり尽くせりだわな。
先にランナーに着けたままさくらだけ塗装。今回は素組みのつもりだけれど、さすがにフィギュアは塗らないとと、頭の中のゴーストがうんぬんかんぬん。
コクピットはシールを貼るだけで、見栄え良くなる。塗装すればもっと見栄え良くなるのは当然だけれども、どうせ見えないので、このままでイイよね。素組みだし。
パール地のパーツ(パが意味崩壊起こしそう)は綺麗なんだけれども、ゴッドハンドアルティメットニッパー(知らない人もいるかもしれないから一応言っておくけど、ちゃんとした商品名)を使用しても切り口が変色してしまう。
さらに、通常こんな時はゴッドハンド神ヤス!(念のため言っておくけど、これも商品名だよ)を丁寧に使えば目立たなくなるものだけれど…。
やはり、目立つのよ。ここら辺はガンプラモデラーさんなら目立たなくなる技術知ってそうだけれど。
今回は素組みなので、これは困ったなぁ…。
とか考えているウチにボディ完成。センサー用シールが便利だし、実感ある。
中には、ちゃんとさくらもおります。どうせ見えないから塗りは荒いけれども。
瞳シール、便利ね。
で、組立完成!インスト通りに組み立てれば、ここまで見栄えるものができるのだから、本当にバンダイさんすごいとしか言い様がない。
とはいえ、パーツの切り口の変色とか、少しメリハリに欠けるとかあるので、墨入れとウェザリングだけやろうかと。
テクニックとしてはAFVのテクニックの簡易応用みたいな感じで。
霊子甲冑はリベットが魅力なので、ファレホの濃いめのピンクでドライブラシ代わりに色を乗せる。
メタリックパーツはどうしても金属感が無いので、メタリック塗料で塗装。
主にファレホのメタリックカラーを筆塗り。
チッピングは、濃いピンクとハルレッド、メタリックカラーのジュラルミンの三色を使用。
全体に、タミヤエナメルのガンメタルで陰影を意識しながらフィルタリング。
リベットの墨入れにはタミヤエナメルのハルレッドを使用。
最後に、凸部をグラファイト鉛筆でこすったり、ススやサビを少しつけてウェザリング終了。
エナメルでのフィルタリングでパーツがもろくなって割れちゃった。
一応ペトロール使ったんだけれども。パールパーツは少し弱いのかも。
これで本当の完成としますのです。
素組みなんだけれど、結局ウェザリングで手がかかっちゃった。
がっしりとした鋼鉄の機械感あるボディに日本刀って結構な違和感がある
マシーネンクリーガーの影響を受けながらも、和風レトロなデザインが面白い。
1/20というスケールがなかなか良くって、マシーネンのようにフィギュアと組み合わせると世界観が拡がると思われ。
是非とも継続してシリーズ化して欲しい。無理か(最初からあきらめちゃダメ!)。
もともとのピンクパールとガンメタルのフィルタリングで鈍く光るボディになって金属感アップ。
ついでにプラのヒケも目立たないようになった(こっちが本来の目的)
刀もメタリックで筆塗装。エアブラシの精密感は無いけれど、使い込んだ感は筆の方が上。
排気管は設定と色を変えてみた。高温で塗装がはげて劣化した感じで。
しかし、子どもから「霊子甲冑ってそんな高温になるほどの蒸気機関?」と突っ込みが…。
要は雰囲気よ、雰囲気。
とにかく、鋼鉄感を重視。「こっころまで〜 鋼ぉ鉄に〜 武装するぅ乙女〜」
プラの合わせ目の処理をどうしようか迷ったのだけれど、そのままつなぎ目があるような感じにした。
素組み故の苦肉の策。
コクピットは開きます。
さくらもおります。
チッピングを派手目にしたのは、パーツの切り出し口から視線を誘導するため。
こうすることで、切り出し口が目に入っても気付かなくなる効果がある(と思う)。
しかし、こうした動くプラモを作るときの塗装って本来どうすると良いんだろう?
動くプラモを作らないので、基本が今ひとつわからない。
ガンプラモデラーさんにご教授いただきたいところ。
最初に書いたとおり、リハビリのつもりで作ったけれど、手は動かないし、作り初めてもすぐに疲れちゃうし、キットの前で何をして良いかわからず数十分フリーズしちゃうしで、結構苦しかった。楽しめないのが一番つらい。
これで完全復帰とは到底思えないし、作成意欲も高まらないけれど、とにかく今はひとつ作り上げたことを素直に素晴らしいと思いたい。素組みだけに。
なんか暗い締めになっちゃったけれど、ご容赦ください。
これが最後のエントリーになったならば、その時は違う趣味を模索し旅立ったのでしょう。
まぁ、あっさり復活するつもり満々ですけれども。
【追】
自然光で撮影したら、実際の色味近く撮影出来たので、追加。
藤沢の赤羽模型店に置いてもらいました。
よろしかったら、お立ち寄り下さい。
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「ミリQ+α 全員集合!!」
山下しゅんや。
ご存じですよね。みなさん。
昨年(2019年)の5月には、すばらしい画集「プラスティックエンジェル」を発表されてます。
ご存じですよね。当然。
あなたもハートをわしづかみスマッシュヒットされましたね
山下しゅんや氏の魅力的で素晴らしいアートをプラモデル化したのが、マックスファクトリープラマックス「ミリタリーキューティーズ」シリーズ。
多くのモデラーを虜にし、ワンダーフェスティバル2019夏では「山下しゅんや祭」ブースまで登場。
(ワンダフェスティバル2019夏 参戦記はこちら)
で、ですね。わたしも便乗して
「ミリQ+α 全員集合!!」
マックスファクトリープラマックス「ミリタリーキューティーズ」のみなさん&
スピンアウト作品のカニオミニチュアズ「ビキニアーマーよし子」さん
そ、そりゃね。ただ、作ってただけじゃん、と。
そう言ってしまえば、その通りなのだけど。
まぁ、やってることはいつもと変わらず地味なのですよ。
整形が済んだら、全員超音波洗浄機で削りかす等をキレイキレイに。
結構、汚されていたのね…みんな…
その後、全員仮組み。
この時にどんな娘に育てようか風に仕上げようか、脳内妄想に浸る幸せ。
あ、ネーネは以前に仕上げているのでした。
衣服のパーツを中心に透け防止も兼ねて(衣服は透けてもよろしいという声もあるがそれはまた別のお話)サフを吹いて
黒で下地を整えた後、ファレホやタミヤエナメルで塗り分け。
肌の表現に主に使用したのが、Mr.カラーのラスキウスシリーズ。
ベース色の上からクリアフレッシュで濃淡を重ねる塗装法。
この方法は塗り重ねが好きな自分向き。発色も綺麗。
整形色がフレッシュなので、肌はサフを拭かずに、ラスキウスを薄く重ねて質感を。
最後の仕上げは、水性ホビーカラーのプレミアムクリアーシリーズ。
以前は同シリーズの缶スプレーを使ってたけれど、瓶が発売されてからはこちらを愛用。
と、いうことで改めて、メンバーをご紹介。
生真面目な熱血漢だけど、ちょっと世間知らずのリーダー(レッド)、ネーネ。
「あんまり、かっこ悪いところ、見せられないものね(うん)」
「さっさと撃たんか!それでも地上で最も邪悪な一族の末裔か!(いや、これは違う)」
いつでも明るく、ちゃっかりだけど陽気なチームのムードメーカー(イエロー)バーニー
「わーい(違和感ない)」
「すっごーい!(違和感ない)」
「君はなんのフレンズ?(ホントに違和感ない)」
いつも沈着冷静、少し冷たいところが玉にキズ、チームの頭脳(ブルー)アリエ。
「今日はいやにリーダー風吹かすじゃないかよ(絶対言わない)」
「私の血、青いの(…病気?…)」
紅一点(って、このチームにおける意味は…)、おしゃれ番長(ピンク)ミユキ。
「いいわね!いくわよ!(いや…)」
「ピピルマ ピピルマ プリリンパ!(どうした?…)」
ボーイッシュで男前で無口。時々話す独り言が正鵠を射ていたりいなかったりの(グリーン)コレッタ。
「そんな昔のことは憶えていない(ん?)」
「タフで無ければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格が無い(んん?)」
最初はいなかった後入りで、初登場時はとっつきが悪いけど実はすごいいいやつの(ホワイト)よし子
「人類の未来がひとえに我々の双肩にかかってあることを認識するときめまいにも似た感動を禁じ得ない(誰?)」
「操縦系を切り替えわたしのところへまわせ!お前らも各個脱出しろ!(ホントに誰?)」
一人ひとり作成記は別のエントリーで。
「ミリQ+α 全員集合!!」でした♥
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった
「ビキニアーマーよし子」1/20スケールレジンキャスト組立セット(カニオミニチュアズ)
美少女イラストレーターとしてもはや三次元世界における知的生命体で知らない者のいない山下しゅんや氏のイラストを立体化したシリーズ、マックスファクトリー「ミリタリーキューティーズ(通称:ミリQ)」。
そのスピンアウト作品として、同シリーズの原型を多く手がけた太刀川カニオ氏の手で生み出された、今回のガレージキットはこちら!
ジョイフル三ノ輪商店街Styleのビキニアーマーよし子。
太刀川カニオ氏による魅力的な作品を発表し続けるカニオミニチュアズのオリジナルレジンキット。
箱を開けると丁寧に梱包されたパーツが。
子犬のジョイフル君も入れて、全部で10パーツ。
インストと一緒に設定資料が。
彼女、いじらしいほど質素。
ジョイフル三ノ輪商店街を盛り上げるための看板娘なのだろうか?なぞはつきない。
下処理が終わった状態。
気泡もほとんど無く、綺麗なキット。
いつもの超音波洗浄機でペーパーの削りかすなどを落としているところ。
お友達も一緒に。
その後、よし子さんだけは熱湯のお風呂に。
レジンの離型剤を浮かせる(と信じてやっている)。あと、ゆがみも治るしね(と、信じてやってる)。
そして、台所洗剤でゴシゴシ。
最後にガイアノーツのレジンウォッシュで一晩。
ここまでが、いつものルーチン(二重表現の悪い例)。
次に軸打ち。
レジンはプラ用接着剤が使えない(プラ用接着剤では溶けないので)。
なので瞬間接着剤をつかうのだけれど、瞬間接着剤は溶け合わせる訳ではないので、軸打ちをしないと外れる可能性がある。
ま、受け売りだけどね。
ということで軸打ち。この方法は、「G-MODELING.INFO」さんのブログで知った方法。
ピンバイスでまっすぐ穴を穿つのに自信が無い自分には、もうこの方法は神。
まず、接合部分に軸と径を合わせて穴をあける。
アルミの軸を差し込む。差し込むだけね。アルミは柔らかいので調整や加工がしやすいので。
外に出ている方にペンチなどでギザギザの溝を作る。
受け手の方に、軸よりも少し大きな穴を空けて、その回りにワセリンを塗っとく(穴の中には入らないように)。
受け手の穴にシアノン(瞬間接着剤)を充填。
軸の溝にインジェクターなどで瞬間接着剤硬化剤を滴下する。
瞬間接着剤を充填した受け手の方の穴に位置を合わせて軸を一気に差し込み押さえる。
固まったと思ったら、バキッと抜くと受け手の方に軸が残る。
最後にはみ出した瞬間接着剤を剥がして、ワセリンを洗い流す。
自分の場合は、塗料の溶き油に使ってるペトロールで乳化させて拭き取った後、マジックリンなどで洗い流してる。
と、作業工程を延々と書いた訳だけれども、こんなかわいい娘が出来るので許して下さい。
慣れると、そんなに手間取らずに出来るよ。
自分のようにピンバイスをまっすぐ打つのが苦手な人(そんな人がいるかは知らんが)にぜひともおすすめ。
肌塗装はレジンの透明感を活かしたい(一般にサフレスというらしいです)ので、気泡埋めとか修正には、目立たないこちらを使用。
脇のところの体のラインを少しはっきりさせた。
あと、もう一カ所このパテで手を入れたのだけれど、公序良俗に引っかかるかも知れないので内緒(わかった人は自分と同類の下衆類としての認定を覚悟してもらいたい)。
で、まずはエアブラシで肌塗装。
わかりづらいけれども、太ももを中心にクリアブルーをうすーく。
そのあと、レジンキット用に調合した肌色をクリアで割って様子をみながら重ねていく。
一見、赤く見えるかもだけど、吹くと肌色になるの。
体の凹凸に合わせて、拭く回数を変えながら重ねてく。
肌塗装が良い感じになったところで、水着などをファレホで筆塗り。
なんかえっちぽいかんじになっているけどしかたないことだし
一旦光沢クリアでコートしたあとに、エナメルでライン等を筆塗り。
ライン引きは、マスキング&エアブラシ塗装と迷ったのだけれど、かっちりしすぎて機械じみた印象になりそうだったので、あえて手書きで(めんどくさかったからじゃ無いよ、っていうよりどっちが面倒くさいのだろう)。
で、顔の塗装。
使う筆は、大体この5本。
右から、モデルカステンのアイフィニッシャー、レオナルド36RO、レオナルド77RO✕2、一番左側がHQパーツの熊野筆。
熊野筆は修正用として最適な毛の硬さで手放せない。
最初に白目をファレホで入れた後、オーバーコート。
青いエナメル塗料で虹彩のあたりをつける。
頭にぐっさりと爪楊枝が刺さっているのは気にしなくていいよっ。
瞳孔の位置を決めたら虹彩を塗装。
瞳孔の位置決めはとても大切。
ちょっとずつ修正した後に目に反射光を入れてオーバーコート。
最後にまつげ、眉毛、アイシャドーなど入れて完成。
これが大体定番の順番になってる(ていばんのじゅんばん?)。
こんな感じ。
次にマントの「三ノ輪商店街」のロゴ。
これも色々と迷ったのだけれど、あえてダサくそして軽やかに手を抜くために、白縁を入れることに。
使用するのは、HQパーツの自作用デカール。
こういうとき便利なのが、フレキシブルカッター。愛用しているのはネイルデカール用なので、とってもガーリー(うふ)。
自作用デカールって初めて使ったのだけれど、すっごく柔らかい。マークソフターなんて使ったら溶けちゃうほど。
で、こんな感じ。一見手を抜いただけに見えるかもだけれど、思った通りのダサさで後悔は無い。だから、みんなも「手、抜いたのね」って思わなくていいよ(お願いだから)。
完成でございます。
うむ、かわいいよね。
後ろ姿、実は結構かっこよくないか。
マントがまさか三ノ輪商店街の風呂敷だとは誰も思うまい。
柔らかそうでしなやかな体のライン♥
さすがの造形。
ジョイフル君。ほっかむりがいいね。
尻尾がくるんとしてる。
おしりがプリッとあがってる感じがまたなんとも。ねぇ。
三ノ輪商店街の風呂敷マント。ね、手抜きに見えないでしょ。
この娘の一番好きなところは、胸がね、控えめなところ。
いや、大きいのがきらいなわけじゃなくて、というか大きいのが好きというか、というかどっちも好きというか。
で、水着は半光沢でビニールのような安物感を出しています。
この娘は何を思ってこの格好を貫いているんだろうか。
バックストーリーがまったく思いつかないんだが、少なくともジョイフル三ノ輪商店街に行ってみたくなることは確か。
作っている間、ずっとこの娘好きだなぁと思いながら作れました。
ミリQガールズの作成もこの娘で一旦終了。
大変だったけど楽しかった。
ありがとう、よし子。
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ありがとうございました。
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった
プラモデル「minimum factory 1/20scale Colletta PLAMAX MF-31 Shunya Yamashita Military Qty's」(マックスファクトリー)
美少女イラストレーターとしてもはや世界中に知らない人のいない山下しゅんや氏のイラストを立体化したシリーズ「ミリタリーキューティーズ(通称:ミリQ)」。
その第5弾で、ボーイッシュな末っ子(今のところ)、今回のプラモはこちら!
イタリアンStyleのコレッタ。
さっそく、キット構成。
まずは肌色ランナー。
一見、プロシュートのような(失礼な!)太ももがまぶしい。
スカイブルーのランナーは、髪やシャツ。ランナーの形がユニーク。
茶色は、ガンベルトとホルダー。
黒のランナーはコートや帽子などなど♥
イラストでは見えないところなんだけど、コートの腰回りの造形がすばらしい。
ついつい着衣以外に目が行きがちだけれど、服の下の体の線を想定させる見事な流れ(って、結局言っていることは下衆)。
もう一つの黒パーツはブーツと台座。
コレッタは、パーツの接続部の構造が他と違って、よりガレキに近い印象。
普通にプラ用接着剤で接着出来るので、芯打ちは当然必要ないけど。
こんな感じで、浅い凹凸。
塗装しない素組みなら(このキットは素組みでも十分可愛く作れる)、この方が組みやすいかも。
瞳デカールは、眉毛と一体型。
オレンジのぱっちり目。
もうおなじみ。インスト裏のピンナップ。
ボーイッシュで、ひざがキュート。
インストもおなじみのわかりやすいもの。
素組みの場合、髪を接着する前に瞳デカールを貼っとかないと、難易度がグッとあがるので、よい子のみんなは気をつけよう!
色分けの構成が良く出来ていて、ガンベルトの左右でパーツが違う。
この、ちょっとベルトの重さでゆがんだ感じがなんとも…♥
お顔を仮組みしたところ。
かっちりと色分けされているところがすごい。
今、このシリーズはメイクアップエディションとして肌色のみのランナーになってる。
それはそれで自由なイメージで塗装出来る楽しさがあるのだけれど(俺の色に染めてやる的な)、当初の、塗装しなくてもかわいく仕上げられるフィギュアを作ろうという発想は素晴らしいものだと思う。
手を入れたのは一カ所のみ。
ガンベルトのダボが丸見えになってしまうので、
シアノン(白い接着剤)とベビーパウダーで作ったパテで埋めておく。
もう、ほんとこれだけ。
服の塗装は、サフ→黒塗装をして、シャツだけはブラシ塗装。
後は、筆塗り。主な塗料はファレホを使用。
ちょっと大変だったのが、シャツの縁取りのブルー。
デカールがないので、手書き。昔なら諦めてたなぁ。思えば遠くに来たものだ。
コートは、素材感を出すため、グロスブラックの上からクリアパープルを何層か重ね塗り。
ちょっと見ると黒なんだけれど、光の加減で紫に見える感じ。
瞳がオレンジなので、チークもオレンジ系に。
リップは、ツヤありのフレッシュピンク。
ちょっといたずらっこぽく、前歯を小さく表現。
で、完成でございます。
スラッと伸びた両足。少年ぽい印象のあるスタイル。
後ろ姿は印象ががらりと変わり、少女らしいラインが強調されてる。
金属部品は、ファレホのバーントアイアンを使用。わざとらしくない金属感があって好きな塗料。
スカートはコートとは逆にツヤを極力抑えて、グレーでやわらかい素材感を表現してみた。
や、やわらかい素材感を……表現……してみたわけでして……
長い前髪がチャームポイント。
他の娘のバリバリガーリーなイメージとは違って少年らしさがあるのだけれど、全体を見るとところどころに女性らしさが随所に表現されている。写真だと伝わりにくいのが残念。
ぜひとも、作ってこのかわいさを手の上で実感して欲しい。
ミリQシリーズの末っ子(今のところ)、コレッタちゃんでした。
うむうむ
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった
プラモデル「minimum factory 1/20scale Miyuki PLAMAX MF-24 Shunya Yamashita Military Qty's」(マックスファクトリー)
美少女イラストレーターとしてもはや知らない人のいない山下しゅんや氏のイラストを立体化したシリーズ「ミリタリーキューティーズ(通称:ミリQ)」。
その第4弾で、シリーズ随一の問題児、今回のプラモはこちら!
日本陸上自衛隊Styleのミユキ。
今回はランナーは3色。シリーズでもっとも色数の少ないキット。
というのもだ!
ほぼ、肌色成分。
腹筋をそっと包み込む脂肪層の美しさを見事に表現したおなかパーツ。
原型制作は腹筋と脂肪の造形で名高いke(小抹香)さん。
まさに〜!
枯れ草色のランナーはシャツ。ピンボケだね。許せ(許さん)。
黒のランナーはブーツとその他諸々♥
こっちは頭部と台座。
瞳デカール。瞳と眉毛が一体になっているのが特徴だね。
そして、もうおなじみのインストの裏側ピンナップ。
尊い。
インストはわかりやすくシンプルなもの。
素組みでもかわいく仕上げられること請け合い。
加工したところをいくつか。
まずは、ヘッドセットの造形。
イラストに近い型に変更。
ついでにマイクもプラ材で作り直し。
シャツはどうしても合わせ目が出てしまうため。
まずはシャツの前身ごろからスカーフをカット。
これで後はめが可能になるので便利。
心置きなく合わせ目消し。
パテは、シアノン(白い瞬間接着剤)&ベビーパウダーで練ったもの使用。
次に塗装。
肌塗装の時に足の左右に差が出来ないように、ボトムを仮止めして左足を接着しとく。
ビキニ、グローブ、ヘッドセット、ブーツはサフ吹きしたあと、黒塗装、光沢クリア。
赤のラインはエナメル塗料を面相筆で。光沢クリアしとくと修正がしやすい。
結構時間かかりましたよ。
次に迷彩服の塗装。サフ→黒塗装→カーキまでブラシ塗装したあと、迷彩柄を筆塗り。
その上から、クレオスのMr.ウェザリングカラー・フィルターリキッドのフェイスグリーンで色調を整えて
さらに同じ塗料でシワの濃淡を表現。
最後に明るいところにパフで軽くドライブラシ。
肌塗装は、地のプラの色と透明感を活かしつつ、クレオスのラスキウスのホワイトピーチをクリアで割ったものをベースに吹いて、その上からクリアペールオレンジとクリアペールレッドをクリアでさらに薄くしたものを重ねて、凹凸をはでにならない程度に強調。
最後にお顔を仕上げて完成!
こう、なんて言うのかなぁ。
いいよね。引き締まってるけど柔らなそうな体って。
このくびれ♥がなんとも…♥(メガネ談)
顔の塗装は、他の娘よりピンクを強調。
わかわかしさと、桜をイメージ。
ちらっ
ビキニはラインを光沢にして黒地はつや消し。素材の違いを出してみた。
けど、よく分からん。
所詮、自己満足よ。
肌の凹凸も塗装で強く表現するのではなく、自然に見える程度に。
しかし、このおなか。本当に良い感じだよね。ね。
勝負どころはおなかばかりじゃないぞうぅ。
ミリQ娘の中でも特殊な立ち位置のミユキ。
作っている間も塗装している間も、動悸高まるキットでした。めでたしめでたし。
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった
プラモデル「minimum factory 1/20scale Allier PLAMAX MF-07 Shunya Yamashita Military Qty's」(マックスファクトリー)
美少女としてもはや知らない人じゃない美少女イラストレーターとしてもはや知らない人のいない山下しゅんや氏のイラストを立体化したシリーズ「ミリタリーキューティーズ(通称:ミリQ)」。
その第3弾で、まったくかわいい今回のプラモはこちら!
ロシア(ソビエト連合)Styleのアリエ。
さっそくランナーを見ていくよ。
意外と肌色部分は少ない。だけど、なぜか空間はたっぷり空いてる。
これはあれかね、詳しく無いのだけれど、型的な事情があるのだろうか?
小顔で、少しクール感のあるご尊顔。
指の先までモールドがしっかり入ってる。
青のランナーは袖とスカートのキルト部分なんだけれどなんだこのぜいたくなぱーつはいちは
そしてロングレッグウォーマーもこのとおり斬新なランナー。
ブルーグレーのランナーは髪。
こう見るとバンパイアの入れ歯のように見えなくもない。
カーキのランナーはボディ。
うん。ご立派。
黒のランナーはブーツと戦車帽、それに鞄裏。
そして、こちらのランナーに鞄表。丸いのは台座ね。
デカールは瞳と、手強そうなライン。
そして、このシリーズお約束。
インストの裏側がピンナップ。
このピンナップのためだけに買う人もきっといるぞ(キットね。ぷらもだけに)。
白いふとももがわしには強すぎる…(ポムじいさん談)
大切。
インストはいつものように簡単でわかりやすいもの。
素組みでも十分楽しめるのがよくわかる。
シリーズ中、最も作りやすいキットで、加工がほとんど必要無い。
この鞄の肩紐のところを、シアノン(白い瞬間接着剤)&ベビーパウダーで作ったパテで間埋めして。
同じパテで、湯口で凹んだところを埋めただけ。ほんと、それだけ。
服の色も少ないので、最初に一気にブラシで塗装しちゃう。
塗装の上から光沢クリアで平滑にしとくと、手強そうだったラインデカールも結構簡単に位置が決まる。
基本だけど、ここは大事。
素組みの場合でもパーツに光沢クリアをスプレーしとくとデカールの難易度が格段に下がると思うよ。うん。
瞳デカールも同様。少しつり目気味にしてみた。
お顔は、寒い国らしく鼻の赤みを気持ち強めに。
あと、ポイントはちょっと開いた口からちらりと覗く前歯。
で、完成。
このシリーズでは肌色成分が最も少ないのだけれど、滅法かわいいのは逆に強調される太ももの白さだね。
わしには強過ぎる…(ポムじいさん再び)
服の塗装は、基本色をエアブラシで塗装後、カーキ色のところは墨入れとドライブラシのみ。
ブルーのところはファレホのブルーインクで少しツヤを出してみた。
後ろ姿もイイ♥。
肌は地のプラの色を活かして、クレオスのラスキウスのクリアホワイトとホワイトピーチをクリアで薄く希釈して重ね塗り。
出来る限り色白の透明感を出したかったので。
柔らかそうな感じ。出てます。
お顔も可愛い。
実はキットを見たときは、それほどかわいいと思わなかったのだけれど、組み上げるとスタイルの良さと表情の可憐さにグッときた(死語)。
このロングレッグウォーマーっていうのがまたいいよね。
見せ場がわかってるっていうか。
戦車帽は、普通に塗ると黒いだけなので嫌みにならない程度に色の階層をつけてある。
ミリQシリーズはみんな可愛いのだけれど、組み上げた結果、この娘が一番このみ。
素組みでも絶対可愛いのでおすすめ。もう一体作りたくなってくる。
ということで、アリエ完成でございます。
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった
プラモデル「minimum factory 1/20scale Burney PLAMAX MF-02 Shunya Yamashita Military Qty's」(マックスファクトリー)
美少女イラストレーター(こんな分野あるかは知らんがしっくりくるので言ってみた)としてもはや知らない人のいない、山下しゅんや氏のイラストを立体化したシリーズ「ミリタリーキューティーズ(通称:ミリQ)」。
その第2弾で、結局かわいい今回のプラモはこちら!
英国Styleのバーニー。
箱を開けると、このシリーズの特徴である色分けされ丁寧に分封されたランナー。
塗装しなくてもかわいく作れるのが、このシリーズの売りでもあるのね。
肌色ランナー。少し透明感ある感じでイイ。
ぷっくりとした唇が可愛らしいお顔。
頭に大穴が開いているのはちと怖い。
金髪を模した黄色ランナー。少し墨入れするだけでも雰囲気出そう。
レッグウォーマーと肩紐を中心とした緑のランナー。
このシリーズによくあるけど、パーツ間の使い方がとても贅沢。
シャツを中心としたカーキのランナー。
なんかの果物を並べたような豊かな胸さまでございます。
スカートは別ランナーで一体成形。
そして、靴や手袋、そして台座を中心とした黒ランナー。
全部で5色のランナーで構成されている。
親切丁寧な瞳とスカートのランナーのデカール。
これがあるので、ちょっとした墨入れすれば簡単に可愛く仕上がるようになっている。
バーニーから引き継ぐ、インストの裏がピンナップになっているサービス。
この大きさで山下しゅんや氏のイラストが堪能できる眼福仕様ありがたや。
で、インスト。
わかりやすいね。
仮組みしてわかるイラストを忠実に再現した、このむっちり感。
基本的なことも含め手を入れた場所をいくつか。
髪の毛はパーティングライン消しのついでに少し薄くしておく。
イラストよりも髪型がおとなしめになっているんだけれども、今回は(次回があるかはしらんが)目をつむって造形はしません。
あごのところに見えにくいけどパーティングラインがある。
肌色パーツは色合いを活かすためにサフを吹かないので、よくチェック。
女の子の顔に刃物って暴力感満載な絵面だな。
ちょっと合いが甘いところもある。
プラなので接着剤で溶かしてぐいぐい押せばなんとななりそうな気もするけど。
レッグウォーマーが足を包んでいる感じは、『とても尊い』と思うので、気持ち削って合わせる。
「こうかはいまひとつだ」でも、やりたいことをやるのが大事。とても大事。
だって、美少女のレッグウォーマーなんだぜっ。
サロペットスカートの肩紐の合わせ目を、シアノン(白い瞬間接着剤)とベビーパウダーで作ったパテで埋めとく。
実は組んでしまうとほとんど見えないところで、ここに合わせ目を持ってきた設計者の方の「グッド!アイディア!」な気持ちが伝わるんだけれど、やりたいことをやるのがとても大事。
だって、美少女の肩紐なん(以下、省略)。
同じく、肩紐とスカートのつながりのところが簡略化されているので、プラ材とシアノンパテでつなぐ。
あと、ゴーグルと髪の毛に隙間があるので、シアノンで潜影蛇手成型です。
服は、サフ→黒拭きのあと、ファレホで筆塗り。
ファレホは細かいところの濃淡を表現しやすいので複雑な形の場合は筆塗りで塗り切っちゃう。
スカートのラインも塗装にしちゃったけど、ここはデカールでも良かったかも…。
ゴーグルのレンズは、UVジュエルクリア(ガイアノーツ)。
最近、透明表現はこれに頼り切り。
紫外線あてると固まる接着剤ね。
こんな感じ。クリア塗装するよりも手軽で早い。
で、完成!
キットの台座は使わず、アクリルの板に変えた。
透明だけど、下から覗かないでね♥
口元に添えた所在なさそげな指先が「イイ」
唇はネイキッドな感じのピンクに。
なんか重心がすごくってなぜこの姿勢を保っていられのかが不思議。
なんてのはどうでも良くって、素晴らしい後ろ姿。
イラストのイメージ通り、食い込む系のあれやこれやで、とてもやわらかそう。でしょ。
ちらっ
デカールがあるので、瞳を書き込む必要は無いのだけれど、左右の瞳と眉が別々なので、位置決めは「福笑い」的状況。
自分にビシッとくる場所にもってくるのがちと大変。
全身のスタイルが体型を強調したパツンパツン感があるので、塗装も出来る限りご期待に添う感じで。
肌の塗装は、キットの造形色を活かしつつ、クレオスのラスキウス(ベース:ホワイトピーチ、シャドー:クリアペールレッド)をさらにクリアで割って重ね。オーバーコートは同じくクレオスのプラミアムクリア(つや消し)使用。
イラストと感じが少し違う。微妙な兼ね合いで印象が変わるのがフィギュアの難しくも楽しい(俺好みが作れる)とこだと思うんだけれど、もう少し瞳がつり目でも良かったかな、とやはり髪型をちょっと暴れて軽くするくらいが良かったかも。
でも、かわいい。
塗装などしない素組みならば、シリーズ中で最も期待通りの結果になるキットだと思う。
ということで、バーニーの完成!!
わーい
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ありがとうございました!
]]>あけましておめでとうございます
旧年中はなにかとお世話になりました
今年もどうぞ よろしくお願い申し上げます。
さて、恒例の昨年の振り返りです。
昨年の抱負は
ひとつ 「模型を購入する数+2個は完成させる」 → これは後半で検証
ふたつ 「少しやせる」 → 特になにもしてないのだけれど、1キロくらいやせた 老化?
みっつ「勉強関係も少しやる」 → 中1の数学からやり直しはじめ なめてた ケアレスミスの連発
よっつ「工作環境の整備(身の回りの掃除)をする」 → 全く汚い
いつつ「アフリエイトに挑戦」 → 未だやり方がわからない
それでは「模型を購入する数+2個の完成」の検証
昨年、購入した数は、
1 Naked Angel 天使もえ(マックスファクトリー)
2 山下しゅんやミリタリーキューティーズ コレッタ(マックスファクトリー)
3 クラッシャージョー ミネルバ(ハセガワ)
4 クラッシャージョー ファイター2(ハセガワ)
5 ミラクルガール〜期待のルーキー〜1/20(ブリックワークス)
6 ミラクルガール〜期待のルーキー〜1/12(ブリックワークス)
7 マメコロイド ビーン✕2(ワンフェス)
8 西住 みほ (ワンフェス アトリエイット)
9 サイレンスズカ(ワンフェス)
10 鈴谷 浴衣モード(ワンフェス)
11 ケムリクサ リン(ワンフェス)
12 けものフレンズ トキ(ワンフェス)
13 武部 沙織(ワンフェス アトリエイット)
14 サーファーガール(ワンフェス)
15 Trailly(ワンフェス)
16 マメコロイドナッツ
17 マメコロイドラッシュ
17個… 17個!?
えっと、そうすると目標は19個作るって事になるねぇ無理だねぇ
昨年完成したのは
多く見積もって6。17:6
一応、ほぼ完成直前が5つはあるので、ギリギリ アウト だな
本当は19作らないといけないということだよね
それは無理ゲーすぎる
なので、今年の抱負
ひとつ 模型購入は5つ以内そして完成は、10以上
ということで、今年もがんばりたいと思います。
さて、どこまでやりきれるやら…
]]>
JUGEMテーマ:プラモデル
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/700 砕氷艦しらせ5003 第51次〜(2009年〜) (シールズモデルズ)
平成31年として迎え、令和元年として終わる年の瀬を迎えました。
新たな年のご準備はもうお済みでしょうか
私といえば、常に新たなストックを迎えつつ、どうしようも無いその質量に整理をする気も失せ、どうあろうとも新たな年が自動的にやってくる状態を明鏡止水の心境で受け止める準備だけが整いました。
そんな、今年最後のプラモがこちら!
「1/700 砕氷艦しらせ」
みなさま「宇宙(そら)よりも遠い場所(通称 よりもい)」というテレビアニメをご存じでしょうね
観たこと無い?知らない?
それは幸せです。これから「よりもい」を楽しめるという人生においての分岐点を迎えることが出来るのですから
とにかく素晴らしい作品で、一言で言うならば女子高生が南極に行って帰ってくる話 それだけ!それだけの地味な設定に心揺さぶる何かが詰まっている
まだご覧になってない方はすぐにでも観た方がよろしい。アマゾンプライム他で絶賛配信中!
(ここで頭の良い人はアマゾンのバナーを貼ったりする)
この作品に登場するのが、実在する自衛艦の砕氷艦しらせ
自衛艦の中でも特殊な立ち位置の「しらせ」を、今回は造る所存でございます。では、いざ参らん!
潔く「いざ!」とか言った割にはパッケージの裏面からスタート
塗装見本ね。この艦の多彩色(迷彩する必要が無いわけだし、それより真っ白な世界で目立つ必要がある)には、カラー見本が助かる
Aランナー
船体とアイランドが中心
Bランナー
アイランドと装備等がぎっちり。
パーツは繊細な造りで、見てるだけでモチベーションが上がる
デカール
左の黄色いバッテンが51次(すなわちこの艦にとって一回目の航行時)のもので、52次からは左の白線のものとなる
インスト
詳細でわかりやすい構成。工程7のエラッタが入っている(オレンジの紙ね)ので、忘れないように
自分は絶対に忘れるので、先にインストに貼っちゃう
あと、エラッタの無い過誤も一部ある
B1とB8、B2とB9がパーツとインストで付番が逆
まぁでも、この程度ならば間違いようが無いので特にエラッタ出さなくても大丈夫という判断があるのだろうと思われ
デカールの懇切丁寧な説明書も
デカールの台紙を密着用に使うなんて目からうろこ
その他、参考資料入り
会社のしらせ愛を強く感じる
ちなみに会社の所在地は、東京都練馬区です
ということで、いつもの洗浄
脂っ気を感じないので、セスキ炭酸ソーダだけで洗浄
ブンブン振って、よーく水切り
アイランドの正面
ヒケはモールドを壊さないように800番くらいの紙やすりで処理
それと、両側下の四角いところは通用口なのだけれど
インストが喧嘩売ってきます
上級者の方へ… 上級者の方へ… 上級者の方へ
自分は底辺者なのですが、せっかくなのでやらせていただきます(へりくだっておけばどうにかなるという社会人の知恵)
通用口の方を抜いて、廊下壁をプラ板で作成させていただけました
ありがとうございました(へりくだっておけば(ry )
繊細なR面の処理はシモムラアレックの「Rボコ」が神ツール
アンテナが抜きの関係で三角錐になっているので、アンテナらしく処理しようと思ったけれど
自分の技術では、これが綺麗に整形できるほぼ限界
後は見る人の想像力に委ねたい
浮輪制作
プラ棒の真ん中に穴開けて薄く切る
いくつか造って形のよいものをチョイス
パーツ化されていないアンテナ等は真鍮線で作成
リューターで回転させた真鍮線にヤスリをあてて整形
押し出しあとや合わせ目をパテで埋めたあとに全体のヒケもみながら紙やすりで表面処理
部分ごとのくみ上げが終わったら、再度水洗いして、削りかすを落とす
のだけれど、ここであってはならないミスが…(あってはならないミスを連発するのがAlldays My Style)
右舷前照灯が無い!!
どうやら水道管を通って、無限の彼方に旅立ってしまった模様
この前照灯パーツ、中々よく出来ていたのでショックは大きい
パーツ取り寄せも考えたけれど、シールズモデルはパーツ取り寄せには応じておらずランナーごと取り寄せ
Bランナーで、1,900円…
造ります…
約4ミリのプラ棒と自衛隊整備セット(これが我が家にあったことが幸いでございました)の前照灯を使う
で、なんとなくそれっぽい感じに
左右差が出ないように両方とも作り直し
とにかく塗り分けが面倒くさい!
天蓋と壁面の色が違うって今までやってきたことの無いマスキング
ガンプラ造る人って本当に凄いと思った瞬間100パーセント
もう、こういう塗り分けは筆で
ここまでマスキングは自分の根気では無理
一通り塗装と組み上げが出来たら、つや出し塗装
つや出しをしておくと墨入れがしやすい
墨入れ後に半つやでコートして
完成!!
右舷
ちなみにコンテナの色は「宇宙よりも遠い場所」のバージョン
この場合、艦名は「しらせ」ではなく「ペンギン饅頭号(しらせが民間に払い下げられた設定)」でなくてはいけないのだけれど
まぁお遊びとして
左舷
左右がほとんど同じシルエットの艦なので印象は変わらない
正面
この艦特有のまるでビルのようなアイランド
天蓋が微妙に左右に落ち込んでいるのは雪が降り積もらないため
この模型制作者のこだわりを感じる
後部
格納庫が目立つシルエット
今回は薄氷の海を航海する設定なので、装備ヘリは格納庫内設定
決して手抜きでは無い設定な設定
この窓も抜きたかったんだけれど、自分の技術でギリギリ抜けそうな気もしたんだけれど、今回は時間の都合もあって断念
コンテナは先ほども言ったとおり「よりもい」仕様
一番下は冷蔵庫なので、本来白なんだけれど、よりもい的に色塗ってます
細かいところはあまり精緻に処理しないで方向で
良い言い方をすれば印象派
そもそも小さいから、この位で十分
究極の失敗が、この虎模様のデカール
仮組みの時に場所あわせをしたのだけれど、ずれてた
組み上げで合わないことに気付いたけれど、すでにオーバーコートまで掛けていたので
『あきらめました』
だからみんなも見て見ないふりしていいよ
台座はもう簡単に薄氷の上を微速前進している感じ
アクリル板の裏側に深い青と緑、それとスクリューによる気泡を塗って、表面には雪と氷を意識して白をランダムに塗った
しらせって、この角度だよね
この角度が一番映える
氷を砕いて突き進む艦だけれど
今回は穏やかに進んでいくイメージ
通過したあとも、雪と氷に覆われる
静かな世界に分け入る感じで
屋外でも撮影
青空の中、光を浴びて綺麗に映える
屋外撮影が似合う艦
ということで、これで完成
完成を急いだのは、年賀状ネタにしようと思ったため
間に合ったけれど、その分荒さは残った
なんとか、完成として成立するレベルかと(当社比較)
なかなか更新しないブログに今年もお付き合いくださり、ありがとうございました。
来年は、もう少し更新頻度を上げたいけれど、『無理だと』思います。
それでも、見捨てずに変わらぬご贔屓下さると嬉しいです。
ではでは、皆々様方 よいお年を!!
]]>
JUGEMテーマ:プラモデル
さて、今回も趣向を変えまして、適当に作ってみた簡単便利ツールについてです。
もちろん!!新作の完成が遅れているので茶を濁している可能性は否定しません。
否定しませんが、肯定はします!えっへん!
今回は、100円ショップの「セリア」に行ってきたところからスタートです。
「セリア」は最近、バイヤーに模型好きがいるのではないかとささやかれているほど、模型ツールが充実してきている、とのこと。
例えば、塗装用持ち手、スポンジやすりなどが定番商品としてラインナップ。
そんな「セリア」で購入してきたのが、こちら。
ごちゃごちゃしていてよくわかりませんが、右上から爪楊枝、竹串(短)、ミルク泡立て器、調味料用カップ、スティッククッションやすり。
爪楊枝や竹串は、模型作成上あらゆる場所で使える便利グッズ。調味料用カップはラッカーパテや塗料などを使うときにここに入れてフタをしとくと少し持ちが良くなる。スティッククッションやすりは言うまでも無くモデラー間で「セリア」の名を一躍有名にしたやつ。
そして、今回の目玉はミルク泡立て器。これを使って塗料攪拌マシーンをお手軽に作ってみようというエントリーです。
さっそく解体。
おもったとおり構造はいたってシンプル。
このままだと塗料が泡立つので、タミヤの「調色スティック」のヘラを使おうかと。
軸の太さが合わないので、ヘラを切り取り。
泡立て部分と付け替えて完成!!のはずが、ここで大きな問題が。
回転が速すぎて、これでは泡立つかまき散らすかの可能性が…
そこで、少し手を加えることに。
ビニール線を使って、必要な乾電池を2本から1本に変更。これでパワーを削減。
さらに、スライド式のスイッチだと早さの調整が出来ないため、スイッチの一部の形状を作り替えて、バネ式のスイッチに変更。
感覚的なスピード調整が出来るようになりました。
と、こんな感じ。
これで、面倒かつ不十分で泣きを見る塗料攪拌からおさらばです。
の、はず。
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ありがとうございました。
]]>JUGEMテーマ:レトルトカレー
今回は、いつものと違って大変ブログらしいブログです。
先日、作成した護衛艦おおよど(おおよどのブログはこちら)。
これは、お世話になった方が引越されると聞いて、お祝いで作り始めたのでした。
が、転居されてから4ヶ月後にようやく完成(いつものこと)。
お送りするのが大変遅くなったので、すでに引越祝いという感じではない。
わけわからず唐突にプラモ受け取るのもなんか微妙かもしれないが、それは自分を責めても仕方ない。だからみんなも私を責めなくていいよ。
すると、するとですよ。
すると、なんとカレーを送って下さいました!
嬉しい。
「おおよど」と「ゆうだち」、そして今をときめく「いぶき」に加え究極の函館カレーまで!
色々といただいたお礼も兼ねていたので、こちらがお礼する側だったのですが。
妻からは、「わらしべプラモ」と言われました。
ありがとうMさん!!
美味しくいただきます!!
]]>JUGEMテーマ:ワンダーフェスティバル
ワンダーフェスティバル2019夏
令和元年7月28日(日)
冬に引き続き、今回も参戦してきました、ワンダーフェスティ〜バル夏にございます。
二日前までの天気予報では開会時間に台風が直撃となっており、関係者のみなさん、ディーラーのみなさん、来場予定のみなさん、そしてなにより『わたくし』を戦々恐々とさせましたが、熱帯高気圧にと威力を落とし、方向もずれたため、無事開会となりました。
が、空は明るいもののそれなりの降り。
今回は、ダイパスを取らず(というより、海洋堂VISAカード専用先行販売で取ろうと思ったのに何故かHPが見当たらず行き着かず、なんか理不尽で頭にきたので、もう行くのや〜めた〜、と思っていたのにこうして来てしまったのはそれなりのわけがある)、一般参加で早朝7時30分から並んでいたので、もうビショビショですわ。
そんなこんなで10時25分ごろようやく入場。3時間弱の立位に疲労度80パーセント越え。
年寄りはダイパスを取るが良いと思う。
みんなびしょ濡れだろうに、いつもの熱気あふれる会場。テンションが急激にピンと張り、疲労度は(体感)20パーセントまで復帰!
ではでは、いつものように全く個人的感想によるワンフェス日記の始まりはじまり。
もう、本当に個人的な感想だからね。「あれはどうした!」とか無しね。
これは!と思ったのが中華人民共和国から参加の周峰さんの作品「麟」。塗装も上手いけど、世界観がビンビン伝わる。
作品名は分からなかったけど、これも良かった。
次に、雲之さんの作品「水縛」。
水の妖精のようなんだけれど、何かに捕らわれている。小美人が頭に浮かんでしまうのは昭和生まれだからか。
いずれにしても綺麗な作品。
出た!ハルル様!!
美人で自由気ままで人好きのする妹カララに対する憎みっぷりが忘れられない。お前が男だったらとか手前勝手な父ちゃんの憎悪の対象になってたのが忘れられない。あと、ザンザルブ。映画館で見たときの「かっちょいい!!」衝撃も忘れない。
あのハルル・アジバがこんな魅力的になって現代によみがえるとは(というより未来人か。いやイデオンの時代っていつだ?)。
リアル女子高校生フィギュアの名工、まっつくさんの作品。
りん!!りんさんです。「ケムリクサ」良かった。こんなこと書いてたら、また見たくなってきた。
メルボックスのZANさんの作品。ZANさんと「ケムリクサ」のミッシングリンクをつなぐ続編への期待など少しお話したけれど、「とにかくたつき監督に、布団で寝てて欲しい」の一言に、激しく同意。
りんに続くはりなちゃんず。しろも一緒。ケムリクサ姉妹揃えたいけど、それは大変な時間と工作が必要だろう(自戒)。
コムラクラフトさんの作品。実は見つけたときには完売で、次回もお願いします!と無理なことを言ってきた。
さて、「クムリクサ」から離れて。かるかんさんという方のイラストを立体化した「妖夢」。
東方Projectのキャラクターです(今調べた)。
ふらっとわーくのぱっとんさんの作品。
見つけたときは完売で、でもあまりに魅力的なので、どのくらいで完売したか聞くと「開場後15分くらいでした」とのこと。驚いていると、「大丈夫です。次回も出しますから」って、次回も瞬殺だったらどうしようもないじゃん(あくまで個人の感想です)。
SSSS.GRIDMANには二人の魅力的なヒロインが出てくる。一人は、完全無欠の美少女、新条アカネ。そしてその友人がこのフィギュアのモデル、宝多六花。この二人プロポーションが対照的で、アカネは胸が大きく足が細い逆三角形なのに対し、六花は胸は控えめで安産型。
ということで、六花を立体化するときに臀部を強調するのが常となるのだけれど、そうした作品の中でも魅力的だと思ったひとつ。
スーパーバイザーさんの作品。
強調しすぎずに六花らしさを表現していて、安心。
でも、横から見ると、なんとなく水着が脱着出来そうで、不安(かもしれないしそうでないかもしれないいやむしろ)
特にこれは!と思ったのは、ASUKA CRAFTさん。
あえて座りポーズ。「座りじゃ、お尻イキないじゃん!!」と思われる貴兄!
むしろ、「イカしきっている!」と叫ぶであろうことよ。
しかも、いかにも六花らしい、髪をかき上げるたたずまい。すばらしいの一言。
そして、またたつき監督ものに戻ってけものフレンズより「トキ」。
いななり町の稲荷さんの作品。
「トキ」はけもフレの中でも、1、2を争う好きなキャラクターなんだけれど、この換骨奪胎はすごい!
これまたすごい作品。96(キューロク)のイトウさんの作品「アンドロイド」。
3Dプリンターの発展はフィギュアを新たな領域に押し上げていると思う。
こんな女の子が「わたし、脱いだらすごいんです」とか言って、脱いでこんなだったら気絶すると思う。
敢えて言おう。ごくごく普通のオリジナルフィギュアの良さは、非常に個人的なスマッシュヒットとなることを。
ちりつもさんの作品「ねこちゃん」。この手書きのお品書きから作品の世界観が始まっているのだよ。
これぞワンフェス!
ここから個人ディーラーを離れまして。商業ブースへ。
なかなかに興味深いものが。
怪獣ものって自分では作らないのだけれど、実は見るの大好き。
藤井浩一さんが作る怪獣フィギュアとか、もうずっと見ていたい。
そんな怪獣好きの自分が思うことは、ウルトラ警備隊の制服はエロい、ということです。
いくつか展示してあったけど、ビラ星人最高!!
それはともかく、12月14日、15日は仕事を入れないように!!
お次はクトゥルフ。
怪獣では無いけれど、まぁ近似領域で。
昨年、とても感銘を受けたCthulhuEvolution。
ちょっと、小さめだけど新たなクトゥルフ。
むしろこれは!と思ったのがこちら。
こんなのが見えちゃったら、まぁ狂う罠。
お兄ちゃんもいます。
急に雰囲気変わって、レストアされたくろがね四起。
近くには寄れないので、運転席の写真をどうにか撮ろうと踊っていると、隣にも同じように踊っている人が。
「撮りたいところってみんな同じですよね」ってお互いに苦笑い。
ミリタリーつながりだけれど、グッと柔らかい感じに。
PLAMAXのミリタリーキューティーズシリーズで山下しゅんや祭。
#ミリQイッポンのハッシュタグをきっかけに、様々な人が作成した作品を展示。
ところでこのことを知らずして山下しゅんや祭と個人的に称し、ミリタリーキューティーズを一気に作っている自分の間の悪さは本当に天下一品だと思う。このこと知ってれば出したかった。
全国の皆様の素晴らしい作品。
自分のイメージで自由に塗装出来るのも魅力のひとつ。
どうしても、みゆきちゃんはバリエーションが少なくなる。肌色多め。
全部、かわいい。
こんどは、ボークスのキャラグミンより、「ダンジョン飯」。
二十年前に今後新たな漫画は一切読まないと決めたのだけれど、妻の罠でこの漫画で復帰してしまった(でも、他の漫画はほとんど読まないけれど)。ダンジョン飯、いいよね。
キャラグミンにしてくれたのは嬉しいのだけれど、マルシルはシリアスな方がいいな。
この顔も可愛いけれど、ね。
突然ですが、献血ルームの出張があった。
今まで気付かなかったなぁ。
寝不足の人も多いだろうけれど、とにかく人が集まる場所に設置するのは効果あるし、なにより、「無駄遣いしちまったけど、俺いいことしてるもんね」というエクスキューズにもなるじゃん。
自分は、献血したばかりで、まだ出来ない期間だったけど。
次回は、しようそうしよう。
そして、ミクさんはかわいい。
ここから文章穴埋めイベント。
商業ブース、一般ブース含め、情動、感動、感涙、驚愕したベスト4!の発表です!!
情動の第4位!
18禁商業ブース!!
前回、あまりに人が並んでいるので、これはさぞかし中はすごいことになっていることだろうと思いながら、自ら入ろうとは思わなかった18禁商業ブース。
今回は、単身乗り込まんと意を決したのであります!!(ヒマだから)
で、列の最後尾に行こうと思ったら… とてつもなく長い。遠目に短く見えたのは○ィズニーランドよろしく、こまめにこまめに列を折りたたんでいるから。
そこでわたくしこの天才的頭脳で計算してみました。
大体20秒で一人入場してる(中の人数が決まっているらしい)。列には200名以上並んでいる。
単身あきらめました!!(そこまでヒマじゃ無いから)
でもなぁ、せっかく意を決したのになぁ、などと独り言を言いながら歩いていると、何故か前から来る人が避けてくれるのですが、その先に!
ありました18禁ブース。しかも、ほとんど並んでない。これは入れる!
と、思い単身意を決して入って参りました!
…正直、ふつう。あ、青い字の18禁は女性用ね。さすがにあっちは入る勇気が無かった。
感動の第3位!!
天才林浩己氏の手による「ガールズ&パンツァー」のリアルフィギュアを鬼才田川弘氏がフィニッシュしさらにショウケースまで演出したアトリエイットの展示!!(長い)
作品の素晴らしさもさることながら、このショウケースの美しさ。
全体を一つの作品として成立させようという鬼才の意気込みがひしひしと伝わる。
何より、鬼才田川氏の一言「ぼく、ガールズ&パンツァー見たこと無いんですよ」。
鬼才とは、かくあるべし。
そして、感涙の第2位!!!
「宇宙よりも遠い場所」の南極女子高生セット完売!!!「よりもいなんて無理だって言ってたヤツに言ってやる『完売御礼!!』」
一期一会のハイジンクスの久我浩樹さん作品。
事前の自分のサーチでは見つけられなかった。気付いたときにはこの状態。
しっかり、よりもいしている。
ぜひとも叫んで欲しい。完売御礼!完売御礼!!完売御礼!!!完売御礼!!!!
そして驚愕の第1位は!!!!
鬼北町役場
えぇ、架空ではありません。「キホク」と読みます。
愛媛県の南部に位置し、面積は241.87k?。東京都最大の大田区の約4倍。
人口は、10,260人。大田区の約70分の1(鬼北町と大田区の争いをあおっているわけではない)。
全国自治体で唯一「鬼」の名が付き、故に鬼の棲む町と化した、ということらしい。
なんとなく、TRPG(クトゥルフとか)の舞台として活躍しそうな町設定(リアルだけれど)。
これが、鬼北町を守る鬼王丸。
中々に今風の造形。
というのも、海洋堂のフィギュア作家さんの作品。
なるほど、本気だ。
そんな話を聞いていたら、こんな立派なバックをもらってしまった。
これをひっさげて、千葉→東京→神奈川と帰りましたよ!鬼北町のみなさん!!
鬼の造形大賞なることもやっている。
11月30日が締め切りなので腕に覚えのある方は、チャレンジしてはいかがか。
申込用紙はHPからダウンロードできる。
アニメで町おこしは、一つのブームになっているけれど、フィギュアで町おこしは初耳だし、そそられるアイデアだと思う。
第4回の入賞作品も、ひとつひとつ個性的で面白みがあるが、もう数ランク上げるためにワンフェスでアンテナとは良い発想だ。
がんばっていただきたい。
えっとね、それでね、町の中にこんなスタチューあるんだって
柚鬼媛って名前なんだって
もう、これガレージキット化して欲しい。そんで、フィニッシュ大賞とかやってくれたら応募する!と、思う。
お願いします鬼北町役場の偉い方。
もし現実になったら、みんなも『でちこんか』(方言で、出て来ないか、という意味だそうです)。
さて、一通り見終わって、外に出てみれば
この晴天。空が高いこと。
夏らしい高揚感を楽しみつつ、湿った服と靴を身に纏い会場を後にしたのであった。
最後に、今回の獲得品。
ダイパス無かった分、強気になったというか、並んでいる間に頭がおかしくなったというか。
少し反省。
でも、事前に希望していたものは全て手中に。
まずは。りんさん。今回ワンフェスは行かない!と沈んでいた頑なな気持ちを一気にすくい上げてくれたのがこのキット。
「えっ、りんさん出るの?じゃぁ行く!」
って、軟弱にして意思弱だなぁ、と我ながら感心するよ。
でも、嬉しい。
そして、「トキ」。たつき監督ものが続くけれど、そして「トキ」はけもフレで1、2を争う好きなキャラだけれど、これをターゲットした理由はむしろ作品性。
完成予想図はこう(なぜか会場に完成見本が無かった、のでツイッターより拝借)。
顴骨堕胎という言葉がすぐに浮かんだ。
このキットを完成させたら、自分のフィギュア作成のステージは今より数段上げられると思う。
手に入って良かった。
ここはお約束のさおりん。メンバーを一個ずつ集めていくのが中々面白い。秋山さんとか、まこさんとか出るのかな?林さん好みでは無い気もするけど(特に秋山さんの天然パーマ難しそう)。
サーファーガール。模型居酒屋のあまさんの作品。
江ノ展3で、造形途中のを見て「これは良いものだ!」と直感した。
新たな江ノ展のアイキャッチになって欲しい。
自分も来年の夏までには作ろう、そうしよう(決意しておく)。
歩いているときに目が合って買ってしまった、トレイリー(Trailly)。
ディーラーは九州産業大学造形短期大学部。そこの客員教授の谷口亮氏の作品。
この方は、今度の東京オリンピックのメインキャラクターのデザイナーとのこと。
そんなこと知らない人間のファーストインプレションを掴むのだから、やっぱり乗っている人というのは他とは違うオーラがある。
上記の全てを知らず「目が合ったので買います」と言ったら、女子大生(多分)に怪訝な顔をされた後、上記の説明を受けた。
キットは3Dプリンター射出のまま。
この間ビーンを作ったところ、マメコロイドにはまった。今回はこのナッツと
新作品のラッシュを購入。塗装しようかなと思って2種類を購入した(前回は同じキットの色違いを購入し、色を組み合わせた)が、帰る道すがら「マメコロイドは色を塗るような作品では無いのでは無いか」と思い始め、未だに悶々としてる。
サンダーバードとかのようなちょっとレトロな感じに塗装したい気もするし、いやいやこの色こそマメコロイドだろうという、ゴーストのささやきも聞こえてくる。
そんな時間をくれるほど、豊かで楽しい世界観のあるキットなんだと思うよ。
本当におすすめ。
購入したのは以上。
で、あかりさんはかわいい。
「継星あかり 水着ver.」 金平糖工房 Kenjiさん作
次回、余裕と運があったら絶対ダイパス買います。
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
「マメコロイドビーンレッド MC-004BR」
「マメコロイドビーンブルー MC-004BB」(バジルの造形魂)
みなさん、こんにちは。
普段より、このブログをお読み下さりありがとうございます。
令和になって初めての夏なのに、大雨が続き不穏な日々です。
はやく、青くて高い空が来て欲しいと思ってます。
さて、7月も終わろうとしている今日の作品はこちら。
マメコロイドビーンレッド
マメコロイドビーンブルー
バジルの造形魂さんのガレージキットです。
なんだかすごく可愛いのもさることながら、変形するんですよ。変形いいですよね。
バジルの造形魂さんでは他にも魅力的なキットを販売しています。
どれも可愛くてカッコいいのですが、今回はその中でも一番お気に入りのビーンを作ります。
組立説明書はガレージキットとしては、とても親切な内容です(「キットをよく見て、組み立てて下さい。以上。」的なのもよくある)。
ピンバイスは必須ですが、使い方が丁寧に書いてあるので、よく読めば初めての人でも不安無く作れると思います。
キットはこれですべて。さすがにガレージキットですので湯口(ランナーあと)やバリの処理がちょっと大変かも。
ただ、ほとんど気泡が見当たらない綺麗なキットので、普通の処理をプラモデルより少し丁寧にやるだけで充分ですよ。
ガレージキット定番の気泡埋めって、難しいしちょっと敷居高いですものね。ありがたいです。
透明のキャノピーと可動軸のネジが入ってます。
この透明のキャノピー、どこかでみたことあるような…と思っていたら、ヘアバンドのポンポン飾りなんですって。
すごいアイデア。
さて、工作開始。
サクサクとランナーから外して、大まかにバリをとっていきます。
愛用はハセガワさんのニッパー。小さい手にもしっくりきて、切れ味抜群でお気に入り。
クラフトカッターで形を整えます。
スポンジヤスリ(ゴッドハンドさんの神ヤスはまさに神)使って、全体のバリをとって、表面を整えました。
ガレージキットは、型から外すための離型剤が残っているので綺麗に洗います。匂いもありますしね。
台所用の洗剤を使って歯ブラシでゴシゴシ。そのあと、セスキ炭酸ソーダでさらにゴシゴシします。
そのあと、20分くらい茹でました。
ゆがみが直るのと、さらに揮発成分が抜けるんですって。
お料理してるみたい。
最後に超音波洗浄機にかけます。
このあと、離型剤クリーナーに一晩つけるといいらしいのですが、今回は塗装はしないのでここで洗浄は終わりにします。
なんか金魚鉢みたい。
お風呂上がりでさっぱりです。
そしたら組立説明書に従って、ピンバイスで穴を開けます。
説明書には、直径1mmであたりをとって、それから1.5mmで本穴を開けて下さい、と書いてありますが、私はピンバイスが苦手なので、0.8mm→1.0mm→1.5mmの3段階にしました。
0.8mmで両側から穴を開けて中でつなげるとずれないで開けられます。
次に1.0mmで穴を広げながらまっすぐか確認して
最後に本穴を開けました。コツは両側から。これ大切。
角度が決まっている場合は、パーツを合わせて固定してから開けました。
全部に穴が開いたら、ネジを締めて工作はおしまいです。
ピンバイスは緊張するけれど、慣れれば楽しくなってきます。作り始めたらあっという間でした。
キットの青と赤の感じがとても好きだし、かわいいので、塗装はしないで色を組み替えるだけにしました。
組み替えると一層良い感じ、ですよね。おすすめです。
元色を活かしたいので、光沢のオーバーコートだけを使いました。テカテカ。
眼鏡おじさんは、ちょっとだけ色塗りました。
個性の違うおじさん二人がレトロ風のかわいい機体に乗っているのがいいかな、と思って。
いいですよ、ね。
首は接着しないで、ひっつき虫を少し入れてます。
そうすると、首を回せます。
おじさん、かわいすぎ。
キャノピーはこのボンドを使います。接着力は弱いですが硬化しても透明なのです。
これで完成です。
1号機が青いプロペラ、2号機が赤いプロペラです。
1号機のおじさんは沈着冷静。いつも2号機のおじさんを心配している心優しいリーダーです。
2号機のおじさんは、特攻野郎。喧嘩上等で敵に突っ込んでいくので、1号機のおじさんは心配なのです。
ロボット形態に変形。このロボット形態はなんのためなのかというと
すごくかわいい、なのでした。
なんか、よっこらしょ感がすごいです。
でもいざとなると力持ち的ななにかパワーがあるのだ。
後ろ姿凜々しい。
変形方法を動画にしました。お時間ある方は見てみて下さい。
変形がさらにかわいい。
手に乗せるとこんな小ささ。
でも、ブンドド楽しめるんです。
最もかわいいポイントは、大切なところ手で守ってる感じに見えるでしょ。見えますよね。ね。
ちょっとキュンとしちゃいますよね。ね。
頑張るおじさんの乗る、カッコ可愛いメカ。
もう、全部集めて並べて、めでたおしたいです。
塗装無しで手軽にササッと作っても、可愛い!ってなるし、ばっちり塗装したらきっと特別な一機になるしで、楽しみ方がいっぱいあってワクワクしちゃうキットでした。
今度は、ナッツ(車)を作ろうと思います。
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ハセガワ ウォーターラインシリーズ?104 1/700 海上自衛隊護衛艦 おおよど せんだい(J.M.S.D.F. DE-231/232 OYODO SENDAI)
また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
今回のプラモデルはこちら!
1/700 海上自衛隊護衛艦「おおよど」
……………
いつも前文をだらだら書いているのだけれど、ブログお読みの皆様が、実は前文を長いのに辟易しておられて本文に行き着かないうちにさっさと去って行かれているのでは無いかと危惧し、今回はいきなり本題に入ってみましたがいかがでしょうか?
あっ 今お読みのところは本文ですよ前文ではありませんまさしく本文このままお読み続け下さい。
とうことで、以前「日本海軍軽巡洋艦 大淀」を作った訳ですが(大淀のブログはこちら)、その正当後継船とも言うべき、本艦を手がけてみました。最新鋭でもなければイージス艦でも無いのだけれど、こういう地道で堅実な艦って、まさしく防人って感じで好き♥。
キットはあぶくま型である「せんだい」と2艦セットなので、結構なボリューム。
あぶくま型のシリーズとして、?13が「あぶくま」と「じんつう」、?15が「ちくま」と「とね」どれもハセガワのラインナップ。あぶくま型マニアはマストのアイテム。
ほぼほぼ、ではなく完全に同じキットが2艦分封入。
Aランナーは甲板中心。ピンボケ。
Bパーツは舷と煙突。ランナーのタグを真ん中に配置するのがハセガワ流。
C、D、Fランナー。Eが無いんだけれど、これは多分あれだ、「あぶくま」「じんつう」に付番されているのだろう(勝手な憶測)。
今回、ピンボケが多い。老眼がすすんで、カメラのモニターもよく見えてないらしいのう。困ったことじゃて。
爺G、Jパーツ。Jパーツはドーム型アンテナの装備に合わせたのだろうけど、形がいまいち。
パーツの出来は、なかなかに繊細。
指紋の間に挟まりそうなパーツもあり、一般的なインジェクションでここまでやってるのはすごいのではないかと。
時々、こういうお茶目な付番があるのもご愛敬かと。
いや、探したよ、マジで!
デカールとバラスト。ちょっと写真が飛んじゃっているけど、そうだ忘れてた。自衛艦は甲板のラインがやっかいなのだ。
最後に、大事なバラスト押え用両面テープ。以上。
ウォーターラインって、インストが独特。ずっと昔から他のジャンルと比べても安くて小箱の印象があるけど、その伝統かしら。
決してわかりにくくなく、合理的だけれど。
で、ハセガワなら不安はないのだけれど、儀式みたいなもんで、セスキ炭酸ソーダで洗浄。
最初に、艦橋の窓開け。
ピンバイスで穴を開けて、ボークスの「折れしらず金剛」の角で形整え。このヤスリは精密すぎて滅多に使わないんだけれど、ここぞと言うときにこれが無いとダメという、ウルトラ水流のような優れもの。
アイランドや煙突は、タミヤパテで隙間埋め。
煙突はパテ埋めの処理でステーを落としてしまうので、伸ばしランナーで再生。
こんな感じで良いかな、と。
船体とか甲板はどうしてもヒケがあるので、スポンジヤスリで軽く面だし。
艦橋の隙間も処理しておくと出来上がりの精密さが増すのでお手軽なおすすめポイント。
次に救命浮輪の作成。プラ材を使ってそれっぽく。
オーバースケールというそしりは敢えてお受けしよう。
これがないと、なんか物足りないのよ。
船尾のパーツに押しピン後ががっちりあるので、忘れずに。
特徴的な船尾は、甲板接着前に塗装(しとかないと当然出来なくなるから)。
このキットのパーツは精密で良いのだけれど、さすがこのチャフ発射機は限界かな、と。
半分に切った魚肉ソーセージみたいに見えちゃう。
ピットロードの艦船装備セットを使用。
そして、一番のびっくりドッキリパーツがこちら。ドーム型アンテナなんだけど、あきらかに形が違う…
こちらも、ピットロード艦船セットとプラ材にすげ替え。
さすがにこの形状は無いかと。他のパーツがかなり良いのに…。
ここで、海面づくり。やり方はいつもと変わらず。
いつもと変わらない100円ショップのディスプレイケースを使用して
いつもと変わらないエンボスのアクリル板使用。
裏側にクリアプルーとかクリアグリーンとかで色づけ。あえて筆で濃淡が出るように。
船体をマスキングテープで養生して、ターナーの「グレインペイント」で波を盛り付け。
乾いたら上塗りを数日ごとに繰り返すと層になって高さが出る。
こんな感じ。
いよいよ塗装。
まず、全体をブラックで塗り、上(日の当たる部分)だけ、軽く白を吹くブラック&ホワイト塗装。
それぞれのパーツも同様に塗装。
その上で、影を生かすようにタミヤアクリルのダークシーグレイで全体を。
影になる部分が自然と暗くなるように。
今回は、あまり汚れて見えないようにウェザリングをしないので、この方法で凹凸を浮き彫りにするイメージ。
組み上げ前に、甲板ラインのデカール貼り。
これ、超難し&めんどくさいと思うのだけれど、もっと良い方法はないものかしら。慣れるしかないものかしら。
とにかく、しっかりしっかり押しつけですよ。
細かいパーツの仕上げ。アンテナがプラパーツだと太すぎるので、0.5mmの真鍮線に変更。
ドライヤーでプラペーパーに形をつけて、
日章旗を添付すると、動きが出ていい感じ。
すべて組み上げて、完成。
キットが素晴らしいので、今回はほとんど素組み。
浮輪がオーバースケールなことは、そろそろみんな忘れて欲しい。自分も忘れるから。
あれ、ほこりが着いてる。後でとっておかないと。
墨入れやドライブラシをしていないけど、ホワイト&ブラック塗装だとメリハリがはっきりするので、あまり汚したくない場合は、艦船に限り良いかも。
波も立ち上がると、表情が出て良い感じ。
艦橋の窓抜きは、手がかかった割に効果はイマヒトツダ。楽しかったから良しとする。
日章旗がはためく感じは、まずまず雰囲気あるかと。
防人感あるよね。イージス艦もいいけど、この実直で無骨な感じがイイ。
100円ショップのディスプレイケースはちゃっちいのだけれど、その分軽いのが良い。
自分的には扱いやすく、良いものだと思う。
ただし購入前によく点検しないと、ゆがみが酷いのがあるので、そこだけ注意。
ということで、2隻目の「おおよど」完成でございます。
キットの出来が良いので、今回はほぼ忠実に作りました。
「せんだい」を作るときは、手を入れて作ってみようかしら(必ずしも良い結果になるわけではないのがプラモの面白いところ)。
ふむ。
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]]>JUGEMテーマ:プラモデル
PLAMAX Naked Angel 天使もえ 1/20Scale 3D Plasteic Model Kit (Max Factory)
※本エントリーは、JUGEMの規約に基づき、一部の画像の画質の低下及びモザイクをかけています。ご了承下さい。
また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
春爛漫。桜舞い散る陽光やわらかな日々、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
新年度を迎え、新たな環境のもと、緊張の面持ちで毎日を過ごしておられる方も多くいらっしゃると思います。
そんな皆様に、エールを送るための今回のプラモデルはこちら。
天使もえ 1/20
一部の方には、すさまじく強力なエールになるのでは、との妄想も込めて。
パッケージの大きさはDVD(もしくはBR)サイズ。
デザインもなんとなく、ね。狙いが明確。
Max Factoryがまさしく満を持して発表したNaked Angelシリーズでございます。
シリーズって書いちゃったけど、この時点ではシリーズかどうかわからなかったのだけれど、第2弾が発表されたので堂々と書いちゃう由。
さて、このプラモ何がすごいかって、
「美女のカラダ(カタカナなのがなんとも…)を超リアルに再現
3Dスキャン✕プラモの最新スタイル」
と書かれているとおり、実在のセクシー女優(って言い方今でもするのかな)を3Dスキャンしてそれを製品にしてしまうという中学生男子が思いつきそうなネタを実際にしてしまい、売れるのかかいな?と思っとったらすさまじい売れ行きで第2弾発表となって実さいにかったじぶんふくめおおくのかたがたはたぶんめんたるちゅうがくせいだんしみたいなそんなことなのではないか
キットは2枚組。ボディAは水着で立ちポーズ。今回はこちらのパーツは使わず。
後のお楽しみ。
ボディBは、まさしくNakedなうまれたままの姿で座りポーズ。
こちらのパーツを使って造りたいものが、俺にはある!!
パーツご尊顔。もう、この時点でかわいい。
よくよく見ると、顔は3Dスキャンそのものではないよね。キットとして映える2.5次元感。
虹彩と瞳孔が彫刻されているのも素晴らしい。
当然、瞳デカールなどないので塗装の便宜をはかるためかと思ったけれど、じっと見ていたらそうでない気もしてきた。
ボディのパーツ。
見て欲しいのは、そこじゃ無いよ!
おなかのあたりの筋肉盛り上がりとそれを包む脂肪のやわらかい感じ。3Dキットならではの素晴らしさを見て欲しい。
じっと見ていたら気付くものものがある。
だから、そこじゃ無いって!
指のパーツ。爪の表現も含めて繊細さはレジンキットに匹敵する素晴らしさ。
インストはいたって簡単。
で、キットとインストを見ていて気付いたことは、これはもしや造られることを必ずしも前提としていないではないか。ということ。
自分の好きなアイドルやかわいい娘が、ひとつの箱の中、もしくはランナーの中に納められている。
いつでも見れるけれど完成はしていない。故に自分なりの完成イメージを常に想像できる未完成を前提としたキット。
それがコンセプトデザインの根幹にあるのではないか、という気が。
だとしたら、男の脇腹をえぐりひねるような強力な思念に気付いたり気付かなかったりするけれども。
そんな妄想にSAN値上がっても関係なく、造るよ。
で、このキットで造るのは、
ミクロイドSのアゲハ!
↑本当は、ここにイメージなり画像なりアップしたいわけなんだけれども、なんだよあれだよ最近怖いじゃ無い版権問題とか。
ある日突然、すさまじい額の請求書が来たり、黒いスーツの人が玄関先に立ってたりしたらヤだから。
つまりですね、このキットを使ってアゲハを造ろうと。
ミクロイドSは、原作は本当に陰鬱な手塚治虫らしい傑作なんだけれど、なぜか子供のころから心引かれる存在でしてね。
アニメの歌もかっこよかったしね。
で、前から造りたい構想はあったのだけれど、このキットを妖精に仕上げたマエストロ越智信善さんの作例を見て、まさしくパクろう!これだ!、と膝を思いっきり殴りつけたわけですよ。
今回の制作では、越智さんに沢山のエールと助言をいただきました。ありがとうございました。
アゲハに必須の蝶の翅(当たり前だな)は、脱着可能にしたいのでマグネットを使う。
最近、モデラーの評価をグングンあげているSeriaのマグネット。これで100円(税別)。
少し大きいのだけれど、負担のかかる翅をしっかりと支えてもらうにはこの位の大きさが必要。
ボディの中にマグネットが収まるスペースを造るため、ダボを一つ削り落としちゃう。
マグネットは接着しないでボディの中に入れるだけ。これで羽の位置決めがフレキシブルに。
6ミリのマグネットの大きさがちょうどいいね。
あとは、インストの通りに組立。
お顔は、少しだけ涙袋を大きくして、ややムーンアイズになる感じ。気持ちだよ気持ち。
接着部分はさすがに丁寧な溝埋めが必要。
3DScanならではの肉体感があるので、全体を削りすぎないようにするのがコツかと。
臀部の内側などは整形しにく部分。腕を接着してしまうという、設計計算の無さ故に一層苦労することに。
みんなは気をつけなはれよ!腕は、後だ!
そんな粗忽属性の自分に強い味方。それは、タミヤペーパーと神ヤスを貼った爪楊枝とマックのコーヒーマドラー。
特にマックのコーヒーマドラーは程よい弾力があって使いやすい。
最近、マックの飲み物はコーヒー一択。
次に蝶の翅(はね)作成。
まずは透明プラ板を使って、形をなぞって大まか切り取り。
次に左右の形を合わせるため、重ねて整える。ここでもマグネット大活躍。
形を整えたら全体にペーパーをかけて、薄くする。
翅の筋(翅脈って言うんだって。変換で一発で出た。常識?)は、伸ばしランナーを流し込みセメントで接着したもの。
この作業が長かった。
裏表とも翅脈(せっかく覚えたので何度も使う)を接着。
後半、翅脈張りはだいぶうまくなったと思うよ。
次に翅を造る時は楽勝だね(造らないけど)。
翅元の土台は、ハイキューパーツのネオジム磁石の周りをエポキシパテで簡単に包んだもの。
翅そのものに磁石仕込もうと思ったけれど、翅同士がくっついちゃうので。
途中何度かバランスの確認。
この翅の大きさでは飛べないよね。でも、フィギュア的にはオーケーだよね。
塗装の前に、翅も含めて全体にホワイトサフ。
肌の表現は先達の方々の様々な素晴らしい技法がある。
出来る出来ないはともかく、そうした技術の数々を参考にしながら、自分なりの肌表現を探り求めるのがリビドー発露のフィギュア塗装の醍醐味だと思う。
今回は、エアブラシを基本とした塗装にするので、白から立ち上げる方法にすることに。
ちょっとわかりづらいけど、最初にクリアブルーを薄く入れる。
場所は胸元と乳房の少し上あたり、二の腕の外側、大腿部の上側、すねの前側など。
赤みは、Mr.カラー復刻のブラッドレッド2。使いやすい色。
これをクリアと混ぜて極力薄くした上で、薄く乗せる。
主に関節、しわが寄るところなど。このときに皮膚の凹凸が浮き出るように。
最後に使う肌色はクレオスの色ノ源を調合して造ったもの。これもクリアで薄くして使う。
全体に厚くならないように
白、青、赤、オレンジがほどよく柔らかさを表現するようなイメージで。
コントラストを強く付けるというよりは、すべての色がソフトにつながっているイメージ。
顔は、ボディと同じ方法で赤みを強くした上で、エナメルで描く。
角度を変えて見ながら破綻しないようにするのだけれど、とにかく小さいので難しい。
髪は、ファレホを使って陰とツヤのグラデーションを筆塗り。
使ったのは、マホガニーブラウン、ジャーマンブラックブラウン、ジャーマンペールブラウン、バーンドフレッシュ、ブラックインクの5色。
最後に全体に、光沢クリアをテラテラするまで吹く。これが越智さんおすすめの方法。
このクリアの層を造ることによって皮膚の透明感を表現出来ると教えていただいた。
乾燥したら、つや消しを全体に。
やってみて気付いたことは、透明感が増すとともに、皮膚の柔らかさが出ること。これは本当に良いことを教えていただいた。
翅の仕上げ。
はじめはエアブラシで彩色を試したが、自分の実力では到底難しく。
筆塗りに変更して結果これはこれで良かったと思われ。
前翅と後翅(前翅と後ろ翅のこと。これも変換で出るんだぜ。)の間を少しだけ開けるため、5ミリプラ板(普段色試験で使ってるので汚い)を使って段差をつける。
昆虫標本みたいな様相。
この間を造るのにどうしようか迷って、プラ板であんこを入れようかとも思ったけれど、ここで強力な助っ人外人JBウェルドの出番。
ポリパテのように混ぜて使用すると、強力な接着力とある程度の弾力があってとても便利。
メタルキャストやレジンなどにも使えるので、重宝するよ。
その上で土台に接着。これもJBウェルド。
ここら辺の作業は見た目は全くもって昆虫採集。
翅には鱗粉表現に、ホルベイン(だったかと思う)のピグメントのパールホワイト(雲母だね)を使用。
光に当たるとこんな感じ。写真だと白いブツブツにしか見えないねぇ。
見た目はキラキラ。
ようやく、これにて完成。
設定的には、ミクロイドSの映画化にあたり、天使まいさんがアゲハ役になった。
ミクロイドSの原作では、当初アゲハはほとんど衣服を纏ってないのよ。
翅の付け根がちょっと違和感あるかなぁ。
はずれるようにしてるからだけれども。
外しちゃうと、まぁ、まんま、だよね。
これがキット的には正しいのだけれど、ずっと翅ありで考えていたので、ちょっと物足りない。
お顔のアップ。
キットの出来が良いのだけれど、かわいい。
横からの全景。
翅の大きさもちょうど良かったと思う自画自賛。
逆側。写真だと翅の鱗粉はあまり見えないものだね。
ちょっとわかりにくいんだけれど、おなかの辺りの肉とか脂肪とかの付き方がなまめかしくて良い感じ。
で、お決まりの手のひらのっけ。
この覚悟から見栄えが良いように造ったのだよ。
とういことで完成。
3Dキットとしての新鮮さ。コンセプトの面白さ。充分に楽しめたし、蝶の翅づくりも苦労はしたけど面白かった。
うんうん、満足。
いろいろな先入観や偏見(あえて偏見って言葉使うけど)を抜きにして、プラモデルというフレームを一つ大きくする可能性のあるキットだと思いましたよ。
ところで、水着の方が残ったのだけれど、こちらは全部筆塗りで仕上げてみたい。
ほっておきはしないつもりだよ。
だけど、次に造る予定は、船なのだ!!
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]]>JUGEMテーマ:ワンダーフェスティバル
JUGEMテーマ:プラモデル
ワンダーフェスティバル2019冬(2019年2月10日(日曜日)
昨冬に引き続き(夏はお休みした)今回も参戦してきましたワンフェス冬でございます。
天気予報によれば、前日土曜日に日本全国に未曾有(みぞゆうではない)の寒気が襲い、関東地方も積雪すると警鐘が発せられていたわけですが、多少積もるくらいで無事。
しかも少し温かく感じるほどの陽気でございました。
ワンダちゃんたちも無表情に喜んでおります。
まさにピーカン!
今回はダイレクトパス購入で1262番台。
昨年はダイパス無くてもいいや、なんて言ったんですが、今回は誘導の仕方も良く、そして思いのほか寒くなかったことも手伝って、実に快適に入場。
ダイパスやっぱいいなぁ(←気まぐれにすぎる)。
で、なんと入場そうそう購入希望第三位まですべて購入出来て(とうことは、お小遣いもほぼ無くなり)、後はブラブラと見学会。
今回は毎回の反省の元、企業ブースである1〜3ホールから回ることに。
最初に言っておきますが、私の見たいものしか見てません。「あれがあったはずだ」とか「これを取り上げないなんて見る目が無い(←本当のことを言ってはいけない)」などということは思うだけでも罪です。厳に慎むように。
やはり華やかな企業ブース。
すごい並んでるところ。
外からは見えないけれど、きっとそういうことなんだと思う。
これ、購入で並んでるんじゃ無いんだぜ、見学するためなんだぜ、ウソみたいだろ。
どどーんと真ん中に置いてあるミクさんレーシング。
今まで何回か見てるけれど、なるほど個人スポンサー制があるんだ。
レーシングチームとして忸怩たる思いなのか、望むところなのかわからんが、とりあえずミクさん最高。
何分の一かはわからないけれど、こんなのもあるのね。今まで気付かなかった。ワンフェス奥深し。
この周辺はミリタリーグッズ一辺倒。
ここはここで超人気スペース。
せっかく戦車見たので、戦車続きで。
ホビージャパン50周年事業として発表された、オール金属製94式軽装甲車1/6。
全パーツ426以上。お値段57万円。
写真では伝わらない精密度と存在感。ため息しか出ない。けど、どんな人が買うんだろう。
同じく、ルノーFTー17。
装備が大正3年式なので、日本帝国軍仕様かと。お値段なんと83万円。
でも、素晴らしい。さすがにワクワク。
買わないけど。
こちらは、アーマーモデリングのブースより。
?号H型ガルパン仕様。内藤あんもさんの作例。
こうね、素人では出せないかっちり感というか、フィギュア無くても醸し出す存在感とか。
圧倒されるよね。キットはタミヤ。
同じく、あんもさんの継続学園仕様BTー42。
かつてはいつでもプラモ屋さんにあったのに、ガルパン映画版で一気に市場から消えたのが懐かしい。
同じくタミヤ。あぁもう、悔しいほどかっちりした造り。自分も目指すべき領域。
ここは謙虚に受け止めたい。
こちらは、同じくBT−42だけど、実車ジオラマ。金田勝利さんの作例。
ウェザリングが効いているのに汚くない。
なんども言うけど、憧れる領域。これもタミヤ。
タミヤ、恐るべし。
ちょっと雰囲気変えて、フジミのブース。
ミニタンクもかわいいんだけれど、面白いのは砂埃や砲煙のエフェクトキット。
いいね、こういうの。
三式とタイガーが並んでる。弱肉強食感がすごい。
昆虫プラモ。これは注目しているシリーズ。
子供の頃、昆虫プラモ好きだったんだよね。
ガンプラ以外で、子供のエントリーになるプラモは大切だと思う。
オオカマキリってチョイスが秀逸でないかい。かっこいい。カマキラスも作れそう。
そして軍艦島。これはエッチングパーツ使用。
自分もストックしているので参考に。
もう少し暗色で作ろうと思っていたけど、この位明るくてもいいんだね。
フジミのブースでした。
おぉっと思ったのが、銀雄伝。
ヤマトプラモの復活が呼び水になったか。なかなか期待大。
ブリュンヒルト、かっちょいい。
プラモ化は大歓迎だけれど、自由惑星同盟のラインナップが地味になりはしませぬか。
そして!
まじか!よりもい、フィギュア化!
完成品は買わない主義なんだよ!どうしてくれる!マックスファクトリーさん、ミニマムファクトリーで出しては下さらぬか。
日向!かわいい。ウィンクしてくれ〜!
そして、ゆず!
正しい!正しいぞ!
ゆずかわいい
興奮冷めやらぬ中、少し冷静に。
ここまで来て、いきなりサメですか?とお嘆きの貴兄に。
こんな感じに、女の子と合体。
サメと女の子が、合体。
同人誌のキャラらしい(よく知らない)が、フィギュアとプラモの合体!
なるほど〜と思うが、なぜにフィギュアはプラモで無いの?
気になったフィギュア。そりゃ気になるわな。
中学からの横溝好きとしては好感が持てる。
好感は持てるが、需要あるのか?佐清。
そして、要蔵。
ヒョンと目に入ったフィギュア。こういうアーティスティックなのいいね。
なにかは、よくわからん。
ここからはイベントを盛り上げる大型フィギュア等。
まずはミクさん。
ハンマー持ってるかと思ったらスピーカー。
そりゃそうか。ミクさんかわいい。
こちら、ゲームに出てくるメカらしいのですが、全く知りません。
知りませんが、驚愕なのはこれがプラモデルだということ。1/1だそうでございます。
だれが作るんだろう。そして、ニッパーはどんなでかいんだろう。
輝星・空式。
ゴジラ!
シン・ゴジラも面白かったですが、ハリウッド版もいいですなぁ。
キングオブモンスターズ楽しみ。特にモスラ。
ヤマト。
…えっとね。
いい加減に説明すっ飛ばしてるわけでないのよ。
帰ってきて、一風呂浴びて、ビール飲んだらだんだん良い気持ちになってきて、色々と忘れてきているの。
で、ヤマト。
ヤマトだねぇ。以上!
さて、ここから商業ブースで感動あるいは情動した、ベスト4!
第4位!
手書きラブレターガチャ。
横でお姉さんが「本物の女子校生が書いたラブレターです!」って、案内していた。
このガチャ回すのかなり勇気いると思うんですけど。
そして、女子校生の愛情の無いラブレターを手に入れてどうするかわからないけれど。
でかるちゃー。
第3位!
キズナアイ!
最近、キズナアイ好きなんだよね。
なんつぅか、声も、話す内容も、仕草も、デザインも、ちょうど良いところに収まる感じ。
まさにオヤブン。
祝フィギュア化!完成品は買わない主義だけど。
このコスチュームがかわいいね。
1/1フィギュア。
150センチくらいかね。
この体型の人がいたら、間違いなく振り向くね。
とにかく、ほっそい。
第2位!
クトゥルフのみなさん!
と、いうかクトゥルフなみなさん!
これは、アークライト(ボードゲーム屋さんという認識)で展示されたスタチュー。
寺田克也氏のイラストをGILLGILLさんが立体化。
有名なイラストに忠実になまめかしい。
クトゥルフらしいかは?
むしろニャル?とかシュブ?とか?
竹谷隆之氏のクトゥルフ。
頭蓋事をモチーフにした人間らしい意匠。
羽根の表現が原作を考えると違和感あるけど、一方宇宙を超えてきたイメージはある。
解釈が豊かで行き届いた作品。
クトゥルフらしいかどうかは別に、すごいイマジネーション。
そして、大山竜氏のクトゥルフ。
写真では知っていたけど、実物見て悶絶。
まさにクトゥルフ。
頭に描いてきたオーソドックスな姿でありながら、想像を二重三重に上回る。
自分としては決定版。
これを見るだけでも、今回のワンフェスは良かった(とは、言い切れないけど)。
素晴らしい。
腕のある造形師が、自分のクトゥルフを生み出す企画「クトゥルフ・エヴォリューション」。
これからも期待してます。
そして、堂々の第一位!!
美人体模型!!!!
説明してくれたお姉さんが
「人体標本ってなんか怖いじゃ無いですか。私たちは怖くない人体模型を作ろうと思ったんです」
………………………………………………………………………………………………コンセプトの中心は本当にそれか?
それもあると思うよ、うん、それもある。
でも、コンセプトの『中心』は本当にそれか?
もっと、なんていうか、ここには書きづらいような、でもえぐるような本当のコンセプトがあるのではないか?
みんな、そうは思うけれど口にはしないだろうが。
そしてディスプレイの裏にひっそり置かれたこれ。
いや、鋭意制作しないだろう。
やっぱり、そういうことなんだろう。
さて、一通り商業ブース見終わったところで…疲れました。
いつも、商業ブース見る前に疲れちゃうので先にしたのに。
本末転倒。
一般ブースは、入場前から注目していたとこだけに集中して見学。
最初に、tanoくまさんのブースに。
この間の江ノ展(詳細はこちら)で素晴らしい作品を発表していた方。
ただ、今日はお手伝いに来ている土門さんにあいさつ。
写真は土門さんフィギュア。
で、その土門さんが、ガイアノーツが発表したタナベシンさん造形の「00綾波レイ」を塗装。
この絶妙な2.5次元感。すごいよなぁ。
綾波好きなんだけれど、思い入れがありすぎてイメージがまとまらないのでまだ手がける自信が無い。
こういうの見ると手がけてみたくなるのだけれど。
でも、まだ無理だな。
小抹香keさんの「マルスズキ+水着猫」
独特のかわいさとエロさがあるね。
尻尾で釣りしてるの設定がまたかわいくてずるい。
三つ巴造形さんのブース。
なんだかわからないけど、ズキュンと撃たれて写真だけ撮った。
なんか設定がありそう。
AmanitaDesignに通ずる、自分好みのデザイン。
なんか設定があるのかな。
次回、ちょっと注目したい。
中国から留学しているMajimeさんの作品。
名前のとおり、すごく真面目なつくりで好感持てた。
バジルの造形魂さんのマメコロイドシリーズ。
こういうメカデザイン、弱いんですわ。
しかも、変形メカって、どこまで人の心をくすぐれば気が済むのやら。
そして、アトリエイットの「西住みほ1/12」。
ホビージャパンのイベント、吉本プラモデル部大喜利で部長の人が「林さんのガルパンフィギュア欲しくて来たようなものなのに、完売だった」と嘆いていた。
それほどのインパクトを与えた、まさかのみほリアルバージョン。
しかも、1/35まで付いてる。これは戦車絡ませたくなるよなぁ。
さらに、アトリエイットから春麗。
フィニッシュは田川さん。
超絶かわいい。
そして、なにげに超絶色っぽい。
田川さんにご挨拶出来たのも、一年ぶりで嬉しかった。
「いつでも、なんでも聞いて下さい」って、どこまで寛容で優しいんだか。
でも、足下にさえ及ばない感を毎回感じるんだよなぁ。
フィギュアに恋する気持ちを初めて感じたのって田川さんの作品なんだよね。
「サイレンスズカ」
「ウマ娘プリティダービー」というゲームのキャラクターだということを、今調べて知った。
なんだけど、この躍動感に惚れた。
匣娘さんのブースより。
惚れるでしょ。この一途な走りっぷり。
後ろ姿もいい。
「艦隊これくしょん〜艦これ〜」から。
と書いてるけど、ご多分にもれずやったことがないゲーム。
その艦これから「鈴谷 浴衣mode」。
カインドオブマジックさんのブース。
自分には、重巡最上型の三番艦ならわかりやすいのだけれど。
この重巡が浴衣着るとこうも艶やかになるとはつゆ知らず。
んなことは、どうでもいい!
このふくよかな太ももに心奪われない男がいるだろうか(いや、いない)。
どこの誰かは存じなくても(いや、最上型三番艦だって)、惚れることは出来る。
なにもかもが素晴らしい。
(なお、浴衣の柄は手書きだそうです。それもすばらしい)
……少し、クールダウンして、と。
LongLongさんのブースより…なんだろう?
雰囲気のある女の子。宇宙服かしら、潜水服かしら。
ACROさんのブース。ソフビのオリジナル怪獣。
これも雰囲気あっていい。特に右端のバードイーターのデザインが好き、
こちらはちょっとブース名が分からなかった。
普段、胸像には興味ないんだけれど、目を奪われた。
次回、要チェック(個人的にね)。
土管ハウジングセンター名古屋さんのブース。
このゲームもCMでしか知らない。
かなり小さいキットなんだけど、とても丁寧な造り。
もう、いちいち書くのが面倒くさくなってきたのだけれど、ワンフェスのフィギュアの元ネタほとんど知らないです。
申し訳ない。誰にあやまってるのかわからないが、とにかく謝って済ませておく。
一期一会のハイジンクスさんのブース「カタナさん」。
スズキのカタナは勿論知ってる…これももういいか。
とにかく、かわいければ正義!!以上!
JammingOffPlusさんのブースより。
かわいければ正義!以上!!
ニャルさんなんてかわいいじゃん。
いや、実はマジでこれかわいいのよ。
指先に乗るくらい小さいの。手乗り邪神。
金平糖工房さんのブースより。「継星あかりジャケットver」。
この娘は少し知ってるのよ。YouTubeで「アカリがやってきたぞっ」が良くってヘビロテしてるから。
少しでも思い入れあると、欲しくなるよね。
以上で会場見学は終了。
今回、初めて気付いたこと。
ダイパス入場だったのだけれど、血眼の人がたくさんいた。
「こっちは、1番と2番確保できました」
「そっちに回ります」
「すいません。完売でした」
など電話している人が多数。
雇われてるのか、頼まれたのか。
でも、そんなに買ってどうするんだろう?って素朴な疑問あるけど、売れるからまぁいいのかな、と。
大事なこと二つ。
ぺるたんさんに会えたこと。
今回は、パトレイバー2の多脚戦車が間に合わなかったって。
自分も予算組んで無かったので、逆に良かった。次回までにお金貯めとかないと。
越智さんと会えたこと。
塗装について20分ほど、色々と教えて下さった。これは感謝以外に無い。
この時うかがった内容は、別のエントリーでしっかりと残したい。
越智さん、偉い人なのに話している内に緊張よりもどんどん楽しくなってきた(仕事では話しまくっているのだけれど、プライベートでは人と話すのがすごい苦手の緊張しぃなので)。
最後に、今回の戦利品(購入品)はこちら!
マメコロイド ビーンブルー二つ。
この2色がかわいかったので。こどもへのお土産。
手に入って良かった〜。
結構な列だったから危ないかと思った。
今回はアトリエイットさんのはからいで、一回並んで買えるのは一つだけっていうのが良かった。
また、?号戦車あつらえないと。
今回の購入目標第3位。
ツイッターで見て、とにかく一途に走る姿に惚れた。
まだ、公開前?のゲームなのに人気のキャラなのね。
今回の購入目標第2位。
そして目標の第一位。かわいいし、艶っぽいし、なんにしろ塗ってみたい!という湧き上がる思いから。
ツイッターで見て、このためにダイパスを買う必要があったのだと悟った。
良かったよ〜。入手できて。
こっちじゃなくてね。
こっちね。
ここで、お小遣いの限界。
しかし、当初の予定通りのものが全て入手できたので、大満足。
良かった良かった。
次回に向けて、造って、お金ためなっきゃ。
ゆずかわいい
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また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/46ミリタリーミニチュアシリーズ アメリカM4シャーマン戦車(初期型) (タミヤ)
今日は、うららかだなぁ。
初春の日差しって、凜とした空気と相まって、穏やかで良いものだなぁ。
AFV作るの久しぶりだなぁ…
どうも、AFVモデラーです。
前作作ったの、半年前ですけど。
すでにアイデンティティを失っている、今日のプラモはこちら!
M4シャーマン戦車(初期型)
ストックからこのプラモを掘り起こしたのは、唐突に手軽く戦車作りたくなって、そう言えばアメリカ戦車って作ったこと無いなぁ、と思いチョイス。
実際、このプラモ買ったのって4年前の正月だったから、時期的にもふさわしいかと。
シャーマン初期型と言えば、第二次世界大戦において5万両近くが生産されたアメリカのM4シャーマンシリーズ。数多くの派生型の中でも1942年7月から生産されたM4初期型は、溶接構造の車体に75mm砲を装備した砲塔を搭載。エンジンは航空機用の空冷星形を転用しました。M4シャーマンは1943年初期の北アフリカ戦線を皮切りに機甲部隊の主力として戦いに参加。バランスのとれた性能と信頼性を活かして連合軍勝利の原動力となったのです。
って、箱側面の説明に書いてある(受け売りそのもの)。
タミヤの良いところは、実物を知らなくても箱絵やインストを通じて、基礎的な知識を得られることだな。
さて、このシャーマン。有名な割にあんまり愛着がわかないんだけれどって、初っぱなからディスりたいわけではなく、なんでかなぁ?と。ホントに有名なのに。
例えば書籍について、今回調べてみてもあまり出版されていない。戦車自体はタイガー戦車に次ぐほど知名なのに。
で、理由を考えてみたんだけれど、これはどうも多くの日本人は怪獣映画にすり込まれたのでは無いかと。
シャーマンって自衛隊のやられ戦車としてやたらと登場するので、あぁもうやられメカなのね、と深層意識の奥底に固着してしまっているのではないか。そうでなければ、日本人のシャーマンに対するこの酷い評価は説明が出来ないのでは無いかという真実がきっとあったり無かったりするのではないかと。
そんな、どうでもよい妄想を抱きながら、作り始めまSHOW!!
(実際のシャーマンの冷遇については教えて賢い人)
ランナーは全部で4枚。Aランナーは、足回りで左右2枚同じもの。
こちらは上部車体の装甲中心。1/48とはいえ、一つのパーツの密度が高く、タミヤの作りやすさへのこだわりが垣間見られる。
正面装甲下部と砲塔を中心としたランナー。作りやすさを考慮してか、ランナーの番号がCとDFに振り分けられている。
そして、この1/48の特徴であるダイキャスト製の車体。
彫刻の精度はプラに譲っても、重量を乗せることが出来るので、サスペンションの接地が容易となる利点が。
ドライブスプロケットと砲身用のポリキャップ。それとダイキャストを止めるネジ。
以上で、パーツはこれだけ。
フランス戦線、ノルマンディ、イタリアの3つの部隊用のデカールが用意。
タミヤのインストの良さは、読み物として成立してること。インストを集めるのもタミヤキットの楽しみかと。
そんでもって、実にわかりやすいイラスト。英語、ドイツ語、フランス語そして日本語の4カ国語に対応。
さて、今回は本当にインストのまま、キットのまま作成するつもり。変な小細工はしないよ。
あと、久々の筆塗り。あくまで気楽にサクッと作るのが今回の目標。
ダイキャストに2004年の印字が。1/48の展開が2003年からでしかも、シャーマン初期型は?5。シリーズとしてはかなり最初のころ。
ダイキャストの重みは戦車らしさを感じさせるのは良いのだけれど、プラパーツとの接着に手間が必要。一つは表面の塗装を削り落とすこと。
もう一つは瞬間接着剤を使用しないといけないこと。使っていた瞬間接着剤が切れたので、今回は100円ショップのものを仕様。使い切り5本で108円は、結構お手頃かも。
この手間があるのと、台車がダイキャストだと足下の接地のバリエーション(例えば凹凸)がつけにくいようで、最近はプラの台車におもりを付けるスタンダードな設計に変更してるらしい。
履帯は、一部連結で上部と下部が板状になっている。自分の場合は、履帯だけ接着し、固まった後に外して塗装したい派。
こういう方法の時に便利なのがリモネンセメント。ゆっくりと、しかしかなりがっちりと硬化するので。
足回りは、塗装が終わるまではバラしておく。
上手い人は全部作ってから塗装するというし、自分もエアブラシなら、なるほどそれも効率的だなぁと思うけれど、なんて言おうか、慣れ?みたいな?
砲身は先っちょが別パーツなのでパテ埋めが必須。
プラモを作り始めた人にはちょっと不親切に感じるかも。しかし、このパーツ割りはかっちょいい砲身を作るには実に合理的。マズルがゆがまないので仕上がりが良いのだよ。
作りやすいタミヤとはいえ、仮組みをしっかりやっとかないとこういう目にあう。
台車がダイキャストなので、瞬間接着剤で固定すると容易には外せないのに、台車に接着した前方装甲と上部装甲に間が生じてしまった。
この反省から導ける作り方のおすすめは、先に上部装甲を台車にネジ止めした状態で前面装甲を取り付けること。これから作る人は心して欲しい。
そのためなら私は、喜んで他山の石となろう。みなさん、私に感謝するように(いけずうずうしい)。
仕方ないので、プラ材でスペーサーを。
組立後、塗装。タミヤアクリルを水で溶いて筆塗り。
タミヤアクリルの水溶き塗装については、秋友克也氏の「水溶きアクリル筆塗りテクニック」に詳しいのだが、簡単に言えばタミヤアクリルを水で少し溶いてさらさらにし、それを乾燥させながら重ね塗る。乾燥の過程でレベリング効果が発生し、筆跡がほとんどわからなくなるというもの。
自分は特に戦車や軍艦などには有効だと思っている。
何回か重ね塗るのも特徴な技法で一層目はこんな感じでムラムラ。
で、これが4層ほど重ねたもの。ムラムラじゃんというこえが聞こえてきそうだが、これはこれで味がある良い色。
このまま仕上げてしまっても良いのだけれど、この方法の弱点で塗面がもろいのでオーバーコートが必須。
で、オーバーコートするとムラが見えなくなるので、このくらいの重ねで充分。
でも、これはこれで味があるんだよなぁ。
先にデカールを貼っちゃう。デカールを貼るとさすがに表面の凹凸の影響がはっきりと出てしまう。
で、半光沢でオーバーコート。ここだけ筆塗りで無くスプレー仕様。ほとんどムラがわからなくなっている。
その分、筆塗りの良い感じは薄れてしまうのが玉に瑕。
タミヤアクリルを水で溶く場合、ムラが強くでる色があって、このオリーブドラブもその一つ。
そのムラをコントロールするのも面白いところで、考えようによってはエアブラシより時間がかかる(サーッと塗っておしまいで無いので)。
仕上げイメージで手法を選ぶところ。
手塩にかけて育てた上で、一番美味しい時にいただくというのも醍醐味では無いかと(変態)。
塗装にかかる時間は筆塗りの方が時間がかかる場合があるけれども、片付けは簡単。マジックリンをシュッとして放置後水洗い。これですっきり。
砂まみれにしたいので、足下に砂系のピグメントをノリで固着。ローシェンナって砂そのものだよね。
あと、細かい砂の表現は、クレオスウェザリングカラーを使用。
まぁ、大体こんな感じ。足下のパーツをばらしてるので、好きなだけ砂まみれに出来る。
これで完成。
オーバーコート以外は全て筆塗り。
使った塗料は
車体色 タミヤアクリル オリーブドラブ
車載品 ファレホ オリーブドラブ
オールドウッド
ライトラバー
ブラック
ジャーマングレイ
メタルメディウム
ウェザリング 砂ピグメント
クレオス Mr.ウェザリングカラー
マルチブラック
サンディウォッシュ
ファレホ バーントアイアン
ウェザリングエフェクト
オイルステイン等
タミヤ ウェザリングマスター
スス、サビ等
この位…だと思う… 手近にあるのを使っちゃうこともあるので他にもあったかも…
砂埃は付けすぎると重たくなるので、ウェザリングカラーのサンディウォッシュを要所に置いた後、乾く寸前に歯ブラシで磨き落として、適度に残す方法。
あと、下から上に行くほどツヤを残すようにして、全体のメリハリを出すようにした。
実は、今ひとつ満足感が無いんだよねぇ。
出来たーって感慨が無い感じがするのはなぜだろうか?
本当にインスト通り作っているので、どこか物足りなさを感じているのか。
サクッと作ったにしてはまぁまぁ、よく出来たとは思うんだけどもね。
タミヤは作りやすいし、出来上がりも良いと思う。ほとんどなんの苦労も無くスタンダードに仕上げられたし。
そこに物足りなさを感じているわけでは無いと思うのだけれど。
1/48というスケールは手頃な大きさで良いシリーズ。多くのAFVがラインナップされているし。これからも作りたいスケール。
マズルの別パーツ化は良いね。出来上がりがピリッとしてる。
なんかブツブツと書いてしまったけれど、後で少し手を入れるかも。どうも魅力を上手く表現していない気がする。
車載品を多くしたり、ビネットにしてみるのも良いかも。
充分にかっこいい出来なんだけどねぇ。自分の中ではもう少し色々と出来そうなキットだと思う。
そこら辺を宿題にして、今回はこれで完成。
う〜む。サクッと作るというのも充実感に欠けるものか。めんどくさいな自分。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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あけまして おめでとうございます
年のはじめにあたって、いつもながらのあてにならない抱負などを。
まずは、プラモデルについて、いい加減ストックも増えているので、今年は
『今年購入する数+2個を完成させる』
つまり、5個買ったら7個完成ってことだな。
今すでに購入予定しているのは、
「ハセガワ クラッシャージョー ファイター1・2」
「グッドスマイルカンパニー PLAMAX コレッタ」
ワンフェスで多分、2〜3
この時点ですでに4〜5なわけだから最低7つは完成させるということ。
もし、それがかなわない場合は、達成しなかった分ストックを始末します!
とにかく手を動かす一年にするぞっと。
あと、少しやせるぞ!毎年だけれど。
勉強関係も老後のために少し身につけておかないとまずいか。
あとは、工作環境の整備(ようは身の回りの掃除ね)とか。
あと、ブログもアフリエイトとかやってみたい。さすれば家族の理解も深まるであろう!とか。
そんなところかな。仕事が忙しくなりそうだから、どこまで出来るかわからんが、とにかくこのうち、少しでも達成したいものだ。あてにならんけど。
あ……
そういえば、赤羽模型玩具店さんに年始のあいさつ行ったら、この娘が家にやってきました。
……もう、ストック増えとるやン。
それでは、みなさま、今年も健康で、有意義で、楽しく、張り合いのある一年でありますよう!!
本ブログも引き続きごひいきの程、よろしくお願いします。
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
今年の振り返りエントリーでございます。
この前の、スバル360のエントリーの最後に戦車間に合うかもなどという希望的観測を無責任に述べる輩がおりましたが、当然間に合うわけも無し。
いや、ぎりぎりまでがんばったのよ。でもね、間に合わなかった。いつものとおり、自明だよね。
まずは感謝です。
今年も、模型作りを続けてこれました。
SNSで知り合いになった方。みなさんにご教示いただき、応援いただき、続けています。感謝しています。
このようなブログにお越し下さる皆様。毎月大体、1500を超える方にお越しいただき、2000を超えるエントリーの閲覧をいただいています。励みになります。
そして、美少女フィギュアを作っていても、臭い塗料を使っても、文句を一つ二つ言うだけで許してくれている家族に。どうもありがとう。
さて、いよいよ今年の振り返り。今年の一月の抱負では、
1 体重マイナス10キロ
2 韓国語学習再開
3 模型8個以上作成
4 ボードゲーム売ってコンプレッサー新調
の4つを掲げてたわけだけれども結果は…
1「体重 マイナス1キロ」 ⇒ 増えはしないが減りもしない。誤差の範囲内。だってダイエットしてないもの。
2「韓国語学習再開」 ⇒ すでにモチベーションを失われているので… 復活ならず。
3 模型8個以上作成
これについては、
とらbrindleさんのガレージキットを作成。
完成は2月11日。イノセントな感じが今でも大好きな作品。
やり残したことや、今となってはやってみたいこともあるので、もう一体作りたいが、無理だろうなぁ。
「キャラグミン あんこうチームセット(制服ver.)」
在庫にあって、とにかく今作らないと完全なお蔵入りになりそうだったので着手した。
完成は7月7日。恐ろしく時間がかかった理由は、なんの事前計算もせず見切り発車で始めたため。
戦車をアニメ風に作るのがとにかく大変だったのと、汚したい欲求との戦いがあった。
あんこうチームは、瞳を手書きにしたのだけれど、これは結構楽しく出来たので、小さいフィギュアはまた手がけたい。
林浩己さん原型のアトリエイットのキット。
完成は12月16日。?号戦車の疲れが癒やせず、なかなか手が進まなかった作品。
とはいえ、足の皮膚感とシャツの清潔感の表現にこだわり、特に皮膚感の表現は一応これで良しと思える領域まで届いた。
一方、そこで力尽き、その他がややおろそかになったのが反省。
このサイズ、もう一度作りたい。
アリイ(マイクロエース)の伝統的シリーズ(元々はエルエスというメーカーだったとのこと)オーナーズクラブのキット。
完成は12月29日。古いキットで整形はそれなりに手がかかるものの、パーツ数が少なく、都合5日くらいで仕上げたもの。
ということで、4作品。5キット。
一方、今年購入したキットは、覚えている限りで
1 ワンフェス2018w 祈りサマさん「地獄少女 閻魔あい」
2 ワンフェス2018w クレイグゥさん「羽根人」
3 アリイ(マイクロエース)「’58 スバル360」
4 グッドスマイルカンパニー「PLAMAX minimum factory アルフィン」
5 〃 「みのりwithHondaF90」
6 フジミ「軍艦島」&エッチング
7 アトリエイット「青春少女4」
8 カニオミニチュアズ「1/20ビキニアーマーよし子」
9 グッドスマイルカンパニー「PLAMAX minimum factory みゆき」
10エムアイモルデキャビコモデルズ「?号人型重機」
以外に、SNSでお世話になっている方から送っていただいたもの(感謝感激)
ドラゴン パンターG型
ドラゴン 88mm Flak
イタレリ Sdkfzパンツァーヴェルファー
消費5キット : 入手13キット
目標の8キットに至らない&ストックが増えるという嬉しい絶叫が止まらない結果。
でも、イタレリSdkfzパンツァーヴェルファーなんか作るのがやたら楽しみ。
ということで、目標ならず!!
最後にコンプレッサー新調だけれども、
「ウェーブコンプレッサー317」を購入!値段も手頃で、パワーも充分。大満足の買い物でした。
ついでにハンドピース「Mr.エアブラシ カスタム0.18」を購入。値は張ったけど、これも良いもの。
…結局、物欲中心の一年だったということか。
さて、最後になりましたが、本年もお世話になりました。
まもなく、新しい年を迎えるとともに、新しい時代の幕開けともなります。
皆様にとって、幸せで、楽しみと笑顔の多い一年でありますよう、お祈りしております。
それでは、良いお年を!!
JUGEMテーマ:プラモデル
1/32「オーナーズクラブ ’58 スバル360」(アリイ ※マイクロエース)
みなさん、こんにちは。
普段より、このブログをお読み下さりありがとうございます。
本年ももうすぐ終わろうとしています。平成最後の年末となりますね。
押し迫る年末の中、今日のプラモデルはこちら。
スバル360
小さい乗用車ながら、このかわいいデザインで今でも人気がありますね。
今回は、アリイのオーナーズクラブという歴史あるシリーズのキットを作ってみました。
パッケージの背景が夕暮れの埠頭というのも昭和の雰囲気が出ていていいです、ね。
上箱を開けるとすぐに目につく、渋めの銀色のタグが良い感じです。
「集めよう!オーナーズクラブ!!」ってあるとおり、手頃な値段で集められるシリーズということです、ね。
全部で64種類のラインアップですが、今も全て発売ラインに乗っているかはわかりません。
スバル360だけで、この乗用車バージョンの他にレーシングバージョンとミニパトがあるようです。
ミニパトは、間違いなくかわいいと思います。
キットはボディと、このランナーに集約されています。右上のスティック状のパーツがシャーシなのには少し驚きました。
このキットの出自はエルエスというメーカーが1980年代に発売し、その後アリイ(現在のマイクロエース)が引き継いだということを教えていただきました。
歴史あるキットなんですね。
タイヤはやわらかいゴム製です。あとは透明パーツと水転写デカールです。
組立説明図はあっさりとしていますが、あまり見なくても作れてしまいます。
説明図の色指定の品番は「グンゼ産業水性ホビーカラー」と書いてあります。
こんなところもクラシック感があっていいです。
そう言えば、「水転写デカール」って、どのように発音するのが正しいのでしょう。
わたしは、「みずてんしゃでかーる」って言ってます。
という、歴史あるキットなので、そこかしこに成形射出時のバリが盛大にあります。
特にボディを大きく縦断する二本のバリは背びれのような存在感です。
やすりをかける以前にニッパーである程度切り落としてしまいました。
また、プラスティックの充填が上手くいかずに表面にへこみが出来たヒケなどは、シアノン瞬間接着剤でパテを作って埋めました。
パーツも少なく、一見作りやすそうですが、結構手間がかかるので簡単では無いです、ね。
このように小さなパーツには気泡などもあります。気にしないで気軽に作り上げちゃうというのも一つの考え方かな、とも思いました。
今回は、パテで整形しましたけど。
ハンドルなどの細くて棒状の部品には、シモムラアレックのRボコが活躍しました。
デザインカッターが好きなので、ほとんどのバリ取りはカッターで済ましますが、棒状のだと角度がでちゃいますから。
車体の色には、発売されたばかりのタミヤラッカーカラーのレーシングホワイトをエアブラシで塗りました。
これはとても綺麗で、良い色でした。それに塗りやすく、匂いも強く無いのです。
他の色も揃えたいな、と思いますが、うちには色んなメーカーの塗料がすでにあるので、置き場所に困っちゃいます。どうしよう。
さすがにこれはどうしてよいか分からず、です。
透明パーツに大きな気泡が入っていたことに後から気付きました。
いつもお世話になっている赤羽模型玩具店さんに相談したら、色々と見てくれたのですが、気泡が全くないパーツは見つかりませんでした。
リアウィンドウに少しだけ気泡があるパーツと取り替えていただきました。
今後は、こうしたパーツの修正方法も学ぶ必要がありますね。
透明パーツは磨いて薄く、綺麗にしました。
少しは気泡をごまかせるといいなと思いましたが、光にあたると目立ちませんよ、ね。
ミラーにはラミーテープを貼りました。丸く切るのが難しいです。
水転写デカールにはレース用もついていました。
あまり考えずに使ってしまったのですが、ナンバープレートなどはパーツよりも大きいので、計って小さめに切り取る必要がありました。
結局、失敗してデカールを少し割ってしまいました。
こうしたことは、常に考えておかなければいけませんよ、ね。
これで完成です。
かわいいですね。手のひらにちょこんとのるサイズです。
このとおりです。ちょこん。
リアウィンドウの気泡はこの程度の影響で澄みました。
赤羽模型玩具店のマスターのおかげです。
墨入れは、くすんだ茶系を使いました。
ちょっと、古い車感が出たと思います。
ナンバープレートの水転写デカールに失敗して割れているのがわかります。
特徴的でかわいらしいフロントです。
窓枠とトップの枠は本来は黒で塗るべきだったようです。シルバーで塗ってしまいました。
車内のフロントパネルです。ざっくりとしか塗ってないです。
窓枠は筆塗りなので、ちょっとアラが目立ちます。肉眼だときれいに見えるので、気にしないことにします。
椅子の色はファレホのブルー系の色を白と混色しました。いい色合いになったと思います。
参考になる実車が近くにはありませんので比較が出来ないのですが、良いスタイルです。
トップコートはクレオスの水性を使ってます。
3回ほど重ねて研ぎ出しはしていません。
テラテラしてますね。
フロントはかわいくて、うしろはおしゃれです。
小さくて、手頃だけれど、下処理が少し大変なキットでした。
出来上がりがいいので、大変だったことも忘れてしまいましたけど。
あと、タミヤラッカー塗料の使いやすさは感動的です。
今、サイドAが戦車を作っています。それが間に合わなければ年内最後のレビューになりますが、期待を込めて、ご挨拶は次のエントリーにあずけます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
コメントとか、♡をポチッとしていただくと嬉しいです。
よろしくお願いします。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
GirlsWeapon(ガルポン) 1/8サイJK(ちび柴付属) (アトリエイット)
また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
言い訳はもうしない。仮に(「仮」ではないが)前作の完成が7月で、そして今師走が半ばであろうとも。
この間、一体全体何をしていたか。すでに模型作成が趣味とは言えないのではないかというそしりを受けようとも、だ。
例えば、2年遅れで「NieR Automata(傑作!)」にはまりまくっていた、とか。
例えば、「宇宙よりも遠い場所(名作!)」観て号泣、を何度も繰り返していた、とか。
例えば、懐かしくて「アドバンスト ファイティングファンタジーTRPG(秀作!)」を毎週遊んでた、とか。
そんなことをあえて書こうとは毛頭思わない。えぇ、言い訳はしませんとも。
と、いうことで、すでに寒さ深まる中、今回のフィギュアはこちら!
サイJK(ちび柴付属)
フィギュア造形の鬼才、林浩己さん作。
GirlsWeapon(以下、「ガルポン」という。)シリーズの一作。初の女子高生(女子校生じゃないよ。この違い分かる人はなかなかだぞ)。
パーツ数は全15。効率的で作りやすい分割。
ちょとウェーブがかったストレートヘア。この時点で黒髪決定。
膝上丈のスカートがすれてない感を演出。いわば優等生キャラ。
歴史と古典が得意で物理と生物が苦手。生徒会の副会長で大らかだけどいい加減な会長の尻拭い役。
クラブは陸上部でそこそこの成績があるのに、ガルポンとしての任務を果たすためクラブ活動に注力できず、実は内心普通の女の子生活に憧れている。
と、作ってる時にブレ無いように、ここでキャラ設定を決めておく。
「よりもい」でいったら報瀬のような周りを牽引するけど融通のきかない正義感の持ち主って感じ(ここで、ピンときた人。こんど一緒に飲み行きましょう)。
サイ、だね。サイJKだし。しかし、サイというのがマニアックというか、通好みというか。
これ以上に尖ると十手ってことになりかねない。十手JK。あり?
そして、ちび柴。命名、大五郎。
丁寧なお手紙がついていました。
早速、パーツ洗浄。
最初にぐつぐつ。表面の油を落としやすくすると同時に、ウソかマコトか、パーツにしみこんでいる離型剤がガス化すると聞いたので。
薄い部品はゆがんでいることがあるので、煮て柔らかくした上で形を修正して水で冷やす。
そしたら、ジップロックで離型剤落としにつけ込んで一晩。
その後、中性洗剤とセスキ炭酸ソーダでゴシゴシ。
最後に、ちょっと中性洗剤入れて超音波洗浄(眼鏡洗浄機ね)。
これがレジンキットのルーティン。ここまでやれば、さすがに塗料弾かないでしょう、と信じてる(幸いに今まで弾かれたこと無し)。
真夜中に仮組みの図。
気泡もパーティングラインもほとんどなく、すんなり形になっちゃう。
この大きのリアルフィギュアの存在感は、ちょっと他と迫力が違う。
最初に大五郎から。首に結構な隙間があいてしまい、段差も生じてしまう。
接着と隙間埋めを兼ねて、シアノンDWとタルカムパウダーを練ったパテ(以下、「シアノンパテ」という。)を使用。違和感が無いよう毛並みのモールドをちょっと掘ってみた。
同様に、お股にも隙間が生じてしまってる。この後の塗装を考えると接着しちゃうわけにいかないので、隙間だけ埋めたいところ。
軸打のついでに隙間埋め。ここら辺の詳細は「花と緑ちゃん」を併せてご参照下さいませませ。
まず、ボディの方にワセリンを塗っておいて、
足の方にはたっぷりめにシアノンパテを盛って、ぎゅいっと押しつけて、はぁはぁしたりする。
勘違いした人いるでしょ。はぁはぁはシアノンパテは水に反応して固まるので息を当てて硬化をはやめてるのよ。決して、意味ありげに意味なくはぁはぁしたんでなくてよ(ちなみに短気な人は硬化剤を使いましょう)。
で、バキッ!!と外すと隙間が埋まってるという感じ。
このバキッ!!と外すのが結構怖くて、なかなか力が入れられないんだけど、レジンは弾性があるのでまず折れない(と思う)。
最後に離型用に使ったワセリンを落とす。これやらないと接着も塗装も出来なくなるので忘れずに。
洗剤で洗うのも手だけと、自分はペトロールでパイ化乳化しちゃう。
出来上がると見えなくなるところまで魅力的に作り込んでるキットなので、作者様の意図を汲んで、ネオジム磁石でスカートを着脱式にしています。
もうこれは作者様のご指示であるパス受けた仕様です。仕方なかったんですよ。
サイのゆがみがどうしても修正出来なくて、プラ材にテーパーかけて作り替え。
いよいよ塗装。まずシャツについてはホワイトサフ。乾燥後、肌色を塗りたいところ以外をマスキング。
こういうときはマスキングゾルが大活躍。
ガイアのノーツフレッシュ塗装後、マスキングはずし。
これで、アンダーシャツとかシャツの透け感とかを出す下地完了。
この上から、ファレホのデッドホワイト、ホワイト、オフホワイトそれぞれにグレーズメディウムを加えて半透明にして重ね塗り。
ファレホは布感とか出すのに最適。
次に足。この写真ではほとんど分からないんだけど、水性色鉛筆で血管を書き込み。
さらに大腿部の正面とか脛など青い血管が目立つところは薄ーくクリアブルーをエアブラシ。色づくかどうか程度に薄ーく。
その上から、ごくごく薄めたクリアレッドをエアブラシ塗装。
そのあと、シンナーで湿らせた筆で塗料を落としたり動かしたりしながら皮膚の下の毛細血管を作ってく。
これも写真が分かりづらいなぁ。新しいカメラ欲しいなぁ。
そのあと、少しだけオレンジに振ったクリアレッドを全体に。
こんな感じで大体出来上がりなんだけど、若い女の子だとちょっと痛々しい感じなので、
ノーツフレッシュ1に対しクリア2を混ぜて層を重ねて。
柔らかさと、体温をイメージして……。
なんか、こう書くと変態じみてる気がしてきました…
で、足はこんな感じで塗装終了。見えなくなるんだけどね。
で、いよいよお顔。まずは、自分が一番苦手感がある目線の合わせ。
苦手なので最初に瞳孔の真ん中を決めちゃう。
作例だとちょっと目線を横に振っているのだけど、キャラ設定上(ここでようやくキャラ設定が)、まっすぐ正面を見つめる瞳かと。
瞳を横に振っている方が目線を合わせやすいんだけど。
次に瞳孔中心点の周りを塗って虹彩の大きさを決める。
虹彩は小さい方が表情の豊かさやドラマ性が出るけど、今回はかわいく作りたいので大きめにすることに。
目を入れる時は、実際に目線が合ってるかわからなくなるので、必ず色んな角度から写真を撮って確認。
工程のたびに撮影するので、この作業の時はカメラ内のデータが顔だらけになって、ちょっと他人が見たら怖いぞ。
次に虹彩の縁と瞳孔を残して一旦色を落とす、これは私が尊敬する田川弘(PYGMALION)さんに教えていただいた技法。
ここで、最後の目線確認を行う。この写真を見ると微妙に視線が合ってないことがわかるけど、裸眼では目線が合っていると認識してる。なので、写真をとって何度も確認することが自分には必須。
最後に虹彩を入れて、少し網膜を書き込み。瞳の輝きを表現するのは、白を刺さずに網膜の濃淡で表現するようにしてる。
白入れると、このサイズだと「白、入れてます!」って感じになるなぁ、と思って。
最後に、ガイアのUVジェルクリア。なんか、この時点ではお面みたい。
最後に、ファレホのマット、サテン、グロスバニッシュでツヤの調整。これで出来上がりのはず、だったのだけれど…
なんと、ツヤ調整のためにマスキングゾルを使ったところ、ファレホの塗装を一緒に持ってかれることに。
さすがにここまでやられちゃうと、塗装剥がしてやりなおしに。
後で赤羽模型玩具店のマスターに聞いたら、エマルジョン系の塗料にマスキングゾルはダメかも、と。
ファレホの上にマスキングゾルは、ダメ!絶対!!
と、紆余曲折を経て、完成。
スカート、外れます♡
ガルポン活動の時は、動きやすいようにレーシングブルマを着用。これでハイキックも安心。
見えなくなっちゃうんでね、記録を残しとく。他意は無いぞ。無いから。ホントだから。
ご満悦、いただけましたでしょうか。
シャツは清潔感と布地の柔らかさとすべらかさ、それとうっすらと透けた感じを目指したがいかがか。
なんか、写真にすると顔がのっぺり見えるんだけど、実際はここまでのっぺりはしてないんだけど、撮影技術の問題かなぁ。
大五郎も健在です。
色はげした、靴と口下もどうにかリカバー。しかし、この靴下のモールド。林先生、もしかしたら靴下フェチなのかしら。
ということで完成なんだけど、なんか顔が…
なんと、あの越智信善さん(マエストロ)より、屋外で撮影すると今後の参考になるとアドバイスいただきました。
で、撮ってみると…なんかマイケルジャクソンみたい。
光のまわりに気づけるとのご助言だったのですが、確かに顔も体と同じくサフレスにしたので、不透明に塗装した部分だけ不自然に強調されてしまっているのかも。
光源を正面にするとようやく見た目に近い写真に。今回は夜の作業が多かったのでこのことに気づけなかった。
体はサフレスで仕上げるとしても、顔は透明感を抑えた方が良いんだな。
うん。見た目はこんな感じです。
色々と課題を残したままですが、この作品は藤沢市の赤羽模型玩具店さんに置いていただけることとなりました。
もし、赤羽さんでお買い物の際は見ていただければと思います。
そして、もしよろしければ感想などいただけると(マスターに伝えていただいても)今後の制作の参考や自分の張り合いになりますので、ぜひぜひよろしくお願いします。
そして、このエントリーは今年最後では無いぞ!
超特急でこれから何か仕上げるぜ!!
令和元年5月18日 追加更新
まさか、元号が新たになり最初の更新が、追加更新とは…
えっと、どうしてもお顔の塗装が納得いかず、一時赤羽さんからお持ち帰り。
お顔の血色や、そばかす、ほくろなどを書き入れて、女子校生らしくしてみる。
自然光で撮影しても納得できる!
これで、本当の完成にします!!
あぁぁ、ずっと気になってたけど、手を入れて良かった〜
横顔も自然な感じ。
左目に涙ぼくろ入れてみた。
改めて自然光で立ち姿。
この柳腰がなんとも……いい
この角度が一番いいね。
うむうむ。
シャツの質感。ちょっと透けてる。
足の皮膚感。ようやく上手く撮影できる設定がわかった。
お尻の方は、血管の上に脂肪がある感じで。
毛細血管と静脈を意識した横もも。
内股は大きな動脈がある。大腿部の前には脂肪層が厚いので青白い感じ。
膝。ちょっとくすんだ皮膚。間接だからね。
膝裏。ここも大きな血管が見えているところ。
手の甲にもうっすらと血管が見えるように。
ようやく完成と言える。
また、赤羽模型玩具店さんに飾っていただきます。
めでたしめでたし
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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第3回江ノ島模型展示会 江ノ展3
久しぶりのエントリーかと思えば新たな模型が完成したわけでも無くいつもながら人様の素晴らしい作品でてめぇのブログを埋めて茶をにごすつもりかこのやろう。
という貴兄の気持ちもわかりますが、というか下手なプラモの作成レビュー見せられるより、素晴らしい作品の数々にしてくれてありがとうという貴兄の本音の気持ちも察しておりますが、すでに私の湯飲みの茶は濁るどころでは無く清み透き通っており、中身が無いに等しいほどでありますのでご容赦願いたい。
という、いつもの言い訳あおりはともかく。今年は秋の開催、江ノ展3に行って参りました!
いつもながらの力作の数々に目を奪われながら、いつもながらの自分目線の主観のみによるチョイスで一部ご紹介しようという他力本願エントリーでございます(いつもの)。
なお、全開の他力本願エントリー(すなわち、江ノ展2)はこちらから。
まずは、「あま」さんの作品。主に人物を中心に丁寧な塗装やリアル系の造形をされています。
「川本家の3姉妹」
寡聞にして原典を知らないのですが「三月のライオン」という漫画のキャラクターとのこと。flalalamingoのガレキの完成作品。イラストに忠実に塗装をほどこしたそうで、お姉さんのワンピースの柄が丁寧でかわいい。あと、お弁当とかもこまかく綺麗に塗装していて素朴なのにすごみを感じる作品。
「宇宙服少女ー休憩ー」
ワンフェス17冬でワンダーショーケースに選ばれ一躍有名となったつるぎだんさんのキットの完成作品。
足を1センチ短くして、胴を3ミリ長くすることで少女らしいミニマムさを強調。これだけで、というよりもこのことに気付いて手を入れられることがすごい。あとシンプルな彩色に微妙なツヤの違いを生かしてるのもまたすごい。
「サーファーガール」
完成が間に合わなかったという作品。新たな江ノ展のアイキャッチになりそう。というより、このキット欲しい。ぜひ完成させてキット化を!
「石渡哲」さんの作品。すべての作品で一つの物語を構成している壮大な作品群。展示のデコレートも凝っていて、見ていて楽しい。
「万象」
この無機物とも生物ともつかないものを発見することから物語は始まる。このものはやがて意思を持ち、姿をだんだんと変えながら成長(?)していく。
やがて、人型となり人の社会に溶け込もうとするが………。のように作品全体がストーリーを形成。
このような美しいイラストボードとともに展示。
このイラストボードをチョイスしたことに他意は無いのか?と聞かれればもちろん『ある』と答えますわよ。
ちょっとピンぼけてしまって申し訳ないが、人型は世界各地にこのようなものをばらまいてきたらしい。カワイイ顔してやっていることはなかなかにおぞましい。
圧巻はマザー的存在。高さ1メートルはあろうかという大型作品。それでも大味にならず細かい細工がすごい。美術館に置いてあっても違和感なさそう。
次は「村瀬材木」さん。村瀬さんと言えばウオメカとシルバニアファミリー動物一家っというイメージだったけど、ガンダム系も手を付けていたとは!と見てみれば、コレジャナイ!!(いい意味で)
「MSN−04 SAZABI MG Ver.ka」
通して見たガンダムはファーストだけの私でもこの機体は知ってますよ。シャァが全くもって諦めが悪いことを代表するMSだってことくらい。でも、『コレジャナイ!!』
これがどうすればこうなるのかさっぱりわかりませんがこれをどうにかしてこうなるらしいです。
かなりかっこいいです。塗装はいつもの村瀬節。このどことなく有機体を思わせる彩色ってくせになる。
さて、ここで問題です。このもとキットはなんでしょうか?ガンプラモデラーは一発でわかるものかしら。
正解は
「MSM−04 ACGAY HG」
たくさんある中で、このスタイルが一番好きだった。すごいなこのありそうで無いかっこよさ。
なるほど〜。特に一番下の条項が重要な訳ね。
「こまさ」さんの作品は、原型からの勘案というか本歌取りというか。要はアレンジの妙。村瀬さんが原型から出来る限り離れたものを指向するのに対し、こまささんの作品はあくまで元となるキットを生かしつつそれをインフレさせるような作風。
「ENO−10」
。
まずは今回のアイキャッチの「ENO−10」。江ノ展2の時に初お目見えだったけど、改めてみてもユニークで魅力的。今回、足下に謎博士とびっくりさんが。
元々は象印の電気ポットであってプラモですら無い。言われれば、確かにポットなんだけれどそれでも蓋のピックアップがハッチに見えたり、蒸気口がエアクリーナーに見えたりで、混乱する。こういうのが本歌取りの見事なところ。
「魅惑の岩崎ボディー」
かわいく作るのがセオリーのFAガールにソフトモヒカンとは!しかもかわいい。
そのほかにどこかで見たロボとかどこかで見た国技とかw
「べにぃ」さんの作品群。江ノ展2では、ナーフのリペイントとガンシップのローターで、うちの次男の目を釘付けにしたべにぃさん。サイバーパンクっぽい作品だけれど、有機的な意匠をいれたり人を配置することで、メカニカルなだけではない印象を与える作品の方。
「サンドホッパー」
べにぃさんの作品は男の子ならうなずくしか無い有無を言わせないかっこよさがある。また、人を配置することでなんか初期ガンプラのパッケージみたいなストーリー感が生まれるんだよなぁ。
「墨吉郵便局所属融合炉搭載蒸気機関車」
核融合炉の蒸気機関ってそりゃそうなんだろうけどオーバースペック感がものすごい設定。
町作りのお遊びって楽しい。有名どころではインスマウスとか。
そういうのに具体的なギミックが加わると、もう辛抱たまらんってなる。墨吉町を走りぬける郵便機関車と郵便局員ってまさしくそんな感じ。
「エルメダイン」
キャプテンウルトラのメタリノームを思わせる(ふ…ふるい)名称とデザインが、有無を言わせずかっこいいじゃん!
「モス」さんの作品群。一貫して人間と機械の融合をテーマとされている(のではないか)。こうした世界観に魅力があることは理解しているのだけれども、どうも肉体破壊というのが子供の頃から苦手で、なのでホラーは好きなのにゾンビとかスプラッタとかが全くみれない自分としては、どうしても対峙できない部分があるのが誠に申し訳ない。ここを乗り越えて立派な大人の男になれる日を夢見ているわけなのだけれども。
「地球茎癌摘出用第三十一漁福丸」
そんな作品の中で、自分が許容出来るからということではなく、本当に「これはすごい!!」と思ったのがこの作品。設定は(多分)未来。マグロが希少となる中で病んで生物的要素を持った地球の癌細胞がマグロの代用品となった世界の漁船。
イカ釣船をベースにしたことは見れば分かるけれど、そこから添付されていく釣り道具の密度がすごい。
これがマグロの代用品地球茎癌。美味しそうとみえるかどうかはあなた次第。
どの角度から見ても情報の密度が濃い。釣り具の一つ一つに存在感があり機能してそうで、なおかつ雑然とおかれているかのようでいて漁師には効率的な配置である感まで、漁船ぽさが出てる。どうすりゃこんなの作れるのかがとても疑問。
「kenny」さんの作品は、現実感のあるシンプルで機能的なメカ。メカというより機械と言った方がしっくりくる。
「半装機式リバーストライク」
雪上用リバーストライク。もう普通にありそうだし動きそう。
「JIM suit」
レトロな感じの深海作業用潜水服(ジムスーツ)。冬のワンフェスで販売したとのことで、行けば良かったと悔やむことしきり。
「元型発動機 Corvus」
全作品の中で、最も気に入った作品。
まずは好みというのがあるんだと思うけれど、立ち姿が美しい。力が抜けていながら隙が無く、自分のすべきことを心得ている感じ。
「発動機」の由縁がよく分からないのだけれど、戦闘用の兵器なのだろう。最低限の部品で構成され、修理はもとより損失も視野に入れたようなシンプルな構成がなんともそそる。
後ろ姿も全く無駄が無い。関節がどのように動くまで想定させるデザインが本当にしぶかっこいい。あと、大腿部の装甲板など「分かってらっしゃる」と言いたくなるような避弾経始。質量弾が使われる世界かわわからないけれど。
お顔もいいねぇ。擲弾兵風というかケルベロス風というか(どちらも一緒か)。これ欲しいなぁ。キット。
「syu1ーsatoh」さんの作品。マシーネンクリーガー風のメカに生物的なシルエットを加えた特徴的な作品の方。「○○的なものを○○を使わずに作る」テーマはミキシングの基本であり異端であるとも思える魅力的な取り組み。
「ウォドム的なウォドムを使わずに作る」
ダーンエーガンダムに詳しくない自分には造形的な面白さしか感じられないけれど、知っている人がみたらうなるであろうと思われる、いやもううなって欲しい作品。揃えた手がなんともきしょい。
「イワンとマーシャ」
世界設定はよくわからないけれど、雰囲気のある作品。人間かと思ってみていたらマニピュレーターで、思わずイワンとマーシャが不憫になってしまった。
「奴羅呉帝国サイボーグ兵」
同じく世界観はよく分からないのだけれど、臨場感ある作品。迷彩の繊細なアース系の色合いが勉強になる。ロボット(かな?)のももがおしゃまさん。
「tanoくま」さんの作品は、この展覧会の一連の作品とは少し趣が違っていて、メカが主役の表現は無い。あまさんの人間中心ともまた違い、「空気」とか「水面」とか「地面」とかを意識してしまうような作品。
「SHOT DOWN」
tanoくまさんの作品で戦争テーマを初めて見たけど、やはり勇壮でもかっこよくも無い。
安堵なのか絶望なのか放心なのか、見るものに解釈を委ねる表情。むせるような木の根と泥の匂いを感じる作品。
「青春!滝少女」
どんなシチュエーションなのかちょっとわからないけれど、とにかく爽快感全開な作品。清涼な山の空気と滝の轟音にも負けない高らかな少女の笑い声が聞こえるよう。
「猫と少女のいる風景」
江ノ展でこの作品を見るのが定番の詣でになっている。江ノ展を通じたアイキャッチと思っている作品。猫を主役に撮ってもいい感じだよね。
彼女の肩の向こうに江ノ島が見える(妄想)
潮騒と潮の香り、加えてわずか魚臭さが匂ういつもの場所。そして毎度遅れてくる友達を笑って迎えるいつもの日々。
そんな情景を切り取ったようなこの作品は、やはり特別だなぁと。
以上、今年の江ノ展も見応え充分な展示会でした。
作者のみなさま、企画の方々、本当にいつもありがとうございます。
一つ、お願いとすれば受付に「カンパ箱」を置いてもらいたいかな。せめて部屋代や打ち上げの足しにして欲しい。
いつか、自分も作者として参加できる日が来るものかしら…
「今のおまえじゃ、到底無理だな」(tanoくまさん 「動物園のマレーグマ」)
ごもっともで……
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JUGEMテーマ:プラモデル
また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/35 MILITARY MINIATURE SERIES NO.96 ドイツ・?号戦車D型 (タミヤ)
1/35 CharaGumin あんこうチームセット(制服ver.) (Volks INC.)
前作「花と緑ちゃん」を仕上げたのが2月で、今日は七夕。
七夕?
えー、いつもながらの言い訳ももう書き飽きましたえぇえぇ手が本当に遅いですよ私はだから何?
作るペースよりも増えるペースが多いのではいつかパンクしますよね。自明ですよね。
でも、今回は長い間ストックとして溜め込んでいたものなんですよ。神様がご存じです本当です。
だから、後悔はしても反省はしない。
は ん せ い は し な い
ということで、今回のプラモはこちら!
?号戦車
これ以上の名作・傑作キットってある?
「?号戦車」「タイガー戦車」「?突」と並ぶ、というかそれらを凌駕するキラーコンテンツ。
ここから全てが始まった”かつて“の男の子は日本中にわんさかいることだろうの名作・傑作キット。
今回はこれを、最終章公開にあやかって、ガルパン仕様にします!
現在(平成30年7月7日)では、最終章第1話が公開終了して、ブルーレイ、DVDが発売中。
私? うん。 将来に楽しみを残すため、まだ観ていないよ。うん。
で、この絶好のタイミングで、全くタイミングはずれなテレビ版D型を作成しようという、完全便乗型在庫一掃セール型作成でありんす。
まずはいつものインスト。タミヤのインストは読み物として確率していて、これが日本のプラモ業界に与えた影響は大きいなどとさも知ったようなことを書いてみる。
バリエーションの違いなども懇切丁寧に説明されるとともに、いつものおじさんからの適切な助言も安定のあんしん感
Aパーツは足回りのセット。
Bパーツ。車体上部とコマンダー。正直、このパーツだけでワクワクがとまらない。
Cパーツ。車体上面の構成パーツとリアパネルが中心。リアパネルをほぼ一発で造形しているのが、タミヤの作りやすさの証。
Dパーツ。ドライバー、ローダーと主にアフリカ仕様のパーツ中心。今回はこのランナーはほとんどいじらず仕舞い。
心なし、出番の無いフィギュアの皆さんの顔が寂しげに見えます。
履帯とシャーシ、ポリキャップ。モーターライズの名残があるバスタブが、リアルスタイルで無いから嫌と思うか、これこそタミヤスタイルと思うかの分水嶺。
デカール。今回は使わず。以上。
そして、この車外装備品セットを使用。
こちらが、この?号に乗車いただく皆様です。
ボークスのキャラグミン「あんこうチーム(制服ver.)
これはですねぇ、大阪出張のついでにボークス寄った際に出来心で買っちまったんですよ。こっちでも買えるのに。やはり旅は人を大きくするんですかねぇ。
このキットはフィギュア以外にも飾り台となる?号の上面が入っていて、当初はこれを利用して手抜きしてしまおうかとも考えていたのだけれど、こちらの形状も少しアニメの設定とは違うようなので、お蔵入りとなりました。メリハリがあって、これはこれで良かったんだけれども。
ガルパン仕様にするために参考にした資料は、
「ガールズ&パンツァー公式戦車ガイドブック アハトゥンク・ガールズ&パンツァー」(大日本絵画)
「?号戦車G〜J型ディテール写真集」(新紀元社)
の二冊。
アハトゥンクで形状をつかみ、ディテール集で詳細を確認。二つでひとつのフリップフロップ。
最初に修正箇所をインストに記入。とは言っても、ちゃんと見ていないので、後からやり直しすること多々。
子供の頃から行き当たりばったりを信条にしてきた男よ。
これからガルパンテレビ仕様D型にするために修正したポイントをインストに沿ってレビューします。
いいですか?結構ダラダラ展開になりますよ。覚悟して下さい。
覚悟無い方は、一気に後半の完成まで飛んで結構です。あれ?今ここでウィンドウ閉じようとしませんでした?
サンドイッチは挟まれたキュウリが一番おいしいそうですよ。
さてさて、それでは〜 ぱんつのあほう!!
修正箇所1 リアパネルの発煙筒のケースの形状。エバーグリーン(以下、エバグリ)のプラ材を使って幅増しして、さらに前後を逆に取り付け。
修正箇所2 主エンジンマフラー排気口。角度と大きさがやや違うので、エバグリのプラパイプに付け替え。
修正箇所3 後部牽引ホールド基部幅増し。幅が薄いので、タミヤのプラ材で幅増しして穿孔。もっと増しても良いぐらい。
注意点 ここで発電機エンジン用マフラー(上の細い円筒)を不用意に接着すると後で必ず後悔するので、付けてはなりません。大事なことなのでもう一度書きますよ。結婚よりも離婚の方が大変です。(付けてしまって後で修繕するはめに)
修正箇所4 リヤホイルをD4ではなくA2に。
インストでは、このD4を指定なのですが、
未使用パーツとなっている、こちらのA2の方が形状が近いので、こちらを使用。
修正箇所5 ホイールハブ。ホイールハブはインスト指定のC2ではなく、予備ホイル用になっているC5が形状的に近いのでこちらを使用したいのだけれど、16個必要なところに4つしか無い。
解決方法は、主に3つ。
? タミヤD型を後3箱買い足す。あるいは、ドラゴンのD型などを買い足す。
? タミヤにパーツ請求する。
? 複製する。
で、当然ながら複製。お湯まるで型をとって光硬化パテを使用。なんか、生卵みたいでおいしそう。
こんな感じ。あまり綺麗に抜けなかったけれど、ここは愛嬌(このことば便利だ。これから多用しよう)。
修正箇所6 ダンパー。キットのダンパーはこんなハの字の形状。
ところが箱絵は、こんな感じ。キットではG型以降の新型に近い形状。なので、ガルパン仕様にするためにはダンパーの形状を箱絵の形に変更する必要がある。見た目と中身が違うなんてタミヤさんのいけず!
部品の大体の寸法を決めてプラ材を切り出す。
こんな感じ。
ウェーブのNEW Rリベット角と組み合わせて完成。
これは通常の工作として、電池ボックスの名残の開口部を埋める。今回はプラリペアで埋めてみた。結構目立つからね。
これも通常の工作。上部転輪のテーパーをリューターを利用して整えた。
修正箇所7 前部牽引ホールド。形状が違うのでエバグリのプラ材とウェーブのNEW Rリベット角を使って作り替え。
修正箇所8 後部牽引フックを省略。省略して良いのかとも思うけど、設定がでは見えないのでオミット。
修正箇所9 後部牽引フック周辺のフェンダーの形状修正。パーツナンバーはC36と37。プラ板とエポパテ。
修正箇所10 後部装甲板のワイヤーフォルダー作成。真鍮線で。
修正箇所11 同 リベット打ち直し。エバグリのプラ材。
結構大きい修正箇所。これが面倒くさかった。
修正箇所12 ノイティックランプ基部(バベルの塔みたいなところ)削除。ノイティックランプについては、設定ではF2型仕様の頃から登場している。なんで?
修正箇所13 フェンダー滑り止め削り取り。
やり始めたら後戻り出来ないので、直前まで本当にどうしようか迷った。そんな時の解決策は「やっちゃう」。だって後戻り出来なくなるから。タミヤのモデラーズナイフPROの平刃、大活躍。
予備履帯の留め具も切り落とす。これがあると滑り止めが削り落とせないので。後で使おうと思って切り離したが、結局使わなかった。
こんな感じのすべすべに。結構面倒くさい修正箇所。
削りかすがたくさん出るので洗浄。
前部フェンダーの修正。
前部フェンダーは修正箇所が細かくいくつかある。
修正箇所14 突起の切削
修正箇所15 開口部の穴埋め。今回はランナ−を突っ込んで接着剤で穴埋めした
修正箇所16 リベット打ち直し。エバグリのプラ材使用。
修正箇所17 フェンダー可動軸作成 真ん中の軸は熱したランナーを引き延ばしたもの。軸端の輪の部分はウェーブの0.3ミリC.ライン(真鍮線)を整形して作成。
修正箇所18 フェンダースプリングをオミット。パーツナンバーC19を取り付けない。
後部フェンダーの修正。
後部フェンダーもいくつかの修正点がある。
修正箇所19 可動軸作成。後部は端の輪の部分だけ。前部と同様に作成。
修正箇所20 後部フェンダースプリングをオミット。 パーツナンバーC20を取り付けない。
修正箇所21 後部間隔表示灯、アフターパーツ使用。
修正箇所22 後部左フェンダー反射板。形状が単純過ぎるのでエバグリのプラ材で作り直し。
修正箇所23 前照灯スリット。スリットが無かったので、0.4ミリでスジ彫り。
修正箇所24 ラジエーター冷却水注入口をプラ板で大型化。これは結構効果が大きいのでやって損は無いですぞ。
修正箇所25 ホーンをアフターパーツに変更。基部の隙間埋めは必須。
修正箇所26 車体クラッペ(のぞき窓)の形状変更。
キットはペタンとした板なのだけれど、ガルパン設定では三角柱。
「あんこうチームセット」のキットの形状の方が設定に近いので、このクラッペをコピーして使用。
こんな感じになる。
修正箇所27 機関銃ボールマウント形状変更。キットは開口部が正方形なので、エバグリのプラ材を使って長方形に修正。さらにリベットの位置も違うので、プラ材で打ち直し。
通常の工作として、機関銃アイポートと視察バイザー部の開口。
修正箇所28 ピストルポートの作成。
形状の違いがあるので、タミヤのプラ材でピストルポートを削り出し。まるでおっ○○みたいだね!
前部装甲はこんな感じに。
修正箇所29 車載の消化器の形状を修正。
他の車載品でアフターパーツを使用したのが、
修正箇所30 S字牽引クレビス、履帯張り調整ツール、バール、砲身クリーニングロッドはアフターパーツを使用。
修正箇所31 ワイヤーカッター柄押さえをエバーグリーンのプラ材で表現。
修正箇所32 わかりづらいけど、つり上げフック(クラッペの右上にある白いちょこっとしたやつ)を車体左右2カ所。キットには4つ入っているのだけれど、車体に2つ、砲塔に4つが設定。なので足りない2つはエバグリのプラ材で作成。
修正箇所33 右後部側面砲身用クリーニングロッド固定具基部をエバグリのプラ材で作成。白い3つの細長いところね。
修正箇所34 右フェンダー押さえ取り付けず。パーツナンバーC1の三角形のフェンダー押さえはオミット。
修正箇所35 車体右側の整形。この四角の切り込みが何故あるのかわからないのだけれど。とにかく埋めておく。エバグリのプラ材を接着後、切削。謎は謎のままに。
修正箇所36 ジャッキの形状修正。形が大きく違うのでなるべく似せて形状を修正。エバグリのプラ材とプラ板を材料に工作。
修正箇所37 アンテナケースの作成。ガルパンの設定の方がキットより大きく感じたので。エバグリのプラ板で作り起こし。アンテナはタミヤのプラ材にテーパーをかけて作成。ガルパンの設定だとアンテナが太く見えるため。、伸ばしランナーや真鍮線を使わずに。
修正箇所38 ベンチレーター突起付け替え。キットは突起が3つなんだけれど、ガルパン設定では二つ。伸ばしランナーを使用。
修正箇所39 操縦士、通信兵ハッチ突起部。キットだと突起が無いため、伸ばしランナーで突起を表現。
なんか、書きながら思うんだけれど、記録だから仕方ないけど、このレビュー面白い?参考になる?
…気を取り直して…
最初の方に書いたけれども、発電機エンジン用マフラーを最初に取り付けていたら、車体を組み立てる時に干渉。
まして、発煙筒ケースの取り付けも変えていたので微調整は不可能と理解し、いったん全て外してやり直し(泣)。
修正箇所40 発電機エンジン用マフラーパイプの延長。これは必須かどうかわからないけど、エンジン用マフラーの押さえ(白い帯ね)を付けると完全に届かないので長さを足してみた。
と言うことで、
修正箇所41 エンジン用マフラーの押さえ。キットでは表現していないので、プラペーパーで左右作成。リベットは伸ばしランナーを使用。
修正箇所42 前後の合わせ目消し。単純にタミヤパテで埋めてる。
修正箇所43 砲塔天板のリベット打ち。彫金用のナナコタガネを使用。「あんこうチームセット」のD型を参考にしたけど、見直してみたらアニメの設定と少し位置が違う。まぁ、愛嬌と言うことで(便利だなぁ、愛嬌)。
修正箇所44 砲身の形状の整形。これがこのキットの最大の難所かと。なんと言ってもごまかしがしづらい部分。形状的には大分違う。ポリパテの盛り削りで再現してみた。こればかりは仕上がりがちょっと怖いところ。
修正箇所44 キューポラの高さを出すためスペーサーをエバグリのプラ材で。
修正箇所45 キューポラ後ろ留め具の作成。同じエバグリのプラ材とウェーブのNEW Rリベット角を使用。
修正箇所46 砲塔後部リベット。タミヤのプラ材でリベット打ち。この長さで接着して、後で切りそろえる方法。
修正箇所47 キューポラ前ハッチ防楯。エバグリのプラ材を整形して防楯を接着。
修正箇所48 キューポラ前標準。同じくエバグリプラ材で作成。
あと、普通の工作として砲塔潜望鏡に縦長にスジ彫り。
修正箇所49 キューポラハッチのヒンジ。可動工作も楽しいのだけれど、どうせディスプレイ用に固定してしまうので、プラ材を整形してハッチが全開放するように取り付け。
修正箇所50 砲身支持留め具。プラペーパーを巻いて、留め具部分はエバグリプラ材で作成。
今回は、ケースに入れたディスプレイにするため、固定用のナットを車内床に接着。
修正箇所51 履帯の変更。
キットに入っていたのは右側の履帯。これだと設定と違う。これは後期型履帯で、ガルパンでもH型仕様の時に履いているもの。
こればかりはどうしようもないので、H型の履帯をタミヤにパーツ依頼(ややこしいけれども、タミヤ?号H型は初期型履帯が入っている)して取り寄せたのが左側。いつもながら赤羽模型玩具店のマスターに深謝。
修正箇所52 これでやっと最後です。
前面装甲代わりの予備履帯。アフターパーツから8枚切り出して使用。
塗装はグレーサフの上から、タミヤアクリルのジャーマングレイにちょっと白を混ぜて塗装。グラデーションをかけず、むしろムラ無くノッペリとした印象になるようにエアブラシで均一に。
ようやく戦車は完成。長い戦いを経て、ようやくここまで来たのよ私たち。
ここからフィギュアの作成ですが、私も、ここまでお付き合い下さった皆様もかなりお疲れですので、パパッといきたいと思います。
この小ささで驚くほど綺麗なレジンキットだけれど、数カ所だけ気泡がある。いつものように、瞬間接着剤とタルカムパウダーでパテを作って修正。
洗います。洗い方は他のレジンフィギュアと基本同じ方法。
よろしければ、こちらなど参考にしてください。
この緑の線を延々と塗るのに、目と手が死にそうになった。
お顔の塗り方は、まず髪の陰になる部分に濃い色を置いて、
それを少し残す形で塗る。
肌はガイアノーツのフレッシュカラーシリーズ使ってエアブラシ。
服や靴、髪はファレホで筆塗り。
瞳と口は、タミヤエナメルで筆塗り。
……
………… パンツァー・フォー!!
本当にようやっと完成でございます。
いやぁ、なんちゃってガルパン仕様なのに、ここまで時間かかるとは。
一番の原因は、ガルパンは見ているけれども、設定についてよく知らないということだな。
見切り発車という言葉がまったくもって該当するですね。はい。
まぁ、完成したし、ストックを二つ減らせたのは、悪いことでは無いぞ。むしろ5ヶ月でストック二つ消化なら悪いペースでは無いぞ。
みぽりん。
言わずと知れた主人公。造形はややあっさり目だけど、もともとみぽりんって特徴があまり無いというか…。
いや、そんなことないぞ!だって主人公だし。
素滴だよみぽりん。…だからファンのみなさん、怒らないで…
華さん。
この配置だとおみ足が見えなくなってしまうのだけれど、とてもボリュームがあってセクシー。
スタイルもまさしくぼんきゅぼんで、意識してなかったけれどこういうキャラだったのね。
おみ足隠れるのがもったいない(でも、瞬着でがっちり固定したので二度と見れない)。
さおりん。ガルパンの中で最も好きなキャラ。
明るいし、誰とでも仲良くなれるし、料理上手いし。突っ込みもボケも両方いけてるし。
で、この造形担当された方もきっとさおりん大好き。すごい良い感じなのよ。スタイル良いし、細かいところまでこだわりが感じられる。
みんな大好き秋山さん。
垂れ目にしようか、アゲアゲにしようか迷ったけれども、戦車に乗って手袋はめている処なので、アゲアゲな感じに表情作ってみた。
冷泉さん。小っちゃい。
ただでさえ1/35でちっちゃいのにさらにちっちゃい。
うつむいて本読んでるので、顔がよく見えないのが残念。
あんこうチームのマーク。このデカールが「あんこうチームセット」に同梱されていて本当に良かった。これを手書きとなるとかなり難しいと思う。
先ほども書いたけれど、タミヤの?号D型はモーターライズの車体であるためか、車高がやや高い印象と、上から見ると細長い印象がある。まぁ、これも愛嬌だね。うんうん、愛嬌。
極力メタリックカラーは使わないこととした。アニメらしさが無くなるので。履帯は重さを出すためタミヤアクリルの履帯色を使用。
この予備履帯は設定のロックの部品を表現しなかった。あえてだったけど、出来てみるとあっさりしすぎかと。
後部は手を入れただけあって、かなり雰囲気は近いと思う。
前面。
はしごはキットのものをそのまま使用したけれど、設定とは少し形状が違う。設定だとはしごの上部が弧を描く感じ(実車がそうだから)。
車載品。金属部はグレーに塗装。全体に明るい色合いにしてる。
転輪の複製した部分。小さいので目立たないけれど、アップにすると一目瞭然。通常のAFVなら汚し塗装するので、ほとんどわからなく出来るけれど、今回はごまかしも効かず。小さいから目だないけれどもね。
後方ハッチ。ノッペリとした感じがよく出てると自画自賛。通常のAFVの塗装と違って、どこまでも現実感が出ないようにしたかった。
砲塔後部。
戦車をアニメらしく作るというのはなかなか面白かった。
でも、もうやらないかな。設定に沿って作るのは、とてつもない愛が無いと完遂出来ないということが身にしみてわかりました。
ガルパン仕様を作り続けている人の愛の力は半端ないぜよ!
次回作は、リアルフィギュアの予定です(予定は未定)。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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ワンダーフェスティバル2018冬 2018年2月18日(日曜日)
夏に引き続き今回も参戦してきましたワンフェス冬でございます(毎回、この書き出しにしておくと楽)
去年の冬が初参戦で、その時にあまりに並ぶのが辛かったため、金で解決できるなら金で解決すべしという貧乏人の教えに従い、2017夏にはダイレクトパスを購入。
しかし、却って朝は早いは待ち時間は長いはで、fateとかを買うほどの思い入れの無い自分にはあまり必要ないかもと思い、今回は9時過ぎに並ぶこととしましたよ。
結局、入場したのは10時20分くらいだったので、この方法が一番効率的かも。
まさしくオリンピック晴れ。違うけど。
さて、早速見て回った報告。
いつもながら、すさまじく偏った視点で見ています。
しかし、それが許される度量の広さが、まさにワンフェス。
最初に、今回のワンダちゃん。
歴代のワンダちゃんの中で一番好き。すべてがかわいい。
でも完成品は買わない主義なのでスルー。
キットもあるんだけど限定品。100個しかないので、自分が入場する頃には売り切れている。
そして、順当に、今回のワンダーショーケース。
一世を風靡したあかちょむさんの「ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ」
確かにかわいい。どうやらいの一番に売り切れたみたい。
男の作るフィギュアと違って、胸がつつましいのが好み。
しかし、なんで何でもかんでも胸をでかくしたがるのかなぁ。まぁ、それも悪か無いけど。
「イプシロンVER.WSC」
今回欲しいキットが手に入らない時に購入しようと思っていたキット。存在的安定感があったね。
「41式試作型 シア Ver.As」
昼過ぎに数個だけ残ってた。値段的に手が出せないのもあるけど、今回の3点の中ではあまり食指が動かなかった。
世界観が理解できてないんだろうな。
写真暗いな。フラッシュ焚くべきだったね。
えっと〜。ここで、読んでいる方には全然関係ないのだけれど、私ヱビスをこのタイミングで飲み出してしまい、気持ちよくなってしまいました。
これ以降の文章が妙に浮ついていたり、誤字脱字が多くなっていたりしたら、そうした事情であると思っていただきたい(って、飲んで無くても妙に浮ついたり誤字脱字の多いブログであるというご指摘は甘んじて受けよう)。
引き続き、ワンダーショーケースのご紹介…。
ではなく、ワンダー詐ショーケース。
「自薦」にて「選出」された作品というコンセプトの出展。
こういうのが許されるのもワンフェスの良さだね。
ものびゃーさんの「遮光器(θ3θ)」。
土偶を纏った女の子という設定が面白い。
ダイナマイトボディで大迫力の「BBちゃん」。
写真よりも実物はかわいいぞ。
そして、今回の購入目標ナンバー3だったクレイグゥさんの「「羽根人」。
羽根の野性味のある荒々しさと少女の可憐さを同居させた作品。
Twitterで最初に見た時、わお!と思った。
ワンダー詐ショーケースでは、最初に売り切れていた様子。
シ○ーヌではないよ。間違わないように。
さて、ここから一般ディーラーさん。
まずは、今回も購入目標だった「secret flower」。購入意欲順位は2番目。
抽選制だったのはありがたいけど見事はずれて今回も入手出来ず。
上手く作れるかわからないけど、作ってみたいなぁ。
うっかりと行くのが遅くなり入手できなかった、Klondikeさんの「walker」
Twitterで見た時は、機会があったらなぁ程度だったけど、実物見たら、あぁ、これ作ってみたかった、という重いがふつふつ。
というか、必ず作る。
さて、こちらは未だ大人気の「狐憑き」。
祈りサマの作品。しかし、今回自分の目を完全に奪ったのが…
「地獄少女 1/7閻魔あい着物ver」。これをツイッターで見てから、最上位の目標にしていた。
アニメの登場人物だとは知らなかったのだが、このフィギュアを知ってアニメも見始めたほど。
素晴らしく雰囲気のあるキット。
これはね。いいですよ。
リアルフィギュア応援団Rにて、アトリエイットのキットを田川弘さんが仕上げた作品。
写真が下手で申し訳ないです。
この実在感。本当にリスペクトしています。
原型は林浩己さん。そこに田川さんの表現が乗るという二人の天才のマリアージュ。
写真の腕がごめんなさい。
本当に息づかいを感じる。これで10センチ程度のフィギュアなのが信じられない。
田川さんにご挨拶したら、とても心のこもったご挨拶を返していただいた。その気持ちにちょっとうるっときた。
自分にとっての天井人なのに。
さて、お次は私の地元の造形師さんで、具体的なアドバイスやエールを下さるペルタンさんの作品
「キノと熊の胸像」
自分は知らないアニメなのだが、子供たちは熱心に見ている。
ブースにご挨拶に行った時、気さくにお話していただいた。購入せずにごめんなさい。
とらbrindleさんの「どろろ」。
同じくとらbrindleさんの作品「花と緑ちゃん」を完成させたので(作成記はこちら)、見ていただいていた間に、なんと売り切れ!
すごいショック&自分のトロさにびっくり。
でも、「花と緑ちゃん」喜んでいただいたので、良かった。
おなじく、とらbrindoleさんの「ろりぽっぷちゃん」。これも欲しかったのだけれど、なんかドキマギしてしまって言い出せず。
なんか、年とともに人との距離感の取り方が下手になっているような気がする。
次回はどろろと合わせて購入したい。
松本修平さんの「ちいさなひこうき ふらっぷ」。
とても素敵な作品。
欲しいなぁと思ったのだけれど、上手く作れるかどうかで逡巡。
ふと見ると松本さんご本人が目の前に。
おぉっと思って、結局逃げるように去ってしまった。握手でもしてもらえば良かった。
SMASH DESIGNさんの「ハニーバニー」と「ジャンピングスター」。これも欲しかったけど、こうまで素晴らしいデコマス拝見すると、自分がこんなに上手く作れるかしらと思ってしまった。次回は購入したい。
ワンダー詐ショーケースの「羽根人」を作ったクレイグゥさんの作品「金魚姫」。
これも美しくって魅力的。頭の目玉がカワイイすごいね。
そして同じく、ワンダー詐ショーケースの「遮光器(θ3θ)」の作者、ものびゃー博物館さんの「変幻」。
着物柄の効果もあるけど、素晴らしく雰囲気のある作品。欲しかったけど、家族の前で作ることを考えると…。
でも、魅力的。
こちらは当日見つけたtanoさんの「土器娘アシマ」。
瞳の描き入れと墨入れだけでこの雰囲気。ほとんど買うつもりだったけど、その大きさに置き場所が後で困ると思い断念。
マンチキンさんのブースで見かけた。未完成なのかな。売ってはいなかった。この布の表現がすごい。
入手できるなら、今後期待したい。
これも本当に良かった。
リサセッズさん。「ひつじっこ」はいつもながらかわいい。
今回の新作。「うさバニー」。こちらも正統派でかわいい。
大人気の、VIspoさんの「片翼のジシア」。これもいつか作りたい。かわいい。下っ腹が。
あんりみてっどさんのフィギュア。
名前を記録し忘れた。このスカートの表現が良かったなぁ。
ふらっとわーく!さんの、魔法少女?のフィギュア。これも名前がわからなくなった。これも気になった。
G-Rugさんの「デラモルテの終止者」。イラストが原本とのことだが、どうして立体化出来るの?
いつも、気になるモスラ。すいかクラブさん。新作のモスラだけで無く、最初のモスラも見てみたい。
でも、大きすぎて家に置けない…。
そして、一部で有名になった、蒲田くんのケチャップキャップも実物見た。
このエラからケチャップがブジュジュってでるのが妙にリアルだった(と言う動画を見た)。
そして、クレオスで開発中の塗料。肌専用なんだけど、
ベースカラーを下地にして、上からクリアのレイヤーをかけていくシステム。
これは、自分には理解しやすい。
「すごく期待してます!」と伝えたら、
「今年中には発売します」とのこと。
「今年中って長いなぁ」と言うと、
「いや、多分夏か、秋か…」
…気長に待ってます。
ということで、今回の収穫。
「secret flower」以外は、目標のものが手に入り、超満足。
まずは、次男のお土産。
ナルトにはまっているので。
長男のお土産。本当はクトゥルフのフィギュアが欲しかったけど売り切れてしまったので。
しかし、長男は「俺、いらね」。うん、想像通り。いいよ、お父さんが塗るから。
なかなか、よく出来ているのに…。
そして、「羽根人」。
キットが超上級感がある。作れるのか、と不安だが、でも頑張りたい魅力的なキット。
そして、今回のナンバー1だった「閻魔あい」。
こちらも、上級者感がある。
着物の柄も難関。
だけれども、ぜひ完成させたい。
ぺるたんさんからも着物柄についての助言をいただいた。また、相談しようと思う。
素敵に作ってみせるぞ。…今年中には…
ということで、2018ワンダーフェスティバル冬終了。
ストック的に夏は行けないかも…。
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「花と緑ちゃん」(とらbrindle)ガレージキット
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
とうとう、やってしまったのかもしれない。
今日は、2018年2月10日。そして、前作のエントリー「スカイラインジャパン」は2017年12月30日…。
そう。今回は前作から間を置くこと、実に一月と10日。
基本、三ヶ月に一作が当たり前となっていた自分が。
いや、確かに、ちょこちょこ下処理はやっていたさ。
しかし、この期間で更新とは、まさしく記録更新。
仕事がヒマだったわけでは決して無いいやむしろ死ぬほど忙しかったすでに正月は遠い昔に感じるほどに、だ。
とうとう、やってしまった。
そんな、奇跡を起こした今回のガレージキットはこちら!
ワンダーフェスティバル2017夏で購入したオリジナルフィギュア。
そのときの、様子に万が一興味がわいてしまった人は、こちらのエントリーでご確認下さい。
とにかく発表の時から、こいつは外せないと思い、ダイレクトパスにて入場、いの一番でブースにいったものの、まだキットが届いていなかったくらいで、出来たてホヤホヤを持ち帰ったのは、今となっては何もかもが懐かしい。
このような、シンプルなボックスに収められています。
着色無しのホワイトレジン。サフレスで作りたかったのでありがたい。出来ればフィギュアは着色ない方が個人的にはうれしい。自分色に染めたいじゃない。
髪の造形が特に繊細で美しい。
大量のお花。一つ一つすべて表情が違う。さすがにバリが出ちゃうよね。この小ささでは。
繊細な髪や花などがあるため、養生用のアクリル綿を入れてくれている。ギリギリ完成なのに、こういった気配りあると、真面目に作ろうと姿勢が正される。ので、作成中はずっと正座してました(←ウソ。不真面目)。
さすがにパーティングラインはあるものの、ほとんど気泡が無い。専門抜きじゃないと思うんだけど、おかげでストレスフリーで組めました。なんか褒め言葉ばかり並べてるようだけど、本当なんだよ!とっても、作りやすかったんだよ!
あ、だから完成が早かったのか…。
最初は大まかにコリコリ。
刃物の仕上げは、いつもの超硬スクレーパーで。
とにかく繊細な作りの花。あまりに繊細で、どこまでが境界なのか迷うぞ。
これは、デルフィニュウムか、ラベンダーか。
パーティングラインはそれほどでも無いけれど、細い部分が多いのでちょっと心配な髪の毛。
まぁ、普通に紙やすりで、やっちゃう。
細かいところは、リューター用ペーパーで。
指先は、切り離して形を整える。こんな時は、「職人堅気」のハイパーカットソーの出番。
花びらは、できる限り薄くしとく。
これで、一通り下処理が終了。
左にあるのは、一緒に処理をしていた1/35のガスマスクJK。突っ込みどころ満載なガスマスクJKだけど、今回は主役では無いので触れずにスルーされるガスマスクJKであった。ガスマスクJK…
さて、いよいよいつものお風呂。
というより、煮ます。30分くらい。
髪の毛のゆがみを、ここで直しておく。セット、セット。
そして、いつものようにレジンウォッシュに一晩つけとく。
もれないように、ジップロックに入れて、さらにプラスチックのタッパーに入れて。
一晩漬けたら、食器用洗剤でゴシゴシ。
最後に超音波洗浄機で洗浄。これで、とりあえず洗浄終了。
軸打ちはいつもの方法。
詳しくは、「G-MODELING.INFO」さんのブログで。
と、いいつつ。
このブログも作成工程は出来る限り、写真を忘れない限り、工程を覚えている限り、書いておくという趣旨であるので書いておく。書いておくけど、正確には「G-MODELING.INFO」さんのブログで確認して下さい。お願いします。
まずは、受ける方のパーツに2ミリ穿孔して、同じサイズのアルミ棒を刺す。
そして、出ている方をニッパーやペンチなどでガタガタにしておく。
逆側(受けの逆だから攻め?)に、2.5ミリ穿孔して、中に自称瞬間接着剤のシアノンを充填しとく。シアノンは瞬間接着剤って書いてあるけど、自称なので急がなくても大丈夫。
で、差し込む前に受け側のアルミ棒のガタガタに、瞬間接着剤の硬化剤を塗っておく。自分はインジェクター使ってるけど、とにかくしっかり塗れてれば良いので、刷毛でも何でも良いと思う。コツはたっぷり。
で、先ほどの瞬間接着剤充填穴にグイっと差し込んで、ちょっと固定。ガシッと固まったなと思ったら抜いてみる。すると、ガタガタの方が抜けなくなるので、アルミ棒が逆になる(つまり、ここで受けが本当の受けになる、というか凹になる。ややこしいがそういうこと)。
これで、ぴったりの軸打ちの出来上がり。これ考えた人、マジ天才。
ついでに、隙間埋め。この作業は、軸打ちの直後では無く、翌日以降の方が良いと思う。失敗したことは無いけど、同じような作業なので、影響し合うような気がする。
まずは、攻め凸の方のアルミ棒と周りにワセリンを塗っておく。
この写真は寝ぼけながら作業していて首のパーツに塗っちゃってるけど、このキットは首には隙間が無かったので間違い(やり方はあってるけど)。
シアノンとタルカムパウダーをまぜてパテを作る。自分は大体半々くらい混ぜてる。ようぅぅぅく混ぜるのがコツ。こんな時大活躍するのが、マックのコーヒーマドラー。マックでコーヒー飲む人は私にマドラーを下さい。とても喜びます。
で、ここでいつもの写真撮り忘れ。なので、工程だけ書いとくよ。
1 凸のほうにワセリン塗る。
2 シアノンとタルカムパウダーでパテを作る(パテをまぜるのにマックのコーヒーマドラーはとても良い)
3 凹の隙間を埋めたい辺りにパテを盛る。あまり盛ると後が大変なので良い塩梅で。
4 ワセリン塗った凸に瞬間接着剤の硬化剤を垂らす(つまり、凸の上にワセリン、硬化剤の順に二層になる)
5 凹と凸をぎゅっとね。そして、しばし固定。
6 バリバリとはがすと…
こうなるはず。ワセリンの効果でパーツ同士がくっつかない(はず)。
で、ここでは神がかった活躍をするワセリンなんだけど、この後の塗装とか接着で悪魔ばりの悪さをするので、しっかり落としたい。でも、洗剤なんかではなかなか落ちないので、自分は塗装で使うペトロールで乳化させちゃう。油&油で、とてつもなくガッタイガーな感じするけど、実はこれが一番簡単(だと思う)。
ここで、限りなくトップシークレットな話を記しておきたいと思う。
もし、このことを公表したことが知られれば、当然無事では済まないと思うがしかし、これ以上真実が歴史の闇の中に沈んでいくことは耐えられない。
多くの人、特に女性は、中でも妙齢以上の女性は、風呂上がり、あるいは要所要所において保湿クリームを使っていることと思う。
当然ながら、セレブリティであることを自覚している者はより高価なものを使用していることだろう。
美容エステなどの紹介による高価な保湿クリームを使用することに、効果以上のステータスを覚えることもあるだろう。
すぐそこにある真実に、目を隠され、気付かないように工作されているとも知らずに。
風呂上がりにワセリンを塗ることで、ほとんどのクリーム以上の効果があることに。
良いか諸君。もう我々は商業主義の奴隷になることは、あっ、誰だお前は待て待て、いや、うそうそ言ってない言ってないごめんなさいごめn………………いあyだー!あsこにはもうもどいらくないーーーーーー!!!!!!
(お詫びと訂正)
高価な保湿クリームには値段相応の効果が当然あるので皆さん安心してご使用下さいなんの心配もありません
さて、後は普通のパテと同じように整形。タルカムパウダーを混ぜているので、切削もやりやすい。
さらに届きにくいところには、マックのコーヒーマドラーにペーパーを貼って使うと、ちょうど良い反発で綺麗に処理が出来る。
嘘だと思ったらやってみて、マックのコーヒーマドラーって超優秀だから。
もみあげと持ち上がっている髪の毛が別パーツになっていて、しっかりとした保持が欲しいので、外側から穿孔して、WAVEのC-Line(真鍮線ね)で固定出来るようにしておく。塗装があるのでここでは固着はしない。
で、工作が終了したので再度超音波洗浄。
さて、ここから塗装。なんだけど、花と緑ちゃんは体が緑色設定。作者のとらBlindleさんから「イメージはオリーブ色の肌だけど好きでいいです」と言っていただいたので、色実験。
クレオスMr.カラー 色の源を調色して色作り。
カエルに見えず(ダンジョン飯か)、不健康に見えず、瑞々しいけど自然の濁りもある感じ。
で、一番左の色に決定。調色レシピは…忘れちゃった。
ガイアノーツのEX.クリアでほぼ透明くらいにして吹きつけ。まずは陰になるところに。薄く色が乗るくらい。
で、全体に同じ色をかける。とにかく薄く薄く。薄すぎるように見えるけど、最後につや消しするとガッと発色するので、ここは抑えめで。
髪はベースにガイアカラーの蛍光グリーンを塗って、その上から調色した緑、さらにその上からクレオスの緑をグラデーションで。さらに毛先にはガイアカラーのプリズムブルーグリーン。
要は毛先にかけて透明感が出るように。でも透明にはしないように(白髪に見えるので)
で、こんな感じで終了。
次はお顔。眼球の色をシンナーで落として、上からクリアをかける。レジンの透明感をそのまま利用する感じ。ついでに爪も色を落としておく。
あなた、白目でにらまれてますよ。
ここからはエナメル。最初に瞳孔の位置決め。視点を合わせたい方向から確認して位置を決める。
次に虹彩の縁を書いて、瞳の大きさを決める。この作業までは強い色を使ってる。後でこの塗料を崩しながら形を整えるため。
ちょっとどう書けばいいかわからないんだけど、筆先で塗料を削りながら後で形を整える。削りすぎたらまた塗ってやり直し。
なので塗料を溶かしやすいエナメルを使ってる。
ほぼ、佐清(知ってる?犬神家の一族ね)。
虹彩にピンクと油彩のベネチアンレッドを濃淡つけて色差し。黒かった瞳孔は筆で削ってほとんど色が残らないくらい。その分、真ん中に強いピンクを差した。
でも佐清。
これからかわいくなるから大丈夫(って、自分に言い聞かせながら作業)。
アイライン、アイシャドー、眉毛を入れて、ようやく綺麗なお顔に。
造形がイノセントなので、あまり派手な顔にならないようにと。
仕上げにつや消しトップコート。様子を見ながらブワと。
そうすると陰が出てきて、柔らかい感じになる。この効果が出る瞬間が快感。
お花の塗装は、出来る限りレジンの透明感を生かしつつ。この形の花は瞳と同じようにピンクの桜をイメージして薄く塗り重ね。
この花の塗装に使ったのが新調したクレオスのカスタム0.18。すごい安定感。繊細な部分にこうしたいという思いがそのまま吹き出される感じ。少しひるむお値段だったんだけど、買って良かった。
構造は、アネスト岩田の○○○○○○○○○と同等なんでないかと思う。そう思うと超格安。(違っても大満足)
がく、葉、茎はファレホの緑系を数色混ぜながら筆塗り。
さて、ここまででキットは完成なんだけど、今回は土台も作ってみようと思う。
こちらが、100円ショップと300円ショップで買ってきた、なんちゃってビネットの材料。
この流木とか朝顔の実みたいなのは、拾っただけです感が満載。
ビネットづくりは、かなり手抜きなので、足早にいきます。
六角形の木箱の中敷きにスチレンボードをサイズに切って、大体の構成を決める。
流木はこのままだと明らかに枯れた木なので、生命力を感じるように塗装。ファレホのグロスブラックで木の肌感を出してみる。
一本は折れて朽ちたけど、その周りの苔で生命感を出す。二種類の緑土のピグメントをファレホのピグメントビンダーで固着。
木や段差を木工用ボンドと軸打で固定した後、水で溶いたボンドを表面に塗りつつ、木粉粘土で地面作り。木工ボンド塗っとかないと剥がれちゃう。
寸法をかっちり合わせるため、木箱の内側にマスキングテープを貼って、壁際まで粘土を盛る。くっついてしまうと後の作業がしにくくなるので、箱と土台が外せるように。
4日間乾燥させた後、黒色を塗る。本当は絵の具を子供からもらおうと思ったが、学校に置いてきてしまったと断られたので、タミヤのフラットブラック使用(もったいない)。
最後にファレホのウェザリングエフェクトのロシアマッドとか、グラスマッドとかで地面らしくして完成。
パッケージの仕上げ。300円の木箱が生成りなのでニスを塗る(これも100円。すごいな100円ショップ)。
本当は表面にペーパーかけてからやるといいんだけど、今回面倒くさいのでそのまま塗って、ざらざら感だけ抑える。
キットが入っていたボックスからシールを剥がして箱に貼る。これで、箱も完成。
本当の最後の最後のキット組み立て。瞬間接着剤で固定していく。特に花はほとんど点付けなので、先に接着した花に触らないようにするのが大変。
あと、髪の毛を固定していた真鍮線は長さを調節して髪の中に埋め込んで、上から花で見えないように。
完成です!完成しました!
っていっても写真は箱だね。
ボックスからラベルを貼ったのが、生成りの箱にぴったり。
開くと、こんな感じ。
まっぱといえばまっぱなのだが、イノセントで中性的な存在なので、いやらしさとか、○○○とかについてなんの問題も無い(はず)。
蝶が「そろそろ起きたら〜」とか告げに来て「え?まじ?」って感じで目が覚めた途端に花がポンポンと咲いた瞬間って情景をイメージしています。
あちらこちらに花が咲いていて、かわいい。
花のひとつひとつ、表情が違う。
髪の毛にちょっと指をかけているのが、少女らしくて(あ、書いちゃった)とても可憐な感じ。
かわいい。
サフレス塗装だとレジンの透明感が生かせるので、好きな塗装方法。もっと磨きをかけていきたい。
髪の毛はどこから見ても破綻しないようになってる。すごい。
ふむふむ。
瞳と花を同じ色にしようと思ったのは成功だったと自画自賛。
もう一つ。
血潮を見せないことで人間とは違う存在であることを意識したので、口内を赤くしなかった。これも、良かったと自画自賛パート2。
蝶はあえて文様はつけず、わずかにグラデーションをかけただけ。蝶、花、地面の一つ一つの表現が主張しすぎず、少女(あ、書いちゃった)の存在に焦点が置かれるように。
地面は、雪解けでぬかるんだ感じをロシアンマッド(黒土)で表現してみた。
ということで、いにしえから息づく黒くて力強い大地と森に春が来て、清澄で新しい命が芽生え始める一瞬。というのがコンセプト。
多分、キットのコンセプトがそうだろうと想像しながら作り始めたので、自分には珍しく作成中一度もブレ無かった。
あ、だから早かったのか。
せっかくなので、自然光で撮影。
うん。やっぱり、美しいキット。
どこか、ディズニー映画っぽいね。
このキットは、はじめて見た時から絶対に作りたいと思った。
そして、作って本当に良かったと思う。
作者の方にこころからお礼を言いたい。
素敵なキットを発表してくれて、本当にありがとうございます。
ずっと楽しく作りました。
どんどんフィギュアにのめり込んでいっている。
特にオリジナルのフィギュアは、作者とイメージを共有しながらも、自分の思いを乗せられるのが楽しい。
ようやく、入り口の門をくぐることが出来た気がする。
さて、、次は何を作るか。そろそろ、AFVにもどらなっきゃ。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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今さらなのだけれど、例年のことをしていなかったので、本当に今さら本年度の抱負を記す次第。
とにかく、仕事が結構ストレスフルになりつつあるので、無理しない程度で。
いや、だからこそ無理すべきか。
1 模型について
いつも過分な目標を立てる訳だけれど、良いでしょうか。ストックありすぎて一生で捌けないのです。さらに欲しいものも今後どんどん出てくるでしょう。ですので、
模型。8個以上作成
(内訳)
美少女系4つ以上。
AFV3つ以上。
ロボット系1つ以上。
その他2つ以上。
いつもながら数は合わないが、これらの組み合わせで8個以上達成したい。
夏までに痩せてみる。
マイナス10キロ。
韓国語学習再び。
ボードゲーム売って、コンプレッサー新調。
こんなところで、できる限り達成したい。
いいか自分。命短し、やっとけ中年。だぞ。
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JUGEMテーマ:プラモデル
ささてさて。
今年も残すところ、今日一日。
今年も、どうにか模型作りを続けてくることが出来ました。
声をかけ、ご教示くださり、背中を押してくださった皆様に感謝感謝です。
ありがとうございます。
今年の最初のエントリーでは、今年の抱負をこんな風に書いてます。
『8個作る!AFV6個、美少女2個、ロボット1個、その他1個』
『2個完成させたら、1個買ってもよろしいルールを発動!(高目標)』
はてさて、結果は。
一度やりたいことをすべてぶち込んでみようと思って作った戦車プラモ。かなり出来たと思う。本当はジオラマまで作りたいが時間的余裕と置き場所的余裕の二つの狭間から断念中。
美少女フィギュアに取り組もうと思ったので、その習作としてサクッと作ろうといつもながら勘違いして手を出した作品。結果、とんでもない時間をかけることに。今では、赤羽模型玩具店の看板娘(って書いていいのか?)として活躍中。
そして、満を持して挑んだ美少女フィギュア。初めて本格的に手を出したガレージキットでもある。自分を美少女フィギュアに誘い込んだのもこのキットなので思い入れもあった。作成したすべての模型の中で、再チャレンジしたいと思う唯一のキットでもある。また、完成により今まで以上に多くの方とのコミュニケーションの機会が生まれるなど、このフィギュアは自分にとってのターニングポイントとなった。
美少女フィギュアの次に挑戦したのが美少女リアルフィギュア。その第一作。技術的な課題を残すなど反省の多い結果となったけれど、手応えを掴むことは出来た。また、今後の方針として美少女リアルフィギュアを作成の基本軸の一本にしようと決めたのも、このフィギュア作成による。元々は年賀状ネタとして作り始めた。
自分に関係する模型を一度は作りたいと思っていた中、アオシマからリニューアル販売されたこのキットに飛びついた。最初に買って最も長く乗り回したのがこの車だったため。中古で25万で購入し、あまりの扱いにくさから友人からはポンコツ扱いを受けたが、それでも大好きだった。自分の模型作成環境は、作成部屋も塗装ブースも無く、普段生活している居間などに道具を出して作っているので、カーモデル作成はあきらめていたのだが、逆手にとってラッカー系塗料を使わずにどこまで出来るかを試した。これも年賀状ネタとした。
ということで、5個完成。
今年の抱負と比べると、
全体8個 → 5個(下方修正)
AFV6個 → 1個(大幅下方修正)
美少女2個 → 3個(上方修正)
ロボ1個 → 0個(下方修正)
その他1個 → 1個(修正なし)
そもそも数があっていないのだが…。
とにかく、残念な結果に。
大体ブランクが3ヶ月となっているので、そこを参考に来年の抱負を考えることにしたいと思う。
次に、『2個完成させたら、1個買ってもよろしいルールを発動!(高目標)』
ということは、今年の購入は2個までということになる。
えっと、わかっている範囲で
2月 タミヤ ロシア戦車兵セット
ファインモールド くろがね四起
(ワンフェス2月)
宇宙猫 タンポポ
空間作業用タンポポイド シェリー
Luce
7月
(ワンフェス7月)
contagion girl2
花と緑ちゃん
8月 アオシマ スカイラインジャパン
9月 アトリエイット サイJK
メビウスモデル 2001年宇宙の旅 ムーンバス
10月 アトリエイット ガスマスクjk
12月 アトリエイット トレーニングガール 見つめていたい
〃 三つの鼓動
完全に超えている…
しかも、今注文中のものもある…
来年は、スピードをあきらかに上げなければ…
ということで、今年の反省。
1 あまりに作成スピードが遅い
2 買いすぎ
以上。
さて、今年もたくさんの方にお世話になりました。
また、当ブログも月に2千を超える方に見ていただいています。
エントリーも3ヶ月に一回ペースの、怠慢ブログにいつも来て下さり感謝しています。
ありがとうございます。
来年、皆様にとって良い年でありますように。
良いお正月をお迎え下さい。
ではでは、来年もよろしくお願いいたします!!!
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/24「ニッサン KHGC210 スカイラインHT2000GT-ES '77」(AOSHIMA)
このブログのメインテーマと言える「また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった」を軽やかに裏切り、今回は凡作とさえ言えない仕上がりになってしまったことをお詫びするとともに誰にお詫びすべきなのかと逡巡する今日この頃、もう年末です。
最後の作成にこのような完成度でもあえてでブログアップするのは年賀状ネタであることによるタイムアアップと、作った模型はどのような仕上がりであろうともブログアップすると決めた事によるのです。誠に恥ずかしい。
出来で言うと、今では自分の暗黒面となっている「ボール」以来の仕上がり度。
そんな言いわけをダラダラ書いた後に年末最後の作成記を元気よくいってみよう!!今回のプラモはこちら!!
スカイラインジャパン
この車、自分が最初に乗ったのでとてつもなく愛着がある。車にはまったく詳しくないので、性能だ、来歴だは知らないのだけれど、とにかく自分の車歴第一号というのは誰でも特別な思い入れがあるものだろう(今はレンタカー使用。車に思い入れ全くなし)。
車のインストって初めてみたけど、あっさりしている第一印象。あまり細かい作業は必要なさそう。
という、第一印象を軽やかにくつがえすことになろうとはこのときはまだ知らず。
ボディ(あってる?)は一体成形。
この後部のピラー(あってる?)からヒップのラインがやはり大好きなまめかしい。ただ、ボンネットが丸みを帯びていて、そこはもっと無骨に平らだったとおもうのだが。
スカイラインのロゴもいいねぇ。ちょっとわかりにくいけど、下の方に壮大なヒケがあって、これが日ほど物議を醸すことに。
Aランナー(インスト記載では、A部品、だって!)
シャーシまわりとインパネ等内装こもごも。バンパーは不使用。
B部品とC部品。目立つのはシートで、あとはハンドル(ステアリングって言うべき?)とかワイパーとか。
右下の丸い部品は不使用なんだけど、そもそも何に使うようだったのかしら?あと、左下のホイールも不使用だが、このホイール、そもそもデザインが実車と違う。
メッキパーツ。キラキラしているね。自分がキラキラしていた時代は今や記憶の彼方に…。え?いつごろ?前世?
それはともかく。基本となる部品は昭和50年代の金型で、メッキパーツは今回のリニューアルで新たに加えたもの。
ホイールについては純正アルミ使用。
D部品&今回追加のクリアパーツ。新金型と思われるヘッドライトとテールランプが良い感じ。
気付くとサイドウィンドウが無い。窓開けっぱなし。確かにセンターの塗装は大変そうだけど、少し残念。
その他、タイヤ小袋に入っていたパーツ(「タイヤ小袋」はインストに記載されている名称 笑)。アルミナンバープレートはきっちりしていて良いねぇ。
なにやらボケボケとなってしまったが、こちらも新たに加えられている。バンパー中心。
デカールと紙やすり。紙やすり?何につかうの?と思ったら、きちんと使うタイミングが。それは後ほど。
まずは、スジ彫り。全体的に軽くかけておく。これはカーモデルではマストの作業らしい(よくしらない)。
ボディにこのようなラインが。これが実車にあるラインなのか、パーティングラインなのか記憶が辿れず。インターネットで調べてもはっきりとしないので、ここはいつもの赤羽模型店のマスターだのみ。
「あぁ、これはパーティングラインですね」
そうですよね。冷静に考えればそれ以外無いですよね。でも、知らないものを作るってこういうことだよ。
なので、迷い無く一気にヤスリがけ。
確かにこうだった。うーかっちょいい。
前部ピラーは形成不良が目立つので。
目立てやすりなどで整形。
こんな感じ。地味な作業が続くね。
次に後方のヒケ。かなりはっきりとヒケがある。しかも目立つところ。
パテで埋めて面調整。
逆サイドも含めて、結構パテ埋め場所がある。
ある程度、形が整ったら全体をヤスリがけ。
スポンジヤスリを作って、角が甘くならないように指先に精神を集中して、繊細に面ごとに丁寧にかけていく。
途中で疲れたのでミスター使用。まぁ、自分ごときが指先がどうずら、繊細がどうずら言うより、きちんと作って下さった道具を使った方が確実ということで。
全体を洗浄した後に、いよいよ塗装。
今回のテーマは、ラッカー系塗料を使用しないでどこまで見られるものを作るか。
ベースの白をどうするか悩んだけれど、結局ただのホワイトに。
塗装は、エアブラシで。
前のエントリーでも書いたけれどもファレホは筆塗りには最高なのにエアブラシでは扱いにくい印象だった。
しかし、最近発売されたフローインプルーバーのおかげでエアブラシでも問題なく塗装出来るように。
詳しくは、こちらのYouTubeで詳しく解説してくれています。細かい調整は自己責任ですが。
ここでちょっと工程の写真を飛ばしているけど、白塗装の上からファレホの水性ポリウレタンバーニッシュグロスを2週間の間に数回かけている。
で、つや出しのため、ゴッドハンドの神やす!の4000番から10000番を順にかけていったのだが…
剥けました。これで、おとなになりました。最初からやりなおしになりました。
しかも、同じ失敗を二度繰り返し、丸々3週間をフイに。
結局、スポンジヤスリは諦めてタミヤコンパウンド細目と仕上げ目を使用。
剥がれたのはどう考えるかということなのだけれど、まずはバニッシュの層が薄かったのでは、ということ。水性なので薄い層を重ねる感じになるのだけれど、時間を空けて5層以上は必要なのかも(今回は4層程度)。
あとは、もともと柔らかいのでヤスリは合わないとか、根本的なことかもしれない。
結局、テラテラまでにはいかないものの、明かりの形を認識出来る程度になったのでよしとする。
我が家は塗装ブースはおろか作業コーナーなどもあるわけなく、普通に居間に道具を出して作っているので、ホコリなど日常茶飯事。
なので乾燥中のホコリまみれを避けて、特製乾燥ブースを作成。段ボールに両面テープで手持ち用のボトルを固定。
後は家にある乾燥剤を放り込んで、蓋を閉めるだけ。
もうこの時点で、塗装3回目で気持ち的にはグズグズに。
追い打ちをかけて、スカイラインロゴマークのモールドは付属の紙やすり(ここで出てくる)で削り落とした上、デカールを貼るような指示になっていた。「いやいやいや、凸モールドの上からデカール貼れますから」と思っていたら、なんとモールドの大きさとデカールの大きさが合わない…。そんなことある?仕方ないので、デカールは諦めてモールドを筆で塗ることに。
さらにもう一つ。塗装をやり直すことを繰り返すうちに盛ったパテが溶けていた。それに気付かず塗装を重ねてしまい。
いつもならやり直すのだけれど、もう気力も残された時間も無く…。
未練たらたらに諦めることに…。
で、気を取り直して他の部品の塗装。
まずは、メッキパーツのメッキ落としから。
リムーバーにつけ込んで一晩。綺麗にメッキを落とします。
こんな感じ。漂白されてるねぇ。
さて、ここで思うのが、自分の乗っていた車はアルミホイールでは無かった。出来れば純正のスチールホイールが欲しい。
しかし、アフターパーツでは見つからず、ケンメリのキットからホイールを流用するしか無いことが判明。
…お世話になりました。赤羽マスター。
うん。このホイールだね。
実は、ちょっと飛び出しちゃう。でも見えないからいいや。
しかも、車幅から飛び出しちゃう。
フィットさせるために、シャフトを約1センチ切ることに。様子を見ながら細かく切っていたら結局1センチだっただけだけど。
ところで、シャーシには電池ボックスが。もともとモーターライズだったわけだね。
子供の頃から小さな家に住んでいた自分はモーターライズのプラモなど、天国への一直線としか思ってなかった(すぐ壁にぶつかりクラッシュ!)。
次に、フロントグリルとテールパネルの塗装のためのマスキング。ライト・ランプ用のマスキングは、フレキシブルカッターを使用。これはネイルデカール用。下敷きにしているガラスのまな板と一緒に購入した代物。
ガラスのまな板は何度も使用しているが、フレキシブルカッターを使用したのは今回が初めて。道具の中には滅多に使わないけれど、いざというときにはこれで無いと出来ないといういぶし銀のようなものがあるのだよ。
力いらずで自由にカットできる。まさしくフレキシブル。これは隠れたおすすめもの。
こんな感じでますキング終了。
インパネなどもデカールが無く、インストにメーター類は白で塗装と書いてあるので忠実に。
一通り、塗装が終了。
サイドミラーとバックミラーにはラミーテープを。この表現はさすがに塗装では難しいね。これも赤羽マスターから教わったテクニック(ミラーコートみたいな高いものはいらないよというのがマスターの弁。商売下手なのかと心配してしまう)。
で、完成とします。初めてのカーモデル。それなりに時間も苦労もかかったけれど、一番の心残りは技術が足りないとか、そういったことではなく、時間と、もうおなかいっぱいになって断念した部分があること。手を入れればもっと素晴らしい結果が出るキットなのに…。
ここは真面目だよ。
この角度から見るのがかっこいいね。とにかくジャパンはスタイルが美しくてセクシー。
前面。この角度ならジャパンらしく見える。このプラモ。どうもボンネット周りが違う車に見えることが難点。
ここで、塗装データ。
車体色
下塗り=ファレホホワイトプライマー
上塗り=ファレホモデルエアホワイト
オーバーコート=水性ウレタンバニッシュグロス
フロントグリル等シルバー部
下塗り=ファレホグロスブラックプライマー
上塗り=ファレホメタルカラーアルミシルバー
オーバーコート=ファレホメタルグロスコート
フロントグリル
グリル=ファレホモデルエアブラック
リアテールパネル
下塗り=ファレホグロスブラックプライマー
上塗り=ファレホモデルエアブラック+ファレホメタルメディウム
オーバーコート=ファレホメタルグロスコート
テールランプ
タミヤアクリルクリアオレンジ
クレオスガンダムマーカーメタリックレッド
ホイール
下塗り=ファレホグロスブラックプライマー
上塗り=アルミシルバー
オーバーコート=ファレホメタルグロスコート
インパネメーター
タミヤエナメル白・オレンジ
その他 タミヤエナメルブラック タミヤペイントマーカークロームシルバー
こう見ると、使ってる塗料はそれほど多くは無い。ラッカー塗料は使っていないよ!
後で見てもらうけど、テールパネルの色が本当に良い感じになったのよ。
フロントに関しては、どうもジャパンらしくない。本当は形を修正すべきなんだろうな。
このリアパネルの色が本当に良い感じ。ファレホのメタルメディウムはどれほど混ぜれば良いかわからないところがあるのだけれど、今回はブラックと3:1で混ぜた結果。絶妙のメタル感。
あと、テールランプは今まで当然のように裏側から塗っていたのだけれど、赤羽マスターからお店にカーモデルを展示しているフィニッシャーさんは表から塗ると聞いて、あ、実車はそうだもんな、と。
それで、この感じが出た。ここはとてもよく出来たと思うよ(他力本願だけど)。
金属部はピッカピッカのメッキというよりがっちりした感じ。NEXTとか使う手もあったんだけど(あれはアルコールのはず)、ファレホメタルカラーの金属っぽさを選んだ。正直、正解だったと思う。
さて、今まで隠していたけれども、今回の最大の暗黒面。窓フレーム。本来はマスキングしてエアブラシで入れるところを、時間&心が折れた関係で筆塗り。なので、どうしてもガクガクしている。あーはんせい。
ボディ後方もパテが溶けてガクガク。
それでも、リアが旨くいったから良しとするのさ。
なんとなく見える車内も、まぁいいでしょう。
もう、見たいところをいっぱい残しとく。
フロントはねぇ、形が違うんだよね。
なんか、丸いんだよね。もっと鉄板の板みたいな感じがジャパンの特徴の一つなんだけれど。ここは、本当は手を入れるポイントなんだろうな。次回、作る機会があったら(そして多分もう無い)、どうにかやってみたい。どのようにすれば良いかはわからないけれど。
とはいえ、初のカーモデル&ラッカー使わない縛りは完成。
完成すればそれなりにうれしいし、これで良かったと思うところもたくさんある。
これは、ガンダムモデラーでプロボノ推進でも熱心な大森琢磨さんから今回いただいた言葉「完成させれば、何かが変わる!追い込み、頑張れ!」のとおり。いつもながら途中でもうつくるのしんどい〜と言いだした自分にくれたメッセージ。感謝。
大森さんのガンプラ中心ブログはこちら 「ガンプラ・もたもた。。。」
それでは、みなさん良いお・・・
って、これが最後のエントリーでは無いのだ。
もう少し、今年はお付き合いいただきます。
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「Ma.K カリブーガール 1/20 Ma.k. UP! Series 24」ブリックワークス
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
あぁ、秋も深まりましたねぇ。となりの公園のいちょうも黄色く色づき、肌寒さを感じる日もありますねぇ。
…いや、もう冬だよねぇ。冬。
今年は8作は仕上げたい→5作とする(下方修正)→すでに見込みのない状況に
えっと。冬と言えばクリスマス。クリスマスと言えばカリブーですよね!(≒牽強付会)
ということで、今回のキットはこちら!
カリブーガール
かわいいね。
なんでこのキットがかのむくつけきマシーネンクリーガーの一派なのかはどんな事情だか検討もつかないけれどもこの娘にマシーネン世界におけるどんな肩書きがあろうとも我が手に入るのであれば文句を言う輩はおるまいてのかわいさ爆発。
今まで、リアルフィギュアはAFV関連の兵隊さんしか塗ったこと無いので、女の子ははじめて。
さて、どこまでこのかわいさに迫れるか。ということで作成スタート。
特にインストなども無いのだけれど、パッケージの裏面には丁寧な注意事項。うむうむなるほど、レジンキットはじめてでも間違いを犯さないよう基本的な説明あるのは好感持てるよね。
ここで不可解な一文
「一般的な模型制作以外の目的で使用しないでください」
………どんな目的?
さて、説明にもあるとおり総パーツは8点です。1バーツは約3円です(古い?)。
お顔はこんな感じ。あれ?これ、俺塗れるの?ってのが手に取ったときのファーストインプレッション。思ったより小顔。
作成、といっても工作の工程なそんなに多くなくて、湯口の処理とちょっとしたバリ取りくらい。
カッターナイフがすっと入るので必要以上に切らないよう薄く薄く剥ぐように処理してく。
勘合いは感動するほどピッタリなので、本当に下処理は最低限でオーケー。まるで一体成形であるかのようなぴたっとでしょ?
そんなこんなであっという間にエステタイム。茹で茹でした後にレジンクリーナーに一晩。その後台所洗剤と歯ブラシでゴシゴシして、最後にめがねクリーナーへ。これでお肌もすべすべに。
おいおいもうこのじてんでえらくかわいいじゃないか。こんな娘に俺のテクニックで満足させられる綺麗に仕上げてあげられるのか?
ちょっとだけ丸顔にしたかったのでプチ整形。ほんとにちょっとだけね。
さて、いよいよ塗装へ突入。まずはファレホのホワイトサーフェイサー。ファレホのサフは傷を埋めるとかでは無くキャンバス作りみたいな感じなので、薄く塗布する。
肌の下地もファレホ使用。水パレットにフレッシュの色合い違いを作っとく。
お顔はこんな感じの下地。
おみ足はファレホだけで仕上げちゃう。
指先は寒い中待ってる風にするので赤みを強くしたけれど、こうしてのぞき込まないとよくわからない。
が!……のぞき込むとちょっとドキドキするかも……
髪もファレホで塗装するのだけれど、黒髪にしたくブラック系総動員。女の子の黒髪なんてはじめて塗るので、どんな風に塗ってよいのやら。
で、とりあえずこんな風に塗りました。
この工程のあと、手がつけられない時間があったのだけれど、その間うちの子供たちはお父さんは不気味な人形を作っていると思っていたらしい。
お洋服の塗装のためにお顔をマスキング。こっちの方が不気味かと思うが一瞬だったので子供たちには気づかれず。
コートは白にすることに。白いコート着てる女の子って好きなんだよね。
ちなみにクリームチーズのKiriの箱は、中に段ボールの断面を接着したお手製の塗装用土台。
いよいよ、最後の工程。お顔の細部塗装。お顔はタミヤエナメル。梅皿に塗料を出して溶液で溶かしながら塗っていく方法。パレットは牛乳パックを切ったもの。小さく切って指に貼り付けることもある。
やってることがいちいち貧乏くさいけど、こういう工夫が楽しくない?
で、最初に出来たお顔がこちら。
悪くは無い。悪くは無いけど、なんか不幸そう。全体にボヤッとした感じで、なんか…不幸そう…
で、次はお化粧を濃くしてみた。クレオパトラかと。イメージと違う。
そんなことで頭を抱えていると、メタルボーカリストにしてフィギュアフィニッシャーの土門さんから助言をもらい、ようやっとリアルフィギュアの塗り方の糸口を掴んだ。あくまで糸口だけど。
「リアルフィギュアは塗れるように塗るのでは無く、塗りたいように塗る」これが気づいた糸口。リアルフィギュアの場合、塗装の自由度が広いのだけれど一方で塗り方のルールも無い。となれば、自分のイメージをどれだけ明確に表現できるか、が糸口だろうと。
土門さんの具体的で的確なアドバイス以外にも、このフィギュアの原型師である林さん、フィギュアフィニッシャーを超えて芸術作品の域に達している田川さん、怪獣自作モデラーの藤井さんなどなどにこの時点でエールをいただきました。挫折しかけていた気持ちを立て直せたことに感謝しています(←ここはまじめに書いています)。
ということで、3回目の塗り直しでようやくイメージに近いお顔となりました。パチパチ。
荒いね。今回はこれが限界。でも、表情や顔のイメージはかなり近く出来たのだよ。
ということで完成でございます。初リアル美少女フィギュア。100パーセント満足では無いけれど、いろんな意味で勉強になったぞ。タララ ラッタッター(レベルアップのファンファーレ)。
土門さんからのアドバイスは口元をはっきりさせること。これで自然だけれど表情がとても豊かになった。
自分としては、寒い中誰かを(きっと彼氏を)待っていて、寒くて体が冷え切った時、ようやっと彼氏が現れた時の表情がイメージ。
だから、鼻の頭が少し赤い。寒いのね。
疑問なのは、なんでこんな格好なのか?ということだけれど。
それを言ったら、マシーネンのどんな設定でこの娘が登場するのかの方がもっと謎なわけで。
このコート、実はしっぽもある。コスプレ衣装なんだろうね。足の感じとか手の位置とか、すごくかわいい。
かわいい満漢全席なポーズ。
うしろからだけど
学校のみんなには内緒だよ!
こうして見てみるとフードとかの質感はもうちょっと手を入れる余地があるかな。
角は軽い素材のはずなのでビニールの風船みたいなものかと。
アップにすると肌荒れが目立つね。
ということで、初美少女フィギュア完成です。
思い入れがあった分、途中苦しくなったことと、100パーセントの満足には到底行き着いていないのが心残りだけれど、イメージには近い出来なので良しとする!
今回、多くの方に背を押してもらったのも貴重な経験だった。
美少女リアルフィギュアの達人たちは良い人が多いなぁ。
さて、あとせめて一作は今年中に仕上げたい。
間に合うのか?乞うご期待!(って期待に応えられるのかは…微妙…)
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大怪獣魔境展 2017年10月14日(土)
渡辺一弘さんと藤井浩一さんによる展示会「大怪獣魔境展」にお邪魔してきました。
あまり怪獣に詳しいわけでは無いけれど、とにかく怪獣を作り倒す人の作品ってどんなもんだろうと好奇心だけをバックに詰め込んで向かったのである。
会場は、横浜市鶴見区にある東鶴堂ギャラリー。京浜急行「東鶴見駅」のすぐそば。
なんの予備知識も無くうかがったのに、お二方とも丁寧に説明下さり、あまつさえお茶とクッキーまでいただきました。
ありがとうございました。
それでは早速、お二方の作品のご紹介。と、言いたいのですが、とにかく作品数が半端じゃない。
なので、自分目線で厳選してお伝えする所存です。
自分目線と書きましたからね。
「お前は見る目が無い」というご批判しか受け付けませんよ。
最初に渡辺さんの作品から。
渡辺さんは怪獣の特徴をとらえながらデフォルメチックでユーモラスな作風。
どことなくブルマークを思い出す感じ。
意外と大きいのでお部屋のインテリアとしても映えますね。ケムラー欲しい。
今、写真見て思ったんだけど、ラゴンのアップ撮り忘れた。
お怒りのグドンさん。
グドンと言えばツインテール。
ツインテールは、違う方の参加作品とのこと。
食っちゃる感満載のお顔。
走るメトロン。この角度から見るとエビぽい。
ガッツ星人。頭良さそう感がもろ出しのデフォルメ。
ガリ勉君のめがねっぽい。
グビラ。グビラ好き。手が動かしいにくくてもどかしくてせつない感をオーラのように感じる。
ガン付けてるギエロンさんだけどお茶目に彼の顔を覗き込んでるように見えるね。
ケムラー好き。顔のどんくさい感じと尻尾のちょっとやな感じがとても好き。
渡辺さんの作品で3番目に好きだったアントラー。もともとアントラー好きだけど、本当に「どすこい」な感じがいい。
アントラーをアントラーらしく作るって結構むずかしい気がするけど、アントラーらしさ満載でデザインがまさしくアントラー(って何をいいたいかというと虫じゃないってこと)
筋肉自慢のお二方。二人ともゴリラっぽいぞ。
渡辺さんの作品で2番目に好きだったベムラー。ベムラー好き。
「僕の胸に飛び込んでおいで」と言いたげな恰好が最高。
でもお顔は正当派。ベムラー好き。
ナンバーワンはキュラソ。ケムール人は大好きだけど、自分のキュラソ愛を発見した作品でした。
いまやケムールよりキュラソかも。
この目のグリグリ感最高。その目の光を強調するキュラソの肌具合がケムールよりせくしぃ。
ここから藤井さんの作品群。まさしく作品群というにふさわしい作品群。
なんでもとにかくとりあえず全話分の怪獣を作られる所存らしい。
一部見受けられないやつもいたようだけれど、それを気付かせない圧巻の「作品群」
藤井さんの特徴はとにかく多いということ。ご本人も言っていたけどクオリティにはあまりこだわっておらず、とにかく作り倒されていて、ほとんどが1〜3日の間に完成させる驚異のスピード。
とはいえ、説明しがたい魅力があるので、それは作品ごとに。
またまた登場。ツインテールとグドン。子どもの頃、ツインテールはエビのような味って信じてた。多分、もっと固い。
こまかいこだわりでまぶたがちゃんとあります(下まぶたも)。
サイゴ好き。多分藤井さんも好きなんだろうなサイゴ。
このサイゴのヌメッと人の入ってる感がすごく好き。で、そんな感じが良く出てる。
この背中の線。まさしく「そうそう!」と言いたくなる。
サイゴ好き。
作者の愛を感じる気がするなぁ。
脱獄犯はかわいく窓際でお座り。
子ども心にミサイル感が無さ過ぎるデザインだと思ったベロクロン。
それはさておき、この写真が一番わかりやすいので、自分の感想。
藤井さんの作品の大きな特徴の一つが彩色だと思う。
「怪獣はこうあるべきだ」とか「こうするとリアルでかっこいい」とか全く感じられず、頭の中の怪獣の色合いをそのまま乗せている気がする。
だから、作品を見ているとこれらの怪獣がテレビの中で暴れまわっていた姿が生き生きと蘇る。
藤井さんの脳内変換が伝播して作品を見ている人の記憶を呼び覚ますような、そんな色合い。
藤井さんにその感覚を伝えるのにあえて「ブラウン管色」と伝えたのだけれど、今一つ表現が下手糞だった。
このベロクロン、本当に鮮やかな色合いなんだけど、子どもの頃見たベロクロンは本当にこんな鮮やかさだった。
(時間があったらベロクロンを検索してみてください。本物はもっと彩度は低いのです)
グビラ好き。渡辺さんのグビラのチャームポイントが「もどかしさ」なら藤井さんのグビラのチャームポイントは「はんぺん」。
グビラみるといつも「はんぺん」って思ってて、この作品はまさしく「はんぺん」グビラ。
おもちゃでこの感じのグビラにであったことが無い。
サータン。好き。そして、この作品はとってもサータン。
サータン、いいよね。本当、こんな感じ。
サータン、いいなぁ。
もともとが想像の象のような感じで、生物として不完全な不気味さがあるデザインだった。
子どものころはその戦い方も含めて好きでは無かったけれど、大人になって改めてデザインを見て、ものすごく好きになった怪獣。
そして、この作品はとても正しくサータンだと思う。
藤井さんの「速攻完成」の作風もあるのだと思うが、どこか未成熟な感じを全体に帯びていながら、毛の感じ、目の強さ、鼻の気味悪さ、そしてこの全身の色合い。絶妙なバランスでサータンの持つ「嫌な感じのデザイン」と同等の印象を持つ。
あ、なんかまじめで偉そうなこと書いてる。
えっと、サータンさいこう
藤井さんのもう一つの特徴がデザインの解釈を大幅に変更するところ。
これが面白くて、例えばこのタッコングはとても正しい作りなのにザザーンは全然違うデザイン。
聞いたところ「食べられちゃう感が出したかったんですよ」とのこと。
もしかしたら藤井さんの頭の中ではもともとザザーンはこんな感じに見えていたのかもしれない。
そう思うと、このザザーンがとても正論に見えてくるのが面白い。
ビーコン好きなんですよ、と言ったら空中写真の背景を出してくれた。
この所在なく宙に浮いてる感じ。まさしくビーコン。
今回の展示は怪獣にさほど知識の無い自分からしてもとても面白く発見があった。
渡辺さんの完成された物語のある作品と
藤井さんの不完全ながら愛すべき作品。
まったく方向が違うのに同じ空間で共存して、あっち見てこっち見てしてしまう。
お二方の表現を楽しみながら、新ためて怪獣って面白いと感じました。
良い作品を一杯見ることが出来て大満足。
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第57回全日本模型ホビーショー 2017年9月30日(土)
模型完成のエントリーもままならないまま、つなぎのように素晴らしいイベントでお茶を濁そうとする失礼な行為について批判を受けても反省はしない。
行ってきました全日本模型ホビーショー。
いつものように、完全に自分目線で、しかもイベントの真価を探ることの無いさらっと表面をなでるようなそんな目論見でございます。
お出迎えはドゥ―チェ!
ドゥ―チェ!!ドゥ―チェ!ドゥ―チェ…ドゥ―チェ…? ドゥ―チェ?
シャツ?
入口でがつんと目を引いたのは、SANKEIさんのペーパーキット。
参考作品で、せんちひの油屋と町を再現。これ誰が作ったのよっていうのが素直な感想。しゅごい。
どうせまた女の子フィギュア出してきたと思われているだろうが、屁でも無い。
屁でも無い!
グッドスマイルカンパニーより「d proto」
展示の仕方がきれい。
ハセガワは、正直今回ひっかかるものが無かった。
あえて、ギアを持ってきたのも
この作例が可愛かったに他ならない。以上!
一方、アオシマは面白いものがいっぱいあった。
アオシマの勢いって、最近すごくいい感じがしている。
この「ヒステリック ミニ アカデミ」も元ネタがなんだかわからないんだけど、試みがいい。
自分で購入しようとは思わないけれど、こういう活動が実は裾野を広げるのだと思う。
あえてこういうところにブッ込むというの、いいよ。
このゲームもしたことないしキャラもよくわからないけれど魅力的な造型に惹かれてしまう「ペルソナ3 アイギス」
これ作るとしたらゲーム遊んだ方がいいんですかね?
この大腿部の関節のあり方とか腹部のボタンとか。どこか昭和マンガのコード感が満載。
先に言っておきますね。
ファンの方には全く申し訳ない。マニアの方にはどうか乱暴はしないで欲しい。
久しぶりに「マクロス」見たら、こんなつまらなかったけ〜〜って正直な感想で見ていられず途中でやめてしまったよ。
そんな「マクロス」を理解できない自分でも、これは理解できる。
これは良いものだ。
これは全く良いものだ。
良い…
もうひとつ、アオシマの挑戦はこれ。
やたらとマニア向けにかたむきつつある市場にエントリーなものを投げ入れるのは簡単なようでいてなかなか出来ないと思う。
特に上手く仕上げるのが難しいカーモデルで挑戦するのは、しっかりと応援しないといけないと思うよ。
展示が塗装感まんさいなのはどうかと思ったけど…
バンダイはこんな感じ。ガンプラは盛り上がっていたねぇ。
で、タミヤ。
いつもながら見所が多い。
当然、ラジコンにはすごく力をいれていたけど、自分的には
「1/16 キューベルワーゲン」
買わないよ。買わないけど、欲しい。ロンメルついてるんだから女子キャーキャーアイテム。
かどうかは知らんが、欲しい。
で、本当に買おうと思ったのが「1/48 M1A2エイブラムス」
現物見ると本当にすごい。細かいところまでいい感じに出来てる。
適度な精密感。だけど作りやすそう。
そして、滑り止めも標準装備。さすがタミヤ。
で、やっぱり見ると欲しくなる「1/48 ブルムベア」
写真で見ると1/35との遜色を感じさせないきっちりとした作り。
設計について詳しくは無いんだけれど、この大きさで魅せることをきっちりやってる感を感じるね。
今回ヨンパチに注目したのは、設計と造型の解像度が上がる事で35から48へ主流が移っていく可能性があるんじゃないかなと思っているので。
やっぱり同様に目を撃ばれたのが
「1/48 アーチャー」
ヨンパチではイギリスに力入れてるよね。
イギリス戦車ももちろん良いけど、そろそろ本命のチハ登場とかないかしら。
それはともかく、ヨンパチの面白くなってきたところはフィギュアの精度が格段に良くなっているように感じるところ。
今回の3つもすべてフィギュアがついてる。これ結構重要。
お次はピットロード。「武蔵 最終時」
これは、ブームに乗っかって売れるだろうね。
面白かったのは「96式25mm三連機銃」
これで全体構成を把握すると縮尺の小さなもの作る時に役に立ちそう。
ドラゴンはミニスケが良かった。これも解像度と作りやすさのバランスが良くなってくると手が出しやすくなる。
最近のドラゴンはまさしくそういうことを目指している気がする。
タミヤのBT−42って、大体どこの模型屋でも見かけたのに、ある日を境にサーッと無くなったよね。
まぁ展示のチョイスがそのまんまと言えなくもないが…
ここで、どうしてこうなったシリーズ。
森雪さんご乱心。
森さんが巨大化したのか。それともなんか実はわたしこういう趣味があったんですお恥ずかしいんですが的なものか。
わたし新しいヤマト見てないんですが、もしかして森さん本当にこういう展開のキャラになったんでしょうか?
なんか本当にありそうなんですが…
急に正統派。スチームエンジンで走る本物。O.Sロコモーティブ「ポーターモーガル」
お値段108万円。これが本当の欲しいけど買えない。
今回は次男と一緒にいったので体験コーナーなども経験しました。
ひとりでいったら絶対ない体験。
これはなんでしょう?
タミヤのデコレーションシリーズの体験で「パンダまん」の作成。
左が父、右が次男。
父は鼻を付けてお姉さんから「鼻“も”ありですよねぇ」と生温かいおほめの言葉をいただく。
一方次男は「こんな感じに作って下さい」と他の人の作例に使われる。
…勝敗は五分五分であったと言えようか……
次に電車模型のカツミによる「やってみよう、ハンダ付け体験」に参加。
父子共にハンダ付けは初体験だったけれどやみつきになる面白さ。
ここでも次男はお兄さんから「将来うちの会社で働かないか」と言われる始末。
この戦いも五分五分であったと言えようか…
で、こんな感じに出来上がり。作るのは楽しいけれど、この後どうすればよいか思案中。
だが、ハンダで模型作るのってこんなに楽しいとは思わなかった。
最後にアクアマリンより勇ましい「萌えゲッターロボ」。欲しい。
で、今回の戦利品は…
次男がどうしても小型ドローンが欲しいと言いだしたため、父の戦利品は無し
帰りにガンダム詣で。
でかい。
以上、いつもながら全く誰の役にも立ちそうもないレビューでした。
来年も行くぞ!
]]>
JUGEMテーマ:プラモデル
「Luce ver.1.5」(KLONDIKE)ガレージキット
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
いつもは照れ隠しで色々と不適切な言いわけを書いたりしているが、人がどう思おうとこのブログ。
真面目に書いております。
しかし、今回はいつもにも増して、増し増しで、期間限定5%増量でお届けします今回のプラモもといガレージキットはこちら!
Luce ver.1.5
(Klondike氏のHPから画像を拝借しました)
このブログの読者ならご記憶にあるだろう。
いや、このブログの読者でも、もうすでにお忘れであろう。
いや、このブログの読者が過去のエントリーを覚えるほど読んでくれているだろうか?
いや、そもそもこのブログの読者って存在するの??
……
あのぉ、こちらのエントリー「ワンダーフェスティバル 2017冬」でですね。書いてるんです。後ろのほうです。良かったらちょっと読んでみて下さい。時間のある時で結構ですので。
このキットを購入した際に「これが、上手く作れたら、モデラーとしてのステージを一つ上がれるような気がする。」って書いてるんです。
すなわち、今回のエントリーは言わば、自分の、自分による、自分のための昇級試験みたいなもんだと、そう思って望んだわけで、今までになくまじめな導入となっております。
ガレージキットに関しては、高校生の頃、家の近くに寿屋(立川第一デパート)があったので、ゴジラとか買ってたんだけれど、色塗ってもボロボロ落ちるし、接着しても翌朝には剥がれてるしで、持ってるだけになってた。逆襲ゴジラとモスラは持ってたの覚えてる。今、とってあったらお宝間違いなし(ペーパークラフトのほとんど作成が無茶なメーサー車なんかもあった。懐かしい)。
ですので、実質初作成。しかも大物(1/8くらい?)。
今回は多くの方のご助言と作成レビューをパクって参考にしております。
先人のみなさま、また尊敬するフィニッシャー・モデラーのみなさま、赤羽模型玩具店のマスター。感謝しております。
前置きが大分長くなったので、さっそく(すでにさっそくではない)キット内容から。
インストっていうか、むしろリファレンス。初心者にもやさしいアドバイスが書かれており、やさしくしてもらった気持ち。
パーツは19個(と、説明書に書いてある)。まずは、手のパーツ。
片腕で3つのパーツ構成。
次に最も大切なお顔のパーツ。髪の造型が素晴らしい。
Klondikeさんのフィギュアの中でも、このLuceに心を奪われたのは、髪型が好みだったのが一番かも。
おしゃれ帽子が付いてます。
そして、ボディ。色分けしやすい絶妙なボディ分割。特に右胸元のしわの入りが素晴らしいぃぃ、のよ(脇ふぇち)。
下にある細長い板は背中に付ける革ベルト。
最後に足のパーツ。このフィギュア最大の見せどころ、だと思う。大胆でシンプルな分割。特に生足のパーツは抜きがきれい。
と、言ったら失礼でした。大事なパーツがあります。
☆
お好きな場所に接着してください。と説明が。…今回は、使いません…
改めて見ると、ほんとに美人さんだねぇ。
Klondikeさんのフィギュアの特徴か、鼻筋と口元がちょっと幼い感じのある顔つきになってて、そこもまた魅力の一つ。
で、作りはじめるわけだけれど、どにかくガレキ初心者なので、まずはなにからするのか、と。
まぁ、どんな模型でも最初はバリ取りなので、そこから始めることに。
タミヤモデラーズナイフプロの平刃で目立つバリを切り取り。
取りきれないバリを超硬スクレーバーで削り取る。これで大きなバリは大体処理。
バリを取った後は、ゴッドハンドの紙ヤスで番手を落としながら、取りきる。
湯口では職人堅気のハイパーカットソー0.15が大活躍。
なんとなく作業工程をそのまんま書いてるけど、自分の覚書&これからガレキはじめて作る初心者仲間の参考になればと、いつになく真面目な気持ちで(だからまじめなエントリーだと最初に書きましたよね!←意味無い逆切れ))書いております。
髪の毛の間などにレジンが回って膜状になっているところは、デザインナイフで切りぬき。
ある程度下処理が終わったら、タミヤのスポンジヤスリで全体を整える。なんでも下ごしらえが重要なのよ。
さて、ここからが洗浄。
ガレキの場合、型から抜く時の離型剤が強力なので洗浄を必ずやるのは当然で、しかも念入りにしなければならないらしい。
ここは大事な所だと思ったので、いろんな方の作成記録を見てみた。
最も恐怖を受けた「離型剤はキットに染み込んでいるのでいくら洗っても結局無駄」という一文はすべての価値観を崩壊させる(じゃぁ、なんでガレキってあるの???)破壊力があったが、そこは見ないようにして、大体次のことがわかった。
1 茹でるといいらしい(表面の離型剤が溶けるとともに染み込んだ離型剤も熱でガスとなって出てくる←ホントかしら?)
2 クレンザーで洗うといいらしい
3 台所用洗剤でゴシゴシあらうといいらしい(これは、プラモも一緒)
4 メガネ洗浄機がいいらしい(離型剤まで落ちるのかしら?)
5 なにはともあれ、専用の洗浄液がマスト(これだけでいいんじゃないか?)
で、前作のFAGで痛い目にあったので、とにかく綿密にやることとした。
茹でる。
ただ、茹でてます。沸騰させて30分茹でました。ガス出たかどうかはわからないけれど、確かに独特のにおいは無くなった。
あと、茹でる効果で、レジンが柔らかくなって歪みが無くなるという説明もあって、これは実感。
そして、ガイアさんのレジンウォッシュにぶち込み。
浅漬けみたいにして一晩置いてみる(冷蔵庫には入れません)。
セスキ炭酸ソーダでゴシゴシ。重曹にしようかと思ったけれど、開けたセスキがあったので。
クレンザーよりもやさしいし、台所洗剤より油を落とすの。大体、普段のプラモはセスキと台所洗剤併用してるし。
ちなみに使用済み歯ブラシを使用(リユース?リサイクル?)
そして、メガネ洗浄機へ。ブーン。
これで終了。先ほどの画像と見た目は変わらないけど、触り心地がなんともまぁ
次に軸打ち。これは本当に知らなかったし、知ったとしてもどうやればよいか分からなかったと思う。
そこで、教えてもらったのが「G-MODELING.INFO」さんのブログ。目からうろことは、まさにこのこと。もう30枚くらいうろこが出てきました。
まず、接合面に目安をつけて(例えば接合の凹凸など)、2mmピンバイスで穿孔。
で、2mmのアルミ棒を差す。そしてもう一つの方に2.5mmピンバイスで穿孔。
当然、合わせてもスカスカになるんだけれど、これどOKストア(いつもお世話になっています←神奈川県民)。
で、アルミ棒にギザギザの傷をつける(康珍化って天才だよなぁ…って脈絡の無いこと書いちゃった)
で、2.5mmの方にシアノン(DWじゃなっきゃダメだと思う)を注入する。
えっと、ここでパーツの画像が変わっちゃったのはひとえに撮り忘れたからであるので、ココから急に文章だけで説明。
つまり、このシアノン注入した孔に、ギザギザハートのアルミ棒を差して固めちゃえってこと。
この時、アルミ棒のギザギザには瞬着硬化剤をインジェクター(このツールについては後ほど)で塗布しとくと、刺した瞬間に固まる。
で、これがことがすべて終わった画像。すいません。反省してるよう。
ここで気をつけるのは、最初にアルミ棒差したパーツが最後には受け(凹)になるということ。
詳しくは、「G-MODELING.INFO」さんのブログをご参照くださいね。
ところで、この瞬着硬化剤を塗布するインジェクターというツール。私、寡聞にして知りませんでした。
販売元である「ミネシマ」のHPから画像拝借
おいおい、こんなアブねぇものどこで売ってんだよ、と思って、いつもの赤羽模型玩具店のマスターに恐る恐る(怪しいものじゃありません。なんかこんなの使えってかいてあるもんだから…)と聞いてみたところ、堂々と(そりゃそうだ)店に置いてありました。
みなさんにお教えします。怪しいものではありません。これで、みなさんも一つお利口になりましたね。
で、ようやく仮組。
……みんなも欲しくなったろ?
次は、特に腕に多く見られた気泡の処理。
ごめんなさい。この方法はどこで知ったのか忘れてしまいました。
まず、気泡があったら、その下にもっと大きな空間がある可能性があるのと、作業がしやすいようにピンバイスで穿孔。
いろんなサイズでやってみたんだけれど、思っているより大きめの方がきれいになると結論。
特に小さなものは気泡なのか、ゴミなのか、影なのかわからない時があるので、子どもが持っていた化学教材の簡易顕微鏡を使用。
意外と仕えて大活躍。
腕だけは、結構あります。
で、孔をシアノンで埋めて、神ヤスで表面処理。この時は最初の頃なのでピンバイスのサイズが小さいけれど、もう少し大きい方が確実に、そしてきれいになると実感。
で、白サフ吹いて確認。きれいになっていればOK牧場。
最初は下手糞だったので、三回くらいやりなおした。
ここまできて、ようやく塗装。
小川憲二郎さんの制作工程をフェイスブックで見てて知ったクレオスのMr.メタルプライマーで塗装の食い付きを良くしとく。
ベトベトしないのでほこりを嫌うフィギュアに最適とのこと。
肌については、サフレス塗装というのをエアブラシでやってみる。
これは、雑誌「レプリカント特別編集 Vol.5」に掲載された村川勝心さんの作例で知った方法。
肌の透明感をレジンの質感を活かして表現する。
肌色の調合は、家のあるもので賄ったので村川さんのとは違うものにしてしまったけど、基本パクリ。
最初にうす〜く、影部分を入れる。
そのあと、全体に同じ色を乗せると凹凸感のある仕上がりになる。
確かに透明感ある感じ。
次に白眼の部分。
これは、記憶が定かじゃないんだけれど、内藤あんもさんが月刊アマ―モデリングで作例を解説していたと記憶している。
要はシンナーで目の部分だけ落として、白眼にしちゃう方法。こうするとやはりレジンの透明感が活かせる。
基本パクリ。
こんな感じで肌色関連は終了(とは、行かなかったのは後で)
こうして色を入れると、このキットのすごさが本当に伝わってくる。まだ瞳いれてないのに、こっち見てる気がしてくる。
指も造型が本当に丁寧。女性の手としか思えない。
で、瞳を入れて見たんだけれど…
なんでだろう、しっくりこない…。
あと、腰のところにほこりが入り込んで、取れなくなったので
一度、塗装を剥がしました。
このまま続けるか、ずっと迷ったのだけれど、ほら昇級かけてたもんだから。
前に塗装剥がそうと思ってシンナーにドボンしたら、えらい目にあったので、ガレキでは気にしなくていいと承知しつつ、タミヤのペイントリムーバーを使用。ピンポイントで剥がせるのでとても便利なことを発見。
で、瞳を入れ直して、正面を向けることに。なぜか自分としては、こちらの方がしっくりときたので。
Klondaikeさんに失礼だったかも、と今思い始めた。
青い目にする作業。この時、土門さんから眉毛もっと長い方が自然と助言いただく。
で、こんな感じでお顔は仕上げ。すごい技術持ってる人から助言もらえるって、とても大切。
髪は、MODELKASTENのリアルブロンドカラーセット。
ブロンドというより、栗毛色なやさしい感じに。
エアブラシはここまで。
服は、基本ファレホの筆塗り。素材感つけるところまではやったものの、どうもくすんでるというか、端的に言えば可愛くない…
ので、再度ペイントリムーバー大活躍。
色々と検討した結果、ピンクに。フラウ・ボウみたいなフェミニンな感じに。
ただし、いち部分だけは白!
最後の最後に、瞳に涙(エナメルクリア)を差して、塗装は終了!はぁはぁはあ
うっかり、忘れていた台。これはKlondaikeさんからおまけでいただいたもの。
立たせるように孔がすでに開けてます。
彫刻のイメージはネイチャーな感じだけど、服をフェミニンにしたので、逆に台はハードな感じにしてみた。
と、色々な方のご支援をいただきつつ、ようやっと完成。
作る前は、偉大なる先人の皆さんの足元くらいには食らいつきたいと思っていたけど、とてもとても。
やればやるほど、先を行く人の凄さばかりを理解してしまい、一時はスランプ(意欲消失)になったりもした。
しかし、赤羽マスターの「好きに作ればいいんですよ」という当たり前の助言をいただき、どうにか完成に漕ぎつけた(深謝マスター)。
これからフィギュアを作る際の自分にとっての標準になったと思う(真面目でしょ?このエントリー)。
ということで、完成写真。
かわいいぞ。
Luce ver1.5
髪は、MODELKASTENのリアルブロンドカラーで栗毛色に。
白眼はレジンの質感をいかしつつ、クリアに少しグリーンをまぜてる。
瞳は、エナメルのカーキとブラウンを下地にエナメル青と油彩のビリジアンで虹彩を着色。その上からエナメル白で反射を表現。
カットソーはフェミニンながらヌーディな感じを出したくファレホゲームカラーのローズフレッシュ。
ブラは革を意識してファレホブラックにファレホマットとファレホサテンを重ね塗り。
前身ごろ(?)はフェイクレザーっぽくファレホイエローに光沢オーバーコート。
脇はピッグスキンを意識した、ファレホのゲームエアカーキ、ゲームカラーカーキ等の重ね塗り。
質感には、エナメルとMr.ウェザリングカラー・フィルタ・リキッドを各色使用(色々使ったので忘れちゃた)
ブーツのレッグ部分はファレホダークイエロー。
靴部分はファレホ暗いゴム色
ヒールは、ファレホゲームカラースカーレットレッド
質感は、同じくエナメルとウェザリングカラー・フィルタ・リキッド
台座はファレホメタルカラージェラルミンとバーンドアイアン
なんて、データに興味の無い方向け。あなたのフェティシズムはどこから?
ほこりが…
ガレージキットはとっつきが悪い感じがあるけれども、作者の愛が強く感じられて、そこが大衆性の高いプラモデルとは、また違う魅力であり、その魅力にずっと付き合うことの面白さ。少しだけですが、理解できた気がします。
そうした魅力を理解した今、また新たなガレージキットに出会い、そして作ってみたい。
そんな、気持ちになりました。
っていうか、結構数買っちゃったし、作んないと家族からただの無駄遣い扱いをされてしまうので、作りますとも。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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ワンダーフェスティバル2017夏 2017年7月30日(日)
冬に続き、今回も参戦してきましたワンフェス夏でございます。
忘れていたけど、我が家から幕張メッセって遠いんだよなぁ。丸々2時間かかっちゃう。
それでも、関東圏に住んでるんだから、「んな甘えたこと言ってんじゃねーぞ」とお叱りを受けるであろう気もする。
正直、寄る年波に勝てないと言う事だけなのよ(涙
前回、10時に到着するも1時間並んで会場入りは11時前だったため、今回はダイレクトパスで入場。
金で解決出来るならそうするさ、おほほほ。1時間も並んでられるか、あれだけで体力7割がた削られたんだぞ、
と、よく考えずダイレクトパス入手したものの「8時から8時30分の間にご来場ください」
え? 前回より朝早いじゃん。
…家を5時15分に出ました…
いや、それでも並ばずに早く入場出来るなら…
並びます。8時に会場ついて、10時まで並びました。
要は、10時会場と同時に入れるのが強みということだね。自分は今回616番だったので、かなり早かったのだとは思う。
しかし、前回よりも長く並んだため、すでに体力ゲージは残りわずか。
でも、10時前の会場の様子がわかるのは面白かった。開場の時、みんなで拍手するのね。
さて、ここからは目に着いた作品などの写真となりますが、この時点で体力ありませんので、ほとんど撮っていません。
また、イベントの参加はしておりません。
あと、30分近い会場だと良いのだがなぁ。と、関東圏に住んでいるものが言えば批判間違いなしの一言。
まずは、「ふてね体」さんのブースより『Vergula Sana』 どんな意味?
なんとも、この太ももの肉感が良いです。作ったら楽しそう。
同じく、『キャミー』。強そう。
やはり、肉感が良いです
次回、チャンスがあったらこの人の作品は欲しいなぁ。
というより、今回写真撮っている作品のはほとんどは購入を検討した経過のあるもの。
懐の関係で、欲しいもの全ては買えないからね。
「REFLECT」さんの『アヤナミレイ(仮称)』。完成品フィギュア販売の前に、特別にキット販売されたもの。
この作品も本気で購入を考えていたひとつ。
散々悩んだ挙句あきらめた。
これだけ色んな人が思い入れを持っているキャラクターを自分の腕で仕上げることは、まだ難しいとの判断。
実物はもっとなまめかしい感じ。
キット販売は今回だけだろうから悔いはあるけど。でも、やはり綾波は白プラグの方が好きなのです!
負け犬の遠吠え。
「インクエッジ」さんのブースから、アルドノアの『綱文韻子」。
これもアニメのキャラクター。
アルドノア、面白かったなぁ。傑作だったなぁ。
こういうニッチなキャラクター(ヒロインでは無い)を好きだから作るって姿勢(大量に売れるかはともかく)が、メーカーじゃない、一般ディーラーの面白だと思うし、そこにしびれるあこがれる(もう使いまわしすぎ)。
「SHINZEN 造型研究所」さんのブースより『シン・ゴジラ』
冬のブログエントリー(プラグエントリーじゃないよ)の時、「女の子の作品ばかりですよね」という称賛とも蔑みとも思えるお言葉をいただいたものだったので、今回は美少女キャラだけじゃないよ。との設定。
透明レジンを使って、中に発光体を入れている(のだと思う)作品。光の加減が「まさしく!」って感じで、さすがにうならされた。でもね、ご多分にもれず高額商品。これは購入候補には入ってませんでした。展示がすごかったので。
「田中快房」さんのブースより『寺脇まり」。
この作品の購入に直前まで悩んだ。
もう、この一点買いだけで今回の目的は達成できるのではないかと前夜まで思っていた作品。
最終的に「着物の柄を仕上げる腕があるか?」と「完成後、置き場所があるか?」であきらめた。
もう二度と手に入らないだろうが、素晴らしい作品だと思う。
そして、元々の本命だったのがこちら。
「うらめしぃ〜わっほい」さんのブースより『Flower Secret』。
どんなに時間かけてでも仕上げたい魅力があると思った。
当初は今回のダイレクトパスで、この一点だけ買えればいいと思っていた作品。
だったのだが… あまりの人気で抽選となってしまった。そうなると、もし抽選に外れた場合(発表は12時)、予算キープしてそこから別のものを購入することも難しいと判断し、あきらめ。
しかし、この作品は今後もチャンスがあると感じているので、原型師さんよろしくお願いします。
実際、素晴らしかった。
「リアルフィギュア応援団R」さんのブースより、「Girls Weapon(通称ガルポン)のサイJK」。
この、ガルポンシリーズのイラストを見て、急速的に関心を持った林浩巳さんの作品。
ガルポンのパチンコの娘、希望です。よろしく、お願いします!
「P.U.T」さんのブースより『チブル星人』。
つい最近、子どもから「ウルトラシリーズの怪獣や宇宙人で好きなのは何か?」と聞かれたことがあった。そりゃいっぱいあるし、きりが無い。そこで、エピソードが面白かったのをいくつか話したが、そのうち子どもに大ウケだったのがチブル星人だった。
「すごく頭が良いが、正体を現した瞬間にセブンに倒された」→「出落ちかよっ!」
そんなチブルに、ここでお会いできるとは。そうだよな。日本人である以上、老若男女問わずチブル好きだよな、そうだろみんな。
だから、売り切れだったんだよ。
「Cafe Linda」さんのブースから『ティンダロスの猟犬』。
ラヴクラフト好きの一員として、ワンフェスでは数々の神格や眷属を見るけれど、ほとんどの作品において検証がひとつの世界をすでに完成させている気がしていて、それはそれで楽しんでいるのだけれど、どこかラヴクラフトの描く「おぞましい」とか「この世のものでない」というイメージからするとこの世のもの感が成立っていると思ってしまうのは怪獣日本に生まれ育ったからでしょうか?
そのよう中、この作品は良い意味で完成されていない未熟な「おぞましさ」を感じて目を奪われたですよ。
いいですか?間違わないように。作品が未熟なんで無くて、表現として未熟な「おぞましさ」がある、です。
ただ、一つの不満が…この文章を書いていて横から子どもが言ったことそのまま自分も思うのですが「角度から出てきて」
「おで屋」さんのブースの『サイボーグ009』。
もう、説明いらないよね。ギルモア、おまえはちがうだろ。
「西部方面兵器局」さんのブースより、ちはたん。
1/16くらいかなぁ。やっぱ、ちはたんいいなぁ。以上!
Wonder Showcaseより、「クッカ」さんの『FQ-117』。
二次元の絵で構成を把握できない複雑な表現が多くあり、こうした二次元的面構成を作れる人ってすごいなぁと思っていたりするのだが、この作品を見て三次元でありながら構成を把握出来ず、とても不安な気持ちになっています。
どうして、こんな形を考え付くのだろう。
Wonder Showcaseより、「JACK」さんの『レム』
この原案をよく知らない(でも、すごく多くのディーラーが作っているので大人気だということは理解している)。
まつ毛をパーツ化したことで注目されている作品だけど、胸の表現も、いいよね。ね
Wonder Showcaseより、「ハト」さんの『カリオストロ(セーシュン☆ユニフォームVer.)』
すみません。まったく原案を知りません、作品がすごいことはよくわかります。
その分、お値段も…すごいよくわかります。
ここから商業ブース。「海洋堂」より『1/35 JK』。
先ほどのガルポン作者である、林浩巳さんの作品。ガチャでこういうのドンドンやって欲しい。
後ろの動物たちも、ドンドンやって欲しい。
ボークス キャラグミンより『キトゥン』。
これ通販でも買えるので手を出さなかったけど、欲しいんだよ。キトゥンかわいい。
だけれども、こうしたゲームとかアニメのキャラクターを作って彩色する意味がどうも自分の中で落ち着かない。
自分の手で造りたいけど、それにどんな意味があるというのか?いや、そんなに考えなくても良いのか。
買お。
この写真、商業ブースだったんだけど、どこで撮ったか忘れちゃった。
偉大なる凡作となってしまったアニメの悲劇の主人公「イゼッタ」。
これは完成品商品の原型展示みたい。
完成品は購入しないこととしている(というか興味無い)ので、好きなキャラクターだけれど残念。
商業ブース「フレア」より「2B」。
このキャラクターいいよね。ゲームもちょこっと遊んだけど、本当にキャラが良い。
これも完成品だけど、どこかのディーラーさんで、愛のこもった2Bを作ってくれまいか。
再び一般ディーラー。
「おきらく堂」さんのブースより『ODとうつつ』。
偉大になりそうだった一作目と全てをぶち壊しにしたかのような二作目という、自分の中では期待が高かった故に残念なアニメ作品「ガッチャマン クラウズ」。だから好きなんだけど。
のキャラということは、やっぱりディーラーさんの愛だよねぇ。
会場の写真はこれで最後。
この作品も最後まで購入を迷った。
「八音」さんのブースより、『Giulietta Corno』。
なんでもない作品なのに、強烈な魅力がある。こういう作品をさらっと綺麗に彩色出来るようになったら、腕が上がったと自覚できるだろうなぁ。
いつか造ってみたい原型師さん。
で、いよいよ今回の収穫。
色々、迷った挙句。購入を決断した根拠は次の通り。
当然ふところも具合もあるし、なにより造らないものや造れない量を買っては、他の人に迷惑だとも思う。
1 気分で購入しない。本当に、その作品を作りたいか考える。
2 自分の中で完成するまでの道筋を描けるものを買う。
3 沢山買わない。眠っているキットが家にすでに沢山ある。
とうことで、大作(30センチ以上)ひとつか、中作(30センチ未満)ふたつのどちらにするか朝まで悩んだ結果。
中作ふたつという結論に。
右は、大畠雅人(しゆまい)さんの『contagion girl2』
左は、とらbrindleさんの『花と緑ちゃん』
上は、会場でもらったMAX渡辺さんのプラモ
「MAX渡辺さんのプラモ」
本来、その場で造って彩色しようというイベントものだったらしいのだけれど、うちわと一緒にもらってしまった。
扱いが難しすぎるので、どうしようか思案中。
大畠雅人(しゆまい)さんの『contagion girl2』
土門さんの完成作品を見たり、昨年のワンフェスで完成品のいくつかを見たりして、ずっと気になっている作者さん。
しかし、特に有名なシリーズ「Survival」がゾンビをテーマにしていて、ゾンビが苦手な(実はゾンビが苦手なだけではないが、それはまた今度に)自分は手が出せなかった。
じゃぁ、なぜ今回は買ったの?ということだけれど、この子のテーマが「ゾンビに咬まれてしまった」というもの。
ある意味、この子自体がゾンビなわけだけれど、そこにひとつのストーリーが浮かんで挑戦しようと思った次第。
本当は、もう一つの「WindRises(普通の女子高生、たぶん)」とどっちにするか悩んだのだけれど、この作品の方が完成までの道筋が描けたのでチョイス。
最近のガレージキットはすごい。これがデジタル造型ということなのか、ピタッと合う。
組んでみると右足の角度とかがすでに不吉な角度。
顔。正直、上手く仕上げられるかわからないが、出来る限り丁寧に塗ってあげたいと思う。
ゾンビなんだけど、まだ意思が感じられる表情だしね。
足元の土台用小物等。骸骨はあるけどゾンビそのものや肉体破壊のイメージが無いので、ちょっと安心。
テーマ的には正直重くって、作り始めたら自分の正気をコントロールしないとまずいなとは思っている。
実際に手をつけるのは少し先になると思う。
そして、もう一つがとらbrindleさんの『花と緑ちゃん』。
この作品は、発表されてから一度も購入候補から外れなかった。
原型写真が上がった時に「あ、これは造りたい」とすぐに思った。
ところが、一向に彩色見本が上がらない。しかも、販売予告も一度だけ。
それでも、最終的にこの作品を今回のワンフェスの目的にしよう。多分、ロットがそれほど多くは無い(失礼)ので、とにかく一番に購入しようと思って、2時間並んでいたのだが…。
ブースに着くと、販売が…無い!
悪い予感が的中した。きっと間に合わかったorトラブルが生じた、ために今回の出品は見合わせました都合に違いない。
と、思い恐る恐る訊ねると「今、準備中なんです。後でまた来てくれますか?多分、すぐには売り切れないんで」。
あぁ、我は見捨てられなかった。ということで、購入できたわけです。
髪の毛はあまりに繊細なので綿と一緒に梱包してくれている。こういう丁寧な心遣いって嬉しいよね。
時間が無かったみたいだけど、こういうところをはしょらない人って信じられる。
お顔。イノセントな感じが思い通り。
ちょっとバリが多いけど、花やちょうちょのパーツ。これも繊細だなぁ。
と、いうことで、あまりに私的なワンフェスレポート&収穫でした。
あと、今日は雨が軽く振ったりで涼しげだったけど、お天気だったらかなり暑いきつい&汗&においが大変だったと思う。
夏の参加は、体力的に厳しいかも、と思う。
追 言葉はわからないけど、中国から来たと思われるカップルがすごい口喧嘩をしていた。と言うより、一方的に女性がまくしたて男性が防戦一方。遠い他国から来て、欲しいものが手に入らないとか思い通りにならないことがあったら辛いだろうな。責められる男性も辛そうだな、と思ったが、何を話しているかわからないのでもしかしたら「レイヤーの方ばかりコソコソ見てる!」とか言われていたのかもしれない。そうでないのかもしれない。
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「フレームアームズ・ガール マテリア Normal Ver.」(KOTOBIKIYA)
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
「お○ぎです」
「ピ○こです」
「あなた、約束って守るべきだと思う?」
「当たり前じゃない。人間として約束を守れなかったら信用されないのよ」
「じゃぁ、毎年毎年約束約束って言って破りまくる男って、どう?」
「最低ね。男だからとかじゃなくて、人間としてどうかって思うわよね」
……… オチは ……… 無い ……
今年は、目標数を落として8つは作りたいと、えぇ書きました。
今は、6月19日。すでに半年を過ぎております。
途中、イベントなどをブログアップして、水増しなどもしておりましたが、
結局のところ、本エントリーが今年ふたつ目の完成ブログとなります。
このペースで年8つは到底無理でしょう。
そうです無理なものを無理にやることは無理なのです!
ここは下方修正を英断します!年5個完成!以上!
ということで、いつものように気を取り直して本日のプラモはこちら!
フレームアーム・ガールズ マテリア Normal Ver.
うん、かわいいね。
いつもお世話になっている赤羽模型玩具店のマスターと「美少女プラモ。最近、気になるんですよ〜」と話していると、「こんなのあるんですよ」と出していただいて即決。ストック溜まって当分新しいプラモ買えないなぁなんて話していたすぐ後に即決。当然でしょ。こんなの見せられちゃ。
その後は、家で眠っていたのですが、みなさんご存知の通り(?)2017年4月のテレビアニメ化を祝して、この度作成することに相成りました。
2017年6月20日現在、TOKYO MX、BS11等で絶賛放映中! 絶・賛・放・映・中!! 書いてみたかった絶賛放映中!!!
間に合ったですよはじめてですよ絶賛放映中!!!! 今まで完成が放映シーズン終了に間に合わないことばかりでしたが、今でも絶賛放映中です!!!!
追:と、書いてエントリーしましたが、なんとこのブログの投稿日が最終回でした。ウソでは無いですよね。ウソでは。この時点では絶賛放映中…
ということで、箱を開けてみまする。
インストは当然、分かりやすく簡潔。キャラクターが説明してくれるようなサービスは特になし。
完成写真とバリエーションの説明付き。他とパーツ共有が出来て色々とブンドドできるらしい。
追加パーツでM.S.Gシリーズつうのが使えるらしいのだけどなんだか分からず、赤羽マスターに聞いたならば、寿屋の「モデリングサポートグッズ(M.S.G)」とのこと。年寄り的には「モデサポG」とかにしてくれると分かりやすくて良いのになぁ。
で、キット構成。まずはABCパーツ。さすがに肌色成分多め。期待しちゃうだろ、諸兄。
FDパーツ。主にボディスーツ部品。その手の方にはたまらない光景かと。
胴体のEパーツは、一体成型で一発抜き(そりゃそうだ)。腰部の可動域なので丈夫さ確保。人間、腰が大事だね。
このプラモ、彩色パーツがついてます。パチ組で遊んでもらおうという心意気が憎いねミ○ビシ。
手のパーツ。5種類十個のパーツで組み合わせは無限大!!(突っ込みは無しの方向で) 柔らか素材で出来ている。
最後はジョイント部のポリキャップと何故か顔デカール。顔デカールは何に使うものなのだろうか。顔を塗装する人ようかしら。
今回、多分初めてのABS樹脂モデルではないかと思われます。多分ね多分。この素材の理解が不十分で苦労したりしなかったりどっちか自分でもわからない展開に。それは後のお話で。早速、
完成です。
いや。ものの30分で形になるとは、さすが日本のプラモデル。勘合ピッタリです。
ようやく、今年2作目を作ることが出来ました。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました!!
って、書きたかったけど。なんか…違う。
なんか違うんだよ…
………可愛く感じない……(※あくまで個人の感想です)
この娘が…
こう?なの?…
ヘルメットみたいに見えてくるんだけれども(※あくまで個人の感想です)
女性らしい曲線が…
こんな無機質な感じで満足出来るの…俺…(※しつこいようですが、あくまで個人の感想です)
いや、まじめな話、ディスるつもりはないです(ここまで書いといてなんなんですが、あくまで個人の感想なんです本当です)。
ただ、自分の中のギャップが見れば見るほど大きくなってしまい…
さらには、イラストとはまた違う感じに作りたくなりーの。
本当はこのプラモは次に控える作成予定のための習作と思っていたのに、ここから実に3か月(といっても週末の限られた時間だけだけど)をかけた、壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされたのであった…
まずは、分解。ここで一つ目の反省。日本のプラモだからといって気を許さず、よく洗いましょう。ここで手を抜いたことが、後々面倒な事に。
関係無いけど、写真が残酷。
作り直しの為、彩色パーツをシンナー風呂にポッチャンして色を落としたわけだけど、ここで大きな危機が…
みなさんも気をつけなはれや!このパーツ割れまっせ。ABS樹脂を理解していなかった!と当初思ったけれど、必ずしもそうではなく、パーツの組成時の成分の問題らしい。そして、このことは更なる悲劇を後ほど…
深く考えず、腰部組みっぱなしでフフフ〜ンなんて鼻歌歌ってお風呂入れてたら、腰の関節ユニットがボロボロに。
さすがに青ざめるも、どうにか遠州屋の「プラリペア」で修正。
これすごいね。修正後の強度が圧倒的。これも相談した時の赤羽マスターの助言のおかげ。サンクス!赤羽マスター!!
で、パーツ割れにひと段落ついたところで、ようやく工作開始。
まずは、ヘルメット風(※もう本当に個人の感想なんです)頭から
大体のイメージを書きこんで
ポリパテで裏打ちしといて
タミヤの曲線用マスキングテープをガイドに筋彫り
その後、今度は筋彫りをガイドに彫刻刀で彫る。シモムラアレックの超極細三角刀が、すごい良い仕事してる
もみあげが構造上半分になっているので、プラ棒とシアノンをくっつけて
その後にデザインナイフなどで形を整え
頭完成。ここまでにすごい時間がかかってるのだ。
作成終盤の塗装中に子どもたちから「今日は頭じゃないんだ」と言われるくらい。家族はずっと頭いじり続けると思ってたらしい。
で、次は下腹部と臀部
まずは、お尻を大きくするためとモモ(大腿部ね)を横に張り出すためにパテ盛り盛り。
特にここを太くしたい!というのが今回のポイントのひとつ
こんな感じ。おしりのホッペの下にちょっとミゾ彫ったのでやわらかそうでしょ?
今度は下腹部。太めにしたモモを収納するとともに、曲線も強調したい。
まずは、モモ収納スペース確保のため裏側を薄くして、パンティラインも削っとく
ついでにパンティラインのモールドも削り落す。
そして、曲線を意識して全体を削り盛りして、下腹部の完成〜
いや〜しゅうちゅうしてさぎょうしちゃったなぁ〜ぼく〜
今度は、お顔なのだけれど、イラストに近づけるのではなく、コンセプトは、サイボーグ化された少女。
アニメとは違う設定なのだけれど、出来る限り生身っぽい表現と人工物ッぽい表現を入れ込んでみようかと。
そんなこと考える技術的裏打ちは何処にも無いのだが考えるのは自由だし実行するのも自由要は結果が付いてこないだけではないか!違うか!違うかぁ!!
ということで、まずはお目目作り。
精神的ブラクラ扱いになりませんように。気持ちの弱い方は飛ばして下さい(どうやって?)
作業してても、ちょっと抵抗ありましたがなマジで
今回、試したのは月刊モデルグラフィックス4月号で紹介された灰色猫氏のドールアイ風加工。
レビューではアニメ目のドールアイ化だったのだけど、さっきも書いたとおり出来るだけ生身っぽくしたいので、生っぽい眼球を作ってみることに。
モデルは自分の眼球。
中年男の眼球をモデルとして美少女の眼球を作るわけだが、構造上の違いは何も無い! はずだ…
予備も含めて複数の眼球作成。
ブレードランナー思い出す。
虹彩などは油彩で着色。
詳しい作り方は、月刊モデルグラフィック4月号をご覧ください(出版関係者では無いから営業ちゃうよ)
次に、口作り。まずはプラ板を加工して歯を生やかす
そして、口を半開きに。
出来る限り表情が出ないように。目指すは能面。
タミヤエナメルとタミヤウェザリングマスターのHとGを使ってお化粧で完成。
目はひっつきむしで固定。もじどおり、あっちゃこっちゃひっつくので扱いが結構めんどい
正面からはこんな感じ。このドールアイの特徴は追視効果といって、見る角度を変えてもこっちを見ているように見える
ほら
ね。
その他、基本の工作として胸のふくらみと谷間を作る。まぁあくまで基本の基本の工作ですね
合わせ目消しはシアノン充填。
これで工作は終了。トラブルも含め結構長かった〜(半分以上は頭に費やした)
次に塗装なのだけれど、もうお腹いっぱいなので要点だけあっさりと
腰部は、肌感を塗装した上からホロとパール、クリアを重ねて透明のボディスーツ感を出してみた。
イラストは生肌っぽいのだけれど、パンティラインがどうしても不自然になってしまうので、あえてここはスーツ着用という設定
ところどころにあるブルーのモールドは蛍光ブルー。マスキングが異様にめんどいけど人工物感を出すには仕方なし
逆に生肌が出ているところは、ファレホの筆塗りを薄く重ねて生感を。
なんだけど、ここで今後のみなさまにお気をつけポイントです!
先ほど書いた、未洗浄ならびにABS樹脂の精製構成によるもの思うんだけれど、乾燥後塗装面がポロポロと剥がれた
仕方ないので、一旦塗装を落として、足付けして再塗装。しかし、それでも剥がれるところは剥がれる。
サフしたくないパーツもあるので、出来る限り足付けで対応したけれど、これから作るそこのキミ!
出来れば、すごい洗浄+しっかり足付け+サフをした方がいいぞ!
あと、寝る前に歯を磨けよ!!
ボディスーツは、タミヤアクリルのシーグレーで塗装後、クレオスのウェザリングカラー フィルタリングリキッドバイオレットでフィルタリングと影入れ。ウェザリングカラーのビビッドなフィルタリングは表情が面白く出るので、ここのところお気に入り。
最後に、タミヤエナメルブラックでスミ入れして、最後に全体のツヤの調整。
で、ようやっと完成。実に長かった。今までで最長と思える長さだった。
手を入れる前と並べてみると、当然だけれど印象がまるで違う。
ここでハタと、原作の方に対して申し訳なかったのではないかという思いがヒシヒシと高まるかと思いませんかみなさん(責任転嫁)
あやまっちゃお ごめんなさい
追視効果が結構すごくて、正面から見るとこんな感じ
流し眼
上目づかい。
これ、一切眼球パーツ動かしてません。角度変えるだけで本当に視線が付いてくる。
実際にこの効果を目にすると、ドキドキしますぜ。
マイミクさんから以前「人形は沼だ!」と名言をいただきましたが、その気持ち、今なら受け止められます!!
眼球はこんな感じ。当たり前だけどクリア刺さなくてもキラキラお目目。
足の生肌感はいかがでしょうか?と、この写真で塗料の剥がれがあるね。後で修復しないと…はぁ(この繰り返し)
ムラサキがかったグレーのボディスーツが何処となく人工的な拘束を感じさせるような胸元にしたのだけれど、おわかりだろうかそれとも技術の未熟を露呈したであろうか
おしり。透明スーツと生足。
先ほどからあまりポーズが変わらないのは、塗装剥げが怖いからである
勇気を持って、立ってみた すごいことに自立する
クララネタは使わないよ!←(結局、使った)
えへへ
最初は習作のつもりで造り始めたのが、本当に練習の固まりみたいな作成となった。
途中、何度も放り投げようと思ったが、出来上がってみると……
えぇ〜っと 言っちゃうよ
かわいい
それもこれもキットの造型が計算されつくしているからだと思われます!(最後に大絶賛フォロー)
これから、沼にハマりたい方。オススメです。
実は、白い娘もいるのだが…
「あなたを作る気力は、もう無いって。 だから、あなた……お蔵入りよ」
6月24日 追記
本日より、藤沢の赤羽模型玩具店さまに置いていただけることとなりました。
お近くにお寄りの際は、ぜひ見てやって下さい。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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第2回 江ノ島模型展示会 江ノ展2
自分の模型制作が滞る中、他力本願的に人さまの素晴らしい作品をもってブログの格を上げようというさもしい行いのように見えるかもしれませんがそれは本質の一角しか捉えていないぞ。
地元で開催され、素晴らしい作品を目の当たりにすることが出来る「江ノ展2」。
本当に楽しみにしていたのですよ。
ですので、今回は他力本願的に本ブログの格を上げるべくレポートしたいと思います。
ただし、主観によるチョイスですので、そこはご容赦。
さて、いきなりザクです。
ケルベロスも彷彿とさせる無骨なデザインはまさにザクに求められるイメージ。
Katoyaさんの「ZAKU」。作品名も無骨。とりわけ無骨なのがキットとしてのザクの部品を使わないようにしたとのこと。
これこそ。俺ザク。その作成姿勢にしびれるあこがれる。
同じくKatoyaさんの作品で素晴らしかったのが
「Silver Bullet」ミキシングビルドによる造型のかっこ良さも当然だけど、ウッドパネルと言うセンスの良さ。
木の質感とメタル感の相克が美しい。木目は色鉛筆で書いてエナメルのカラークリアで調整した質感とのこと。
インテリアとしての美しさまであって作品としての完成度が高い。
美術館に置いてほしいレベル。
あとKatoyaさんと言えば、その代名詞である
「竜木船 #4」流木を利用した独特の世界観も安定の素晴らしさ。
次は、Tanoくまさんの作品。
江ノ展のアイキャッチともいうべき作品。江ノ展に無くてはならない作品だと思う。毎年、この作品を観るのが江ノ展詣でになりそうな「ネコと少女のいる風景」
どこか懐かしいような、潮風を感じる作品。キットである青春少女?(アトリエイット)の意図を最大限に表現しつくしていると思う。
同じく、Tanoくまさんの作品
「Bear's Bridge」アメリカクロクマの写真を見て造られたとのこと。最終的には一回り大きな作品になるということで、ダイオラマにされるのではないかと思うのだけれど、全体に逆三角形を描く美しい構成で、スペースの隙間が森の空気を感じる、個人的には完成してるとしか思えない作品。
森の中から、今度は海底へと。村瀬材木さんの作品。
この方が造型する水生生物モチーフ大好き。いつか自分でも作ってみたいけど果たしてキットの意図の足元にさえ辿りつけるか。
この作品は「ウオメカ?1 ダンゴウオ」。多くの作品が水生生物の形状の面白さと緻密な構成が特徴の方だけに、このような小品(それでも結構大きい8センチくらい?←目測)でも内部構造の凝縮と空きを想像させるデザインになってて感嘆。
こちらは「ウオメカ?2 リュウキン」この喉から口の流れとか、ほれてまうやろ。
真骨頂の大型作品「オフィダイダー」デザインの元となる、ソコボウズが泳いでる深海の調査船という設定だそうです。一連の作品全体に思うのだけれど、アース色に一見感じるけど彩度の高い色をかっちり表現してて、こういう色彩感覚が本当にうらやましい。
いつものシルヴァニアファミリーあの家族もご来場でした。
今度は、一緒に行った次男がいたくお気に入った、ベニィさんの
「リペイント ナーフ」 これ実際に弾を打ち出すことが出来るそう。ウレタン塗装なので遊んでも安全宣言つき。
そこはやっぱり男の子。見るよりも触る方が楽しい!ん?それは男なら誰でもそうだな。かくいう私もいやこのはなしはおおやけにかくはなしではましてこどものまえでいうことではないかもしれないからやめ…
とにかく、見た目と触れるは重要ということで。
他にこの会場で良いと思ったものは?と次男に聞いたところ、同じくベニィさんの
「Ban Min」本当はロシア語標記。ガンシップみたいな感じの作品。次男に写真撮らせたら気に入ったローター部に焦点を合わせる好きっぷり。
続いては、あまりに細かい工作に驚きを禁じ得なかった、おーくさんの作品
「マクロス強攻型」ハセガワのキットにプラ板等でディテールを加え電飾してる。
ディテールの細かさもさることながら、それにも勝る塗装の細かさ。自分でこの塗装をするとしたらどんな順番ですれば良いのか、皆目見当もつかない。しかも良く見ると、いや良く見ても良く見えないのだけれどあちらこちらに搭載機が張りついている。
電飾を見せる作品なのだろうけど、見所が多すぎてため息しか出ない。
おなじく、おーくさんの
ハセガワたまご飛行機の「F-14A」。打って変ってデフォルメの面白さなのだけれど、工作が丁寧だとここまで見応えのあるものになるんだというお手本になった。かわいいのにかっこいい。
ユニークだったのが、こまささんの
「ENO-10」でかいです。なんだかわからないのですがメカです。腕があるので回収用のポッドかな?
上に乗っかっている女の子がこの解像度だから、全体の大きさが想定されるというもの。それもそのはず、この元となったのは、象印のポットとのこと。そう言われれば…と思ってみてもポットには見えない。ポットでポッド作ったというシャレのような大作。
で、最後になるけど暗黒神さん(様?神だから様?)の作品。というより、土門毅さんといっちゃっていいと思う。もう、作品見ればわかることだし。
土門さんと言えば、ググればゾンビ画像ばかり出てくるほどゾンビ関連フィニッシャーのイメージが強くなってしまったけど、自分にとっては昨年の江ノ展に展示された
この作品が決定的だった。写真では説明しきれないけれど、見れば見るほどストーリがどんどん変化していく構成は、こんなことを模型で出来るんだ!という純粋な感動を教えてくれた。以降、自分の模型に関してのアプローチを大きく変えた作品でもある。
そんな土門さんの今年の展示は、
まずは「SURVIVEL:01〜4」しゆまいさん原形のレジンキットを土門さんの解釈で仕上げた作品群。
01は、高校生風の男性。4人の中では主人公風。原型の世界観に忠実に仕上げたように感じる。
02はちょっとネコ顔のヒロイン。ローティーンぽい無垢で挑戦的な感じの仕上げ。今、気づいたけどピアスしてるんだ。細かいなぁ。
個人的にもっともお気に入りの03。原型はイギリス系の感じだったのにオリーブの肌の少女に仕上げてる。
そして、イケメン04。原形は韓流スターよような気がしていたけど、もう少しキツイ性格に振ってる気がする。
とにかく仕上げが丁寧。これが土門さんの真骨頂だと思うのだけれど、到達出来ると思えない領域にある。ご本人は「誰でも出来ますよ」というのだが、いや、誰でもこんな領域いたれない。例えばこの子のコートの感じや皮膚の透明感。こういう表現って頭で出来上がって無いと調色出来無いと思うんだよな。
特にこの子の色彩感覚。オリーブの肌に黒のインナー加えるにピンクのカーディガン。写真で見ていた時はコートの質感すげー!って思ってたけど、実物みてわかった。本当にすごいのは喉元からコートに至る色彩感覚。ピンク選べないよ。普通。
次に、今回の江ノ展で最も実物を観たかった作品。
「アリスドローム」一見甘いのに、実は全然甘くない表現。それでいて遊び心満載の作品。
写真で見た時は、1/20位かと思ったけど、二まわり以上大きい。小さいものを大きく見えるように作るテクニックとは逆に、大きなものをか弱く見せるテクニック(感性?)っていうのも目の前にすると、ちょっとビビる。
様々な赤の表現を一か所に集めているのもすごい。こういう表現の遊びというか、見ている人の想像力に挑戦する感じとかが、この方の真骨頂だと思う。「気づいてる?」みたいな問いかけがそこかしこにある。
さて、本エントリーの最後も土門さんの作品で締めくくりたいと思います。
作品名 無題
この写真を撮るのには、さすがに子どもが自分から目を離した瞬間を狙いました。
ある意味、瞬間をとらえた写真です。
サービスサービス。
他にも沢山の素晴らしい作品がありましたが、紹介しきれず。
自分はこうした展示会に足を運ぶことは少ないのだけれど、少なくとも分かる事は、この江ノ展は特別だということ。
完成品を展示するのではなく、あくまで作品を展示することに軸足を置いている。中には(というより多くが)表現として美術館に展示されていても違和感の無いものだと思う。
この展示会、来年から入場料とっても良いと思うけどなぁ。
いつかは自分の作品だと言って胸をはって発表したいものだが、果たしていつになることやら…
さて、工作を再開しようか。
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/35「Russia KV-2 Tank」(TRUMPETER)
この間まで寒風が吹きすさんでいたかと思えば、いつの間にやら桜が咲く時期となり、当ブログも当初は一月に一回くらい更新出来ればいいや、と思いながらそれが二月になり三月になる中、すでに継続は力なりしてるだけになっているなぁとひとり語ちる春の曙でございます(今、夜中だけど)。
で、今回久々のAFV。前回が半年前のナナニイのオイ。1/35に至っては一昨年の6月(こういう時にすぐに日付が分かるってブログって便利ね奥さま)。もうマジでオイオイって感じですよ(上手くない)。
そんな、夜中にひとりつっこみに興じている場合じゃない今回のプラモはこちら。
ソビエトKV‐2重戦車
三号戦車をぶち抜いて草原を疾走する勇壮な箱絵だけど、こんな運用出来たとは到底思えない当時超ド級の重戦車です。
こいつにはちょっとした思い出があって、それは昭和が終わるなんて到底考えもしなかった中坊の頃。友人が奮い立って「隣町のプラモ屋にギガントがあったって兄ちゃんが言ってた!」その日の放課後ちゃりんこ転がして友人と行ったプラモ屋で見たものが「タミヤのギガント」=KV-2でびっくり。って、オチもなんにも無いんだけど、その頃NHKで「未来少年コナン」ってアニメやってて、それに出てくる巨大重爆撃機みたいなのが「ギガント」っていうんですよ。中坊の我らはそのプラモかと思ったわけ(その後、ギガントはちっこいプラモとして発売され、数十年経った今では大きく成長して一部の人を喜ばしているのだがそれはまた別のお話)。その時はコレじゃない感に(まさしくコレじゃないんだが)がっかりもしたけれど当時タイガーや四号D型位しか目に入って無かった自分には「タミヤのギガント」=KV-2の異形さと隣に所在なく立つおっさんが脳裏に焼き付いてしまっていたのであった。その頃の自分に復讐すべく今回立ちあがったわけですよ!(復讐ってなんだ?)要は好きなんだなこの戦車。
さて、ここからいつものパッケージ内容なんだけど、これはほとんど自分の記録用なので、気の利いたことは何も書いていません。っていうかそもそもランナー紹介で気の利いたこと書ける?っていうかそもそもこのブログで気の利いたこと書いてる?
設計図はわかりやすいものですが、少なくとも履帯をこうしてつくるのはかなり無理なんじゃないかしらん。
美しい塗装見本図もあってこれはなかなか嬉しい。まぁ塗装指示は、ロシアングリーンとデカールだけの無茶押しでかなり大雑把だけど今回は冬季迷彩にするつもりなので、全然気にならない。
砲塔は一体整形。見た瞬間にKV‐2つくるぜって気にさせてくれる。
彫刻が細かくって、鋳造跡とかベンチレーターとか素晴らしい。
車体はバスタブで一体成型。
Aランナー。正直砲塔パーツに比べるとやや出来が甘いような。
Bランナー。足周り。バスタブの外側に貼るようになってる。
Cランナー。特段書くこともないかな。
Dランナー。工具箱がなにげに地味だけどスライド金型。
Eランナーは2枚組で転輪のみ。細やかなパーツ割で好感持てる。
Hパーツ。KV‐1との差別化とバリエーションパーツになっている。バリが多いランナーでちょっと嬉しい。
Lランナー。KV‐2独特のパーツ構成。
Tパーツは履帯で2枚組。
押し出しピンの自己主張がすごい。
ベルト式も入っているので選択可能。今回はパーツを使う。これ、どっかで使えるかな。
金属製ワイヤーとクリアのSパーツ。
デカールは、「スターリンのために」スローガンとレッドスター。スローガンが「スターリン」と「ために」に分かれているのが、使いやすい。
で、いつものお風呂なんだけど、今回はセスキ炭酸ソーダと台所洗剤の併用。離型剤の残りがあるので、ことさらに良く洗っておく。
まず作る前に、インストの確認。いくつか穿孔の指示があるけど、どのバージョンで造るのか最初に決めておく必要がある。まぁ、そんなに豊かなバージョンがあるわけでもないのだけど。
それでも後から気づくと手遅れということが頻発タイプの人間なので印をつけておく。それでも忘れるからなぁ。これだから重力に縛られるオールドタイプは…
まずは、バスタブのボディに外壁を付けるのだけれど、押しピン跡とパーツの歪みが「当然」あるので粘性と流し込みセメントを駆使してしっかりと接着。このまま一晩放置プレイ
その間に元気なうちに転輪を仕上げとく。嫌いな作業では無いけど後半でやってるとダレる時があるので、出来るだけ作り始めの楽しい気持ちの時にやっちゃうよ。
まずはクレオスのMr.ポリッシャーPROでざっとバリ取り。
その後、シモムラアレックの転輪君。そういえば2も出たらしいけど、いまのところこれで不便ないかな。基本組んでから使う方が効率的にもパーツの一体感としてもいいと思う。
こうやって無心にてを動かして積み上げてくのって心地いいんだよね。
車体を組む時は、接着が終わった後に指で軽く叩いて音を聞いてみる。どっかに接着が不十分なところがあると音がカスカスするのですぐわかる原始的方法。
サスペンションの取り付けは六角孔になっている新設設計。
排気管のプラ充填が上手くいかなかったようで、短くなっていたので、エポキシパテで整形。
砲口が、人生にどんな不満があったのかわからないけれど口が歪んでる。
道具箱は2種類あって、今回造るタイプでは上のふたのタイプなんだけど、このキットだと使えるのは一択だと思われ。
フェンダーのダメージ表現工作。まずは取り付け板のモールドを剥がす。
で、代わりの取り付け板をプラ板とプラ棒、それとパーツを利用して作る。
後は、リューターとか使ってダメージをつけて出来上がり。お手軽に一品の出来上がりでございます。
このキットで最難関だったのが履帯の押しピン消し。これがしつこいのなんの。とにかくしつこい。この作業で優に4時間はかけたね。しかし、後からそこまで神経質にならなくても良かったことが判明。
もうひたすらコリコリ。ここで大活躍だったのが、いつものファンテックの超硬スクレーパーで無くて、クレオスのMr.ラインチゼルのコブラブレード。普段はあまりつかわないのだけれど、ここぞと言う時にこれじゃなくちゃダメっていう時がある坂田三吉みたいなツール。
履帯は、タミヤレモネンセメント流し込みで接着して、やわらかい内に巻きつけて仮組。レモネンは固まるまでは緩やかだけど硬化してからの強さがしっかりあるので連結履帯には便利。
どうしてもところどころ出来てしまう隙間には、高圧ガス工業の瞬間接着剤シアノンDWを充填。基本は効果後に切削するのだけれど、戦車の場合はあえてところどころ残して鋳造痕風にするもの良し。
曵索は輪を鋳造で造っているバリエーションを選択。鋳造のモールドが甘いのでポリパテで作り直し。
些細なことだけど、手すりの基部にシアノンを盛り付け。実際もこんな感じで溶接してるように見える。
そんなこんなで工作は終了。
先ほどからバリエーションは一択と言ってるけど、今回の工作にあたって参考にしたのがグランドパワー2016年4月号のKV‐2特集。これによるとこのキットがそもそも1941年5月以降の生産車両をモデルにしていて、先ほどの道具箱も曵索の選択も他に無いみたい。その他の注意点もいくつかあるけれど、KV‐2の書籍が少ない中でこの資料があればまず大丈夫と素人的に思われ。読んでも面白いのでバックナンバーがあるうちに買っとくといいかもよ(関係者ではありません)。
塗装については今回は冬季迷彩にするつもりなので、まずは下地のロシアングリーンの彩度を上げておく。でないと、迷彩の白に負けて見た目に黒っぽく見えちゃうので。
あえてロシアングリーンではなく、チャコールリザード迷彩用の緑を色のもとで彩度を上げて鮮やかに。どのくらいかというと。
この下半分がミスターカラー302番の色。彩度を上げたのが上半分。
ロシア車両好きな方から見れば怒られそうな色合いだけど、まぁそこは感性?(感性があることが前提の発言)
さらにその上からヘアスプレーを吹き付け。言わば言うヘアスプレー剥がし。後で白塗料を剥がすことをイメージしながらところどころ濃淡をつけておく。
で、タミヤアクリルの白を吹き付けて乾燥後、濡れた筆で落としていく。
その上から、さらにタミヤエナメルのグレーのちょっと汚い色を作って吹き付け。その上からエナメルシンナーで剥がす。
実際とは違うとは思うのだけれど、冬季塗装が数層で剥がれてる感じを出したくてあえて2段階の塗装落としをやってみた。
衝撃で落ちたのとか、こすれて落ちたのとか、こすり落とされたのとか、落ち方にも色々な事情があろうかと。
で、こんな感じ。ただ、これだと全体の統一感が感じ無いので
クレオスから発売されたビビッドなフィルタリング用のMr.ウェザリングカラーフェイスグリーンでフィルタリング。これをすると、白と緑のまだら戦車から、下に緑の塗装があるんだなぁっていう一体感が出る。
このビビッドなフィルタリングは応用が色々ありそうなので、今後使って行きたい。
今回汚し塗装は、ファレホ中心。…なんか疲れてるのかなぁ文章が説明分だけを機械的に書いている気がするんだけど。えっとですね。ファレホ中心にやってみた!(気分変えてみた…)
これはなかなか良いかも。まずは汚したい場所を水で濡らして、その上から薄めたファレホの汚し色を塗装。そしてスポンジで調整を繰り返す。ファレホは硬化すると溶けにくいので色んな色を上から重ねられて、表現の幅がグッと広がる感じ。ただ、難点は時間がかかる。良くやるエナメルだと全体にバーっと塗ってから落としてけばいいんだけど、ファレホのこの方法はいろんな場所ごとに仕上げていく感じ。それでもコントロールと偶発性の面白さのバランスが良いので、今後はこの方法メインでやろうかな。
興味ある方は、ファレホのフェイスブックで映像で説明されてるよ。オススメ。
錆表現もファレホを使用。スポンジを利用してランダムにポンポンと。
下回りは、ファレホのウェザリングエフェクトよりロシアスプラッシュマッドとロシアマッド。東部戦線の滋養豊かな黒泥を見事に再現(ファレホさんが)。このマテリアルは木工用ボンドみたいな感じで乾燥すると皮膜になる面白い性質がある。ピグメントを水溶き木工用ボンドで固めてた時のような使い勝手だけど、さすが専用なので色味がいいのよ。今回はスプラッシュは薄めてエアブラシで吹き飛ばし。
そんなんで完成でございます。今回は塗装に重点を置きたくて時間が思ったよりかかってしまった(基本色塗って乾燥させて、クリア塗って乾燥させて、ヘアスプレー塗って、アクリル塗って落として、半ツヤクリア塗って乾燥させて、エナメル塗って落として、フィルタリングして、つや消し塗ってが基本の塗装工程…長いわ!!)
フェンダーのダメージ表現。このキットはワイヤーが付いてきたので思いついたところ。煤と金属面、塗装面、錆、汚れなど塗装が面白かった。
砲身は形の主張が強いので、あえてあっさりとした印象にしておいた。
いつも自分の作品が全体にボワーンとしている印象で、それも全体に同じ調子の塗装をしていたからなんだけど。今回はその反省を踏まえて、形で見せるところと色で見せるところで分けるのをこころがけてみたりしたりしているのね。で、こんな感じの仕上げ。一応言っておくが手抜きじゃないよう。
砲塔はスローガンがあるので、あえて上から薄く白をかぶせながらの外側の汚い白で文字が浮き上がって見えるような感じをイメージ。ストーリーとしては、冬季迷彩しちゃった後で「やべっ塗っちゃったよ」って感じで雑巾で拭い落した新卒兵の仕事ぶり。
道具箱は汚しよりも錆びに重点を置いて素材の違い感を出してみた。あえてフィルタリングもかけずに汚いんだけど全体では白く浮いて見える。錆がいい感じに決まってる(ファレホの仕事)。
全体が白っちゃけるので、車体後部は汚しを強く。
特に排気口はピグメントの錆と煤をそのまま使用。立体感のある汚しがいい感じに決まってる(ピグメントの仕事)。
ファレホのウェザリングエフェクトのロシアンマッド。不溶性の土で出来ていてこういう立体感ある表現に最適。これカチカチに固まってます。ベタベタ感がハンパ無く決まってる(これもファレホさまのお仕事です!)
前方からこんな感じ。砲は振動によって塗装もはがれ緑が強調されてる感じ。
場所ごとに方向性を定めてメリハリをつけてみたがいかがか!いかがだろうか!!いかがなものか!!!いかがなまだ!!!!(いかそうめんたべたい)
砲塔上。車体とは違いあまり汚さずに人の動線を意識してみたりしてみた。
後方は泥だらけ。
左側はダメージを作ったので右側は出来るだけオーソドックスに。そういえば履帯の押し出しピンを一所懸命とったけど、よく考えたら最初から泥だらけにするつもりなんだから大概で良かったと後から気づく。
なんか、今回のブログ書いててやけに真面目なのは、きっと年度末で疲れているからだろうなぁ。来年度もまた忙しいんだろうなぁ…
年度末の重苦しい気持ちを抱えつつ。ことし8つは完成させたいし、ちょっとスケジュール厳しくなつてしまたけど、とにかく今年の一作目ようやく完成でございます。
コレ見たら中坊の頃の自分は満足してくれるだろうか。
次は、一旦戦車から離れて浮気する予定。浮気と言えば、当然……だよね。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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ワンダーフェスティバル2017冬(平成29年2月19日
はじめてのワンフェス参戦してきました。
行きつけでいつもお世話になっている、藤沢の赤羽模型玩具店のマスターとフィギュアの話なぞをしていたところ「ワンフェスは行って損は無いと思いますよ」とそそる話が。「そうですか。どんな感じなんですか」「いや、自分は行ったことは無いんですが、最大級のイベントで、フィギュアされるなら行って損は無いです(きっぱり)」
行ったこと無いのに…なんで… という疑問はさておき、大体マスターの言うことは本当に参考になるし、自分も美少女フィギュアに関心が湧いてきたところだったので、行ってきましたよっていつもながら前置きが長いのはご容赦つかまつりたい。
場所は、幕張メッセ。行ったこと無かったとですよ。
京葉線ってディズニーリゾート行く時しか乗って無い。しかも舞浜より先と知った時に驚愕でした。遠いなぁ。
しかし、果敢に行って来たのです。なぜならば(ノノ風)!!開催場所を良く知らないうちに公式ガイドブック(兼入場チケット)を買ってしまっていたからなのです!!
さて、ここからまったく私的なワンフェスのレポートです。今回は、あまりのイベントの巨大さにオロオロしてしまい、ほとんど写真撮ってません&興味のあるもののレポートのみなのです。
ですので「艦○これくしょん」とかゲーム関連のとか、「ガールズ○ぱんつぁー」でさえも!出てきません!「ゴジラ」でさえもです。そんな関心の向きがかなり違うかもしれないレポートですので、えー、上記のような記事を期待して来られた方は、もう一度検索画面にお戻り下さい。
一応、10時に会場着いたのですが、いや予想はしていたよ。でも、こんなに人がいるの久しぶりに見たよ。しかも、想像を超える老若男女のバリエーション。誤解を恐れて言えば、なんかもっとこうなんていうか自分も含めてもうちょっとこうじゃない違う感じの人たちだとおもっていたりしたりしたのだけれど、すごく普通すぎる感じで拍子抜け(?)
しかし、並ぶよ。
ぐるっと会場を一周。10時に並んで会場入ったのが10時50分。実に1時間弱かけて幕張メッセの周りを一周するスポーツ健康イベントです。
時給換算すると、ダイレクトパス(前売りで優先的に早く入場できるやつ)を買っても良いのかも。お金で解決できるのならばそうするも手かと。なんせ年取ると持久力が著しく落ちるので最初に削られると目的が縮小することもありやなしやなのだよ。
で、入場。みんな見ていると慣れているのかガイドブックの会場図も見ずにグングン進んでくのね。自分はしばし、会場図とにらめっこしてようやく第一のお目当てに到着。
今回、自分の財力の範囲で3つの目標を立てていたその一番上位がklondikeさん。
どのフィギュアも本当に素晴らしいのですが、
狙いはこの娘。Luce。このリアルとも人形とも二次元ともつかないギリギリで成立させている感じが圧巻。
そして次は、リアルフィギュア応援団さんのブースへ。
ここでは、尊敬している二人のフィニッシャーさんにお会いすべく。
最初は田川さん。
実際にお会いしたこと無く、ウェブ上で作品を観た時「この人は本当にすごい」と単純な言葉しか浮かばないほど思考停止してしまうくらい衝撃を受けた。実物をずーーっと観たかったので、今回やっとかなうことに。
しかも、ご本人もいらしたので不躾にも声をおかけしてしまったところ、作品同様すごく優しくてセンシティブな方。
その作風は圧倒的なまでの「皮膚感」。作品を目にすると写真で想像していた以上の匂い立つような生命感を感じる。
フェイクを超えてしまうとそれは本質に限り無く近くなってしまうのであって、違和感が無く小さな人がそこに立っているような気がしてきましたよ。
写真じゃ、伝わらないなぁ。
そしてもうひとかた。今回は作品の展示はあまり無かったのだけれど、以前別の展示会でジオラマ作品を拝見した時、漏れだすようなドラマ性を感じて、しかも観るたびに見えてくるドラマが違うという、「えっジオラマってこんなことが出来るの」と圧倒された作風のかた。
ご本人を紹介します。
土門さん、です。え?フィギュア作者の方が、土門さんのフィギュアを作成し、そのデコマスを土門さんが自ら仕上げた作品。
土門さん、モデラーだけでなくデスメタルボーカルでもあるんで、フィギュア化されるほどあちらこちらで人気者なのね。
で、お声かけさせていただくと「あっ来てくれたんですね」って握手。いや初めてお声かけしたのですが…とドギマギしていると、フェイスブックでのやりとりを覚えて下さっていたとのこと。すごくないその記憶力。こっちは尊敬してる身だけど、土門さんは業界の真ん中にいる人でお友達申請の受理なんて沢山あるんだろうに…。
ところで、土門さんフィギュア、購入しませんでした…出来ませんでした。
いやね、購入しようと思って何度も観にいったのですよ。でもね、どうしても買うまでいかなかったんです。
なぜか。 この作品はゾンビを倒す姿を表現しているのだけれど。わたし、ゾンビとスプラッタが苦手なんです。ホラーはどうにかなるんだけどゾンビとスプラッタはどうしてもダメ。
ところが、土門さんの作品のテーマの一つにはゾンビというのが明確にあるんですよね。土門さんの作品は大好きだけどゾンビはダメというアンビバレンツ。
すいません…。
後は会場をブラブラしながら、雰囲気を楽しみつつ、しかしあまりの規模の大きさに疲労感ゲージも高まっていくのであった…
最初は小抹香さんのブース。
一部で圧倒的な人気を誇る「篠崎さん」
なんで、篠崎さんなんだろう。
本当にかわいいんだよね。
透明素材を使った「宝石の国」のシンシャ。って書いたけど、知らない作品(ごめんなさい)。髪に隠れてしまう表情が切ない。
こちらは、さらに切ない作品。かわいい少女と猫。それと戦闘という組み合わせが残酷な圧巻のシチュエーション。
同じ切ないでも、こちらは人魚。うまく写真が撮れなかったけど、体の線がすごくきれいな作品。
大輪舎さんのブース。女神転生からなんですと。懐かしいぞメガテン!ファミコンで二十数年前に遊んだぞ!!(多分違う)女性の細身の体から大胆に大きな魚のひれに繋がっていくのが、不自然なく一つの流れのようになってる。ちょっと目を奪われた。
そして、リアルフィギュア系の人に絶大なる人気を誇る、しゆまいさん。
ところが、中心に展開されているシリーズがsurvivalといって、ゾンビテーマっぽい。
作風は大好きなんだけれど、造る勇気がどうしても無いんだよね。
と、いうことで、そのシリーズ以外から
「BRC」新作の胸像。表情がすばらしいよね。特に口元。沢山の方が写真撮ってた。
「Wind Rises」こちらも新作の女子高生(かな?)。
表情がすばらしいよね(完全に思考停止状態)。
この人の作品は、いつか造ってみたいと思ってる(ゾンビ関係無いやつ)。
そのためにも腕を上げないとなぁ。
ここからは、途中で見つけた面白作品。
まにまにさんのブースのぐらまにさんの作品。動く廃墟エレジング。
これ、本当に欲しかったけど、自分の時間と技術に相談した結果、今回は見送り。
でも、飾ってあったらちょっと会話が弾みそうな、面白い作品。
同じく気になったけど、手を出せなかったのがキネティッカさん。
芸術作品のようなたたずまいだけど、ちゃんと動く。こういうのそそられるんだよね。次回チェックしとこうと心にメモ。
そしてそして同じく、気になってあやうく手が出そうになったMUSHIBUCHIさんの可動昆虫。
その名のとおり、動かせる昆虫。欲しいだろ?男なら絶対欲しいはずだよ。特にななふしだろ?わかるわかるよ。俺も男だもん。
これは買っても良かったかも。しかしこの頃には体力ゲージが最下層を低迷しており、もう判断力を失っていたのだ。
さて、ここから大手業者さんブース。なんだけど、すいません。写真も内容もスカスカ。
実は残りのお目当ては大手業者さんブースにあったんだけど…。
ひとつはワンフェスメインキャラクターワンダちゃんのキット版。写真は海洋堂ホームページから拝借。
基本は完成品なんだけれど、150個限定でキット版を出してた。しかし、どうやらすぐに売り切れだった模様。
完成フィギュアは買わない主義(どうでもいい主義だなおい)なので、ここはあきらめ。
もう一つは海洋堂の1/35マシーネンだったんだけど、これからあの沼に足を踏み込むか逡巡の後、体力ゲージ復活ならず。
と、いうことで大手業者さんブースは体力的都合でスカスカですが、どうにかゲージを取り戻した趣味まっしぐらネコまっしぐらのマックスファクトリー3枚。ここで力尽きた。
PLAWAXよりクラッシャージョーのアルフィン。
これとダーティペア。出たら買います。買わざるをえんよ!君!
自分ゲーム史で燦然たる一位の座を譲ったことの無い、スペースチャンネル5より、うらら。
すごすぎるぞ、このチョイス。
figmaでの発売で、自分は完成品は買わない主義だが、その主義が恨めしい。
同じくfigmaから、グラビティデイズのキトゥン。
うぅぅ、頼む、PLAMAXで出して〜
最後に
モスラ操演を実演。東宝怪獣で一番好きなのがモスラなんだよなぁ。モスラの好みどおりのキットがあったら買うんだけどなぁ。
ということで、最後に戦利品です。
土門さん。サイン付きカード。ごめんなさい。フィギュア買って無いのに、カード頂いてしまって。えっと手に持っているものはトリミングしました。
RAPTUREさんブースの宇宙服ネコ。ぐいっと心奪われたのよ。
同じくRAPTUREさんブースの空間作業用スーツ。写真だと見にくいけど、同じく猫です。
工作次第で可動だよ。
そして
klondikeさんのLuce。これが、上手く作れたら、モデラーとしてのステージを一つ上がれるような気がする。
そんな、思いを込めて造ってみたい。
だって、こんな表情で造れるんですぜ。
以上、ワンフェス初参戦のレポートでした!
次回レポートする時は、
1 下調べしない
2 ちゃんと写真撮らない
3 途中で疲れきって帰ってしまう
ということの無いようにがんばります!
無理しないようにも、がんばります!!!
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JUGEMテーマ:玩具グッズ全般
「ドラスレ」(GIANTHOBBY)
このような辺境のブログをつぶさにお読みになられている方はほとんど(←多少の希望的観測)いらっしゃらないと思いますがって年始のエントリーから自虐的に始めます。覚えていますか目と目があった時を昨年にプラモ12個作る宣言に対し、秘策があると書いていたことを。そうもうあれは遠い昔、昨年のことだった。
で結局エントリー出来なかったじまいだったわけですが、秘策の一つが海洋堂ワールドタンクミュージアム大人買いだったのですよ。ところが開封したら、これは自分の手がけたものと言えるか?という自問が。だってほとんど出来てるんだもの。そこで、急遽浮上したのがプラモじゃないけど、今後のフィギュア塗装の練習も兼ねてのメタルフィギュアの色塗りを思いついた。ということで、年を越えてしまった宿題が今回のこちら。
「DORASURE(ドラスレ)」 ボードゲーム
箱だけの写真見せられても、なんだかわからないよね。
簡単に言うと、国を脅かすドラゴンをみんなで協力して凹りましょう!というボードゲーム。
こんなマップを旅しながら経験値と宝物を溜めて、ドラゴンに挑もうというわけ。で挑む相手のドラゴンはというと、
こんなやつ。ドラゴンの目がうつろでなかなか味がある。で、このゲームは協力型といってプレイヤーが力を合わせて戦う(要はRPGのキャラ一人一人をプレイヤーが担うわけ)のだが、実はなかなか凹れない。逆に全滅の憂き目にあう事の方が多いのだ。
さらに、うつろ目のドラゴン一匹でさえ、そうそう勝てないのに、
拡張セットでは、こんな風に兄弟ドラゴン(わかりにくいが左右にいるやつ)とか、強大なドラゴンとかマゾ度たっぷりプレイがお好きな方のオプションも取り揃えています。
で、本題。このゲームにはドラゴンと戦うキャラクターがホワイトメタルで用意されている。基本セットで5人。拡張全部そろえる(家にある現在)と、総勢15名。基本プレイでは5人まで参加可能だが、強大なドラゴンに対しては最大11名で凹れる、が多分凹られる。
そんな凹られても立ちあがる勇気ある皆さんです。
メタル。だね。このゲームで初めてホワイトメタルって手にしたけど、エッチングより柔らかい。おっと、そう言えばファインモールドにはこの材質のパーツが入っていたのを今思い出した。
で、このままでは無個性すぎるので、ここでようやく最初の話にもどるのだけれど、今後のフィギュア塗装の練習と2016年の制作数を(プラモじゃないけど)伸ばすために、サクッと塗ってみようと。
これが、茨の道の始まりであったと、この時は知る由も無かった。
このフィギュアはゲームのコマなので組み立てなどは無く、一発抜き。しかも観賞用でも無いので作りはそれなり。要はバリ取り、表面処理、磨きなどを行うとより美しく作れるのは自明の理。
だがしかし。今回はゲームで楽しめる程度に色を塗るがゴールなので、下処理はザクッと。もっと言えば下処理しないキャラもいる。
今、この文章書いていて思ったのだが、このキャラ、よいこの有野に似てるなぁ。
なので、いきなりファレホの白プライマー。結局、塗装中に色が乗らず剥がれる箇所が出たので下処理はちゃんとした方が良いと思うよ。真中のハガレンの弟みたいなのだけ黒プライマーにファレホの金属塗装してる。
で、ババンと塗って出来上がり!!…って、そんなわけないじゃん。キャラクターそれぞれのイメージを考えながら塗ってくって、手間も時間もかかるよね。自明だよね。じ・め・いだよね。もう作業中、なんでこんなこと始めちゃったのかと、昨年年末の本当の反省はこれだ。よって、完成度は気にしていない。だから、みんなも気にしなくていいよ!(涙)
ちなみに、これらキャラクターの原案は、とても美麗なイラストです。
ゲームのキャラクターボード(キャラクターの能力が書いてあるボードのことね)に描かれていて、ゲーム上のモチベーションを大きく支えてくれます。
赤井てら、という方の作品ですね。こちらに↓少しドラスレの作品もあります。ありますが、くれぐれも見比べないように!見比べた上で批判とかしないように!……批判する価値も無いほど、別物の仕上がりだけどね……(一見、自虐的文章に見えますが、完全に正鵠を射ていることは、すぐに明らかになります)
PIXIV 赤井てらさんのページ
http://www.pixiv.net/member.php?id=1770609
ここから、それぞれのキャラクターの紹介も兼ねての完成写真です。イラストと見比べないで〜お願いしますお願いします(完全な羞恥プレイ)。
「ドラスレ」まずは、基本セットから。基本セットには5人のキャラクターが入ってる。
ニンジャ。忍術の使い手で、必殺わざは「朧霞(おぼろがすみ)」※サイコロの振り直しが出来る。特徴は移動力と探索なので、秘宝の発見などに優れたキャラ。塗装の方向としては、基本イラストのイメージ。
ハンター。猟銃二挺拳という豪快な設定。魔力弾の使い手で、必殺わざは「ベノムバレット」※サイコロを「6」に変更出来る。能力は見た目のインパクトと違ってバランス型。塗装の方向は、基本イラストのイメージとしながらリボンを明るい色にしてみた。
パラディン。信仰心の担い手。必殺わざは「白銀の盾」※ドラゴンの攻撃を一度だけ無効化(かなり有効)。みたまんまのわかりやすいキャラ。体力勝負で死ににくい。塗装の方向は、金属色。あれ?塗装の必要無かったんじゃ…
グラディエータ―。基本の技は無いがライフ回復が早い。必殺わざ(わざ?)は「マンモス肉」※ライフの超回復。喧嘩上等の戦闘力娘。塗装の方向は、イラストの赤を基調になるべくエロかわいい…にしたかったが能力の限界が……
プリンス。部下を沢山はべらかしている。必殺わざ(わざ?)は「金貨」※単純に言えば、より部下を使える。最初は弱々しいがレベルが最高になるとグラディエータ―と変わらない戦闘力に至る潜在能力者。部下の使い勝手含め最強キャラクターの一人かと。塗装の方向は、基本イラストのイメージだけど、金属色を使わないようにした。亡国の王子という設定なので。
「拡張版SS」この拡張セットは二人のキャラと強大なドラゴンが入ってる。
サムライ。修練の使い手で、必殺わざは「奥義書 烈風」※サイコロを追加で使える。拡張の一人目はサムライ。なぜか女性。しかも、露出度高し。だけど誰も困らないし。むしろプラス。弱い敵には手を出さないなどの特徴がある。塗装の方向は、基本イラストのイメージ通り。胸元など筆の届きが難しい…。
シャーマン。なんでサムライとシャーマンのセットなのか?怨念の使い手で、必殺わざは「身代わり人形」※自分が身代りに仲間の攻撃を受ける。基礎能力は低めなのに、仲間への貢献度が高い悲しみのキャラ。また、はっきり男であることがわかる数少ない人塗装の方向は、イラストのイメージで塗装したが少し明る方向へ。塗装が楽しかったキャラの一人。
「拡張版 グランドマスター」ソロプレイ用拡張。なので、当然キャラは一人。
グランドマスター。魔力の使い手で、必殺わざは「エリクサー」※ドラゴンの戦う時にライフを上限まで一度回復。その他「滅竜斬」ほかいくつかの魔法を使える。ソロプレイ用なので当然強いが我が家では普通のキャラ扱い。強すぎるので「チート」という不名誉なふたつ名で呼ばれていて、ほとんど使われない。塗装の方向は、イラストが淡いイメージだったので、あえて悪者風の塗装にしてみた。脳内では暗黒面のマスター。
「拡張版 ミンキャス」ちょっと変わった二人のキャラが入ってる。なぜか他と比べて、コマがとても良く出来ているのが特徴。
ミンストレル。英雄譚の歌い手。必殺わざは「静寂の魔曲」※ドラゴンをなだめることが出来る。戦闘力はほとんど無いので、他のキャラのフォローが中心。歌で他のキャラの能力を高めることも出来る。塗装の方向は、とにかくかわいこちゃんを意識して、草花をイメージで塗装。イラストとは違うけれど塗装を楽しんだ一人。
キャスター。魔力の持ち主で、必殺わざは「極大魔術」※ドラゴンに直接ダメージ。魔法使いの弟子というキャラで魔法関連は有能。それ以外はからきし。ただし極大魔術の直接凹は超強力。塗装の方向は、ミンストレルが草花だったので、キャスターは木のイメージ。一番塗装を楽しんだ。というのも、帽子と服は日本戦車の草色と土地色とカーキ。足はジャーマングレーを基本など使いなれた色を使ったため。やはり安心感は重要だよね。
「拡張版 ファング」人外のキャラ二人と新たなルール「異境」のパーツが入ったセット。ドラゴンは敵なのか?
バンパイア。人の血を吸うことで体力を回復。必殺わざは「生命のキス」※死んだキャラを復活させる。全体的に能力が高いが、血が無くなると急に弱体化する扱いが難しいキャラ。塗装の方向は、イラストはかわいこちゃんキャラなのだけれど、造型が難しいせいか、手に入れたものがそうだったのか出来が良くなかったので塗装が最も難しかったキャラ。どうにかかわいこちゃん風に無理やり。
ワーウルフ。ライフの自動回復とともに、必殺わざ「魔狼王の腕輪」※二回攻撃を持つ強力なキャラ。見た目が分かりやすいのも含め人気者だが、実は人間に戻ってしまう時があってその時はほとんど無力。タイミングが難しいかも。塗装の方向は、最初は肌色を中心に塗装したら子どもたちから「気持ち悪い」と。「塗り直せ」と。さすが人気キャラ。お父さんの都合を軽く凌駕する力を塗装でも持っていました。
「拡張版 帝国の刃」帝国からの強力な援軍という設定の拡張版。だがしかし、こいつらクセ強すぎねって感じの3人が入ってる。
アーチャー。移動が苦手で待ち攻撃が強力。必殺わざは「プロメテウスの矢(何事か?)」※味方の攻撃に連携。遠距離攻撃が唯一出来るキャラ。ハンターの魔弾が届かなくても弓は届くとでも?塗装の方向は、個人的にお気に入りのキャラなので力が入りました。かわいい。
ビショップ。信仰心の持ち主で、必殺わざは「真・竜の書」※教養の値で竜を攻撃。彼女ならではの能力。腕っぷしは無いものの教養はたっぷりで主にフォロー中心だが、そのフォローが強力。ライフの回復と敵の弱点看破が特に使える。塗装の方向は、イラストはかわいいのに、コマは可愛げがなく、どうするか本当に悩んだ。長島の髭そりあとに見えるのは顎当てなんだよ。でも、この表現いらなくない?
ジェスター。トリックの使い手で、必殺わざは「逆転の万能札(ジョーカー)」※振ったサイコロを全部裏返せる。まぁ、こういうゲームでは必ずいるトリックスター。すべてが運任せの部分もある。塗装の方向は、とにかくあやしげにすること第一にしてみた。ぬいぐるみをもうちょっとちゃんと塗れば良かったかな。
以上でキャラは全部。……言いたいことはわかる。わかるよ……。でもね、
こんな感じなんだよ。1/35よりさらに顔がちっちゃいんだ。これをヘッドルーペだけで塗るのは、おいらには無理なんだよ。無理と言う事が分かっただけでもめっけもんだと思いました。
人間、望んでも手にいれられないものってあるんだよね。
とにかく、これで昨年の宿題は終了。今年はプラモ一本で作るよ。
それはともかく、この「ドラスレ」は長くなりがちなファンタジー系のボードゲームを面白さはそのままにきれいにまとめて、遊び甲斐はありながら1時間以内に終わる素晴らしいバランスです。ドラゴンに勝つのは難しいですが、ぜひとも遊んでみて下さい
さ、KV2作ろ。
本ブログも可動はじめて4年目となりました。はやいなぁ。
今年も、素人らしく(?)がんばりますので、お見捨て無きようお願い申し上げます<(_ _)>
今年の抱負 ※目標を下げてみました(例年比較 当社比べ)
『8個作る!AFV6個、美少女2個、ロボット1個、その他1個』
『2個完成させたら、1個買ってもよろしいルールを発動!(高目標)』
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/35「メカトロウィーゴ」(ハセガワ)
メカトロウィーゴのレビューは3回目ですな(←お約束の偉そう導入)。
ということで、改めて。今回のレビューは、こちら。
実際は、この「あか&きいろ」の他に「みずいろ&ももいろ」のセットのレビューですよ。豪華4体立て!
さて、なんで3回目のメカトロウィーゴなのかの説明なのだが、この時期に必ず準備するものそう年賀状。
来年の年賀状ネタを何にしようと考えながら、今年これまでに造ったのは1「艦」、2「艦」、3「くまモン」、4「戦車」、5「戦車」、6「美少女フィギュア」で、年賀状的には3、6あたりが可能なわけだがしかし、3は使いまわすには少々気が引けるし、6は清水の舞台から飛び降りるくらいと思われる(清水寺に行ったことが無いので本当のところよくわからない)程度の勇気は必要と思われるもののその程度の勇気は持ち合わせていない。
酉年ということで頭をかすめたのは
悪くは無い。悪くは無いが、悪くない説明が今一つ自分の中でまとまらず。
結局、無難と言っては語弊があると言うこと自体語弊がありそうだが、再びウィーゴ君にご登場いただこうと相成った次第でござりまするよ。
そして、ついでと言っては何だが、自分の中のウィーゴにけりをつけるべく、今まで作ったウィーゴを再塗装し直そうという、長くなりましたが今回はそういうレビューです。
実際に手を下すのは
このウィーゴ。去年、サル(アスカモデルのプラモザル)にバトンタッチする役を演じてくれた、羊風ウィーゴ。1年間がんばった感を出すため、古いイメージで造った。
それと
この左側の赤メタルウィーゴ。初めて作ったウィーゴでサクッと筆塗りで作った。
この二体には
お風呂(シンナー漬け)に入ってもらうこととなります。羊君は頭だけお風呂に。ボディは結構お気になのでそのまま使用。
そして眠っていたキットにもご登場願う次第。
全てのウィーゴが今蘇る!プラモデルのバン○イ!いやいやハセガワ!
もう手なれたもんだから、全部パーツ外して組んじゃうもんね。
特に今回は下地を丁寧にやろうかと思い
ツルツルになるまでやすりがけ。ゴッドハンドの神ヤスは曲面では本当にべんりだわぁ。
筋彫りもちょっと深めに。BMCタガネ大活躍の巻。指が汚いことは気にしなくていいよ!
こんな感じで
下地作りは終了。一番奥のはボディそのまま。
4体のウィーゴはそれぞれ性格の違うタイプという脳内設定で造ります。中年になるとこういうマネジメントコントロールみたいなこと考えるのがすごく好きになるんだよねぇ。よく居酒屋とかで聞こえるでしょ。適材適所がどうとか自分を棚にあげたような世迷言を。
まずはボディをそのまま使うタイプは
頭を新たなパーツに挿げ替え。色は白、きいろ、緑の調合色。レトロっぽい雰囲気で。イメージはプラスチックのボール(台所で使うやつね)のイメージ。
二体目はメタリック仕様にするためごみ取りを入念に。
最近便利に使ってるのが、Mr.HOBBYのMr.ゲルクリーナーなんだけど指が汚いことは気にしなくていいよ!
こんな感じにグロスブラックにして
驚異の塗料「メッキシルバーNEXT」をエアブラシでフワッと。
ギンギラギンになる三歩位手前な感じでさりげなく。
この塗料は完全乾燥すると本当に強い。カバーは全部メッキシルバーNEXTで塗装して、他の部品はファレホのメタルカラーシリーズ。
バーンアイアンとアルミニウム、ジェラルミンなどを使用。
この塗料も上から
こいつでコートすると強いし金属感は失わないしむしろ金属ぅぅぅって感じになる。ちょっととっつきが悪いけどね。
で、こんな感じ
渋い。
三体目は、あか&きいろの赤い整形色を活かした感じに仕上げてみるね!(←書くのに飽きてきたので語調を変えてみた)
筋彫りした上で、明度を上げまくったオレンジをスミ入れ。その上から
これを砂吹き(ざっくりと遠くから荒く吹く方法。いきなりたっぷり吹くとエナメルが溶けだしちゃうから)。を数回重ねて
最後はテロテロになる位吹いて終了。数日開けながら5回位吹いてみた。本当はこの後コンパウンドで磨こうと思ったけど、面倒くさく十分綺麗になったのでこれで良しとする。
最後の四体目。
羊ツノを外して整形する予定が、ふと思いついてこのままにしておくことにしたんだけど、指が汚いのは気にしなくていいからね!
で、ボディも急遽ピンク色に塗り替え。
ガイアノーツのウィーゴ専用カラーのももいろを使用。元がきいろのウィーゴなのにあえて他のウィーゴの基本色であるももいろに染められるとはどんな思いがあるものだろうか。社会の縮図をそこに見たり、見なかったりしないだろうか。
で、足の裏の塗装はファレホで筆塗り。ムラが出ないんだよなこの塗料。
目の仕上げだけども、今回はお手軽でありながら効果的なアルミホイルを使用する方法を採用。
アルミホイルをパンチで丸く抜き取ってって写真で見ると指紋が汚ねぇなぁ。
で、こんな感じに目の中にアルミを入れて目のパーツをはめるとキラリンっとするんだけど、汚い指を見ないで!お願いぃぃぃぃ!
などと恥辱に溺れているうちに、後は組み立てだけに。やっぱ四体を同時に仕上げるって意外と大変。
四体同時完成!合体はしません。
では、一体ずつご紹介。
地中から発掘されたウィーゴ。ウィーゴのオーパーツとも源タイプとも言われていたりいなかったりするらしい。
「不器用ですから」が口癖だが、特にセーターを着たりはしない。
古いウィーゴということで、ところどころ古っちぃ感じに。目はブルー。こいつだけはアルミホイルでは無く塗装で目の奥をシルバーで塗装。正直、こいつを作っている時が一番楽しかった。ウェザリングが好きなんだなぁ僕は。
ボディはいじっていないので以前のまま。下の塗料が染み出してきた感じって我ながら良く出来てんなぁ。
二体目は最初に造られたウィーゴという(勝手な)設定。
稼働してから以降、塗装の機会を拒否し続けている。量産型のウィーゴより高級な部品が使われていることが最大の自慢。
プライドの高さと高級感を出すため目の色はブラウン。腕関節の塗料が剥げてるね。
パーツごとに違う塗料で塗装している。写真だと分かりづらいんだけど、結構重量感あるのよ(当然、もったら軽いけど)
四体の内、唯一キットに手を入れていない素組み。
三体目は量産型。
量産型で可も無く不可も無く。安い材質で造られている。子どもと違和感無く遊べるため、7歳ぐらいの知能&感情にプログラムされている。
目は紫なんだけど、これだと群青に見える。
出来る限り、カラーイメージはウィーゴらしさを残しながら年末らしいカラーリングにしてみた。一応、この四体では主人公設定。
赤の部分はキットの色のままなので、玩具感が出てると思うがそれは当然と言えば当然だな。
最後の四体目。
実験的に作られた新たなウィーゴ。嫉妬や虚栄心などより複雑な感情がプログラムされている。
目はピンク。というか目もピンク。ツノを取らない方向で行こうと思った時に感情がはっきりした設定を考え付いたが今から思えばツノで無くてもいいじゃん。大体、寝不足の時の良いアイデアは後から考えるとそうでもないことが多いな。なんでもそうだけど。
ボディは艶消しにして、柔らかいイメージ。スキンをまとった感じね。
全身ピンクなんだけど、ちょっとずつ色味を変えてる。が、あまり効果的では無く、大体寝不足の時のアイd(ry
「おい、君大丈夫か?」「……」「ハイハイ!多分、疲れてるんだと思います!」「ロボットが疲れるわけ無いでしょ!」「自分、不器用ですから…」「あぁ、立つのが億劫なのね」
「いいこと!これからのウィーゴは人間の喜ぶことばかり考えていてはいけないと思うの。だって、それが人間を良くするとは限らないじゃない。だからこれからのウィーゴは、人間がどうあるべきかを見極めつつ、最良の付き合い方を模索するべきだと思うの。今日はそのためのプランを用意してきました。ひとつめのプランは……(その後、3時間話し続けたが、ロボットなので誰も疲れない)」
「あたしのプリン食べたのあんたでしょ!」「&%4#%%?*&」「なに言ってんのよ!ごまかさないで!!」「あやまるんだ。プリンごときで腹を立てるのもおかしなことだがあやまって済むならあやま」「そういう態度が余計むかつくのよッ!!!」「お嬢さん…食べたのは…わたしです…」
まぁ、そんなこんなベタなお芝居をしつつ。多分、今年はあと一度のブログ更新で終了です。
早いものでもう年末。
みなさま、お風邪などひかれぬよう。
では、メリークリスマス!!
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
プラモデル「山下しゅんやミリタリーキューティーズ ネーネ PLAMAX MF−01 minimum factory」(マックスファクトリー)
前回、「超重戦車オイ」の作成後、『次は心から楽しめるキットにしよう』と書きました。
改めて、自分にとって心から楽しめるってなんなんだろう?と考えるわけです。
いや、時にはまじめに考えることもあるんですよ。
そもそも、人間にとって心とは脳にあるのかそれとも身体を構成する総体から生み出されるものなのか?その回答として熟考した結果、
女の子が作りたい!
途中、すっ飛ばしましたが哲学的、量子力学的、神秘主義的さまざまな可能性を鑑みてわたくし結論に達しました。
そんな、宇宙的観点から選んだ今回のプラモはこちら!
ネーネちゃんです。
原画は山下しゅんや。男ならこの人の絵を嫌いなわけがない。女性だって可愛い女の子を嫌いなわけがない。
その、山下しゅんやの絵を忠実に立体として再現したのが、このシリーズ。
現在2体発売され、間もなく3体目も発売予定。
揃えて並べたいという、コレクション願望までも誘発する最強のコンテンツ。
今回、私、本気モードでお送りします(今までは何だったんだ)。
だから、写真多くて重いよ!内容は軽いけどね!!
パッケージは、
こんな感じで、ブックレットみたい。あらシャレオツ。
こういうところから勝負ははじまっている感がありますね〜(何の?)
こちらがインスト。パーツ数も含め、分かりやすく把握しやすい。
ところどころ、山下氏のイラストが挿入されているのが、また良いかわいい。えへへ
そして、このインスト。裏面が。
ピンナップポスターにもなっているサービス満点度、満点!!と叫びたくなる仕様。
山下しゅんやの絵って、このちょっと下半身がふとましい感じがいいんだよねぇ。
キットは
四色の整形で、ランナーが分割。それぞれが袋に分封されているプチ贅沢感。
なんで分封されているのかちょっと分からないんだけど、こういうところは普段プラモ作らない人向けとか、フィギュア業界の作法とかそういうことなのかしら違うのかしら(←わからないので適当なことを書いてみる)。
そして最大の購入意欲そそりポイントがこちら
瞳デカール5枚セット。
ボディーのあちこちに貼って、百目にするも良し←絶対違う。
私のような不器用人間を見込んで、失敗×4回までは想定済みですよお客さん。
ってサービス。そしてお見込みのとおりだ。
眉毛は左用のみ。右は髪に隠れるのね。
そんなこんな。今までのむくつけきプラモとは一線を画す、何から何までかっわいぃ仕様。
そこでムクムクと○○ってくる湧いてくる不安。「これはもしや部品組み合わすだけの代物なのではないか」
そんな貴男(あなたと読む)でも、再びあの時の自信がみなぎる朗報です!
(ここら辺の文章は勢いに任せて書いているので気にしないでね。えへへ)
ちゃんと、湯口あともバリもありますぜ。手ぇ入れがいはあるってもんですぜ旦那。
(湯口=ゲート。バリ=パーティングラインのことだょ〜)
で、さっそく作成。
ゲートあととパーティングラインを処理した後、消えてしまったディテールを筋彫りなどで復活させる。
綺麗じゃないけど、こんな感じ。あと、ヒケもちゃんとあるのでペーパーなんかで処理。
ボディのパーティングラインも処理しながら、身体のラインに服がパッツンパッツンなような感じをイメージして、リューターでしわ入れ。
こういう作業って、転輪のバリとりと同じような楽しさと、それとはまったく方向性の違う楽しさが闇の中心揺さぶる目覚め始まる気がする。これがイデの発動か。
荒々こんな感じにしておいて、あとで細かい修正。パツンパツン。
んで、ここら辺で全く作った事の無いものを作っている不安から、一旦仮組をして全体を見てみた方が良いことに気づく。
いや、むしろ無意識に全体見たい欲望に打ち勝てなくなっていたのかも知れない。そうでないかも知れない。
襟元。この襟元から見えてるの、ブラジャーだよね(←だんだん、ハートの使い方がアレになってる…)
スカートは三つのパーツの積層でフレア感満載。良く出来てるなぁ。
この一見リーゼントの兄ちゃんのようなパーツは何かと思えば。
この感じ。ヒャッホォォォ!!サイコーだぜぇぇぇぇっ!!って別人のように叫んじゃうぞ〜
で、仮組終了。
冗談抜きでかわいい。そうか、こういうことだったのか。
どこかこういうものをたくさんもっているひとをおおやけにはしないもののしろいめでみていたりいなかったりしていたようなきもするがこれはなるほどなるほど
という、呪文めいた思いが頭を渦巻くです。なんか自分の中の新たな感情の発見。
で、仮組して気づいたことを修正するため、再度バラバラに。
嫌ぁぁっぁぁぁ!!! 横溝正史ばりの残酷映像。もし、このブログが閉鎖されたら、この写真のせいだな。
(水につけてるのは、仮組の時の木工用ボンドを落とすため)
まず、おしゃれは足元から
パーティングライン消した後(超鋼スクレーパーが便利)、細かいヒケ等を処理。フィギュアのように曲面の多い場合は、スポンジヤスリは必須ですな。
ボケてたり、処理中に消えてしまったラインを再度彫り直し(目立てヤスリが便利)
こんな感じでブーツ処理終了
ところで、太ももにあるこのモールドなんだけど(この写真は見やすいようにコントラストを強くした親切設計)
ストッキングのレース。これはこれで、ものすごく魅力的だが
しかしこれをどうにか出来るほどの腕があるとは思えない。
ので!!
削っちゃいます!!ごめん!せっかくモールド打ってくれたのに…
で、その上でストッキングとももの間をシアノン瞬間接着剤で埋めて、すべらかに。薄手のストッキングが太ももにちょっと食い込む感じがなんともこう
次にボディ。
肩章の形がロボットみたいなので作り直そうかと。削っちゃいます。
ボタンの周りは革用ポンチの1.2ミリでクリクリ。
肩章はプラ板とWAVEのRリベットで。
次は、とても大切な胸元。えへへ
抜きの関係でどうしても、先っちょの方がテーパーかかっちゃうので、エポキシで盛って削ってふくらみを。
なんかね。入っているなぁっていうか、入っているよなぁって思いながら、形作るの。
正直………楽しい……
ネーネは、胸がしっかりあるんだよね。山下しゅんやの女の子の中には胸が控え目な娘もいて、それでも下半身は必ずふとましい。個人的には胸控え目な娘が好きなので、四人目の娘はぜひお願いしますマックスファクトリー様。
こんな感じにもっては削り。ウエストも少し細くしてみたり。
これで、ボディ完成なんだけど。なんかこの写真生々し過ぎない?そうでもない?
さて、十分に温まったところでお顔なんだけれども、その前に気になっていたところ。
この前髪の下がり方がちょうっと不自然かと。空中でクルッとカールってどんな仕組が?
原画はこんな感じで胸元に触れて髪先が持ち上がってる。ということは、これは造型的な都合による事情なのだろうと。
同じく、全体のボリュームもちょっとあっさり。
なので、美容院よろしく髪先にハサミを入れる。かつてはカリスマ美容師と肩を並べるほどチャーハン作りが上手かった男よ。
ウェーブのC−Line0.5ミリを芯にして髪先を整える。ちょっと髪先が暴れる感じがかえってオシャレなんだよね(ってカリスマ美容師は言ったりする印象)
あと後ろから前へと流れを作ると動きがあってスタティックなのにアクティブ感が生まれるんだよ←みたいなことを言ってるイメージ。
(おゆまるで型どりして髪量産中でも使うのはひとつだけ ※光硬化パテ使用)
前髪を顔に沿うようにして胸元に降ろして、後ろからも型にかかる感じのカールを。
大分、印象が近くなった気が。
強度が欲しいので隙間はシアノンを充填。あと形を整えるのにポリパテ使用。
おぉ!ぐっと可愛いい。あと小顔効果もあるね。
指先がブロックみたいに固まっちゃてるので、切り離して整形。シモムラアレックのHYPER CUT SAWが、ほとんどアサリが無いので快適
見ろ!まるで指先が白魚のようだ!!
ついでに、そでと腕の境界が汚かったので、ポリパテで処理。
さて、ここからちょっとはばかられる作業なのですが、スカートの中を覗き込みます処理します。←どっちも同じか、えへへ
ちょっと、スカートが抜きの関係で厚いのですよ。やっぱ、軽やかにしたいですよね!
あまり詳しくないし、詳しくてもどうかと思うが、ティアードにスカパンぽくなっているように見える。どっちにせよ、布地が厚いので、なんか野暮ったい。
こいつをガリガリ削って、まずは薄く。
なんか、すごく背徳感あるんだけど…
こんな感じで、ティアードらしく軽やかに。
ついでに抜きの関係で痩せてるので、少しふっくらとした感じにね。
太ももがふとましいから、違和感無い感じに。えへへ←これを最後にやめますごめんなさい
最後に細かいところの処理。
リボンは、プラペーパーで作り直し。いくつか作って、塗装後にイメージに合うのを使用する。
大体全体の調整が終わったところで、白サフを薄く重ねてみる。
髪もいい感じ。
はばかられるがねぇ・・・しかし!このプラモの魅力ポイントでもあるからね!柔らかい感じが出たと思うよ
白サフにしたのは肌色を綺麗に出したかったからだけど、塗料の食い付きが悪い。メーカーによって違うかも。
赤いラインを出すために、先に赤を塗ってから、ミクロンマスキングテープ0.4でマスキング。なかなかの細かい作業。
上着はタミヤアクリルのラバーブラックの上にフラットブラック。ティアードはフラットブラックの上からジャーマングレイを凸面に。素材の違いを出して見ようかと。
赤いラインは思ったよりも上手くいったのでまぁ良かったかな。繋がっていないところは後で筆で補正。
人形は顔が命。昔、「顔が猪木」ってギャグあったけど、どっちも昭和感ある話やなぁ。ギャグって言い方も昭和感あるなぁ。
で、ここで瞳デカール予備の効果爆発ですわ!目線が合わなくて三回やり直しましたよ。ちょっとつり眼風にするとい感じとわかりました。
転写した後に全体につや消しクリアでコートして、瞳部分はタミヤエナメルクリアで何回か塗り重ねてキラキラ感を。写真だとよくわからないなぁ。お化粧はタミヤウェザリングマスター。ペールオレンジを頬の高いところに入れて、下唇にピーチ。ペールオレンジの入れ方は妻に指南していただきました(平伏)。こんなプラモ造ってる旦那に化粧の仕方を聞かれるのも憂鬱なことであろうなぁ。
おリボンもつけて、後は組み上げるばかりとなったはいいが爪切っとけよ俺。
ということで、完成
実は組み上げる時に前髪と襟と首と後ろ髪が干渉してしまい、組みあがらないかと思ってしまった。仮組したけどギリギリで造ったので、塗料の厚みで干渉。出来上がらないかとヒヤヒヤしましたぜ。最後は一旦髪を折って(!)組み上げたとさ。
全身像。スタイルの良さもさることながら、やはり下半身のふとましい感じが原画を良く再現してる。
後ろ姿。なんとも………
せっかくなので(何が?)上から順番に。前髪を変えたのは効果的だったと、ここは素直に褒めてあげたい自分を。
胸元のリボンも作り直して正解。これはプラペーパーとウェーブのR・リベットの組み合わせ。細かい作業だけどやってることは単純。胸元のボリュームアップも良かったと思う。ここも何度もやりなおした甲斐があったというものよ。
ウエスト。ベルトはファレホのレザーベルトを使用。この塗料は本当に筆塗りで実感が出せる。
ジャケットはタミヤラバーブラックの上からフラットブラックを重ね、その上からザラッと半ツヤクリアでコート。
ティアードはフラットブラックの上にジャーマングレイのみ。
なにげに双眼鏡も手を入れてます。
けしからん!
ストッキングは表現出来る自信が無かったのでレース部分は省略。逆に生足感を強調してみた。
最初にガイアカラーノーツフレッシュ、ノーツフレッシュピンク、ノーツフレッシュホワイトで明暗を付けて、その上からクレオスGXクリアパープルでストッキングぽく層を重ねて塗装。
ブーツはタミヤアクリルラバーブラックの上からつや消しでコートしただけ。靴底はガイアのブライトレッド。
以上、頭から爪さきまででした。
角度によって表情が変わって見えるのも、なかなか可愛い。
その手の方にはたまらない見下ろしとか。
ちょっと怒ってますよ顔とか。
デレデレとか。
まぁ、いい歳こいたおっさんがなにやってんだかというご指摘も。
ホントニキモチワルイカラというご批判も覚悟の上で。
なかなかフィギュア面白い。何と言っても綺麗に可愛く作るっていう行為は、モチベーションが途絶えないことを発見したですよ。
可愛く作ってあげたいなぁという気持ちが、なんどのやり直しも苦にならない、わけではないが、少なくとも放りだそうって気にはならなかったです。
このキット、シリーズですからね。また作りますよ。
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「DANBOARD mini KOW YOKOYAMA Ver.」(KOTOBUKIYA)
造型を生業とする友人より、以前プレゼントをもらったんですわ。
シアノンのちょっと変わったやつとか雪用パウダーとかね。
その時に、淡々と思いついた時だけプラモ作る次男のためにもプレゼント同梱してくれたんですよ。
ダンボーのマシーネンクリーガーバージョンとスターウォーズのAT-ST。
マシーネンクリーガーはよく知らんのですがAT-STは男で知らんものはいないでしょ。渋いチョイス。持つべきものは友人だね。恩を仇で返すようなことばかりしてるけんども。
で!!親バカシリーズ。第3弾でございます今回のプラモはこちら!
マシーネンクリーガー×ダンボーでありまする。実はどっちも良く知らないんでありまするが、プラモやってると自ずと耳に入るタイトルでありまするな。
そんでもって私のやったのは、
いつものようにキットを洗いました。俺はラスカルなのかニャ。
そして、同じく淡々と気が向いた時に作る時は作る次男小学4年生は写真を撮る間もなく作り上げ色塗りを始めたのでした。
インストの裏に、横山宏という人による塗装指南がカラー刷りであって、友人も塗装の参考になるからということでこれをチョイスしてくれたらしい。この人多分すごい人なんだろうなぁ(いや、確実にすごい方とお見受けします。スイマセン)
塗装指南見ながら、ファレホのダークラストを塗装中。ブラウン系の下塗りを荒々しくしてる。
該当する色が手元に無かったので、適当にシーグレイ系の近い色をチョイス。
ウェザリングは、ファレホとクレオスウェザリングカラー、それとタミヤのシルバーでチクチクやってる。使ってるのは習字用の細筆で、これはお父さん(←自分)のオススメ。
で、完成ですって。
よく知らないけれどだから適当に言うけれど名前からしてダンボール製のロボットなのかしらん。とにかく四角くて無表情。
どこも四角いので、とにかくくるっと回して写真とってみた。
なにやら足が迫力あるけどダンボール製では無い感じに塗ったねぇ。
「D」のマーキングが中々かっこよい。
なんか、結構うまく塗れてるというか。正しい塗り方するとこんな実感ある感じになるのか。
無造作感が逆に迫力だしてねぇか親バカか
次男曰く、最もこだわったのが胸の、、、ん?なんだろう?お金入れるところ?カネゴンみたいな仕様なの?
ちょっとよくわからないが、ここにこだわったと。
汚しすぎず、かといってきれいでない感じを目指したとのこと。言ってることがプロモデラーですか。
なんか、ちょっと自分の子供に嫉妬するような表現なんだけど。こんなん感じで戦車作った日にはほんとに自慢するぞ。俺なら。
無表情なのに、どことなくさびしげなたたずまいのロボットだねぇ。
ということで、親バカシリーズでありましたが、自分もマシーネンクリーガー作りたくなっちまったぞ。
まだまだ子どもには負けられん!(次男は小学生です)
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第56回 全日本模型ホビーショー(2016年 9月23日〜25日)
本日(9月24日)、模型関係イベントに初乗り込みしてきました!
王道 全日本模型ホビーショー! 何が王道だかわからず言ってますが、とにかく乗り込んで来たぞ!
あと、一言言っておくけど、興味のあるものしか見てないので、なんの参考にもならず、誰のためにもならないレポートだ!←意味無く偉そう
もう、最近は休みの日に出掛けるのが億劫でしょうがないデブ性出不精の自分が、朝早く出ただけでも称賛に値する!
そして、会場である、東京ビックサイト到着!思ったより早く着き過ぎて、会場前は長蛇の列。なんと外まで続いてる。
東京ビックサイトは、以前K−POPアイドルのハイタッチ会で来たのだが、その時は2時間ばかし並んだのだ。
その時の悪夢が頭をよぎるが…
案外、するすると列は進み。なんなく会場内へ。
おぉ!これまで人ごみに入るのが憂鬱で仕方無かったが、一気にテンション↑
思ってたより、やな感じじゃない(って、どんなイメージだったんだか、というと人の間を縫って汗臭い中這い歩くようなイメージ)。むしろ、華やかで楽しそう気分いっぱい。
そうか、ガンプラとか四駆とか子供向けのブースが広くとってある。子どもをつれた親御さんも多く、みんな楽しそう。
で、早速、王道のタミヤブースへ。
タミヤブースの前には、デーンとこんなものが。スッゲーって軽くつぶやいて、車にあまりに興味が無い自分に逆に驚く。
それより、
こういうお菓子サンプルのデコレーションのデモと、参加型イベントやってた。タミヤがこういうこと出来るのって、すごく裾野広げてると思う。
で、当然MM方面へ。
おぉ!ビッグショット!155ミリカノンの咆哮を聞け!みたいな、今タミヤ一押しのキット。確かにかっちょいい。
しかし!自分の目をくぎ付けにしたのは!
むしろこいつ。陸上自衛隊軽装甲機動車。こいつの精密かつ可愛さに惚れました。
特にこのタイヤのパーツ分割。小さな模型でも、いやだからこそ実感を絶対に失わない哲学が見て取れたりしないか。君は。
これ、欲しいなぁと思った一品。
今後、こんな風に、注目度とか関係なく、基本自分が欲しいと思ったものだけをレポート予定。いや、レポートじゃねぇ。日記だ。
次にハセガワ。
どでん、とバカでかいスーパーフォートレス。作るのもすごいけど塗装するのもすげぇなあ、などとつぶやきつつ。
目を奪われたのは、今更ながら
三笠。これね、完成形見ると本当にいいよ。古い艦だから当然小さいんだけど、すごく重みを感じる作りになってる。
作って、海情景にして、こんな風に写真撮りたい。コレ欲しいなぁ。今更だけど。
で、後ろ髪ひかれつつ、アオシマへ。
船が続くけど、イラストリアス。専用エッチングがあると創作意欲が高まるよねって、その事じゃ無くて。
英国艦って全然知らないんだけど、ちょっとしたきっかけで興味が湧いて、手がけてみたいなぁと思った矢先。なぜか、アオシマで英国艦ブーム。このハーミーズ。全然知らない(何度も言うが本当に全然知らない)のだが、形が面白い。英国艦中心で調べてみようかしらと思わせられる一品。
で、アオシマをブラブラしてると
ロボダッチかよ!懐かしい。くいしんぼうロボ好きだったなぁ。
それと
今、ちょっと女の子プラモ面白いなぁと思ってるんだけど、前に発表されていたヴァルキリ―に乗った女の子の試作が出てた。
写真の撮り方が今一で分かりづらいのだが、それなりに可愛く出来ているっぽい。発売されたら欲しい一品。
で、女の子プラモ繋がりで寿屋へ。
寿屋は、いろんな女の子プラモがあるけど、新たな展開として発表されていたメガミデバイスが。
往年のミクロマンを思い出す。どうやって家族の目前で作るかは後で考えるとして、ちょっと手がけてみたいと思ってるのだ。
で、ミクロマンと言えば、面白いものを発見。
なんと、ダイアクロン!子どもの頃、憧れたなぁ。でも買ってもらえなかった。まだあったのかよって息の長い商品だなぁ。しかも男の子ごころくすぐるかっちょよさ。
ついでにブラブラしてて驚いたのが
なんじゃこりゃ!でかい!でかすぎるぞ!ラジコンぽいが、これ飛ぶのか?っていうか日本の空にこんなの飛ばしていいのか?
さて、気持ちを取り直して、ファインモールドへ。
見たかったのの一つがこれ。数少なかった日本兵フィギュアもだんだん充実してきた。
日本兵フィギュア独特の野暮ったさが無く、すっきりとした印象。これは買いでしょう。
そして、最大のお目当ては
まだ、形になっていなかったけど、くろがね四起。実車を入手してモデル化しているので、本当に期待している。まだ、実態は分からないけど、これも必須アイテムだなぁ。
ここらでお目当てはすべて見たので、あとは冷やかしで。
マシーネンクリーガーも面白そうと思っている。そこで目に留まったのが、これ。1/35スケールだと集めやすいし、MMとかと絡めることもできそう。
マックスファクトリーで気になったのが、パシフィックリム。
ジプシーデンジャーとチェルノアルファ。チェルノアルファかっこええ!名前は大丈夫なのか?
繊細な彫刻がすごい。このスケールならAFV感覚で塗装出来そう。
DORAGONでは、ケヌの発表。オバケ戦車の異名をとるハ号のボディにチハタンの頭を乗っけたやっつけ戦車だが、スタイルが面白いのでニコイチで作りたいなぁと思っていた。まさか製品化されるとは。他に製品化すべき戦車はあると思うのだが…。でも欲しいなコレ。
そして、トランペッターでは、なんと「Su−34」!イタレリの古いキットがあるのは知っているけど、今一つ感があったのだが。こいつは
かっこいい。独特の海鳥のようなライン。ツルではなくなっちまったが、フランカーシリーズでは一番好きなのだよ。でかいなぁ。でも出たら欲しいなぁ。
さて、ここで眼の端に不思議なものが
ん?見間違いか?…………いや!!
マジかプラッツ企画通すのおかしいだろうどこに需要があるそもそもいくつスケールだ盆栽がプラモになってもいいじゃないかってそれ言い出したらなんでもそうだろオイ
などと、愕然としていると横にいた外人さんが、「オォこれは素晴らしい!(日本語じゃ無かったので本当は何言ってんだかわからなかったがなんかそんな感じのことを言った)」と言うと、隣にいた日本人の綺麗な姉ちゃんが「いいよねコレ外国人に受けそう(これも日本語じゃ無くて多分英語だけど何言ってるかわからず大体こんか感じ)」って言ってた。案外需要はあるのかも知れない。しかし、どうなんだ?これ?
確かに、すごい。これでプラモって言い切るところがさらにすごい。
で、今回の戦利品。
今回、わざわざアイドル関係以外のイベントが嫌いな私が足を運んだのは、モデルカステンの「リアルブロンドカラーセット」が欲しかったのが理由(先行発売だった)ので、迷わずゲット!
それと、シモムラアレックで、これも以前から注目していたハイパーカットソーを入手。しかも実際使わせてもらったら狙いっていた0.1ミリより、新製品の0.15ミリの安定性が良かったので、そちらにすることに。おまけに3000番(!)の紙ヤスリもくれた。
ジャンク市ブースでは、ピットロードの米国巡洋艦クリーブランド箱無しを入手。ここはもっと見たかったけど、殺伐と沢山の人がキット漁っているので早々に退散してしまった。もうちょっと見たかったけど、あの人の中で小突かれまくるのは、もう無理。
え?盆栽?そりゃ買うでしょ。
思ったより、楽しいイベントで、今まで億劫がっていたのがもったいなかったかも。
これからは、なるべく足を運ぶことにしようかな、と。
それにしても、ストックばかり増やす行為は、いつかカタストロフィーポイントが来ると思われ。
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/72「150t 超重戦車[オイ]」(ファインモールド)
今回は、非常にテンション低くお送りいたします。
予定制作数に追いついていないという、基本的な課題はさて置き(置くのか?)、
今回は塗装に大きな、なんというか、残念な感じというか、まぁ、それはおいおい。
今回、お送りするのはこちら
あの伝説の日本戦車。オイでございます。
うわさには聞いていたけど誰も完成品を見たこと無い、そりゃ計画段階で「材料無ぇぞ!」という日本故の単純にして深刻な事情で中止になってしまったので、見たこと無いのは当然なんだが、それをファインモールドが調査と研究を重ね、現代に蘇らせた(72分の1であったとしてもだ!)、まさしく『幻』の戦車。なんか日本人て幻って好きな気がする。
インストは、分かりやすく間違えようの無いもの。なおかつ、調査研究を踏まえた実車解説が掲載されていて、読み応え十分。
解説によると、対ソ連戦に向けた要塞突破を目的に作られたそうだけど、どうやって海を越えるつもりだったのだろう。満州で組み立てるつもりだったのかな。
こんなのも入ってます。映画版のチラシ。迫力ある良い映画でした。教育委員会ひどすぎ。
あと、自分は知らないのだけれど、こんな特典付き。アニメとかゲームとかで盛りあがるのはいいことですなぁ。
で、キットはというと
Aランナーは台車。いつものファインモールドクオリティな箱組み。
Bランナーは砲塔と足周りの装甲。直線が多いため、あっさりした印象。
そしてCランナーは×2で、足周り中心。これで全て。組み立てやすさを追求したとも言えるけど、むしろ実存しないので、立体としてシンプルなのではないかと。
そしてデカール。今回は使わない方向。隊に所属してないわけだし。ナナニィでこのデカールは保存の価値が高いなぁ。
そして組み立て前のいつもの洗浄。セスキ炭酸ソーダ。あまり使ってるって聞かないんだけど、いいと思うよコレ。
今回はそれほど多くは無いけど、それなりにある転輪。転輪のバリ取りとか、作業としてきらいじゃないんだよね。無心で黙々と。
台車の箱組み。ファインモールドのきっちり感はいつも通り。
サスペンションの差し込みも、きっちり決まるダボ付き。
足周りを木工用ボンドで仮止め。
履帯を組み立て。
やっぱり戦車は履帯だよねぇ。かっこいい。でも後で隠れちゃう。
次に砲塔作り。なんかあっさり。だんだん悟り開いた象みたいに見えてきた。
ターレットリングは塗装後の可動のため薄くしとく。これもお約束の工作。
マフラーなんだけどキットは開口してない。あえてなのかどうなのかわからないんだけど、一応ぐりぐり開口しておく。
で、工作は終了。さすがになんのストレスも無く、ほとんどストレートに組めちゃう。
塗装前に、最近お気に入りのゲルクリーナーでゴミのお掃除。
こんな感じでペトペトするだけで、大方の削りかすやほこりが取れる。愛用の歯ブラシも併用するけど、お掃除仕上げはこれからはコレだなぁ。
んで、下地を兼ねて白黒塗装。重量感を意識して。
パーツごとに塗装するので、接着する部分には先にマスクゲルでカバーしておく。こうしておくと完成直前でポロっと取れる事が無くなる。
で、まずは全体に枯れ草色で塗装。ここまでは順調だったわけですよ。ここまでは。
今回は、ファレホの日本軍セットを使用してエアブラシ塗装による迷彩をしたわけ。
ところがですねぇ。緑と土色、特にこの土色がエアブラシだと吹けないんですよ!詰まったり、塗料の固まりが噴き出したり、粒子が粗かったり。最初はね、エアブラシを疑いましたよ。ニードルも変えてみました。でも違うんだ。エアブラシじゃないんだ。エアブラシは悪くない。疑って悪かった。ごめんなんて言えないよね。
その後、ブラシクリーナ(言わばシンナーね)の希釈度を変えたり、蒸留水に変えたり、色々やったものの改善せず。
とうとう最後の手段として、
『あきらめました』
人間、あきらめが肝要ですよ。恐ろしくテンション落ちましたが、テンションって落ちるのか?テンションが下がる?緩む?えぇい!なんでもいいわ!
もう、キットにも、エアブラシにも本当に申し訳ない。
ハッキリ書いてしまおう。
『ファレホで吹くときは気をつけろ』
技術が足りないとしても、こんなに扱いにくい塗料は無いぞ。筆塗りなら最高の塗料だが、エアブラシ用ファレホでも筆塗りすることを、私はお薦めしたい。強く、強く!オススメしたい!
ブッと出た。
塗料の量が急に変わった。
粒子が粗くザラザラ。
(涙)
フィルタリングに移ります。ソフトパステルをペーパーで粉にしてタミヤアクリル溶液で溶かしたのを使用。
いつもの方法なんだけど、これも良くなかった…
塗料の粒子が粗いので、パステルでのフィルタリングが白っぽい感じに。ぐぬぅぅぅ
目をつむろう…
現用戦車では無いので、ウェザリングが軽めに。ウェザリングマスターだけを使って、むしろ落としていく方向で調整。
で、完成でございます。やるべきことは全てやった!とは言えないが、よく手を止めずにやりきったと自分を褒めてあげたい。いや、それほどでも無い。
キットは、情熱を感じ取れる素晴らしさですよ。墨入れにもドライブラシにもキッチリ応えてくれる繊細な彫刻。
汚れは最低限の表現。ウェザリングマスターは使いやすい。
機銃二本が映える後部。二丁拳銃ってかっちょいい。
砲塔が三つならぶ迫力の前面。この砲塔は溶接なのだろうか?当時の溶接技術を考えると一抹の不安が…
ハ号と並走。この写真撮りたくて、ハ号を作ったようなものなのだ。
なんかもうすごく安心の後衛。
もうね、これがやりたくてハ号作ったのよ。
世界ナナニイ戦車。
見よ!日本戦車が一番でかいぞ!
これがやりたくて、タイガー作ったのだよ(ウソ)
キットは素晴らしいのです。
ファレホについては、エアブラシは気をつけましょう。筆塗りでは素晴らしい塗料です。
ちょっとストレスが高い作成になってしまったので、次は心から楽しめるキットにしようかと。
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
1/72「日本帝国軍 95式軽戦車 後期型」(DRAGON)
今年の正月の目標として、『月にひとつはプラモ仕上げたい』と書いたわけですが、本年もあますところ後6カ月足らずとなりました今日この頃、みなさまはいかがおすごしでしょうか。
今年4作目となるわけで、予定より遅れること実に3カ月分!しかし当方には秘策があるのだ!
それは、さておき。久々の戦車。それも日本戦車です。テンションあがるね!
しかも、このプラモ。「いずも」制作中に心折れそうになった時に作り始めたのので、記録見ると昨年の11月から作り始めた逸品。作りずらい訳ではなく、あくまで優先順位の関係で完成が遅くなっただけさ!←それもひどい
1/72ですが、箱は名作と名高いDRAGONの1/35と同じデザイン。
キットは、パーツ数が少なくそれでいて、かゆい所に手が届く良い感じ。車体はバスタブで、排気管カバーはエッチング。しかし、履帯細いなぁ。これが日本戦車の現実か…。
彫刻も綺麗で、スライド金型の活躍躍如!な砲塔。パッケージの絵のような砲身仰角はとれない設計。
パーツにはおまけで、北満型の転輪がついてる。まぁだからといって、どう使えるわけでも…。
デカールはこんな感じ。「ふじ」「のと」「むつ」「そよかぜ」については、一文字一デカール!シルバリング考えると有効だけど、貼るのめんどくさくね?ただ「つとむ」や「との」「ふとじ」などオリジナル感あふれるマーキングがお手軽に可能。
ここで、びっくりどっきり発見。購入する時キットをきちんと確認しないと、こういう羽目になります。大事な事なのでもう一度書きますよ。「付き合う前に見極めろ」 砲身が曲がっているように見えますか?実は目の錯覚です←ウソ
砲身の修正は後回しにして、まずは洗浄。いつものセスキ炭酸ソーダの出番。いい湯だな〜。
いい湯と言えば、今度の東京オリンピックの準備で、外国の方にもすぐにわかるように温泉マークが変わる。確かにおもてなしを武器にしてきたところではあるが、何も定着しているものまで変えずともよい。外国の方には温かいピザのように見えるとのことだが、そのギャップを楽しむのも海外旅行の醍醐味ではないだろうか?
そして、このパーツの小ささも醍醐味では無いか。違うか。
組み立ては、あっという間に終わりますよ。鼻歌歌って楽しく手を動かしているうちに完了。ところどころ、彫刻の素晴らしさにうっとりして手が止まることはあってもね。
今回の新たな取り組みとして、黄帯部分を最初にマスキングして、塗装が終了した後にマスキングを剥がすことで、下の塗装の影響を受けない、という方法を試してみる。この方法は、前に「日本陸軍戦車の黄帯塗装」をアップしたときに、読んで下さった方から教わった方法。で、塗装前にMr.HOBBYのマスキングゾル改を塗る。
ところで、みんな気にしている砲身だけど、何度か歪みを治そうと一緒にお風呂に入るような不良少年相手みたいな方法とったものの、相変わらず残念な感じ。
ということで、プラ棒とプラ板で作り直すことに。プラ棒にテーパーかけてその先に丸くくり抜いた1ミリプラ板を接着。その上で、リューターで回転させて紙ヤスリで整形。
そして、穴あけて完成。って簡単に書いているけど、ここまで来るのに死んだプラ棒数知れずですわ。
排気管カバーのエッチングは、治具とかは無いので、ウレタンなどの柔らかい素材の上で鉄の棒コロコロして整形。
んで、いよいよ塗装。エッチングと履帯にはいつものガイアマルチプライマー、通称「ガイアさん」。あと、ミニスケなのでサフは1000番を薄めてエアブラシで吹き付け。
その後、タミヤアクリルの艦底色で下地塗装。
さらに、その上にファレホのカーキ。今から思えばこれはいらなかったかも。
いよいよ迷彩塗装。色味の薄い順に塗っていくので、最初はファレホの帝国陸軍茶色。
そして同じくファレホの帝国陸軍緑色。
最後に土地色ぽく、ブラウン、レッド、ブラックの調合色。
ここで、いよいよマスキング剥がしなのだけれど、結論からいくともう少し工夫が必要かと。というのもファレホの特性で、塗装が強い分、膜のように硬化してしまう。単色なら塗装してすぐにマスキング剥がせるんだけど。
結果、こんな感じ。ちょっとウームとなったけど、作業続行することに。
で、タミヤアクリルで黄帯を入れてみる。下地の影響を受けない分、発色は鮮やか。段差は気になるけど、まぁ良しとしておこう!みんなも、良しとしていいよ!
細部の塗り分け。転輪塗るのがめんどくさいって言う人も多いけど。結構好きな工程。人間が小物だからねぇ。
ウェザリング等汚し塗装のはじめは、車体下から。今回はミニスケなのでピグメントを使わずにいく方針。タミヤのウェザリングマスターを削って、MR.HOBBYのウェザリングカラーと調合。これを車体下に盛るよ。
こんな感じに、上はイエロー系、下はブラウン&グレー系にして、さらにタミヤアクリルのクリアを下の方だけ塗ると、濡れた泥が上に向かうにつれて乾いているような感じになる。
次は、車体上のフィルタ。先に、タミヤエナメルのブラックで墨入れしておく。その後、ソフトパステルを粉にしてアクリル溶剤に溶かした上澄みを使用してフィルタリング。色味を見ながら適当に染めてみる。適当だなぁホントに。
こんな感じ。
ドライブラシがわりに、タミヤウェザリングマスターのスノー(いわゆる白ね)をパフパフ。ちょっと古びた感が出る気がするのだ。
さて、転輪に並んで好きな工程の車載品の色塗り。もう、本当にこういう作業が大好き。
いいね。やっぱ。楽しい。
今回は、転輪もウェザリングカラーのみ使用。いい感じに溝に溜まってくれるから、使いやすい。これはいいものだと毎回思います。
で、履帯付けて完成。この履帯が実は曲者で、細すぎて接着が難しい。最後は転輪にエイヤ!と貼りつけることに。
ミニスケにしては、転輪周りが大味にならないで済んだのは、タミヤ&Mr.のおかげさま。
今回、唯一ピグメントを使用した排気管。もうちょっと熱劣化した感じで良かったかも。
魅惑のヒップライン。はね上げた泥とかがこびりついた感じ。履帯が歪んでいる気がしても、気にしなくていいよ!
工具類も治まるところに治まっております。
彫刻がはっきりしてるので、ミニスケなのに迫力ありますよ。ただ後の祭りなんだけど、横の彫刻がちょっとモゴモゴしている。最初にクリクリしてあげるだけで、もっと印象は良くなったかも。後の祭り。
プロポーションはさすがのDRAGON。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
]]>「くまモンのプラモ」(フジミ模型株式会社)
本日、平成28年5月5日こどもの日。
4月14日からお休みしていたくまモンが子どもたちと遊びに来たそうです。
そんな今日のプラモはこちら!
くまモンのプラモです。わざわざ、『プラモ』ってお断りしているところがポイント。
ポイント1 ぬいぐるみ等と間違えて買われる事無いように
ポイント2 プラモでくまモンあるのかよ!という感激する方々(自分含む)のために
等々、心憎い配慮の結果かと。
キットは、本当によく出来ています。ある意味、こうしたキャラ物プラモの完成形。
もう、見るからにボディとヘッド。思ったより大きい。
手と足のパーツ。可動しますが、ご覧のとおり、肘と膝は曲がりません。いや、プラモ的に曲がったらすごい。
白いランナーが目と口。黒いランナーが足首。目は5種類、口は4種類のバリエーションがあります。
片目ずつと口の組み合わせは100種類。で計算あってるかな…
黒いランナーは、軟性素材で可動部や顔のパーツの差し替えで活躍。赤いランナーはホッペ。それと顔用シール。
ホッペがパーツなので、立体的な効果が高い。
インストもとても解りやすく、色合いも含め一つの作品のよう。
子どもと一緒に楽しむのはもちろん、くまモンは好きだけど、プラモデルを作るのが初めての人にもイメージ通り作れるような配慮が至る所に感じられます。
ニッパー不要&「No Glue(接着不要)」「No Paint(塗装不要)」の表示あり。
今回は、耐久性も考えて一部接着とつや消しオーバーコートしましたが、基本的に素組です。
で、次男と一緒に2体制作することにしました。
次男はニッパー不要に納得せず、お気にのニッパー使用です。ニッパーは、ハセガワのニッパー。お父さんのよりプロ仕様。
特にキャラクター物で重要なのは顔。
印象を大切にするため、受け口の形状を変えてパーツのずれや間違いが無いようになってる。
これは目の裏側。このように差し込みピンの形状を変えて、右目と左目が間違わないように、角度が曲がらないようにしてるんですね。
次男、組み立て中。次男の手いっぱいの大きさ。
組み立ては20分ほどで完成。本当に組み立てやすく、大きくて迫力かわいい。
最後に、ホッペと耳を耐久力アップのために接着(基本的に接着の必要が無いほどしっかりはめ込まれます)。
それとシール保護のため、つや消しでトップコート。
これで完成とします。
接着やトップコートしなくても素組で十分。
自分のうちにくまモンが遊びに来てくれます。
“遊びに来たよ〜”
“って、くまモンは話さんやろ”
“おいどんは、話せるくまモンだけどな”
”…”
こんな感じで、色々な表情が楽しめます。
遠く離れているけど、ちょっとでも繋がりを感じられれば、それだけで他人事じゃ無くなる。
そんな気持ちを子供と分かち合いたく、一緒に作りました。
これから、このくまモンたちは、どこかの募金箱の近くで遊ぶ予定です。
見かけたら、よろしくね。
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
]]>
1/700「ウォーターラインシリーズNo.353 日本軽巡洋艦(おおよど)1944」(青島文化教材社)
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・・・はっ!!!
どういうことか、なにやらぼーっとしておりました。
要するにメガネが大好きなんです!!(by秋人)
・・・などという世迷言はともかく、今回のプラモはこちら!!
・・・ではなく、こちら・・・
軽巡洋艦大淀でございます。
もともとは、潜水戦隊旗艦として建造された艦だけども、すでにその活躍の場は無く、むしろ指揮通信能力を買われて、連合艦隊旗艦として大出世してしまう「地味だけど重要な艦」として有名ですね。いや、むしろ豊田司令長官に「死ぬなら大和で死にたい〜」って言われちゃった艦として有名か。
さて、今回の制作は『ご依頼をいただいての』制作となります。はじめて人の為に作るので、いささか緊張気味でして、このブログもいつもの軽薄な感じでは無く、ややまじめな感じで進行する所存です。
また、私のブログに来て下さる方のアクセス解析から、「艦船 筆塗り」とか「プラモ 筆塗り」などの検索から辿りついて下さる方が多いようなので、特別な事は何一つせずすなわちいつもと同じ感じに、私なりの基本的作業と塗装のご紹介を含め、お届けする所存も含まれております。
そんなダブル所存で、よろしくお願いします。
で、いつもの洗浄から入ります。
いつも同様、セスキ炭酸ソーダの溶液を霧吹きでシュッシュッ。
台所のしつこい油汚れも落とすハイパワーで、しかも泡が出ないので洗い流しも楽ちん。
キット構成は
船体とAパーツ、とありますが、Aランナーは艦底だけで構成。バラスト(おもり)の写真は撮り忘れ。
船体パーツは弓なりのくせがついているので、お湯で矯正したほうが良いかも。と書きながら、この時は気づかずに、組みかけてから気づいたので、後で無理やり矯正したけど。
上から順番に、B、E、Cランナー。並べる順番を間違えたのは事実だけど、Dパーツが無いのは元から。
竣工時のキットのバリエーションってことなのかと。詳しくないのでよくわからないが書いてみる。
あと、Cランナー(この写真の一番下のランナー)は、やや『もろい』感があります。艦首と艦尾の旗竿(ただでさえゲートが3か所あってはずしずらいのよ)が、処理中に折れちゃった。破断面を良く見ると、ちょうどゲートのところの充填がうまくいって無いような印象。あくまで印象ね。もともとパーツの長さが短いような気もしてたので、折れたを幸いにウェーブのC・Line0,5ミリに置き換え。
そして、おなじみのWパーツ×2枚。ウォーターラインシリーズの共通パーツですね。きっと!(←詳しくない)
以前作製した島風の時は魚雷管付き共通パーツが付いてましたが、こちらは機銃が沢山入ってる。
キットの彫刻は、けっこう細かくていい感じ。フェアリーダーが最初から付いてるし、
甲板のモールドも打ってあるし、
Wパーツだって汎用だからといって舐めないで!って感じ。
インストもわかりやすい。迷うことは無いと思います。
それでは、制作に入ります。もう本当に基本的なことを書くし、よしんば基本的なことに間違いがあった場合でも「こういった大人になるのはヤメヨウ」と反面教師的な視点でご覧下さい。
まずは、ゲートの処理。ランナーからパーツを外す時、手でもぎるという男らしい手段も無くは無いですが、ここは素直にニッパーで切断。
こんな感じの切断面。パーツギリギリでニッパーを入れるとパーツを割る事があるので、ゲートをなるべく残しておくのがポイント。しかし、このままだと見栄えも悪いし、第一パーツ同士の接着の邪魔になるので、処分します!
カッターで何回かに分けて、切り削ぎます。新しいプラモを作る時はカッターの刃を交換する方がいいですね。貧乏性のわたしでも、さすがに取り換えてるよ。本当だよ!
そして、仕上げにやすりで整えます。ここでは400番の紙やすりに当て板をして使用してるけど、鉄やすりで力を入れずに整形することもあります。
そうすると、ほらキレイ。
次は、ウォーターラインモデル特有の艦底(喫水線)の接着。ここは結構重要だと個人的には思うところ。
こんな感じにずれちゃってる時とか、
なんか、水漏れしそうな隙間が開いちゃうと、船的にどうかと思うわけですわ。
で、そんな時に活躍するのが
シアノン瞬間接着剤!液体なので隙間に入り込んでくれるし、ベビーパウダーを添加すると歯磨き粉位の硬さのパテにもなる便利品。硬化剤を使えばすぐに固まるので作業もしやすい。一方、固まると結構硬いので、繊細な切削作業が必要なところにはむかないかも。
なので、艦底の接着には、これがおすすめ。
こんな感じに違和感なく、艦首を整形出来る。硬さが重要な場所は使いやすい。
隙間に流し込んで使用するとこのとおり。
艦上構造物の合わせ目消し。ここは、タミヤラッカーパテをオーソドックスに使用。使いやすく、削りやすいし、乾燥も薄く塗っていれば30分もあれば十分(普段はそんなに待ってないけど、ブログ的安全を考慮して長めに書いておく)。
煙突とか、
合わせ目なんて無いやろ!ってとこ重点にパテ盛り。
で、かわいたら紙やすりで整形。まだ雑だけど、このくらいでも後は塗装でごまかせる処理できるかと。
合わせ目を消すために一部犠牲になってもらう場合も。正義には犠牲が付きものと言ったのは、誰だったか俺だったか(←いやちがう)
今回は、銃座の防盾まで削れてしまったので、プラパイプを工作して作り直し。
時々、ここをゲートにすること無いじゃないの!という所にゲートがある場合があります。
これはメーカーさんからの一種の挑戦だと思って冷静に対処するのが賢明です。
さて、このキットには
ここをゲートにすること無いじゃないの!
艦橋って、船にとっちゃ顔よ!顔にゲート作る?
例えばフィギュアの右目にゲートみたいなそんな感じじゃん。
ブーっ!!!
とはいえ、ここは冷静にカリコリと処理します。
使ったのは、BMCタガネ0.4mmとバローベ洋彫りタガネ0.2mm。
この二つ、少々値は張りますが良い道具です。
道具は良いものを使えば、良い結果が得られるものですよ。
キレイなお顔になりました。良かった良かった。
甲板はいくつかのパーツに分割されているわけですが、そうするとどうしても隙間が生じます。
例えば隙間が開いていると同時に、リノリウム押さえ金具(木甲板の横に並んでいる線みたいなやつ。木材を押さえる金具なのね)も必要な場合。
ランナー伸ばし作戦の発動。いらないランナーを軽く火にあぶって、溶けかかったところを左右に伸ばして線を造る技法。これをやってると面白くなって、手段が目的化することもあり、何本ものランナー伸ばし線が出来上がります。あって邪魔になるものでも無いけど、いつも必要なもんでも無い…。
埋めて押さえ金具も表現できて一石二鳥ですわ。
人間ですから、時々間違いを犯すのは仕方の無いことです。例えば、接着した後に処理忘れを見つけるとか。
こうした場合どうするかに人間の本性が現れるかと。
放っておくかホトトギス
バラしてしまうかホトトギス
どうにかするかホトトギス
今回は、三番目の人向けの方法です。
先ほど艦橋の大事さを熱く語ったわけですが、その艦橋に処理忘れを発見。
押しピン跡がハッキリクッキリ。なおかつ目立つところにね。
あばたもエクボとはいかないので、このまま処理しますよ。
小さな平ノミなど持っていないので、どこぞでもらった精密ドライバーを研ぎ石で研ぎました。
これで、精密平ノミの完成。しかもバリエーション多数。
このとおり。
道具なんて、高けりゃ良いというものではなく、工夫次第で結果が出るものですよ。
…あれ?
大淀は、その通信性能が買われた通り、通信・探信関連のパーツが多くあります。こういうキットの場合は、適当な入れ物を用意してその上で作業してます。
この写真に写っているのは全てパーツです。ゴミじゃないよ!「まるでゴミの様だっ」とか言わないよ!
ゴミのような繊細なパーツを積み上げて、艦橋の完成。探信の装備が特徴的で見栄えしますなぁ。
残るは細かいところの調整。
艦橋と前しょうとがパーツが違い隙間が開いていしまう為、仮組した上でシアノンで隙間埋め。
ここらへんで、船体が弓ぞっていることに気づき(これは、基本中の基本なのでパーツ確認の時に一番最初にチェックすべきところ。世界中に自分の不明を報告するのは恥ずかしいが、世界中の人が見ているわけも無いので気にしない)、プラ板で矯正…、しようとしたけど、無理でした。
概ね本体の工作が終了したところで、海面の作製。詳しくは以前ブログアップしたので、こちらを参照してください。
前回の駆逐艦と違い、今回は大型艦なので100円ショップのケースでは間に合わず。
100円ショップの300円のケースにしました!
飾るだけなら、別に問題無いよ!
そして、海面の基本となるテクスチャー付きのアクリル板。
なお、アクリル板の切り出しにはとても沢山のゴミが出て、なおかつ静電気であちらこちらに(袖とか)まとわりつくので、ご注意を。
で、養生したうえで海面の作製。あとは、以前アップした「海の情景」と同様に作ってます。
波が固まったら、船をはずして仕上げ。
さて、いよいよ塗装。プラモデルの作製の前には大体、資料などに目を通してイメージを造ってから作り始めるのだけど、連合艦隊最後の旗艦でありながら資料が手に入りづらく、参考にしたのは「日本海軍艦艇図鑑(学研ムック)」の一冊のみ。しかもイラストは一枚しかなく、キットの箱絵と基本的に同じ情報しか無い様。
当時の失われた資料を発掘し、イメージ図を構成された方々に敬意を表しつつという気持ちになりましたよ。
実際のイラストは織り込みになっていて迫力満点。手前は同じく軽巡洋艦阿賀野。艦橋に多数の探信が設置された大淀の特徴がよくわかる。
まずは木甲板の塗装。タミヤカラーのデッキタンを使用。薄め(塗料3:薄め液2くらい)に溶いて3回位筆塗りするとムラも気にならなくなる。
この時、筆の運びを木甲板の板を一枚一枚塗る感じで塗っとくと後で効果的。要は横に塗るっていうことね。
はみ出しても、気にしなくて大丈夫。
次に鉄甲板と船体。ここは、タミヤカラーの呉海軍工廠グレイを使用。同じく薄めに溶いて3回位塗り重ねます。
艦体の筆の運びは縦に縦に。
塗装が乾いたら(1日置けば安心)、艦底色を塗るためマスキング。
このとき隙間が出来ないように貼るために便利なのが、マクドナルドのコーヒーに付けてくれるスティック。これが硬すぎず、柔らかすぎず。塗装面を傷つけずマスキングの隙間を押さえてくれるです。
道具は、金をかければ良いというもんじ(ry
艦底色も縦に縦に筆を運びます。あと、艦底色はあまり薄めてません。塗料4:薄め液1とかそのくらい。ムラをあまり気にする必要も無いので、とにかく塗り残しが無いように縦に縦に。
最後に艦上構造物の塗装。タミヤカラーのダークシーグレイを薄めに溶いて塗り重ね。
どのくらい薄いかというと、一度目はこんな感じでムラムラです。こんなムラムラでも…
3回位塗り重ねると、ムラも気にならなくなりますよ。特に艦上構造物は一気に塗ろうとせずに、細めの筆で薄めに溶いた塗料を塗り重ねる方法が良いです。ぽっちゃりポッテリしないようにしないと巨大感が失われますです。
ここまでで基本塗装が終了。すべて筆塗りです。ここから仕上げの塗装。
艦体と艦上構造物は、タミヤエナメルのダークアイアンをごくごく薄く溶いて(塗料1:薄め液2〜くらい)全体に塗っていきます。
実際は塗るというより、染める感じ。塗料が薄いので隙間に入り込んで、明暗をはっきりさせます。一般に言われるフィルタリングとウォッシングを一緒にやっちゃう感じ。
全体に塗装し乾燥したら、今度はエナメル薄め液で筆を湿らせて、エナメル塗料を落としていきます。この時に隙間に入り込んだ塗料は落とされずに残るので形状が浮き上がるわけですね。ついでにわざとムラを残して使い古した感じを表現。エナメル塗料の溶剤はエナメル塗料しか落とさないので出来る技法ですね。落としすぎず、残しすぎず。ここで完成のイメージが左右されます。
くれぐれもエナメル溶液を筆に付けすぎないよう。湿らせるくらいで十分です。あと筆が汚れたらティッシュなどで綺麗にして、再度湿らせるを繰り返します。
木甲板も同様に、タミヤエナメルのレッドブラウンを薄めて塗装して、その後薄め液で拭ってます。このとき基本塗装の時の横の筆目がかすかに浮き出るので木っぽい感じが出るかと。
次に錆の表現。錆の表現では油絵の具を使用。右からバーントアンバー、テラローザ、ベネチアンレッド。これを適当にまぜて、エナメル溶液で溶かしながら使用します。
油絵の具は伸びが良いので、こんな感じの表現が可能。錆が流れているイメージで。
零式水上偵察機。手を入れられる余地はあるけれど、ここはキットのままで出来る限り完成。
塗料は、伸びと隠ぺいの良いファレホを使用。ファレホモデルエアの帝国陸軍緑色はエアブラシ用のシャバシャバ塗料なので、筆塗りするといい感じに伸びてモールドを際立たせてくれる。あとイエローとレッドも筆塗り。日の丸はデカールをそのまま使用です。
最後の仕上げに。ふう、やっと最後。説明調の説明(?)が続いて、いささか疲れました。
え〜っと、最後の仕上げが菊のご紋。ここだけは綺麗に仕上げたいので、ちょっと高めの塗料だけどMr.カラースーパーメタリックのスーパーゴールドを使用。これもエアブラシ用だけど、ここまで小さいとムラもなにも。
そして、貼り線して、ようやく完成。
軽巡洋艦でありながら、複雑な艦橋の形状でなかなかの迫力。
カッターも木甲板と同様の塗装で仕上げ。
水上偵察機が、アクセントになっているのもこの艦の魅力のひとつ。
油絵の具の錆表現はこうした細かい表現と
がっつり表現の両方が可能。ただ、やりすぎるとうるさい感じになるかも。
主砲の15.5センチ三連装砲は、ピンバイスで穴をクリクリ。開口した方がやはりかっこいい。老眼にはきつい作業だけれど。
空中線は最低限に。今回はこれだけアフターパーツ。
迫力の艦橋。竣工時の綺麗な状態はさすがに筆塗りではむずかしいけど、こうした迫力ある歴戦の感じは筆塗りの方がよく出る気がする。
菊花紋章。艦体の汚れ方とはバランスが悪いけど、ここを汚す気にはなれないし、誰も望まないでしょう。
射出機まわり。前方と後方でここまで印象の違う船も珍しいのでは。
艦体右舷からの全景。軽巡洋艦だけど、でかい。大柄。
正面上空から。いいねぇ。
後方上空。今回は後ろに海中の泡が広がっていく感じをイメージ。
左舷上空。もう、何も書くことが無い…
こう迫って来て
こういう感じ。なかなかの威容。
大戦時の軍艦としては、長く活躍した艦でもあり、様々な経歴を持つ艦でもあるようなので、知っている人にはたまらない艦なんだろうなぁ(←詳しくない)。
ということで、今回は依頼品なので、これで手放してお嫁入りとなります。そんな人のものを好き勝手に作っちゃうのもどうかと思いますが。
大戦時の艦船は基本的な工具と筆と塗料10種類程度で出来るし、空母以外はそれほど色のバリエーションが無いので、いちど揃えれば相当の数の艦が作れると思います。
急がなければ、それなりに作れますし(私も船は三隻目だし)、なにより自分だけの模型が完成するのは楽しいものです。
ぜひともまずはひとつ(駆逐艦がおすすめ。おっきいのはやっぱり大変)作ってみてはどうでしょうか。
などと、良い人のようなことを書いてみる。
うむうむよしよし
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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1/700「ウォーターラインシリーズ 海上自衛隊ヘリコプター搭載護衛艦 いずも」(株式会社ハセガワ)
先ほど、本ブログをアップしようとしたところうっかりと消去してしまい、再度最初から書き始めているため、大変やさぐれた気持ちでお送りします今回のプラモデルはこちら
みんな大好き「いずも」。海外さんからは「これは、空母では無いか?」との質問に中谷さんは「空母じゃないよテヘペロ!」って答えるその勇気もすごいと思ったけど、こりゃどうみても空母… ん?あんた誰?うわっ!やめろ!なn何を・・・・・・・
・・・失礼しました。これはどうみても「ヘリコプター搭載護衛艦」ですね。
さて、このヘリコプター護衛艦いずも就役の記念に、プラモサクッと作ってブームにあやかろうと思ってから早8ヶ月。そう、あれは蝉の声が夏を告げ始めた頃だった…。
だからさぁ、俺はサクッと作る能力無いんだって、何回失敗すればわかるんだか!!!!!!
ま、気を取り直して
いつものキット洗浄です。日本を代表するプラモメーカーハセガワなので、微塵も油っぽさはありません。念のためですわ。なので、今回も洗剤は使用せず、重曹を霧吹きしています。
さて、ランナーの構成。Aランナーは甲板中心。Bランナーが喫水線。さすが空母ヘリコプター搭載護衛艦。パーツがでかい。
Cランナーが右舷、Dランナーが左舷。
Eランナーはアイランドで、Fがレーダーとかアンテナ。Gランナーが隔壁。Eランナーはスライド金型でパーツ数を抜群に少なくしてる。
こんな感じ。これで一発抜きって、すごすぎる。うっとりしちゃう。
で、JとKが搭載機等。これもモールドが細かくてすばらしい。さすがハセガワって感じ。
こんなだよ。この1/700トラックだけでも欲しくなるでしょ?
で、さすがにでかいのでパーツの合いは悪かろうと期待して覚悟していたら、いやいや全然ばっちり合いますぜ。さすがに溝埋めは必要だけど、歪みは無い。艦首の合わせ目は仕方ないからしっかり消したいところ。
合わせ目消しは、タミヤパテで埋めて、荒くクレオスのMr.ポリッシャーPRO(Mr.ポリッシャーアマってあるのかしら?いや、その場合Mrsポリッシャーアマだな!アマだけに!←上手い!いや、上手くないか)で整えてから、水研ぎ。
こんな感じ。実際のいずもはもっと艦首が細く上に向かって花のように開いていて、うっとりするほどセクシー。そのイメージに近づきたいところ。
お好きな方向け。後部スポンソンの右舷はファランクス搭載。左舷はシーRAMね。これも一発抜き。かっちょいい。
舷側スポンソンの裏側は押し出しピン跡がびっしり。基本的に見えないからほっといても全然いいと思うけど、念の為シアノンでパテ埋めして消しとく。意外と時間がかかる作業。
この模型には純正エッチングがあるんです。別売りね。
落下防止ネットとか、いずもらしいパーツが盛りだくさん。切り出しは、ガラスのまな板を使ってカッターで押し切り。このガラスのまな板はネイルケア用のものだけど、大きさも手ごろで使いやすい。エッチング好きな人にはオススメ。
いずもと言えば、落下防止ネット。これが無いとちょっとさびしいと個人的には思っちゃう。けど、結構歪むんだよなぁ。ここら辺は腕の未熟さが露呈するところ。
接着は、ゼリー状瞬間接着剤を使用。これを「接着棒1号」ですくってパーツまで運ぶ。ちなみに「接着棒1号」はつまようじに穴あけて、0.3ミリのC・ラインを刺しただけ。時価0円。でも便利。
さて問題です。この写真に間違いがあります。どこでしょう?
ヒント:柵を途中で折っちゃって、しかもリカバリー出来ないほどぐちゃぐちゃにしてしまった。
仕方ないので、別の柵を持って来て繋げてしまうと言う暴挙に。
(答)一部柵の横棒の本数が違う。
さすが純正エッチングだけあって、微に入り細をうがつ心配りのパーツ構成。階段の手すりとか感動モノ。
搭載機のMCH-101。搭載機は三種入っていて、このMCH−101とSH-60Kは標準装備だけど、なんとオスプレイが入ってる。まぁ、F35で無いだけいいか、と思っていたら、前級のアオシマの「いせ」にはF35が付いてるらしい…やるき満々やん。
それはともかく、とにかく小さいので合わせ目消しが大変。これもシアノン。あとついでにテールローターを薄くしとく。
工作が終了し、いよいよ塗装。いつものガイアさんの登場です。が、どうやら艦船モデルの場合、塗料が厚くなるのを嫌がって、上級者の方はプライマーを使わないらしい。なるほど〜勉強になりますな〜。でも自分は下級者なので気にしないのだ。
ここからが迷走のはじまり。艦体がでかいため筆塗りではどうしてもムラが出来る。大戦時の艦ならムラもウェザリングとして処理出来るけど、さすがに、いずも新造艦。がたいはでかいが心はまだまだ乙女のはずなので、綺麗に仕上げてあげたい。三回ほど塗っては落としを繰り返し、筆塗りは諦め。次にスプレー缶に移行するも、これもなんか違う。そうこうしているうちに、秋過ぎて冬来にけらし………最後の手段に出る事に。
エアブラシ購入
筆塗りを貫き通すと決めたのに。腕を磨けばいつかきっとたどりつくと信じて疑わなかった。エアブラシ持たずばモデラーにあらずとの風潮に抗いたかった。夜の校舎窓ガラス壊してまわる奴が嫌いだった。
ま、買っちまったから仕方ないね〜
マスキング。
かっこいい!もう一回書いちゃお。
マスキング。
エッジのカーブはハイグレードマスキングテープ使用。これは筋彫りに便利なんだけど、カーブとかにしっかり貼れる。使いやすくてオススメ。値段もハイグレードだけど。
で、下地黒に上からダークシーグレイを影を意識してグラデーション。やっと思い通りの感じに。
この感じが出したかったわけよ。いや、こうはなかなかいかないよ。でもさ、気はこころっていうじゃない、そうじゃない?
この頃には、年も明けておりまして、知り合いの方が海上自衛隊の関係者ということでカレンダーを沢山いただきました。カレンダーっていいね。大きいので資料としてすごくわかりやすい。Mさん、ありがとう!
さて、塗装もあらかた終わり、次にデカール。これも結構ある。で甲板のデカールが、まぁシルバリングだらけになってしまい(←自業自得)ちょっとモチベーションダウンしたけど、リカバリーしてみることに。
とにかくシルバリングしてるとこにナイフでチョンチョン穴をあけて、上からマークセッターを塗り塗り。さらにナイフでチョンチョンして中まで沁み渡ることを祈る。その後、ガイアノーツのフィニッシュマスターで綺麗にな〜れ〜と押しつけると…
見事シルバリングが無くなりました。むしろこっちの方が綺麗じゃないか。この方法、ありかも。おっと、書き忘れたけれど、この作業の前にオーバーコートしてます。それも良かったのか。試す価値はありそうだけど、試すのが怖い。
で、今度は搭載機の仕上げ。ローターをエッチングにするかプラにするか悩んだけど、プラの方が表現が付けやすいので、プラで工作。工具はファンテックの超硬スクレーパー、1000版と800番のお手製板やすり、それにMr.と歯ブラシ。この歯ブラシ、使い勝手いいのよ。
こんな感じで、ローターを薄くしながら表現を付ける。
アンテナ類も作製。これはプラパーツを使わず、C・ラインの先を細くしたものを使用。
で、全部組みつけて、完成。パチパチ!本当に何度、もうやめようと思った事か。やっぱ、現代の船と飛行機はエアブラシ無いとつらいかもってのが実感。
今回は沢山の失敗や良くないところがあるわけで。例えばエッチングをひっかけちゃって取れたのを綺麗に修復出来なかったり。
ごまかした部分があったり。
レーダーが綺麗な球になってなくて、雪見大福みたいになってたり。悔いは残るけど、こうした失敗を重ねて大人になるのだよ。大人だけど。いや、むしろもうおじいだけど。
でもね。苦労したけど出来るとやっぱうれしいわ。空母…じゃないヘリコプター護衛艦は艦体もさることながら、搭載機も手が込んでるから、完成させるのに色んな段階があって、出来るまでは正直面倒くさいと思う事が何回もあった。
アンテナはイメージ通り。本来のパーツはちょっとイメージより太くて短かったので。
ヘリのローターもエッチング使うよりも上手くいった気がする。自画自賛。
まぁ、とにかく艦体は完成。エッチングを使わないことと、実際同様、搭載機をそれほど乗せなければ、気持ちよく最後まで作れる良質のキット。本当にパーツの一つ一つが丁寧で親切。ただ、塗装はやっぱりエアブラシがある方がイメージ通りになると思う。
で、次の作業は海の情景なんだけど、ここでしばしお休み。なぜならば、戦車が作りたいからだ!!
面白かった!と思っていただけたらぽちっとお願いします!
ありがとうございます!
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