JUGEMテーマ:展覧会
このブログは高尚なのだよ
第9回日本美術展覧会にいって参りましたレポートとなります。
ビジツゲイジツに全く縁もゆかりもない自分にとって日本美術展覧会いわゆる日展は耳にしたことはあっても実際に意識をしたことは初めてで、え?まだ9回しかやってないの?もしかして数十年に一回とか?それとも意外と新しいイベント?とか??だったのですが、当然とてつもなく歴史も意義も高い展覧会でした。
簡単にお教え差し上げると、明治40年に第1回が開催(当時は文部省美術展覧会)されてから実に百有余年続いてきた展覧会で、常に新しい時代に合わせ脱皮を重ね、平成26年の改組に伴い新第1回日展として改めて開催されたのです(と、公益社団法人日展様のHPに記載されています。はい)。
今回は時間が無く、本当は5部門(日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書 全約3,000点)全てを一日かけて見たかったのですが叶わず、駆け足で本命である彫刻部門だけ見てきたのでした。それでも大満足だったので、全ての部門の作品を見て飽和酔いしたかった。
いつもながら、まったくビジツゲイジツにセンス無い自分の個人的趣味・無学・偏見で語る、印象に残った作品のレポートですので、識者の方は寛大なお心でよろしくお願いします。
「まつぼっくり」森田一成
自分の趣味から言うとあまり好みでは無いながら気になった作品。
今的感は感じられないんだけど、なんていうのかな。
まつぼっくりと言われればそんな感じだけど硬さよりも柔らかさ。
あと、子どもってこういう瞬間あるよねって思う。無邪気ゆえの無人格というか不気味とも無心とも。
「MACBETH」紺谷 武
空間に存在している異形に誰もが意識しざるを得ないと思う。
勝手な感想だけど。
枯れ木のような表現も含め、マクベスと知らなくても、その不合理かつアンビバレンツな悲劇性を意識してしまう、
存在が物語をそのまま体現しているような見事な作品。
「夢案内」諸井謙司
写真ではわかりづらいけど。でかいのよ。
でっかいパンタローネが夢案内してくれるって、もう悪夢じゃん。
いや悪夢みたないなわかりやすいものですらないかもしれん。
うつむいて、導くように背をかがめている様子から誘っているのは多分子ども。
いい人かも知れないけど、着いていくとやばそうだし、着いていかなければ目覚められないし。
とにかくやばいって子ども心に思いそう。それがもう悪夢。
「響き合う明日」中村優子
心が響き合っているのかな。明日に対しての希望を持つ人なのか。それとも希望を擬人化したものか。
響き合うことは心地良い。そのとおりこの作品からは何気ない心地よさを感じる。
弥勒菩薩のような少し唇が緩んだアルカイックスマイル。
荘厳というより身近を感じるのが素敵で見ていて飽きない。
「singing figure」宮坂慎司
多分本来の作者の意図とは違って、自分の性癖満載で良いと感じているんだけれど。
彫像で人体の部分が消失している表現がすごく好き。
見えないところに血の通いとか臭いとかをリアルに感じる。
その性癖から言えば、この作品は最強。
シン・ウルトラマンのザラブも好きよ。
「らぶ らぶ」境野里香
かわいいは無敵。
ぬこは少女が好きだし。
少女はぬこが好きだし。
鑑賞者は少女を好きになるし。
少女が好きなぬこも好きになるし。
らぶらぶの空気がかわいいに埋まってる
椅子が鉄製なんだけど木ならなおさら良かった。
石膏作品なので鉄じゃないと重み支えられないのかな。
スパッツ選択したのがなおさらよき。
「ウサギを抱く少女」植田 努
ストレート勝負なのが潔いかと。
ウサギがちょっと寓話感ある存在。
一方、おっかなびっくり抱いている少女の表情は愛しさと命を抱く怖さが浮かんでる。
半袖、クロップドなパンツに裸足というのが今風なのもよき。
一番はストレートな勝負なところ。清い。
「hip-hop」中山邦彦
今を瞬間として特異点にしたとき、どんな表現があるんだろうというのが自分の興味というか見たいもので。
そういった意味ではマスクをした彫像とかあったら、これは!と思ったと思うんだけど、あざとすぎるのかさすがに無かった。
かといって、こうじゃないんだよな、と思ったのが申し訳ないがこの作品。
今を切り取ったのだろうけれど、切り取った瞬間に過去に移行していくのが図らずも(あるいは意図したんでしょうか)強く感じられてしまった。
しかし、こうした作品が未来において大切にされるのもまた想像できるところ。
「街角」新澤博志
自分にとって今の瞬間を特異点とするって、こういう作品。
展覧会場でふと視線を感じると彼女だった。
まさしく今の「街角」が瞬間そこに現れた。
体型も魅力的だし、服装もおしゃれで上品。
彫像は時間を超えて普遍的に存在するため裸体が多いのだと思うのだけれど、自分的には「今」だから表現出来るものをみたい(例え、数年後に古びて見えても。って鑑賞者のエゴそのものだけれど)。
「naturally」宮本久子
と、裸体がどうずらと言っておきながらこの作品。
裸体の女性像って多いのだけれど、自分にはあまり響かず。すごいな、とか、手間、お金、時間がかかっているなぁとは思うけど、どうしても公園とか市民館とかに立ってる「明日への希望」みたいな、どうでもいい(これは相当失礼な言い方だけれど、そう思っているのが事実)のと同格に捉えている。
その中で、この作品は題名の通りまさに自然。なんか理由はわからないけれど裸でそこに立たされた感が満載している。
この顔ですよ。敢えて言えば仏頂面。
体系的にも表情的にもキレイに見せようとか芸術的存在になろうとか感じていない。
まさに「自然」。
「アルテミスとアポロン〜隣の星は何色〜」
長いけどちょっと興味をそそる題名。
アルテミスとアポロンといえば当然兄弟だし、月と太陽の偶像。
にしてはアポロンいないじゃん。
アポロンいました。
てか、アポロン?この二人って双子でなかったけ。
寓話はともかく、この作品、彫像としてのサービス精神に溢れてる。
まずは後ろに回らないとアポロンみつからない設定。
アルテミスが全体的に三日月のような印象。同時に狩猟の神でありながら勇ましくも無くむしろ静かに落下していくような、静的なスタイル。
そして何よりもアルテミスの服装がまったく現代。
こういう作品ってずっと見てしまう。
片膝を抱えて静逸な表情。
隣の星って何なんだろう。
穿ったことを考えると、処女性の象徴であるアルテミスが現代で恋をして、天空から追放される様かとも思える。
つまり隣の星とは人間。
色々と想像がはかどるのが面白い作品。
「泡沫の躯」坂本 健
繰り返すようだけれど、人体の部分が消失している表現が好き(性癖)。
サモトラケのニケとか大好き(本物みたこと無いけど)。
そうした作品群の中で、この作品が性癖に刺さった。
正面から見る印象と横からの印象が違うのが魅力。
ぐっと腰が絞られて魅力的な女性像になっている。
でありながら題名が「泡沫の躯」。泡沫だし、体じゃなくて躯だし。
諦めて、惜しんで、萎えて、命と血が通うことを意識的に否定して、ストラクチャであると信じ込んで。
人魚のような、そんな苦悩と悲しみを感じた、作品名と題材がリンクした印象を持った。
「ルームウェア」酒井 華
もっとも『今』を感じた作品。
今回の日展の全作品中唯一(だと思う)、体型がまったくわからない!
もっともリラックスするはずの場所である自分の部屋で、芸術的物語では裸で過ごす訳だけれど、実際はもっともリラックスした格好となる。
それなのになぜか不安定なやたらやわらかいクッションに立って半眼。
この内面性の具現化と生活感の両立ってけっこうすごくない?
怒ってる?とも思うし、ぼーっとしてるだけとも思う。
なんか女子の捉えどころの無さみたいな、どうすりゃいいのよ俺みたいな感じもある。
なんでクッションの上乗ってるのよ。何が言いたいの?みたいな。
でも、そんな一方で素の彼女の可愛さも溢れてる。
髪型も違和感ないし、もう本当にどこにでもいる普通のこ。
あまり技術的なことをいうのは知識も無いから避けてるんだけど、服の柔らかさ、クッションの沈み加減、服の下にあるであろう体躯の現実感、すべてが一体となって瞬間を切り取ってる。
自分にとってはまさに理想を具現化してくれた作品。見飽きない。でも自分の部屋に置いたら、いつ怒られるか想定できないヒヤヒヤ気分が抜けなそう。
「流露」永江智尚
一瞥して「少佐!!」とは誰もが思うところだと思う。
そう一度思うと少佐にしか見えないし、作者もインスパイアされたのではないかと勝手に思うのだけれど、それをここまでの存在として昇華したのは驚嘆しか無い(勝手な言い分)。
筋肉質の彫像は数あれど、女性をモデルにした作品を見たのはこれが始めて。
浅学ゆえかも知れないけれど珍しいのでは無いかしらん。
素直にかっこいいし、魅力的。
それ以上にパラダイムシフトとなる作品とも感じた。女性としてのシンボルを保ちながら力強さは男性彫像にヒケを取らず、そして魅力的。決してアンドロギュヌスではなく女性としての存在、もとい女性という存在の魅力に満ちている。
以前から、男性の裸体像には性器が表現されるのに、なぜ女性の裸体像ではまるで否定するように削り取られているのだろうと思っていた。性の人形化が女性彫像の規範なんだろうと素人である自分でもわかっていた。
この作品はこうしたスタンダードなハードルまで軽々と飛び越えている。
そして見よ!この背筋。抱きしめられたい。ギリギリと。
「悲しみ」井上 智
「悲しみ」って作品名はありきたりと思っていたけど、こういう可能性があるからどんなことも侮ってはいけない。
作品名には余計な修飾も無く、シンプルそのもの。恐れず言えば陳腐化していると感じさせる恐れもある(自分も作品名だけなら陳腐と思う)。
作品がここまでケレン味の瀬戸際、崖っぷちまで狙ってきていれば、シンプルな作品名の方がむしろ全体を調整して見事に作品を着飾らせる。
わかりやすく言えば、この作品に「うらみ」って命名したら、まったく違うそれこそケレン味そのものの存在になってしまったかも。
また、陳腐化するかと思えた「悲しみ」も、この作品の名前だとすると「やばみ」「つらみ」のようなライム感さえある。
無垢なる白いあくたから立ち上ってくる色と形のあるものが「悲しみ」だとしたら、それはまだ意識下にあって顕在していない思いなのかもしれない。
そして、この作品を鑑賞する上で大切なことは、前から見ても後ろから見てもパンティラインがしっかりと視認できるところにある。仮にイチジクの葉が薄い布になったとしても歴然と人間の存在性を表す刻印であるならば原罪として受け止めるべきものなのだ。そうなのだ。
尻マニアにも大腿部マニアにも膝マニアにも、もちろん中二病の皆様にもしっかりと応えるこの存在感こそが、今を生きる作品だと、私おそれず申し上げます。
惜しむらくは、足首マニアとか足指マニアとか足指間マニアとか……
処理がしっかりされている全身と荒々しく彫られた頭髪が、無意識から表層に出でようとする「悲しみ」を体現しているようで、本当に素晴らしい。願わくばヘソが欲しかった。
いずれにせよ、ガンダムの産湯につかり、エヴァの乳を飲み、まどマギの洗礼を浴び、リコリコを胸に刻み、水星から来た魔女に思いを募らせる諸君にとって、間違いなく好きな作品のはず(我も)。
天地人ー散華ー 阿部鉄太郎
今回、日展に来たのもこの作品を直に見たかったからに他ならない。
この阿部鉄太郎という方、高知県に身を置き高知大学にて教鞭をとられているので、関東ではこういう機会が無ければ作品に直にお目にかかることが無い。
というより、コンスタンスに作品を発表し、積極的に出品され、実物を拝める機会をくれるのがなによりありがたい。
以前のエントリー「第51回日彫展」でもご紹介したが、この方の「YUKIONNA」と言う作品に目を奪われ、それまで古くさい物と記録されていた彫刻に対するメモリーをオーバーライトする経験を与えてくれた方なので、身近で(身近でも無い距離だが)見られるとあればぜひとも、時間は無かったけど、ぜひこの作品だけでもと。そんな気持ちで走り込んだ(って大げさに書いておく)。
この人の作品は伝統やコードを大切にしながらも、古くない。
なぜなら『かわいい』。もう一度書いておく『かわいい」。『かわいい』は正義である。大事なことなので4回言う「かわいい」は正義。
『かわいい』が、『萌え』が、『尊い』が、人の心を底根から揺さぶるのであれば、それが今の芸術であることを確信すべきだと思う。
アカデミックな領域においては、そうしたものを直接取り入れるのは時期尚早だというのであれば、そこにギリギリチャレンジする芸術家こそが過去と今と未来を繋ぎ止める宿命を負っているのではないか。
「悲しみ」についても同様の感情を覚えたところだけれど、この方の作品の方がよりダイレクトであり、より挑戦的だと思う。
いや、実のところ挑戦的だと思ってしまうところに、アカデミックなゲイジツのどこかに存在する老害が垣間見えてしまう。
欧米、日本とも近代の小説や書物には若かりし頃芸術作品に恋い焦がれてしまったという表現が散見される。
今の人達が恋い焦がれる3D表現の体現者を「フィギュア」という。
この「フィギュア」は数十年という技術的革新を経て好事家だけのものではなく、社会一般通念的に愛されるものになってきたではないか。これをポピュリズムといって一派一絡げに切り捨てるならばそもそも芸術ってなんなんよ。
阿部鉄太郎さんの作品は、そこに切り込もうとかあえて挑戦してやろうとかここでいっちょ有名になってやろうとかこんなものがみたくてしょうがないんでしょねねとか、そんなことはどうでもよくて、ただそこに「かわいい」のであって、故に逆説的になってしまうが挑戦的なのだと感じている。というかそう自分の中で整理がついた。
「天地人」というメインタイトルがいい。「天の時は、地の利に如かず。地の利は、人の和に如かず。」
もうね、オタク大喜びなわけじゃん。「人の和に如かず!!」って。
このかわいい女の子がね、そんな大意を内包しているそのドラマ性。
特にワインをテーマとした連作でもあるということで、すべての作品が整ったときの人の和とは如何に?というワクワク感に溢れている作品なわけです。
急に話しは変わるけど、この横腹から胸、そして脇から肩、二の腕を伝って肘に至る柔らかさ。
最高じゃん。
寄って見ちゃう
そしてサブタイトルの「散華」。
特攻とかの陰惨なイメージを持ちながら、どこか百合の終い香のような濃厚でいて高潔な淫靡さも感じさせる。
このタイトルをまさしく体現する、この作品。
まるで、消えゆく若き魂の脇にふと現れて、不思議そうに「なんで死んじゃうの?」ともいいたげな。
一方、死にゆくまだ幼い兵士はそこに安息を見出し、触れたく抱きしめたく手を伸ばすような、そんな空間が匂い立つ。
男にとって(男目線だけで申し訳ない。自分が男なので実感として)、女性に見下ろされるその時が快感で癒やしで幸福であれば、そこは大体唯一の居場所になるものだ。概ねの男は絶対そうだと思う。赤い彗星も絶対その手の男だ。
男は多分、一生そういう存在(男だろうが女だろうが、仮に人で無くとも)を求めて死んでいくのだと確信している。
また話しが変わるけれども、この人の彫刻は毛がイイ。
毛を彫ってやるぜ!って感じじゃ無くて、毛の本質を表現出来るのであれば、その立体性や構造性は捨ててもいいと思っているように思う。それが思わず触れたくなるような実在性を感じさせる。いや、そんな言葉で語ってはダメだな。好きな女の毛はすごく好きだという、そういう気持ちを想起させるが正解。
「流露」でも書いたけど、女性の性を人形化するのが彫刻の規範であるならば、敢えてこの人が表現する陰毛をみてみたい。それはとんでもないことになるとは思うけれども。
いつもながらの放言に終始してしまいましたが、何かあるいは誰かを意図的におとしめるような気持ちは全くありませんので不適切でしたら、ご指摘下さい。即座にエントリーを消すなり、書き換えるなりいたします。どうぞどうぞ素人の世迷い言と思い、ご寛恕くださいますよう。
さて、東京での第9回日展は終了してしまいましたが、これから巡回展が主要都市で開催されます。
詳しくは、こちらの日展様のスケジュールをご覧ください。私は一部しか見られませんでしたが、その全てが圧巻、です。
また、現在新作に取り組まれている、阿部鉄太郎さんのTwitterはこちらになります。過去作も素晴らしいのでぜひご覧ください。
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JUGEMテーマ:プラモデル
傑作キットをそのまま造ってみた。
ハロー 80億人のインターネッツ
このブログ終わったかと思いましたか
終わってませんでした
しつこくせこく生き延びております
闇の中ひっそりと身を隠し世に出る機会をうかがっていました
ウソです
色々とやっていたのよ
でもどれも中途半端に投げ出す始末で
ようやくパチグミを作り上げた
今回はそんなエントリーであるとともに
ついに美少女フィギュア枠のアップ数ががAFV枠を超えた記念すべきエントリーでもある
今日以降、私をAFVモデラーと呼ぶことは許さない
美少女フィギュアモデラーと名乗る所存である
などという能書きをいつものように垂れ流した今回のプラモはこちら!
「VOLKS INC. ブロッカーズ フィオーレ”ドラセナ”&“ネビュラ”」
今回のキットは造って思った感じた惚れた
一番かわいいぞ!!
パッケージの背面はこんな感じ
完成イメージ
逆側はクローズアップショット
こちら側を見せて摘んでも魅せる仕様
正面はOGUCHI氏のパッケージイラストのアップ
OGUHI氏のミクミク大好き
逆側はフル装備の完成写真
言わずと知れる ランナーが多いので今回も動画で一挙紹介
(音が出ます 気をつけて)
胸の造形がなんともいいのよ
つや消しをかければこの柔らかさ感とんでもないことになると思われ
時間がある時にツヤ消そうそうしよう
タンポ印刷されていない顔用の水転写デカール付
眉毛の上のラインはなんなのかな
後れ毛なのかな刺青なのかな
謎
インストもパッケージと一緒
塗装指定があるけれど清く7色
チークを入れてみよう!もいいよね
時間があるときチーク入れてみようそうしよう
とても標準的で標準的にわかりやすいインスト
他のキットと組み合わせることで“可能性は無限大に広がる”とのこと
キットの種類が有限ならば可能性も有限のような気もするが文系の私はすなおに可能性無限大と信じることとする
「クリエートコレクションズ」としながら作例が一つだけというのは文系の私は受け入れがたいことを主張したい
ポーズ集
ネビュラがドラセナを抱っこしているのがなんか苦しそうに見えて痛々しい
インストの裏表紙
ポーズコレクションの続き
「13」というのは13番目のフィオーレということなのだろう
ネビュラのパーツはつやつやで美しい
無塗装で造ろうと思うとき
この美しいパーツは処理が大変であることは自明であるなぁ
あまりみかけないこのゲージはなんだろう と思っていたが
多分湯まわりのチェック用だと思われ
しかし このゲージが途中で途切れているランナーもあったので
あくまで参考程度にしていることが慮られる
ということで このキレイなパーツの湯口をどう処理するか
ちなみにニッパーはゴッドハンドの究極ニッパー
こんな時 Mr.ポリッシャーPROがプロの腕前を見せつけてくれる
…実は当初は神ヤスとか使ってたんだけど手が疲れてしまったのです
途中からMr.ポリッシャーPROに切り替えたんだけれど
今度は振動で手指がシビれ始め振動障害になるかと思った
粗々フラットになるまで削りましたよ
ここで登場が100円ショップの爪ヤスリ
磨きだしまでが容易に出来るのと
劣化しても100円だから気楽に替えられる
今回は磨き出しの下処理をセリアの4面爪磨きを仕様
仕上げにセリアの爪ヤスリスティックを軽くかける
するとどうでしょう
湯口が目立たないほどツヤツヤに
どうしても密度の違いによる明暗の差は出てしまうけど
組み上げるとそんなに目だたないよ
こんな風に白化してしまった場合でも
同様処理でツヤツヤに
ブロッカーズは4mm軸ジョイントで様々なキットを組み合わせることが特徴の一つだけれど
このジョイント軸が結構渋い場合がある
しかし軸を削ったり凸部を広げると緩くなったり他のジョイントと合わなくなることが想定できる
そんなときはワセリンをすこーし使ってはめれば実に効果的
もちろんアカギレにも効果的
結構垂れ目なネビュラ
最初にドラセナを作るとネビュラ作成に手を抜きそうな自分のため
先にネビュラを造ることに
これは美プラ全般に言えるのだけれど
本体を先に造ると装備品とかがおっくうになるので
女の子は最後に造ることにし始めました
これで最後まで集中力を保つことが出来るようになりました
ネビュラの手は第3関節が曲がるので表情が色々楽しめる仕様
今回は初回の特典セットだったのでネビュラのクリアパーツとドラセナの追加顔パーツが付いてきました
基本 同じパーツ構成
クリアパーツでネビュラをもう一体組めるかと思いきや
頭部と胴体 装甲パーツのみ
せめて翼を付けて欲しかった
顔パーツはあとで改めて紹介します
タンポ印刷と同じ水転写デカール付
かといって得点セットに印刷無し顔パーツは入っていない
ただ瞳デカールはいくつあってもいいものだから
で 最後までモチベーション保つためクリアパーツも先に
クリアの湯口処理はさらに大変で
ここまでで作成時間の8割方を消費しました
やっとドラセナに着手
髪の彫刻がとても繊細でよい
後ろ髪が可動なども好印象
彫刻がシャープなのでおもちゃ感もない
ただヘルメットのためつむじがブロックパーツなのは…
ブロッカーズゆえ仕方ないか
内部構造はいたってシンプル
肩関節は胸側に軸受けがある
首は顔側のボールジョイントのみ
付け根は曲がらない仕様
ボディスーツ
いいよね
個人的に画期的と思ったのは
股関節から骨盤周りの表現
ボディスーツのハイレグがベルトの上まで切れ上がることで
大腿骨の関節が不自然に見えないようにしている
いままでどうしても足の付け根が魅力ダウンになりがちだったのを
デザインで軽やかに超えてきた
この表現はこのキットが最初だと思う
あともう一つ感心したのが
そけい部の表現
ちゃんとそけい部があるのよ
これ得点高くない?
顔パーツは追加含めて全12種類
まずは無表情の正面顔
目尻から涙袋のフレッシュピンクがダークな感じを醸し出しててよし
ウインク顔
泣き顔
使いどころが難しい
怒り顔
悪くないのだけれど
追加パーツの覚醒顔がよく出来ているので使いどころがあまりない
ここまでが標準パーツ
ここから追加パーツ
伏せ顔というか見下し顔というか
首関節の下への可動域が狭いので今ひとつ生かせない
にやけ顔
標準のウインク顔の両目バージョン
左右差が表情を豊かにしているので使いやすい
憂い顔というかつまらなそうな顔というか
これが一番ドラセナにビシッと決まる
もうこの顔が追加パーツに入っているだけで特典セットにした意味があったと思っている
覚醒顔
ここまではっきりしていると
使いやすさしか感じない
最後は標準の印刷無しパーツ
標準顔用
不満顔用
にやけ顔用
怒り顔用
その手のアレジャナイヨ
ブロッカーズフィオーレの評価はその真髄である共有ジョイントの存在にあると思う
素肌にこういうジョイントがあることに抵抗感を感じるかどうか
かくいう私も抵抗があって手を出さずにいた(ブログ的には可動フィギュアのエントリーは少ないのですが裏ではいくつかの美プラを造っているのです)
相変わらず抵抗はあるけれどドラセナはそれを補って余りあるキットだと思うところ
なにせハイレグとそけい部がすばらしい故
装備についても無用な穴があいているように見えちゃう
ということで全て完成でございます
不満顔かわいい
ハイレグにニーハイもフェチ度高すぎて良すぎて
不満顔かわいい
キットとして残念なところは一カ所
手首の関節をフレッシュにして欲しかった
いやフレッシュの手首ジョイントなんて他から持ってくりゃいいんだけれど
このね
ハイレグ、そけい部、ニーハイがね
フェチの三連星
おしりもよい
わかりずらいけど太ももに臀溝があるのだよ
これもよいね
髪の可動
後ろから見ると良さがわからないけど
正面から見るとすごい効果的な表現となる
なにげにブーツもフェチ魂をくすぐるデザイン
塗装するとまじやばい
左手に手甲を装備するとノーマルモード
このにやけ顔と髪の表現がビシッとはまるでしょ
ヒューマンモードとノーマルモード動画
(音が出ます 気をつけて)
ネビュラ
ドラセナの装甲となるので可動は限定的だけど中々にかっこいい
特に翼と頭のツヤツヤ感というかヌメヌメ感というかが良い感じ
シルエットはエイリアンのそれ
後ろから見るとスカスカ感は否めない
爪が可動なのはポイント高し
このヌメッとしたプラの感じが良い
クリアを塗装しなくても全然良い
湯口を目立たなくするのは大変だけど
ネビュラ動画
(音が出るので 気をつけて)
ネビュラを従えたドラセナ
フェ知的に正しい見下し顔をお楽しみ下さい
何度見ても良い腰回りをお楽しみ下さい
フェチさん向け動画
(音が出るので お気を付けください そういう音ではありません)
装備状態
装備状態動画
(音が出ます 気をつけて)
装備状態ドラセナとネビュラ
装備状態ドラセナとネビュラ動画
(音が出ます 気をつけて)
完全装備
完全装備アップ
覚醒顔が出ると怒り顔がかすむのよね
完全装備動画
(音が出ます 気をつけて)
はじめてのブロッカーズ
今まで造ってきた可動美プラでは一番かわいいと思います
これからどんどん発展していくジャンルだろうと思うと
楽しみなような楽しみなような楽しみしかないよな
プラモランキング参加中
ぜひポッチとお願いします
はげみになります
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JUGEMテーマ:展覧会
このブログは高尚なのだよ。
今回は趣を変えて、展覧会に行ってきたレポートです。
いつもの事ながら、個人的な興味と無学・偏見によるものですので識者の方は方は寛大なお気持ちでどうぞよろしくお願いいたします。
「第51回日本彫刻会展覧会 公益社団法人日本彫刻会」
なんでまた、わたしのような芸術に縁もゆかりも無い(二重否定)者がこのような高尚な場に赴いたかというと、ここ数年女性フィギュアを造るようになってから知った阿部鉄太郎氏という彫刻家の作品を見るためです。
この方の「YUKIONNA」という作品をTwitterで見たとき、始めて彫刻の女性像を美しい!、エ○い!(いい意味で)と脇腹をえぐられたのでした。
「YUKIONNA」阿部鉄太郎氏のTwitterより画像を拝借
「YUKIONNA」ブロンズ像 阿部鉄太郎氏のTwitterより拝借
これまで彫刻の女性像というと、古典的名作はともかく、どこか古くさく進歩が無いような印象を持ち続けていました(個人的感想)。
イメージは公園とか公的施設に立ってる「希望」とか「新たなる芽生え」(個人的印象であって具体的な作品を揶揄する意図はありません)みたいな名前のついた、しかしどこが「希望」でどこから「芽生え」ているのかわからない(個人的感想)、無表情の女性像(あくまで個人的感想)。
そんな自分の偏見を大きく覆したのが「YUKIONNA」だったのです。
そんなこんなで、日彫展に行きました。日彫展について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
まぁ、こんな無学な人間に来られても主催される方は嬉しくも無いでしょうが、裾野を広げるものと思って生ぬるくお許しください。
ということで、前置きはココまでで。沢山の作品の中から個人的感性と偏見及び性癖により厳選した作品をご紹介します。
「思案」梶川俊一郎
これさぁ、なにがどうとかって言う前に、こんなのが平然と置いてあったらまず普通は驚くよね。痩せさらばえてるし、法衣みたいなの着てるから哲学者か聖職者みたいな印象だけれど、とにかくインパクトがすごい。「思案」なんて生やさしい感じじゃなくて、宇宙の有様を観てるみたいな。そう思うと顔がウルトラマンにも似てる感じ。要は人間を超越した何か、みたいな印象を受けた。
「春告」二塚佳永子
普通なのがいい。普通の中学生か高校生が普通に立ってる感じ。何か特に訴える訳じゃ無いけど、特に生のきらびやかさとか、少女から大人へのなんちゃらとか無いけど。普通に立って、何かに気付いてる感じ。視線の先には花のつぼみか孵化した虫か鳥かなんだかわからないけど春を告げるものがあって、でもまぁ普通に見てる。で学校着いたら「春だねぇ」なんて語り始める感じ。今っぽい。
「白い祈り」高野浩子
作品名は大道感あふれるのだけれど。顔は端正で今時美人。なのに顔の真ん中にバリ(プラモ用語)が。さらに胸から下は空洞。彫刻無知者としては何を表現しているのか皆目わからないのだけれど、端正な顔と美しい指先に衝突する不完全感と禍々しくも見える胸元の凹凸と空洞。なんつうか抱きしめたくなるピュア感と近寄っちゃいけない人外感が一緒くたになって怖い。「白い祈り」って題名とは真逆の捉えをしてしまい申し訳ない。
「孤独な王様」田中厚好
結構好きと思った。写真だとよくわからないけれど、鶏の群像。これが荒々しい。背景にも爪で引き裂いたような跡があり、もうお前等鶏じゃない何かになってるだろう、と思う。まずもって近寄ったらタダジャスマナイ危険なやつら。
横から見たときの飛び出している感がえげつない。全身を表現するより平面からこちら世界に乗り出してくる方が暴力性というか、危険性というか、とにかくまずいぞこれは、と思う。これが角度からならティンダロスの猟犬で間違いない。「孤独な王様」という題名から社会風刺的なテーマなんだろうけど、もっと危険な暴力性と破綻性を感じた。好き。
「撓う」寒河江淳二
この作品名、一発で読めました?わたしは読めませんでした。ので今調べました。「しなう」と読むのです。それで棒持ってるのか〜。は、さておき。彫刻展ともなると女性の裸像はそれこそ沢山あるのですね。男性の裸像に比べたら10倍くらい差をつけると思います(個人的分析)。最近のマンガとかアニメとかのポスターに対して女性の消費をやめろ運動(活動?)はこうした現実には目を向けないのかしら。だって裸の女の人を公的な場所にいっぱい展示してるんですよ。どうなのよ ん?こんな夜中に誰か来た。誰だろう。ちょっと見てきます。
女性の裸像は芸術です!マンガやアニメみたいな下劣なものとは違うのです!しっかりとわたしかきましたからはぁはぁはぁ
で、女性の裸像がいっぱいあっても最初に書いたとおり、自分には昭和以前から進捗が無いように思え(個人的感想)、魅力を今ひとつ捉えきれない(無学故の感想)のでした。
そんななか、この「撓う(しなう、と読みます。もういいですかそうですか)」は今風の体つきなんですよ。痩せすぎず、ふくよかすぎず、ちょうど良い。実は本物はもっと良いです。写真だと今ひとつ魅力が伝わらない。
角度変えてみても実物には追いつかないのですが、この臀部の細さから大腿部の太さに至る線とか、上手く説明出来ませんが今風。
顔がもう少し可愛ければと思いましたが、昭和・平成を抜けた正統派という感じがしました。彫刻のこと全然知りませんが。
「KANAKO−ストレッチ」小野啓亘
これですよ!このわかりやすさ!かなこって人がストレッチしているねぇ〜、ってそれ以外の想像を全く許さない完璧な世界観。実物見ると本当に肩入れしてるんです。ちゃんと入ってるんです。肩が。肩入れしたことある人なら「いい肩入れだねぇ」って言います。骨と筋肉がちゃんと存在していて、その上の柔らかい皮膚感も感じるんです。ここまでの完成度があって始めてシンプルな題材として完璧になるのですね。お顔がチャーミングなのもポイント高いです。
「パッサカリア」片山博詞
パッサカリアとはスペインに起源を持つ音楽の形式です(今調べた)。そう言われると音楽的な感じもするけれど、これを見たときにはまったく思いませんでした、う〜ん、なんというか存在感。男性か女性かわからないのだけれど、無表情なのに魅力的なお顔立ち。スッとして気高い。もしこんな人いたら人間では無くて妖精かなんかの一種だと思うだろうなぁ。
人が持つことの出来ない要素を持っていてそこに憧れを感じる。ひとことでいうとおしゃれ。
「奈良の教室」前芝武史
これね、謎いんですよ。正座をして平身低頭祈っている感じなんだけれど。まず足は普通なんだけどそこからすねがすごく長くて大腿部から腰にかけてぼこぼことこぶが隆起してて、臀部は以上に小さく、背骨は凹んでいて、胸には乳房のようなものがあるんだけれど横に垂れてて、さらに手と頭が無い。もしかして見方が間違えているのかなと思うけれど、唯一確証がもてる足先からたどっていくとどうしてもおかしなものに見えてしまう。この作者の心象だとしたら、いったい奈良で何があったのか??と心配になる面白い作品。
「Expecting」岩谷誠久
まぁ、なんども言うけど女性の裸像が多いわけで、ちょこちょこ見ながら歩いていたわけですが、直前に見たものが目の端で異様に感じて振り返って真価がわかった作品。正面からでは気付かず、この角度から見るべきなんですよ。お腹の張りをみると妊婦とは確定しずらい。ただ、題名からもこの女性の視線からも妊娠したかのような印象はある。しかしおなかが大きく膨らんでいるわけでは無い。むしろ見事なのは下半身の力強さというかふくよかさ。妊婦なのか、それとも魅力的な三角形体型なのか。色々と考える作品でした。彫像は色々な角度から見るのが大事ですね。
「boolern1.1」宮坂慎司
繭の中にうっすらと女性の体が存在を示しているような凸面の板状の彫刻。ほぼ同様のものがうらめんにもあり二枚が重なり、間に隙間を造っている。一見精密なんだけれど何を言わんとしているのかよくわからない作品。写実的なとらえ方をすればずいぶんと残虐な作品にも見えるが、そうじゃない。きっと。題名のboolernはプログラミングにおける変数の型の一つで「真か偽かどちらかが入る」というもの(今、調べた)。とするとこれはどちらかが真でどちらかが偽なのか。いや、そんな感じじゃ無くて、この間に入る者が真か偽かという乱数みたいな表現をした作品なのかしら。
見たときは変数を表現していると思わなかったので、貝を模したら面白かったのに、と思ったのが感想。
「Second hand]神谷陸代
こういうことなんだよ、とつぶやいた作品。この作品は昭和や平成では生まれなかった。まさしく今造られるべき作品だと思う。人によってはマネキンと何処が違うの?というかもしれないが、現代性においてマネキンに負けるような作品を今でも造るのでは、過去のレプリカを量産しているに他ならないのではないかと思う。いや、言い過ぎました。ごめんなさい。
髪型、社会を受け入れつつどこか信じていない表情、なで肩、キレイで清潔な肌、着ざらしの柔らかそうな木綿のシャツ。今を生き、今を歩く青年(という言い方もどうかと思うが)を丁寧に表現している。古着を意味する題名も今っぽい(他の意があるのかもしれないけど)。
「夢一夜〜あなたの元で生まれたい〜」松宮紀代
なんとも不思議な作品。まずもって人間ちゃう。着物着てるし幽霊の様だけれど、大きな頭と大きな手をみると幽霊というよりは人外の何かという気もする。「〜あなたの元で生まれたい〜」という題名からは、まだ生まれていないわけで、輪廻転生がテーマなのかしら、と思う節もある。かなり大きな作品で、インパクトもあり、色々と想像を巡らせるのが楽しい。ところで手に持っているのは何だろう?
「夢枕」松永未来
ずるい
もう枕とかマグカップ(多分中はミルク)とかずるい
眠たそうな目も帽子(三角ナイトキャップ)もずるい
こんなんがいっぱいいたら、ぜったいイッテマウヤロ。今、を意識したときに、人生とは、とか、愛とは、とか、美とは、とか、そうした壮大なテーマ性を抜きにして脇腹をえぐってくるもの、今まではサブカルチャー的な扱いをされていたものとアカデミックなものとの融合というか昇華というか、そういうものがおもしろいのだと感じます。ずるい。
「天地人 -月光浴-」阿部鉄太郎
最後に、今回お目当ての阿部鉄太郎氏の作品。
まず他の多くの女性像と違うのは肌がキレイ。身長もちょうどかわいい位の高さで違和感が無い。
お顔は本当に今時の女の子。女の子がなりたい顔。甘すぎず、媚びて無く、冷たすぎず、ひねていない。でも無表情ではない。うっすらと口を開けているとエロティックな表現になりやすいけど眩しさに目を細めて驚いているような、恍惚としているような表情。
豊穣を意味するのか、髪から果物(ブドウ)が生み出されているようにも見える。
横から見ると、体からブドウの木を出している。よく見ると腹部が膨らんでいるので、もしかしたらブドウの木を産み落としている様子なのかしら、などという妄想も生まれてきます。体内からズルズルとブドウの木を生み出してくる美少女だとしたら、その発想の異常な神聖さに新たに作品を見直してしまう、そんな解釈の不思議さが横から見ると生まれてきます。
とはいえ、男である私は首から鎖骨の美しさ、両肩のラインの柔らかさ、小ぶりながらも豊かにたわんだ乳房がよく分かる、このラインからの鑑賞が一番好きです。って最後に品性低い発言となってしまいましたな。
ということで、作品は数多あったのですが、自分の琴線を震わせた一部の作品だけ感想を書きました。
美少女フィギュアの作品を見ていると、年々クオリティが高くなり、表現の豊かさや発想の面白さに引き込まれ、技術の高さに驚いています。
彫刻は、自分の中では「それに引き換え」くらいの印象しか無く、実際に今回行った展覧会でも、自分が幼少のころ学校で見たのと同じ臭いのする作品や、公園に棒立ちしているかわいそうな彼女たちによく似た作品がありました。大変な技術と労力、時間、そしてお金がかかっていることは、素人ながらさすがに理解しています。それでも、新しい何かに出会いたい、あるいは技術をつないできたものでも今から未来へ活きる作品を見たいと思います。
このブログで感想を書いたのは、そうしたことを感じ取ることが出来たものを選んだつもりです。
私は彫刻には詳しく無く門外漢です。その私が、阿部鉄太郎氏の作品に胸打たれた(惚れた)のは事実であり、彫刻は面白いかもと扉が開いたのも事実です。
最後に、言いたいことを言ってしまってごめんなさい。
歴史ある展覧会を拝見することができたこと、主催者の方々、作者の方々に感謝しております。
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傑作キットをそのまま造ってみた。
今、冬のオリンピック北京大会のフィナーレが放送中です。
そんな世界的イベントの時に、黙々とブログをあげる今日のプラモデルはこちら。
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 玄武 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
年末の青龍から始まった四聖獣シリーズも彼女が最後の一人となります。
ナンバリングは04。白虎に続く二人目なのですが、作成は最後になりました。なぜなら…
彼女が一番かわいいからだ!
変わらずのぎっちり感。
フェイスパーツはタンポ3種と印刷無し3種。これも基本仕様。
髪のパーツも素体用と装備用の2種
手のパーツ6種も定番。平手、少し平手、指さし手、握り手、ピース、そして持ち手。
ここで、いつもパーツとなるのだけれど、このシリーズあまりにパーツ数が多いので、今回は動画に。
時間と興味のある方のみ、ご覧ください。
このハリガネムシみたいなのはビニールワイヤー。
デカールも変わらず、瞳でかーるのみ。なんとなくだがタンポ印刷よりかわいいかも。
インストはいつもの感じ。これだけで白飯3杯いけそう。
インストの1ページ目は素体モードのカラー写真。
玄武はそもそも四聖獣で一番好きで、しかも緑っ娘も大好きなので、大好物キットなのだ。
もちろん、中国語読めなくても全然大常備。
さて、この娘はリリンちゃん。18歳のAB型。身長160センチで四聖獣では一番ちびっ子。
でも、グラマラスなスリーサイズ。
ただ、いつものように素体は四人とも統一パーツなので体型は変わらないのだ。
今回は新兵器で挑むよ。ハセガワの新しいニッパー買っちゃった。
刃先がフラットでパーツに沿ってゲートを確実にそげる仕様。
このニッパーについては別にブログアップする予定。
こんな感じでカッターいらず。時間が相当省ける。
ところで、リリンちゃんのヘッドパーツは耳が無いの。
この場合、他のキットのあまりパーツを流用出来ないのが少し残念。
スタンダートなお顔はこちら。
うちの子からは視線が合わないとの評。
ちょっと離目で不思議ちゃんの印象。
思うにこれは…
江島神社の八方睨みの亀のイメージなのではないか。
いずれにせよ、緑っ娘に変わりなし。良し。
内部も四聖獣共通構造。首は前後左右。胸元はボールジョイント。股間は前後と回転軸、引き出しが少し出来る。
腕も当然ボールジョイント。
今回、最小のパーツがこちら。
胸のアークリアクターらしきもの。後ろにラミーテープ貼ってキラリと光るように。
こんな感じにキラリと光る。
さて、今回の便利ツールは、「穴開けポンチ」
右側は革製品用。左側の袋入りとハンドルは宝石細工用工具。
今回はラミーテープを円形に切り抜くのに使ったけど、例えばリベット打ちとか、マスキングテープの円形切り抜きとかに欠かせない。
狭い所のヤスリがけに便利なのがツールでは無いけれど、マクドナルドのコーヒースティック。
紙やすりを両面テープで貼ると、ちょうど良い弾力。
それ以外にもすごく便利なので、今度あらためて紹介したい。
今回は残念ながら四聖獣作成ではじめてセメントを使用したのです。
腰に着けるプレート。この白と緑のパーツがどうしても外れる。
可動部分なので触るたびにポロポロ外れる。
温厚な自分でもさすがに辛抱たまらず接着。
スナップキットなのに…。負けた感満載。
あと、バックパックはこの6つのパーツで構成されているけれど、合わせをしかっりやらないと組合が脆くなる。
四聖獣の中ではちょっと手がかかる感じ。
そこもかわいいが。
組み上がると、ラジエターがチラ見えする感じでやたらかっこいい。
あと、大変なのがシールドマウント。押し出しピン後の処理とパーツ整形。そもそもパーツ数が多い。
地味な部分だけどやたら時間がかかった。
などと、重箱の隅をつつくような事ばかり言ってしまったけれど、良いところもいっぱい。
この透明パーツの裏に金属塗装が見えるのとか超かっこいい。
この剣も中にビニールワイヤーを通して好きな形に出来るフレキシブル。
玄武なので蛇のイメージなのだろうけれど、何故か名前が「狼牙刃」。
蛇かわいそくないか。
なんと言っても一番素晴らしいのが、手首関節パーツが全ての手に着けられる。
これフィギュア作る人は絶対望んでると思うよ。
ということで、完成です。
素体のバランスが良く、結構なポーズでも立位可能。
そしてかわいい。
「えっ?」てポーズ。かわいい。
プリプリしてるじゃん。
なぜか、この娘は泣き顔も似合う。
かわいい。
関節の自由度が高いのでドラマチックなポーズもお手の物。
かわいい。
軽装装備の「北境の壁」 シールドは二の腕で保持出来る。
通常装備。シールドが二つに分かれて背中にマウント。
「狼牙刃」で攻撃。
防御も近接攻撃もいける娘。
シールドが大きいのでポーズ表現が映えるね。
遠距離攻撃モード「神の審判」。
防御も遠距離攻撃もいける良い娘。
シールドに負けずキャノン砲も存在感抜群。
防御モード。まさしく亀のように防御も間違いなく固い良い娘。
首引っ込めた感満載。
必殺技「サンダー スナイパー モード」。
無敵感ありまくり。
素体の動画
武装モードの動画
ということで、四聖獣全て完成。
どの娘も個性的でかっちょいいし、かわいい。
時間があるときに並べてみたい。
中国キットについては色々と課題はあると思うが、バリエーションの面白さと取り入れと開発の早さはすごい。
素直に楽しんだキットたちででした。
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傑作キットをそのまま造ってみた
本ブログとしては奇跡的ともいうべきありうべからざる現象として2ヶ月連続のアップとなりましたぱちぱち〜
その奇跡を体現したキットがこちら。
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 朱雀 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
相変わらず、かわいい箱絵。少し挑戦的な表情もその手の人にはたまらないものとなっています。
先に紹介した「青龍」ナンバリング06、「白虎」が03、まだ紹介してないけれど「玄武」が04なので、四聖獣では最後のロットナンバーとなります。まさしく満を持しての登場というべきキット。
相変わらずでかい箱。比較にタミヤカラーを置いてみたけど、白い箱に白い瓶というチョイスにセンスの浅さを感じる。
相変わらず中身ぎっちり。
いつものようにランナー紹介するけれど、あまりに数が多いので興味無い人はすっ飛ばしてね。
まずは、肌色ペールオレンジもしくはフレッシュのAランナー2枚。素肌ボディが2体分となるので、一箱で素体と換装後がそれぞれ別に造れるお得感満載キット。
B1ランナー2枚は太ももが中心に内部構造で構成。
D1ランナーは肘から先&膝から先。
D2ランナー2枚は、背中の換装部品中心。
E1ランナー2枚。塗装済みの方は装備後用。
Fランナー、鎌と装備の一部。
Gランナー。丸いパーツは尾翼の飾り羽根となるもの。
Hランナー2枚は装備パーツ類。
Iランナー2枚は主に羽根のパーツ中心。一部塗装済み。
Jランナー2枚は白の装備パーツ。するどいパーツが多い。
ピントが外れてしまったKランナー。羽根や鎌を主に構成するオレンジクリアのパーツ。
差し色的Lランナー。
M系ランナー。M1は斧と羽根の一部。M2の2枚は換装したときの二の腕と膝上のパーツ。M3は装備用胸のパーツと頭部の後ろのパーツで構成。
タンポ印刷済のお顔パーツ。
と、印刷無しのお顔パーツ。
頭髪のパーツ。材質はPVC。右側が素体用。左側が換装用。
わかりづらいけれど、換装用はアホ毛が別パーツになっている。
手は、全部で安定の6セット。握り手、開き手、やや開き手、ピース手、指さし手、武器持ち手。
材質はPVC。
台座。朱雀のマーク付き。
瞳デカール。ATKガールは基本、瞳デカールのみ。パーツ構成で彩色を表現するんだ!塗装なんか許さない!という矜持をデカールからも感じるところ。
タンポ印刷には無い、怒り目は使ってみたい。
飾り尾羽の芯になるビニールワイヤ。これでフレキシブルな動きが可能となるのね。
ビニールワイヤーについて注意書きが入ってます。中国語なので読めませんが、丁寧なことはわかる。
いつもの部品取り寄せ表。何度も書くけど、ウォンと円のマークはどちらも¥。
インストの1ページ。瞳デカールの貼り方も丁寧に説明。
この娘は、タオインちゃん。年齢は16歳。身長165センチ。スリーサイズは…掲載無し!と、思ったら箱の方には掲載されてました。
85/58/83 スリムな体型だなぁ、と思うけど、四聖獣の皆様は素体が共有パーツなので、実際の差は無いのです。ここら辺こだわって改造しても面白いかもしれないけれど、そこまで思い入れを深められるかどうかは、今後のお付き合いしだいだなぁ。
中国語で書かれていますが、全く問題なく理解出来ます。ユニバーサルでざいん〜。
インストの表紙を広げるとポスター様に。額に入れて飾りたい。
これから作り始めますが、大体こんな感じのセッティングで作業してます。
作業部屋とか無いので、机を持ち出していちいち作業場を確保するスタイル。
塗装は台所で換気扇ぶん回してやるのですが、素組みはここだけで完結するので楽。
お顔。キレイなタンポ印刷でかわいい。
けれど、パッケージの気の強そうなおねぇちゃんとは、ちょっと違う。
好みとしては気の強そうな顔の方がいいなぁ。
後でお顔だけ塗装するかも。
ちょっと、のっぺりとした印象もうけるかな。
こちらがおすまし顔。こちらの方がパッケージの印象に近いね。
マスクを装着するとこんな感じ。昭和のタツノコヒーローを彷彿とさせるけれど、全身組み上がるとしっくりくる、なかなかの良デザイン。
3種類の表情の全てに頭後ろのパーツが付いているので、取り替えるときに手間がいらない。これはありがたい。
ところで、いつも思うのだけれど泣き顔って必要?使いどころ無くない?やられて悔しそうなら使えそうだけれど、号泣してるんだよね。号泣しているシーンのポージングってどんなのがあるんだろう?
パーツは今回も安定のアンダーパーツ。しかもアンダーパーツの仕掛けどころが考えられていて、一層造りやすくなっていると感じる。
中国の美少女キット全てがそうなのか、あるいはEastaernModel社の矜持なのかは、まだわからないけれど、とにかく塗装させずに最後までキレイに組み上げさせようという意気込みがすごい。
パーツ割りもそうだけれど、こうした一部塗装パーツも普通に入っている。
朱雀ちゃんの素体の暗色部分。他の四聖獣たちは(多分)黒色なんだけれど、朱雀ちゃんは暗い小豆色。ちょっと見るとわからないぐらいの色の差なんだけれど、こだわりが見える部分。
二の腕の腕輪部分。どうしてもパーティングラインがあるので、リューターで回転させて、爪とぎヤスリで一気につや出しまでやっちゃうと楽ちん。熱で溶けないようにだけ気をつけるけど。
出来上がり。ピカピカ。
そんなで、まずは素体の完成。
つま先に可動があるので、重心が取りやすく、立位の安定感よ。
装備後のボディ。
胸の装備が透明なのが、ちょっとえっち(で、よい)。
組むのは正直大変だけれど、このパーツによる色分けはすごい。どんどん完成していく感じがある。
組むの大変だけれど。
足が膝下のすねの部分が逆関節になっていて、鳥っぽい。青龍もここに関節があったけれど朱雀の方がより鳥っぽく、ポージングが楽しめそう。
わずかだけれど、少し面出しが野暮ったいところがあって、これは好みもあるのだけれど
がっつりと面出しをすると見映えると思う。
と、いうことで今回のおすすめツール!
左側がファンテックの超硬スクレーバー。タングステンカーバイトで刃こぼれせずにガシガシ削れる優れもの。
右側は、シモムラアレックのF-V6。こちらはかっちりした面だしやエッジ出しが出来る優れもの。
そんなことを言っているウチに、飾りバネの完成。芯がビニールワイヤーなので自由にポーズがとれる。
あと、飾りのオレンジのところが透明パーツで中に浮いているような感じになっているのがかっこいい。
鎌の刃については、表面処理をしたいところ。
板ヤスリとスポンジヤスリで番手を上げながら、最後は爪やすりで軽くつや出し。
こんな感じに、平ら感が出る。
あとこの鎌の形状が鳥を模しているのもセンスが良い。かっちょいい。
透明パーツの使用場所によっては、効果が見えなくなってしまうところがあるので、後ろにラミーテープを貼ったり。
ちょっとキラッとしてよい。
絶対に塗装させない気迫のすごいEastaernModelさんですが、さすがに全てとはいかなかったようで。
この丸いパーツの裏側は黒塗装がされているのだけれど、裏側には手が回らなかった。
でも、いいんやで。ここまででも十分立派なんやから。
ということで、完成。
まずは素体状態。というか、装備前状態。
すでに見慣れたボディ。
後ろはこんな。
彼女はロボットなのかサイボーグなのか、はたまた生身の少女なのか、今ひとつ設定がわからない。
個人的には、あとわずか安産型だと嬉しいし好みなの。
だけど、プリッとした表現が素晴らしいね。いつでも。
今回初めて気付いたなにげにこだわっているポイントとして、下腹の表現。
人間らしい丸みを帯びた、脂肪と筋肉を感じさせる表現になってる。
塗装で陰影つけるなら、ここはキットに応えてあげたいポイントですね。
間接の可動域は十分。横座りもお手の物。
なんども言うけど、号泣顔の使いどころってこんな感じにしかならないのではなかろうか。
そして装備後。軽装備状態。
赤を基本色にするとおもちゃっぽくなりそうだけれど、かなりかっこよくデザインされていると思う。
ソウルブレーカー? という攻撃技。
鎌が槍に変形。
鎌での攻撃だとソウルブレーカー?になる(と、思う)。
中国語だと「断魂者二式」。こっちの方が断空我みたいでかっこよい。
マスクがポージングで映える!
全装形態。背中に羽根を装着し、神々しいお姿に。
横から。足の逆関節が特徴的なシルエット。
羽根を広げると、結構なボリューム。
マスクが良い感じなんだよなぁ。
羽根は後ろ側に角度をつけることも出来るので、動きのあるポージングが映える。
とにかくマスクで造られる表情がビシッとくる。これはなかなかの良キットですよ。
二つ名が「天空の処刑者」。
「法廷で裁くことの出来ない邪悪(な、なにか)を、圧倒的な戦闘力で処刑し、霊界の平和を守る」存在であると、説明書き。
一体、彼女は何者?霊界に済んでるの?そもそも霊界の邪悪って、何?
と、謎が深まる中、彼女はその神々しい羽根を広げ天空から降り立ち、並み居る邪悪の頭をばっさばっさと刈り落とすのであった。
四聖獣四姉妹の中でも、結構危ないヤツなんじゃなかろうか。
【動画コーナー】
(音が出ますので、お気をつけください)
装備前
軽装形態
断魂者一式
全装形態
鎌装備
天空的処刑者
四聖獣の3人目。朱雀でした。
インストの完成写真を見ると、青龍や白虎より少し大味のデザインかな、と思ったけれど、造ってみると魅せ方の幅が広く、かっこいいポージングが楽しめるキットでした。
また、四聖獣では最後のナンバーらしい、パーツがきれいで、アンダーゲートも納得のいく、造りやすいキットです。
さて、残るはあと一人。
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素晴らしいプラモブログも沢山見られます。
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傑作キットをそのまま作ってみたにゃん
皆様、あけましておめでとうにゃん
本年も よろしくお願いするにゃん
今年は寅年にゃん なので本ブログも今年は猫語でお伝えすることにしたにゃん
本年最初のプラモは、寅年ならではのこちらのプラモニャン
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 白虎 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
………うそにゃん(画像はタミヤさまのHPから借りたにゃん いけなかったらすぐにあやまって削除するので怒らないで欲しいにゃん)………
AFVモデラーとしては 絶対にこうすべきだと思うにゃんが
すでにあいでんていていをうしなってしまっているのでせんしゃなんかいつつくったかもうわすれて…しまった…にゃん…
ということで!(猫語あきた)
今回のプラモは寅年にちなんで(あらためて)
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 白虎 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
ATKガール第三弾。四聖獣シリーズとしては第一弾となる03番。
箱絵も滅法かわいいぞ。
作るのは、前回の青龍に続いて二つ目(青龍の作成レビューはこちらから)
箱はでかいぞ
比較にニッパー置いたけど、言わなければ見落とすほど大きさに差がある(ということは比較対象が間違えているってことだな)
そして、相変わらずの内容量。ぎっちり。
これで、アマゾンで6千円弱。コスパがものすごい。
ここから、いつものパーツ紹介ですが、青龍同様滅法長いので、興味無い方は読み飛ばして下さい。
本体だけで全17パーツ(ランナー)!
Aパーツは肌色成分。ATK四聖獣シリーズの共通パーツ。
同じく肌色成分のB1パーツ。これもATKガール共通。
Bパーツはグレー。装備の内部構造中心の構成。2枚セット。
こちらがもう一つのBパーツ。前の写真より一部パーツが少なくなっている。
Cパーツはブラック。装備の内部構造と白虎の黒色部分のベース。全く同じパーツの2枚セット。
D1パーツ。グレーの素体パーツ中心。
素体の装備となるD2パーツ。ATKガール共通パーツ。
黒色装備パーツのD3。
装備の外殻を中心とした、ホワイトのD4パーツ。2枚セット。
ボディの色替えパーツとなる、E1。こちらもATKガール共通パーツ。
装備外殻のホワイト。E2パーツ。
外殻ホワイトのメインとなるFパーツ。2枚組の大ボリューム。
G1はブルークリアのパーツ。大小の2枚組。
G2はイエロークリアパーツ。ここまでで17パーツ(ランナー)。
しかも全てABS。塗装するつもりは無いけど、いざ塗ろうと思うと敷居が高い。
しかし、このメーカーのパーツ割りは「絶対に塗装を許さない」というほどの意気込みを感じるので問題なし。
台座。形は青龍と同じ。青龍にはキャラクターシンボルマークの龍がプリントされていたけど白虎は無地。
四聖獣1号ゆえでしょうか。
フェイスパーツ三種。左側からおすまし、叫び、キリッと顔。
こちらはタンポ印刷フェイス。おすまし、キリッと、叫びの順。並べ方同じしとけっちゅうつっこみは無しの方向で。
手は7種類のセット。グー、パー、ビース、握り手、差し指、力抜けた開き手、持ち手。
白虎は手持ち武器無いのだけれど、持ち手があればポーズのバリエーションがあがるから嬉しい。
ATKガール共通パーツ。
ヘッドパーツは三種。
ネコ耳、通常、武装用。
全てにアホ毛付き。しかも予備アホ毛まで付いてる。アホ毛を大事にしているプラモには傑作しか無い、というタミヤ社長の言葉を思い出す(うそ)。
出来はあまりよくないかな。バリやパーティングラインが結構ある。
柔らかいPVCなので処理がむずかしいのに…。
青龍はキレイだったので、やはり初期番号のキットはまだ技術が追いついていないとこがあるのかも。
それはそれで感慨深い(ぺこぱ好き)。
大量の瞳シール。
ネコ類キャラなので瞳孔が縦長。
流し目、涙目と赤い目のカラーバリエーションがある。
そしてパーツ注文書。日本円と中国元はどちらも「¥」なので、最初は安く思えてびっくりした。
インストは綺麗なカラー印刷も含めて14ページ。
イラストやっぱかわいいにゃん
ネコ耳ヘッドがかわいいにゃん
プロフィールは
名前 ジンジャオ
8月8日生まれの18歳 B型
身長165センチ
スリースタイルは上から 91/58/87
小柄ながらメリハリボディにゃん(とはいえボディバーツ共通なので、みんな同じスタイルのはずにゃん)
はっ………
……………インストは中国語だけど別に問題無くわかりやすい。
パチグミなので基本的なツールは、ニッパーとデザインナイフ
それとヤスリ各種を準備したのみ。
基本これで良いかと思うけれど、少し他のパーツも使ったのです。それはおいおい。
特に今回初めて使用したのが、100円ショップで購入したガラス爪磨きとつや出し爪磨き。
このシリーズの特徴とも言えるアンダーゲート。
青龍に比べると、それほど徹底しているわけでも無いのは商品ナンバーが若いので試行錯誤中なのか。
個人的にアンダーゲートは大歓迎なので嬉しい。
アンダーゲートで無いところはどうしてもニッパー後が出てしまうけれど、今回は爪ヤスリで消してみる。
まず、軽く鉄ヤスリで形を整える。あくまで軽く、パーツにヤスリを置いて押す程度の力加減。力を入れると傷になってしまうので。
次にガラス爪ヤスリで全体をならす。全体が均等に白っぽくなる感じ。
最後につや出し爪ヤスリ。この商品は4面中3面がつや出しになっているので、書いている順番通りに使用すれば段々と番目が上がっていく。
こんな感じで、ニッパー後はほぼほぼ無くなり、全体に均等になりました。
使い勝手で言うと、ガラス爪ヤスリは800〜1000番くらいのプラモデル用ペーパーでもいいかなぁ。耐久性はあるけど、固いので面への追従に少し難があるかなと。
つや出し爪磨きは、4000番から10000番以上の番目かな、と思うけど、コスパも仕上がりも良いので、これは使えますね。
タンポ印刷フェイスが3種類に対し、ヘッドの後ろのパーツがひとつしかないので付け替えが面倒くさいなぁと思ったが、青龍のあまりパーツに白虎用があったので共通パーツっていいよね。ってことが言いたい。
ボディの内部構造。まだ自分は作っていないメガミデバイスのパクリ模倣した構造と教えていただいた。
リスペクトと思えば良いことだし、ブームに乗ったと言えばしたたかさに頭が下がる。
それに日本と違う世界観が面白いし、個人的に好き。
だとしても、メガミデバイス一度は作らねば(フレームアームズガールは一度作ったことがある)。
腕などのパーティングラインは手作りサンドペーパーフォルダーが驚異的に便利。
詳しくは、keitaさんのTwitterで。
かっこいいんだよなぁ。見えなくなっちゃうところもメカメカしたモールドがある。
こういうところも金属色塗ったらちらっと見えたときにすごく格好いいだろうと思う。
塗らんけど。
あと、日本メーカーの苦労を軽くいなしちゃうようなトゲトゲしいパーツが盛りだくさん。
組んでいると指先が痛くなる。本当によ。
びしっと尖ってて、ほらかっこいい。
巨大ビーム砲が反射で光るように、パーツの径に併せてラミーテープを切り出し。
円形切り出しはガラスのまな板とフレキシブルカッターが便利。
裏側に切り出したラミーテープを貼って、表から光を当てると
これだけでむっちゃかっこいいいいい!良くない?!
後から光源入れるよう改造するのもいいかも。なんて欲が出てくるかっこよさ。
えらくかっこいいキットなんだけど、いくつか気をつけるとこが。
ひとつがインストの間違い。パーツ見れば間違いよう無い程度だけど、C43のパーツは3つある真ん中の凹にはめ込む図になっている。
けれど、3つの凹の左側にしかはまらない。
まぁ、パーツの組合で間違わないとは思うけど。
ボディの黒いパーツのはめ込みがキツくてはまらないので、少し凹を細目のドリルや刃なのでさらっておくとはめ込みが良くなる。
個体差があるのかもしれないけど、青龍でこういうはめ込み自体が出来ないことは無かったので。
股間のはめ込みもキツすぎて太ももと連結する軸の上下左右の動きがほとんど出来ないので、少しさらっとくとイイと思う。
股間のはめ込みがキツいのは普通悪いことでは無いような気もするが、むしろ望むべきではないかと思う節もあるがいやこのはなしはまたべつのきかいに…
ということで、完成です!!
まずは素体バージョン。
独立して立てるバランスの良さ。かわいさ。そして青龍同様ちょっと心配になるバストトップ。
後ろ姿。プリッと、ね。
各関節の可動域も言うこと無し。お行儀良く正座も可能。
一番ノーマルなヘッド。
瞳は少しあっさりしすぎかなと思うところもあるが、青が髪型とマッチしてかわいい。
ほっぺもあえてか赤みが薄くクールな印象。
アホ毛に並んで、メカっぽいリボンと三つ編みお下げも良い感じ。
軽装形態バージョン。
青龍は素体と装備で2体のボディがあったが白虎はボディひとつを組み替える方式。
虎様(とらさま、じゃないよ。とらよう、ね)の縞模様で無くても、確かに白虎を想起させるデザインの良さ。
素体が、アーマーを装備している感もちゃんとあって、かっこいいぞ。
後ろ姿もグッと印象を変えつつ、プリッと感は大切に(しているのだろうさすがさすが)。
ネコ耳ヘッドにキリッフェイスを合わせてみた。
軽装形態の本来のヘッドはヘルメットなんだけれど、あえて軽装ではヘッドネコ耳にすると順番に強化していく感があるのでよしと思う。
あと、胸元がセーラー服っぽいのも好み。
ネコ耳になったとき、本来の耳はどこにあるのかと思うが、上手く髪にかくれている。
でも、髪の中にちゃんと耳があるのでネコ耳は装備なのにゃん。
ここで、おすすめツールコーナー!ぱちぱち〜
waveの「パーツオープナー」
スナップキットはあまり作らないので、今回初めて入手。
白虎は特に装備替えの時、パーツの付け替えがあるので、もうすごく便利。
指だと本当に痛いのよ。パーツが鋭くて。
いつもの赤羽模型玩具店さんで購入。
しかし、マスターからは「これは実に便利です。が、ほとんど同じものが時計分解用ツールとして百均で売ってますよ」と。
マスター、ご助言いつも本当にありがとうございます。ですが時々商売ベタなんじゃないかと本気で心配になります。
そして、最終形態の全装形態。
背中に大型ビーム砲と鋭く力強い爪形マニピュレーター。
この破壊力。バランスの良さ。なにせ無茶苦茶格好いい!
ここまで大型の装備を装着しても自立できる!そこにシビれる!あこがれるゥ!
全装形態になると虎としてのシルエットがグッと浮かび上がる。でも、プリッと感は大切に(しているにちがいないてぇてぇ)
ヘルメット装備ヘッド。
かっこよさは圧倒的。アホ毛も健在。
後ろ髪を束ねている細かい演出表現も見落としてはならない。
首回りの力強さもぐっとアップ。
大型装備の可動がすごいので、シルエットがすごく変わる。
かっちょいい!
素体の可動域も広いので、腰を落としたポーズも実に様になる。
かっちょいい!
装備を上に伸ばすだけで、高さあるスタイルに。
かっちょいい!
作成中もずっと、かっちょいい!とつぶやきながら作ってたけど、出来上がるとさらにかっちょいい。
これで指の痛みも報われたと言うものよ(本当に痛いんだって。未だに痛いんだって)
写真だけだと、このシルエットの良さ面白さなににせよかっちょよさが伝わらないので、動画でご覧下さい。
まじかっちょいいから!本当だから!
※音が出ます。お気をつけ下さい。
年明け第一弾にしようと元旦に向けて年末から組み始めた時は、2日あれば組めるだろうと軽い気持ちでいたんだけれどとんでもない。
圧倒的なパーツ数と鋭いパーツに常に襲われる指先の痛み、それといつもながらの手の遅さに30時間かかってしまったキット。
それでも、出来上がりのボリュームとかっこよさは正直予想の遙か上を行く、新年作って良かったキットでした。
青龍の時も思ったのだけど、スナップキットって少し甘く見ていたところがあって、誰が作っても結果同じものが出来る組立パズル的プラモって印象を持っていたけれど、ニッパー後や合わせ目のキレイな処理のために要求される繊細な作業とその果てしない繰り返しに、忍耐力が試されるつらさの一方、そのつらさの代価にあまりある出来上がり後の遊びの幅の広さ。その魅力にどっぷり浸ることが出来ました。
ただ、さらにここから塗装や改造などは、ちょっとハードルが高すぎるなぁというのが今の本音。
ということで、本ブログ。
今年は少しエントリー数を増やしていきたいと(毎年言っているような気もしますが)思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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これからは頑張りますので、ぜひよろしくお願いします。
素晴らしいプラモブログも沢山見られます。
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本年も早々から本ブログにお越しいただき、ありがとうございます
昨年は作成意欲が湧かず、本ブログも開店休業状態となってしまいました。
例年は、昨年の反省と今年の抱負など書くところですが、
昨年の反省は、作らないのに買いまくるという恐ろしいことをしてしまい、積みプラの最高到達点が記録更新するばかりでした。今や何を買ったのかさえわかっていない状況となっているので、反省はしない触れないことにします。します!
今年の抱負は『作る!』のみ。
ということで、本ブログも今年は少しはエントリー数を上げていきたいと思っていますので、
本年も どうぞ よろしくお願いいたします
]]>JUGEMテーマ:プラモデル
傑作キットをそのまま作ってみた
「御模道(Eastaern Model) ATKGIRL 四聖獣 青龍 1/12SCALE Full ACTION PLASTIC MODEL KIT」
いつの間にか風が冷たくなり、年末が近づく町並みの喧噪の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ご存じの通り、当ブログ、1年近くお休みをしていました。
コロナ渦の中、プラモデルが品薄となり、全く手に入らず、更新したくとも出来ないと唇をかみしめかみしめ…
…申し訳ありません。さぼってました。
そんな起死回生の一発目は!
塗装しなくてもかわいかっこいいおんなのこができあがるであろうおてがるさにみりようされたこのキット
「四聖獣 青龍」
御模道(EastaernModel)というメーカー名、ちょっと聞き覚えが無いのですが、中国のメーカーさんです。
「御模道(E-Model)は2018年に創立された中国綴りモデルブランドで、英語名E-ModelはEastern Modelの略語から由来しています。東方伝統文化を備えた工芸技術と現地の創作人材を一直線に集め、中華意匠伝承の道に従い、中国のIP繁殖品業の発展を推進するために絶えず前進することを目指しています。会社はトップクラスの模型創作開発チームを持っています。企画、コンセプトデザイン、製作、製造など一連の自主能力を備えています。」
と、いうことですので、今後ともよろしくでございます。
ともかく箱がでかい!そして、パーツぎっちし
箱の側面には丁寧な注意書きが書かれていますが、なんとなくわかるけどなんとなくしかわからない
蒼白き制裁と読むのかな
かっちょよさに期待がふくらむよね
今回は塗装無し、小細工無しの男らしい心構えで臨むので用意した道具はこれだけ!
と、言いつつ、ペーパーとかヤスリスティックとか使いました。その件はおいおい
これからいつものパーツ紹介ですが、それだけで本エントリーの半分を占めますので、興味の無い方は遠慮無くジャンプして
最初にAパーツ2枚
肌色ですね。主に胴体回り。
B1パーツ2枚は臀部と胴回りの内部
D1パーツは素体のすねから足パーツ中心
E1パーツ2枚は素体のスーツを構成
K2パーツ2枚は羽根の基部など
Iパーツ2枚は装備の基部
Gパーツ2枚も装備 ずっと装備パーツが続く
再び肌色にもどりほっと和むK1パーツ しかも胸部で和み度アップ
Z1パーツは台座
そして、再び装備パーツのD2パーツ2枚
M1パーツ2枚は槍の一部を構成
M3パーツ2枚はサイコミュみたいな武器のパーツ
J1パーツ2枚は透明形成で主に刃
Hパーツは胴体周りの装備
Gパーツは主に羽根の基部
M1パーツ4枚はサイコミュの基部
Gパーツ4枚はサイコミュの爪とか槍とか
J2はポニーテールのジョイント
顔パーツ。3つはタンポ印刷で真顔、泣き顔、微笑み顔。それ以外に3つの顔付き
髪パーツ。Aが素体用でBが変身(?)後用
手のパーツ。黒と白でそれぞれ6セットずつ
尾(!)の芯となる金属線とサイコミュの展示用のクリア棒
ここまでがパーツでした。はこから出した順に並べたのでバラバラですまぬ。
金属線を抜かせば、ほとんどABS。
きっちりと色分けをしていて、絶対に塗装させないという強い意志を感じるパーツ割り。
AFVに見られる中国キットのこだわるなら徹底的にという精神がいかんなく発揮されていることに一種の戦慄を覚えたり覚えなかったりする。
瞳デカール。タンポ印刷には無い横目線がある
インストはこんな感じ。イラストが超絶かわいい。そしてウマ娘とは一線を画す巨大な尻尾が特徴
説明は中国語と英語だけど、別に読めなくても問題なし
キャラクター説明が掲載。名前は日本名にすると蒼華。ヂャンカと読むのかと。
19歳のA型。なかなかのプロポーズ
こんな注意事項が入ってたのだけれどちょっとわからない。わかるのは後ほど
最後にパーツの請求書。まじ!パーツ安いじゃん!と思ったけれど、なんと日本円も人民元も表記は「¥」だそうです。
ひとつ、利口になりましたね。
ちなみに、1中国人民元は、約18円くらい。
タンポ印刷は丁寧で綺麗な顔立ち。ほっぺのハイライトがかわいいよね
ほぼほぼ全てのパーツがアンダーゲート
ツボを心得ているとかいう次元では無く、絶対に綺麗に完成させるという怨念を感じさせる徹底ぶり
時間はかかるけど個人的には好感度アップ
だって、こんなとこまでアンダーゲートなのだもの
サクサクっと頭の組み上げ。髪型のセンスといい、良い意味で日本の美少女プラモを踏襲していると思う
好感度はさらにアップ
ただもうパーツの多さには圧倒
とりあえず、箱の中に立てて取り出しやすくして作業
パチグミキットには、ゴッドハンドのアルティメットニッパーが最適
ランナーから切り、アンダーゲート残して切り、アンダーゲートを切り、ペーパーをかけるの4つの作業を延々と繰り返す
延々と延々と繰り返す
ちょっと話が変わっちゃうけど、久々にプラモ完成させようと思って、でも塗装とか面倒だなぁとか思っちゃったので
まぁパチグミでサクッとカワイクね、つくれればね、いいんじゃないかと思ってチョイスしたんだけれど
逆にセメントにも塗装にも頼らないっていうことは、切り離しと処理をいちいちしっかりやらなければならいということに
今さらながら気付いたですよ
例えば、多少合わせ目が悪くてもセメントで溶かしてグリグリ密着させちゃうとか、ちょっとゲート処理が不細工でも、白化しても塗装でカバーしちゃうとか
無意識のうちにやっていたことが、今回は全く出来ないわけで
アンダーゲートだから助かったけど、そうでなければ処理の手数は倍増するでしょ
今までパチグミ派の人達に対して、お手軽に楽しむってのもありだよなぁ、程度の感想を持ってたのだけれど
塗装・接着しない前提で仕上げるって、当たり前だけれどすごく大変なのね
ということがよくわかりましたすこしあたまがよくなりました
ここで新たなツール登場。パーティングラインを効率的に美しく処理するこちらのツール
手作りのサンドペーパーホルダー
keitaさんのツイッターで知って使ったら超便利。みんなも作った方がいいよ。
胸部の内部構造。あまり美少女プラモ作らないので、こうした構造が標準なのかオリジナルなのかよくわからない
ただ、組合いとかゾクゾクするような構造でたまんない
首が横にかしげることができるのがわかっていただけるかと
この脇をカバーするパーツもピチッとしてて良い感じ
脇下が人間の構造と違って凹型になっている
ポージングに必要な造形で、こういうのはガレージキットには見られないので新鮮
素体のお腹はパーツ組合わせで、4種類から選ぶことが出来る
自分はこの全部ボディスーツの組合わせをチョイス
例えばスーツ無しパターンとか
お腹だけ出ているパターン(これがインスト推奨)
そして脇だけ出ているパターン
ここらへんのお好みは、おのおのの性癖と密接に関連していることと思うので好きなのを存分に選ぶのがよいと思われ
体幹から腰部の内部構造
胸部と同じく、スタンダードなのかオリジナルなのかはよくわからないけれど
おっと思う構造。特にそけい部の内部構造が前後上下に可動するようになっているのが面白い
ということで素体完成
かわいいやん
細い足の割に立位の安定性が高く、自立しやすいのに驚き
さて、ここから変型後というか変身後の作成
そうなんです
このキット。ワンパッケージに素体と変身後の二体入り
パーツが多いわけだけれど、お得感満載ですわ
一粒で二度なめ尽くせるとはこのことですな
さすがに2体組みで疲れてくるとゲートの処理を忘れて組み始めたりしちゃうもん
こちらが武装後(インスト見返したら武装と書いてあった)の胸部
色分けのこだわりがここら辺から加速し始める
脚部の完成
かなりごついデザイン。さすがに龍モデルだけあるね
間接構造が面白くって、すねにも逆に曲がる関節がある
かなりプロポーションが変わるので面白い
けど、ポージングではあまりつかわないかな
一番難儀したのが、尻尾
一番小さいパーツがこれ
そして、ここでハッと気付くことが
この謎の注意書きはこのパーツを間違いなく組み上げるための注意をうながす
ただそれだけのために入っていた
よく読むと細心処理って書いてある
大事に気をつけて丁寧に作りなさいよという母心か
予備パーツ入れてよ母さん
他には結構予備パーツが多いキットなのに
またね、パチグミキットの話になっちゃうんだけれど
セメント使うんだったら、こんな小さなパーツはカッターの刃に引っかけて、流し込みセメントちょこんとつけて接着ですよ
それがパチグミの場合、ちゃんと小さいパーツでもダボがあるんだから、どうやってそこに差し込むのか
まして塗装もしないからカッターの刃に引っかけるわけにもいかないし(ちっちゃい傷はさすがに出来る)
ピンセットを駆使したけど、何度もはじき飛びました
えぇ、あやうく宇宙の彼方に失われそうになったときも数度ありましたわ
で、このパーツをいくつか作って、金属線を芯にしてビーズのようにつなぐと
苦労の甲斐あってフレキシブルなかっちょいい尻尾が出来上がりました
これで、装備後の本体が完成。残すは武器と羽根
こちらが羽根。ガンプラのデザインを少し感じますが、まとまりのあるデザイン
で!この羽根とか槍の刃とかがさすがにアンダーゲートでない場所もあるのですよ
透明パーツがこんな風に白化しちゃうとかっこわるいので、どうしようかと
ここで新たなツールに登場してもらいました
左から、セレナの100円スティックヤスリ600番、同じく1000番、1500番のタミヤ紙やすりにあて板を自作したもの、そしてタミヤ2000番
スティックヤスリで荒らしながら白化した箇所を削り落とし
その後、あて板をした1500番で整えて、2000番で仕上げました
ほぼ目立たなくなったので、この方法を繰り返したけれど
ガンプラ強者の皆様はふだんどうしているのでしょうか
教えて下さるかた、コメント欄にてご教授いただけると嬉しいです
槍が2槍完成。名前は「蒼白き制裁(蒼白制裁)」
同じく、サイコミュ風の武器。意思の力で飛ばせるっぽい
名前は「蒼白の牙」
名前は両方とも意外とシンプル
この「蒼白の牙」の色分けパーツも凝っていて、中々の作業量だった
以上で全て完成
ボディ2体は圧巻のボリュームだけれど、なんとなく子どもショーで
変身前が舞台裏に入って、出てくると変身後になる演出を彷彿させまいか
まずは素体
手は、このピースの他に槍をしっかり持つ手、槍に添える手、大きく開いた手、軽く開いた手、握りこぶし
の6種類
首を横にかしげるので表現の幅が大きいと思える
足の可動は見たとおりかなり曲がる
ちょうっと気になるのが胸の表現で、コレだと本当はトップが見えてないとおかしくない?
かといって見えてたらまずいけど
ここを白く塗装すると良い感じになるような気がしてならない午前1時
体幹バランスがかなり良いので、いろんなポーズで自立を保てる
膝立ちも可能
このポーズで泣き顔だとなんかまずいか背徳感増してますか
胸の反りはこんな感じで可動域が広い
腰部のパンツは固定していないのでポーズに合わせて追従しているだけ
これがポーズの柔軟性を上げてるんだけど、これってスタンダードな構造なのかな
結構、感心してるんだけれど
故にS字ポーズもお手の物
体を斜めに振り向かせることも可能
かなり色んなポーズで遊べるよ
アップはこんな感じ
仕方ないけど、首回りがもう少し柔らかさがある表現だと、もっとグッときたと思う
正面
横 ね、トップが ね
後ろ
お尻の感じとかボディスーツの胸部の食い込みとかちょっとしたところが良く出来ていて
研究しているなぁって感じがする(上目線感想)
武装形態も自立するのだけれど、やはり派手なポージングが多くなるので
これまたかっちょいい台座が付いてます
ちゃんと龍のマークが付いてるのが憎いね
武装形態 前
武装形態 横 こっちはトップの不安は無い トップトップってしつこい?
武装形態 後ろ
軽装備で蒼白き制裁を構えたところ
足の開きや胸のねじれなど大きく動くので格好いい
あと、床を拭いとけ
「蒼白き制裁」フル装備
大きな槍もなんとか保持できる
「蒼白の牙」装備形態
蒼白の牙を両手に装備することが可能
これはもう殴り合い形態
フル装備
「蒼白の牙」を飛ばして攻撃
そう考えるとサイコミュというより、ロケットパンチなのだろうか
デザインが複雑なので動画もご用意
スマホの方は画面を横にしてご覧下さい
蒼白き制裁の構え
蒼白き制裁の構え 二本
蒼白の牙装備形態
フル装備
で、結構あまる余剰パーツと予備パーツ
余剰パーツはなんか色々出来そうで、ぎり出来ない
とりあえず今後のために保管しておくことに
ということで、復帰がてらパチグミをパチパチっと完成させようと思いきや
塗装と接着の無い前提でキットを組む新たな側面を発見した気がします
パチグミにはパチグミの手順や丁寧な処理が求められることを改めて実感
ガンプラでパチグミの方とかはどんな技術を駆使しているんだろう
ぜひ、お聞きしてみたいなぁと思います(以外とパチグミのレビューって見かけない)
それでは、これからは少し作成ペースを元に戻していきたいと思いますので、
今後ともお見限り無いよう、よろしくお願いいたします。
なぜか四聖獣全員が我が家にそろってしまった
これが沼か 沼なのか
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ただ、わたしの励みになります
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旧年中はお世話になりました
本年も本ブログをよろしくお願いいたします。
さて、恒例の昨年の振り返りですが、
最大は本ブログ継続の危機があったこと!
もう、くどくどしくは書かないけど、ようは模型作るやる気が低迷したのですね。
私生活(趣味は私生活とは違うのかという疑問はさておき)がなにかと大変になってしまって、危なかった。
で、去年の抱負は
「模型購入は5つ以内。そして完成は10以上」
…相当、例年よりハードル下げた積もりなのに…全然…
去年購入した模型は、
1 ロリコンロック (カイオオ堂)
2 アンドロトリオ (カイオオ堂)
3 片翼のジシア (VISPO)
4 ソーニオ (VISPO)
5 プラスティックエンジェル アンジェさん (アーマーモデリング)
6 フィギュアライズスタンダード アスナ (バンダイ)
7 光武・改 (バンダイ)
8 HG RX-78ガンダム ビヨンドグローバル (バンダイ)
9 竈門炭治郎 (バンダイ)
10 ダグラスDC3 (童友社)
11 綾波レイ (アトリエイット)
もうすでに購入数がダブルカウント超えてるし…。
そして、完成したのが。
山下しゅんやミリタリーキューティーズ バーニー(マックスファクトリー)
山下しゅんやミリタリーキューティーズ アリエ(マックスファクトリー)
山下しゅんやミリタリーキューティーズ ミユキ(マックスファクトリー)
山下しゅんやミリタリーキューティーズ コレッタ
ビキニアーマー よし子(カニオミニチュアズ)
HG 光武・改(バンダイ)
竈門炭治郎 (バンダイ)
FAMALE TANK (AIRFIX)
全部で8。
目標には追いつかず。
こうしてみてみるとキャラものが圧倒的に多いなぁ。
さて、今年の抱負として、
「とにかく、新しいキットは最小限に。出来れば3つに抑える。完成目標は10」
積みプラを解消していかねば。
改めて、今年は絶対に良い年になりますように。
全ての人が、楽しく、幸せに暮らせる1年でありますように。
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JUGEMテーマ:プラモデル
また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
「1:76 WW1 FEMALE TANK」(AIRFIX)
コロナで始まった今年が収束を見ないまま暮れようとしています。
どこにも出かけず静かな夜にウイスキーを傾けながら、今回のプラモデルはこちら(寝落ちする前に)。
いわゆる、マーク?だよね。外国ではあまりマーク?って言わないのかね。
マーク?といえば世界初の実用戦車でイギリス製。農業機械の会社がそのノウハウを活かして作成。そもそも戦車のことをタンク(水槽)と言い始めたのが、この戦車の開発中の隠語だったということで、色んな意味で初物づくし。
ところで、自分はAFVモデラーだと思っているんだけれど、前回のAFVが2019年1月のシャーマン。どういうこと?記憶の無いうちに時間が失われている??
AIRFIXのプラモって箱を開けた瞬間ワクワクが止まらない。何だろう、袋の色かな。
車体中心のランナー。一見二個入りに見えるけど、側面を二枚貼り合わせる構造のため。
スポンソン(張り出しのことね)のランナーと天板と後部車輪の一部パーツランナー。
履帯はベルト式。あと水転写シール。ベルト式嫌いじゃ無い。
インストは言語に頼らない万国共通仕様。見る限り箱組満載。箱組嫌いじゃ無い。
インストの塗装指示が白黒で良くわかんないし、番号も多分エレールの番号なので、全くわからない。
ここで重要な確認が。箱では1/76。しかし、インストでは1/72。
一体どっちなの?って思うところだけど、作る分には別に困らないので、大丈夫。
使用しないパーツ。どうやらこのキットで雄型も作れるみたい。インストと箱を変えればオーケーの仕様。むしろ選択制にしても良かったのではないかそんなことないか。
海外製のキットは良く洗うことにしている。今回も洗剤とセスキ炭酸ソーダで洗浄。
マーク?系の特徴と言えば菱形とスポンソンなんだけれど、その大事なスポンソンが成型不良。
こりゃどうしたものか。
リベットを削り落として平面出し。
そして、伸ばしランナーでリベット植え付け。リベット植え付け嫌いじゃ無い。
ちょっと見、気にならない程度に修正。
このキットは雌型なので、4門とも重機関銃装備。先っちょに口径を開口して大人の仲間入り機関銃らしくしとく。
よくよく見ると左右共に成形不良。後輪軸の横に窪みが。
シアノンにベビーパウダー混ぜたパテで修正。このパテの良いところは硬化剤を併用することで作業がすぐに進むところ。
硬化後の扱い安さは通常のパテには劣るけれど。
若干ゆがみがあるので、接着後にマスキングテープで固定。地味だけれど重要。
箱組するとどうしても隙間が出来る。所々の隙間を内側からパテで埋め埋め。
組立でかなり苦労したのがこの尾輪。インスト見るとそんな大変そうに見えないけれど車体側の軸とスプリングと尾輪の台座が全部芋付けなのよ。形が決まるまで一苦労したわ。でもこういうの嫌いじゃ無い。
接地面固定のため一晩このまま放置プレーします。
これで工作は終了。手のひらサイズでか〜わい〜。
下地塗装はファレホのオキサイドレッドを筆塗り。
基本色はカーキ(だったと思う。実は忘れた)。
迷彩はバフとロシア戦車兵ハイライトカラー(だと思う。実は忘れた)でそれっぽく筆書き。尾輪と機関銃はジャーマングレー。
履帯はおなじみガイアさんを筆塗りした後、タミヤアクリルダークアイアン(お気に入り)。
次に墨入れとフィルタリング。タミヤエナメルの三色を混ぜてそれっぽい色を作る。
やっぱフィルタリングすると統一感でるし、おもちゃっぽさが無くなるね。
次にサビとか汚れとかを油彩の三色で。
出来る限り大味にならないように、ちょっとずつ作業を進めてく。
一方、ミニスケはメリハリを大きく見せた方が面白いので大胆さも必要。
このことを二律背反の法則という(嘘)。
さらにウェザリングマスター(お気に入り)で履帯周りの泥とかの汚れ表現。
立体的な土は、ピグメントをビンダーで固着させる。
こんな感じね。ミニスケなので盛りも控えめに。
最後に鉄のむき出し感を出すため、履帯の凸部と機関寿をメタルカラーのアイアン(お気に入り)で仕上げ。
これにて完成!
菱形戦車の異名の通りのスタイル。初めて戦場でこいつに出会ったら相当恐ろしいと思う。
実際は故障が多かったようで思うような活躍は出来ず、故にマーク?以降改良が続いた。
当時は戦車戦は想定していないわけだから正面は無防備感ありあり。一応は機関銃用のポートがある。
左側面。AFVを作り始めた頃は、この異形に魅力を感じたけれど、作ってみるとやっぱり戦車には砲塔が欲しいなと感じる。
回転砲塔あってこその戦車というか、バルカンあってのガンダムというか。
後部。苦労した尾輪のスプリング。
車体上部。マフラーが天井にあるということは、この下にエンジンがあるわけで、居住性は皆無であったと思われ。
スポンソンも特徴の一つ。
ひっくり返るのを防止する役割の尾輪。なんかほこりが着いてる。後で取っとこう。
こんな角度が一番それっぽい。
久々のAFV。しかもミニスケだったけれど、良い意味で手の入れ甲斐があるキットだった。
AIRFIXは手軽だし、値段も安い。
今回はこれまでとして、後でビネットにしようかと思う。
これにて、今年のプラモ作りは終了。
皆様、本年もありがとうございました。
来年も皆様にとって良い1年でありますように
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JUGEMテーマ:プラモデル
傑作キットをそのまま作ってみた
「鬼滅模型 竈門炭治郎」(バンダイ)
全国の当ブログファンのみなさん。お待たせいたしました。
もうおわたん、と思いきやしぶとく復活でございます。
また、皆様のお目汚しになろうかと思いますが、引き続き、よろしくお願い申し立てまつります。
ところで、当ブログのファンって、誰?いる?
と、いうことで今回も偉大なるバンダイ様のお力を拝借して、リハビリ第二弾でございます。
(リハビリ第一弾の「光武・改」はこちら)
今年はコロナで気持ちが沈みがちだったけれど、その中で綺羅星のごとく大活躍だった「鬼滅の刃」。
いつものごとく、あやかれるものにはあやかって、寄っかかれるものには寄っかかっていきますよ。
の、超大ヒットした本日のプラモデルはこちら。
鬼滅模型 竈門炭治郎
今回は、バンダイさんの技術の粋を集めたこちらを、その技術に100パーセント寄っかかって作って参ります。
まずはAパーツ。
最近のキャラプラの再現力をすさまじく底上げした、内部構造別パーツ。
この技術って、初めて取り入れたのって何だったんだろう?自分が知る限り初めて見たのはガレージキットだったように思うんだけど。
しかも、このパーツ。3色の多色射出(って言うんだっけ)で、眉毛まつげ、顔のあざを表現する驚異の技術
Bパーツもすごい
顔の内部構造なんだけど、瞳がクリア入れた三色射出(って言うんだっけ)。
フィギュアライズラボで完成させた技術なのかと思うのだけれど、実物みるとすごいな。
バンダイ恐ろしい…
ほっと安心のCパーツ
Dパーツ
はじっこにあるピンクのパーツは舌。
Dパーツは日輪刀。
ここから又すごい。Eパーツシリーズ。
市松半纏が着色済!
ここまでのキットが3千円くらいで買えちゃうんだから。
プラモの進化というべきか、バンダイのガラパゴス状態というべきか。
塗装なしで完成するようシールも完全装備。
水転写では無いので、初めてプラモデル作る人でも安心。
インストもいつものバンダイ。見りゃ作れる微に入り細を穿つもの。
もうパーツ見てるだけでクラクラしますよ。だってこんななんだから。
顔の内部構造組むとこんな感じ。フィギュアライズラボだって、あなたの好きな○○(←好きな人を入れてください)だって、顔の内部だけ見ればかなり怖い筈だぞ(ただし二次元は除く)。
鼻緒はシールなのだけれど、これがまたピタッと貼れて快感。
ベルトの複雑な構造も3つのパーツでかっちり組めるぞ。
2時間くらいで完成。
本当に一切塗装しなくても、もう普通のフィギュアが出来上がる。
ぱっと見たらプラモデルとは思えない出来映え。
半纏の翻る動きも全く自然。そもそも2次元を3次元に置き換えるだけでもすごいのに、この再現度はどうしたことだ。
さすがに半纏の裏側が素っ気ない感じがするけれど、迫力の「滅」に目を奪われて、まったく気にならないね。
どこから見ても破綻していない造形。当たり前と言えば当たり前だけれど、プラモでこれを当たり前にしたのが本当にすごい。
もう、すごいとしか言い様がない。すごいが価値崩壊しそうなほどすごい。
技術の粋を集めた(何ででも言う)、お顔のアップ。
ところで、耳飾りだけは諸般のそして関係各署の都合でややシンプルなデザインに。
こういうところで鬼の首を取ったように言ってはならない(と、上手いことを言ってみる)。
もう二次元のイメージそのままだよね。
鬼滅の刃最終巻についてきたQposketのみなさんと一緒。
とにかく、うなるばかり。これで3千円程度とは(何度でも言う)。
もう、バンダイの作るプラモデルは、プラモデルと言わずに「バンダイ」っていうジャンルでいいんじゃないかしら。
ガンプラに対してか鬼滅模型とあるので他のキャラも出る予定ならば嬉しい。
次は、善逸か蜜璃か煉獄さんがいいな。よろしく!バンダイ!
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]]>JUGEMテーマ:プラモデル
ちょっと必要が生じたので、現用戦車の滑り止めの作り方を考えてみました。
こういうのを作りたい。
お手本は、こちら↓
「戦車模型製作の教科書 MENG偏」HobbyJAPAN
この本、モンモデルを作る予定の無い人でも(自分がそう)、とても参考になるので見かけたら買っておくと後顧の憂い無いよ。
で、この本に滑り止めの作り方があって、詳しくは買って読んで欲しいんだけれど、かいつまんで言うと「アクリルクリアをノリ代わりにして砂状のものを固定せよ」ってこと。
で、試してみました。
砂状のものは、光栄堂の「サンドパウダー」を使用。
ノリ代わりに
左から、ファレホ「ピグメントビンダー」、タミヤカラー「フラットクリヤー」、アクリジョン「クリアー」
で、どれが一番使いやすいか比べてみようという趣向でございます。
ファレホ「ピグメントビンダー」はピグメントを固定させるノリ。なので、この3つの中では最も流動性が高い。
故なのだけれども、サンドパウダーを振りかけると集中と空白が生じて均一になりにくい。
タミヤカラーは、綺麗に均一。
アクリジョンも同じく均一になる。一部集中しているのはドバッと置いてしまったため。
次にどのくらい固定出来るかの比較。爪楊枝で軽くひっかいてみる。
ファレホは、固まりで剥がれてしまう。そもそも、ビンダーはピグメントは湿らせて固定するので、流動性が高くて固まりを作りやすいように出来ているはず。今回は異種格闘技戦で不本意な試合だ!との怒声が聞こえる。
タミヤカラーは、コリコリと弾けて剥がれる感じ。そうそう剥がれない。
アクリジョンはガリガリ。軽くひっかいた程度で離れるあたいじゃないよ!って苦笑いしてる。
次は爪楊枝の後ろで、力を入れて剥がす。
ファレホは、もう本当に無理。
タミヤカラーもさすがに剥がれる。ポリポリとはじけ飛ぶ。
ファレホは、ガリガリして、相当力を入れて引いてもそうそう剥がれない。
並べてみると、一目瞭然。
最後に、キムワイプで拭き取ってみる。
ファレホは、完全に拭き取られる。もはや比べるのが可愛そう。タミヤカラーとアクリジョンはほぼ見た目は同じだが…
アクリジョンはヤスリのようにキムワイプを削ってしまった。相当に強く固着している。
最後にお遊びで剥がれるまで指でこすってみたけれど、アクリジョンはとうとう剥がしきらなかった。
仕上げを考えれば、滑り止めを固定した後にサーフェイサーと塗料を重ねるので、タミヤカラーとアクリジョンは使用上互角といっても良いかもしれない。
また、タミヤカラーは砂粒の一つ一つが剥がれるのに対し、アクリジョンは膜のように剥がれる。
固着した後に、コントロールしやすいのはタミヤカラーとも言える。
安定的な固着ならアクリジョン。仕上げのコントロールしやすさはタミヤカラー。という結論にしておこうそうしよう。
しかし、塗料としては使い辛い印象だったアクリジョンがここに来てニッチに大活躍とは、世の中分からないものである。
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また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。
「HG1/20 光武・改(真宮寺さくら機)」(バンダイ)
そもそも、お気楽極楽をモットーとしたブログなのですが、少し間が空きすぎたあたりの説明を(いつもの事と言えば、いつものことですが)。
今年4月に仕事の環境が変わり、さらにコロナウイルスの最中、気持ち的に追い詰められたようで、行動や活動に一切の興味を失ってしまいました。趣味でさえストレスに感じています。
途中まで作成しているAFVにどうしても手をつけられず、手を動かすのが苦痛にしか感じない状況です。
ですので、一旦AFVは放り出して、バンダイさんのお力をかりて、リハビリとして素組みで楽しむことにしました。
という、やや闇立ち上がりの感がある今回のプラモはこちら。
「さくら大戦」はセガサターンではまりまくったゲーム。このゲームで2次元の存在に初めて恋愛感情を覚えたことをここに告白します(恥)
その2次元初恋の真宮寺さくらが「さくら大戦2」で搭乗したのが、この「光武・改」。
今、バンダイさんがこの機体を出してくれることに少なからず驚きを感じている。バンダイさんの心意気に惜しみない賞賛をお送りしたい。
久しぶりにバンダイさんのプラモを作るわけですけれども、さすがの親切かつ素晴らしいインスト。
コクピットの解説付きで読み応えあり。
Aパーツは3色。内部構造と剣、配管などで構成。
Bパーツは、主に間接部。
C1パーツは、外装。パールピンクで、女性らしく美しいパーツ。
同じく、外装のC2パーツ。
D1パーツは搭乗者、真宮寺さくら。こればかりは色分け出来ないので肌色一色。
このフィギュアがあるか無いかでこのキットの魅力は大きく変わるだろうのう。なぁ。
間接部のポリ。シールAはさくらの瞳デカール。シールBは主にコクピット用。シールCはセンサー用の透明パーツ。
太いひもはナイロンチューブで外装のパイプ用。細い方はリード線でコクピットとさくらを一体化させる何か。
至れり尽くせりだわな。
先にランナーに着けたままさくらだけ塗装。今回は素組みのつもりだけれど、さすがにフィギュアは塗らないとと、頭の中のゴーストがうんぬんかんぬん。
コクピットはシールを貼るだけで、見栄え良くなる。塗装すればもっと見栄え良くなるのは当然だけれども、どうせ見えないので、このままでイイよね。素組みだし。
パール地のパーツ(パが意味崩壊起こしそう)は綺麗なんだけれども、ゴッドハンドアルティメットニッパー(知らない人もいるかもしれないから一応言っておくけど、ちゃんとした商品名)を使用しても切り口が変色してしまう。
さらに、通常こんな時はゴッドハンド神ヤス!(念のため言っておくけど、これも商品名だよ)を丁寧に使えば目立たなくなるものだけれど…。
やはり、目立つのよ。ここら辺はガンプラモデラーさんなら目立たなくなる技術知ってそうだけれど。
今回は素組みなので、これは困ったなぁ…。
とか考えているウチにボディ完成。センサー用シールが便利だし、実感ある。
中には、ちゃんとさくらもおります。どうせ見えないから塗りは荒いけれども。
瞳シール、便利ね。
で、組立完成!インスト通りに組み立てれば、ここまで見栄えるものができるのだから、本当にバンダイさんすごいとしか言い様がない。
とはいえ、パーツの切り口の変色とか、少しメリハリに欠けるとかあるので、墨入れとウェザリングだけやろうかと。
テクニックとしてはAFVのテクニックの簡易応用みたいな感じで。
霊子甲冑はリベットが魅力なので、ファレホの濃いめのピンクでドライブラシ代わりに色を乗せる。
メタリックパーツはどうしても金属感が無いので、メタリック塗料で塗装。
主にファレホのメタリックカラーを筆塗り。
チッピングは、濃いピンクとハルレッド、メタリックカラーのジュラルミンの三色を使用。
全体に、タミヤエナメルのガンメタルで陰影を意識しながらフィルタリング。
リベットの墨入れにはタミヤエナメルのハルレッドを使用。
最後に、凸部をグラファイト鉛筆でこすったり、ススやサビを少しつけてウェザリング終了。
エナメルでのフィルタリングでパーツがもろくなって割れちゃった。
一応ペトロール使ったんだけれども。パールパーツは少し弱いのかも。
これで本当の完成としますのです。
素組みなんだけれど、結局ウェザリングで手がかかっちゃった。
がっしりとした鋼鉄の機械感あるボディに日本刀って結構な違和感がある
マシーネンクリーガーの影響を受けながらも、和風レトロなデザインが面白い。
1/20というスケールがなかなか良くって、マシーネンのようにフィギュアと組み合わせると世界観が拡がると思われ。
是非とも継続してシリーズ化して欲しい。無理か(最初からあきらめちゃダメ!)。
もともとのピンクパールとガンメタルのフィルタリングで鈍く光るボディになって金属感アップ。
ついでにプラのヒケも目立たないようになった(こっちが本来の目的)
刀もメタリックで筆塗装。エアブラシの精密感は無いけれど、使い込んだ感は筆の方が上。
排気管は設定と色を変えてみた。高温で塗装がはげて劣化した感じで。
しかし、子どもから「霊子甲冑ってそんな高温になるほどの蒸気機関?」と突っ込みが…。
要は雰囲気よ、雰囲気。
とにかく、鋼鉄感を重視。「こっころまで〜 鋼ぉ鉄に〜 武装するぅ乙女〜」
プラの合わせ目の処理をどうしようか迷ったのだけれど、そのままつなぎ目があるような感じにした。
素組み故の苦肉の策。
コクピットは開きます。
さくらもおります。
チッピングを派手目にしたのは、パーツの切り出し口から視線を誘導するため。
こうすることで、切り出し口が目に入っても気付かなくなる効果がある(と思う)。
しかし、こうした動くプラモを作るときの塗装って本来どうすると良いんだろう?
動くプラモを作らないので、基本が今ひとつわからない。
ガンプラモデラーさんにご教授いただきたいところ。
最初に書いたとおり、リハビリのつもりで作ったけれど、手は動かないし、作り初めてもすぐに疲れちゃうし、キットの前で何をして良いかわからず数十分フリーズしちゃうしで、結構苦しかった。楽しめないのが一番つらい。
これで完全復帰とは到底思えないし、作成意欲も高まらないけれど、とにかく今はひとつ作り上げたことを素直に素晴らしいと思いたい。素組みだけに。
なんか暗い締めになっちゃったけれど、ご容赦ください。
これが最後のエントリーになったならば、その時は違う趣味を模索し旅立ったのでしょう。
まぁ、あっさり復活するつもり満々ですけれども。
【追】
自然光で撮影したら、実際の色味近く撮影出来たので、追加。
藤沢の赤羽模型店に置いてもらいました。
よろしかったら、お立ち寄り下さい。
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「ミリQ+α 全員集合!!」
山下しゅんや。
ご存じですよね。みなさん。
昨年(2019年)の5月には、すばらしい画集「プラスティックエンジェル」を発表されてます。
ご存じですよね。当然。
あなたもハートをわしづかみスマッシュヒットされましたね
山下しゅんや氏の魅力的で素晴らしいアートをプラモデル化したのが、マックスファクトリープラマックス「ミリタリーキューティーズ」シリーズ。
多くのモデラーを虜にし、ワンダーフェスティバル2019夏では「山下しゅんや祭」ブースまで登場。
(ワンダフェスティバル2019夏 参戦記はこちら)
で、ですね。わたしも便乗して
「ミリQ+α 全員集合!!」
マックスファクトリープラマックス「ミリタリーキューティーズ」のみなさん&
スピンアウト作品のカニオミニチュアズ「ビキニアーマーよし子」さん
そ、そりゃね。ただ、作ってただけじゃん、と。
そう言ってしまえば、その通りなのだけど。
まぁ、やってることはいつもと変わらず地味なのですよ。
整形が済んだら、全員超音波洗浄機で削りかす等をキレイキレイに。
結構、汚されていたのね…みんな…
その後、全員仮組み。
この時にどんな娘に育てようか風に仕上げようか、脳内妄想に浸る幸せ。
あ、ネーネは以前に仕上げているのでした。
衣服のパーツを中心に透け防止も兼ねて(衣服は透けてもよろしいという声もあるがそれはまた別のお話)サフを吹いて
黒で下地を整えた後、ファレホやタミヤエナメルで塗り分け。
肌の表現に主に使用したのが、Mr.カラーのラスキウスシリーズ。
ベース色の上からクリアフレッシュで濃淡を重ねる塗装法。
この方法は塗り重ねが好きな自分向き。発色も綺麗。
整形色がフレッシュなので、肌はサフを拭かずに、ラスキウスを薄く重ねて質感を。
最後の仕上げは、水性ホビーカラーのプレミアムクリアーシリーズ。
以前は同シリーズの缶スプレーを使ってたけれど、瓶が発売されてからはこちらを愛用。
と、いうことで改めて、メンバーをご紹介。
生真面目な熱血漢だけど、ちょっと世間知らずのリーダー(レッド)、ネーネ。
「あんまり、かっこ悪いところ、見せられないものね(うん)」
「さっさと撃たんか!それでも地上で最も邪悪な一族の末裔か!(いや、これは違う)」
いつでも明るく、ちゃっかりだけど陽気なチームのムードメーカー(イエロー)バーニー
「わーい(違和感ない)」
「すっごーい!(違和感ない)」
「君はなんのフレンズ?(ホントに違和感ない)」
いつも沈着冷静、少し冷たいところが玉にキズ、チームの頭脳(ブルー)アリエ。
「今日はいやにリーダー風吹かすじゃないかよ(絶対言わない)」
「私の血、青いの(…病気?…)」
紅一点(って、このチームにおける意味は…)、おしゃれ番長(ピンク)ミユキ。
「いいわね!いくわよ!(いや…)」
「ピピルマ ピピルマ プリリンパ!(どうした?…)」
ボーイッシュで男前で無口。時々話す独り言が正鵠を射ていたりいなかったりの(グリーン)コレッタ。
「そんな昔のことは憶えていない(ん?)」
「タフで無ければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格が無い(んん?)」
最初はいなかった後入りで、初登場時はとっつきが悪いけど実はすごいいいやつの(ホワイト)よし子
「人類の未来がひとえに我々の双肩にかかってあることを認識するときめまいにも似た感動を禁じ得ない(誰?)」
「操縦系を切り替えわたしのところへまわせ!お前らも各個脱出しろ!(ホントに誰?)」
一人ひとり作成記は別のエントリーで。
「ミリQ+α 全員集合!!」でした♥
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ありがとうございました!
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また傑作キットを凡作に仕上げてしまった
「ビキニアーマーよし子」1/20スケールレジンキャスト組立セット(カニオミニチュアズ)
美少女イラストレーターとしてもはや三次元世界における知的生命体で知らない者のいない山下しゅんや氏のイラストを立体化したシリーズ、マックスファクトリー「ミリタリーキューティーズ(通称:ミリQ)」。
そのスピンアウト作品として、同シリーズの原型を多く手がけた太刀川カニオ氏の手で生み出された、今回のガレージキットはこちら!
ジョイフル三ノ輪商店街Styleのビキニアーマーよし子。
太刀川カニオ氏による魅力的な作品を発表し続けるカニオミニチュアズのオリジナルレジンキット。
箱を開けると丁寧に梱包されたパーツが。
子犬のジョイフル君も入れて、全部で10パーツ。
インストと一緒に設定資料が。
彼女、いじらしいほど質素。
ジョイフル三ノ輪商店街を盛り上げるための看板娘なのだろうか?なぞはつきない。
下処理が終わった状態。
気泡もほとんど無く、綺麗なキット。
いつもの超音波洗浄機でペーパーの削りかすなどを落としているところ。
お友達も一緒に。
その後、よし子さんだけは熱湯のお風呂に。
レジンの離型剤を浮かせる(と信じてやっている)。あと、ゆがみも治るしね(と、信じてやってる)。
そして、台所洗剤でゴシゴシ。
最後にガイアノーツのレジンウォッシュで一晩。
ここまでが、いつものルーチン(二重表現の悪い例)。
次に軸打ち。
レジンはプラ用接着剤が使えない(プラ用接着剤では溶けないので)。
なので瞬間接着剤をつかうのだけれど、瞬間接着剤は溶け合わせる訳ではないので、軸打ちをしないと外れる可能性がある。
ま、受け売りだけどね。
ということで軸打ち。この方法は、「G-MODELING.INFO」さんのブログで知った方法。
ピンバイスでまっすぐ穴を穿つのに自信が無い自分には、もうこの方法は神。
まず、接合部分に軸と径を合わせて穴をあける。
アルミの軸を差し込む。差し込むだけね。アルミは柔らかいので調整や加工がしやすいので。
外に出ている方にペンチなどでギザギザの溝を作る。
受け手の方に、軸よりも少し大きな穴を空けて、その回りにワセリンを塗っとく(穴の中には入らないように)。
受け手の穴にシアノン(瞬間接着剤)を充填。
軸の溝にインジェクターなどで瞬間接着剤硬化剤を滴下する。
瞬間接着剤を充填した受け手の方の穴に位置を合わせて軸を一気に差し込み押さえる。
固まったと思ったら、バキッと抜くと受け手の方に軸が残る。
最後にはみ出した瞬間接着剤を剥がして、ワセリンを洗い流す。
自分の場合は、塗料の溶き油に使ってるペトロールで乳化させて拭き取った後、マジックリンなどで洗い流してる。
と、作業工程を延々と書いた訳だけれども、こんなかわいい娘が出来るので許して下さい。
慣れると、そんなに手間取らずに出来るよ。
自分のようにピンバイスをまっすぐ打つのが苦手な人(そんな人がいるかは知らんが)にぜひともおすすめ。
肌塗装はレジンの透明感を活かしたい(一般にサフレスというらしいです)ので、気泡埋めとか修正には、目立たないこちらを使用。
脇のところの体のラインを少しはっきりさせた。
あと、もう一カ所このパテで手を入れたのだけれど、公序良俗に引っかかるかも知れないので内緒(わかった人は自分と同類の下衆類としての認定を覚悟してもらいたい)。
で、まずはエアブラシで肌塗装。
わかりづらいけれども、太ももを中心にクリアブルーをうすーく。
そのあと、レジンキット用に調合した肌色をクリアで割って様子をみながら重ねていく。
一見、赤く見えるかもだけど、吹くと肌色になるの。
体の凹凸に合わせて、拭く回数を変えながら重ねてく。
肌塗装が良い感じになったところで、水着などをファレホで筆塗り。
なんかえっちぽいかんじになっているけどしかたないことだし
一旦光沢クリアでコートしたあとに、エナメルでライン等を筆塗り。
ライン引きは、マスキング&エアブラシ塗装と迷ったのだけれど、かっちりしすぎて機械じみた印象になりそうだったので、あえて手書きで(めんどくさかったからじゃ無いよ、っていうよりどっちが面倒くさいのだろう)。
で、顔の塗装。
使う筆は、大体この5本。
右から、モデルカステンのアイフィニッシャー、レオナルド36RO、レオナルド77RO✕2、一番左側がHQパーツの熊野筆。
熊野筆は修正用として最適な毛の硬さで手放せない。
最初に白目をファレホで入れた後、オーバーコート。
青いエナメル塗料で虹彩のあたりをつける。
頭にぐっさりと爪楊枝が刺さっているのは気にしなくていいよっ。
瞳孔の位置を決めたら虹彩を塗装。
瞳孔の位置決めはとても大切。
ちょっとずつ修正した後に目に反射光を入れてオーバーコート。
最後にまつげ、眉毛、アイシャドーなど入れて完成。
これが大体定番の順番になってる(ていばんのじゅんばん?)。
こんな感じ。
次にマントの「三ノ輪商店街」のロゴ。
これも色々と迷ったのだけれど、あえてダサくそして軽やかに手を抜くために、白縁を入れることに。
使用するのは、HQパーツの自作用デカール。
こういうとき便利なのが、フレキシブルカッター。愛用しているのはネイルデカール用なので、とってもガーリー(うふ)。
自作用デカールって初めて使ったのだけれど、すっごく柔らかい。マークソフターなんて使ったら溶けちゃうほど。
で、こんな感じ。一見手を抜いただけに見えるかもだけれど、思った通りのダサさで後悔は無い。だから、みんなも「手、抜いたのね」って思わなくていいよ(お願いだから)。
完成でございます。
うむ、かわいいよね。
後ろ姿、実は結構かっこよくないか。
マントがまさか三ノ輪商店街の風呂敷だとは誰も思うまい。
柔らかそうでしなやかな体のライン♥
さすがの造形。
ジョイフル君。ほっかむりがいいね。
尻尾がくるんとしてる。
おしりがプリッとあがってる感じがまたなんとも。ねぇ。
三ノ輪商店街の風呂敷マント。ね、手抜きに見えないでしょ。
この娘の一番好きなところは、胸がね、控えめなところ。
いや、大きいのがきらいなわけじゃなくて、というか大きいのが好きというか、というかどっちも好きというか。
で、水着は半光沢でビニールのような安物感を出しています。
この娘は何を思ってこの格好を貫いているんだろうか。
バックストーリーがまったく思いつかないんだが、少なくともジョイフル三ノ輪商店街に行ってみたくなることは確か。
作っている間、ずっとこの娘好きだなぁと思いながら作れました。
ミリQガールズの作成もこの娘で一旦終了。
大変だったけど楽しかった。
ありがとう、よし子。
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