プラモデル「BB戦士 ネオ・ジオング」(素組み)

  • 2014.09.14 Sunday
  • 02:05
JUGEMテーマ:プラモデル


BB戦士392 機動戦士ガンダムUC NZ999 ネオ・ジオング(バンダイ)


はい!久々の親馬鹿企画です。
次男小学2年生が作成したプラモのご紹介!
私は購入以外、一切関与していませんので、どんな葛藤といきさつの元、造られたのかお伝えする事も無く、表層的に進行してまいります。
ネタはこれ↓
パッケージ.jpg
プラモ業界で話題になった、やたらとでかいプラモのちっちゃい版程度の認識で次男に与えた代物です。
ジュディオングジオングは知っているのよ当然。足なんか飾りですよ的なあいつは知ってます。でも、ネオは知りません。知らないけど、評判になってれば買ってくるってのが、時代のありようでしょうそうでしょう?
ちなみに、長男には「ハイ・ゴッグ」なるものを買ってきました。こいつもよく知らないが、本人がイラスト見て欲しがったので。本人も知らないはずだけど。
で、長男は、ちょろっと造って、お手上げ。
一方、次男のこいつの方が箱がでかかったので、まぁ、ちょっと無理かいな、と思っていたら、いつの間にか完成させていた。いやぁ、さすがわが子。あっぱれあっぱれ。
このBB戦士ってのもどういう代物かよくわからないんだけど、子供向けって感じのスタイルなのに、ボリューミーでかっちょいい。

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光輪までついて、神々しいですよ。ジオングなのに足があるんだけど、これは飾りでは無く、タンク的なものらしい。

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横からみると、かなりのボリューム。ジオングは青っぽかったけど、赤いねぇ。シャア的なものかしら?
箱の横にはシャア的な人がパイロットぽく立ってるんだけど、フル・フロンタルって書いてある。これは、名前なのか陣営なのかもよくわからん。まぁ、シャア的なボスというこうことで。

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ちょっと感心したのが、顔を横に向けると目(モノアイ)がシンクロして動く。これがかっこいい。どんな仕組かは、造ってないからわかりません。次男も今寝てるので聞けません。あんまりかっこいいので、グリグリ動かしちゃった。
で、みなさんご存じのとおり(わたしゃ、知らなかったが)、中の人がいます。

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ロボットがロボットに乗ってる設定。まぁ、これについてはゴーディアンのパクリだけど、斬新な設定だけど、これまたどういう設計思想でこんな仕様にしたのか。ビーム兵器で撃たれたらどっちもダメになっちゃいやしないか?ここらへんは、原作を観ない限り解けない謎ではあるし、ターンエーの教訓からほぼ確実に観ないので、永遠にわからない。

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中のロボはツノあるし、赤いし、やはりシャア的ななにか。デフォルメされてるけど、かっこいい。しかし、いじっててちょっと思う事が無くは無い。それは、また後で。

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こういう角度から見ると、オーラバトラー的なかっこよさもある。また親馬鹿だけど、ホントに今回なんにも手伝ってないんだよ。次男、よくシールはったな。けっこうシール張りが細かい感じになってる。
このシールは、水転写デカールじゃなくて、裏面が粘性の普通のシールになってます。ちょっと、端がめくれたりしてるようなんだけど、なんか対処法があるのかな?上からクリアとかしちゃってもいいのでしょうか?

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武器もいっぱい入ってて、充実した内容。でも、ちょっと気になるのが、このBB戦士ってのの位置づけがよくわからないんだけど、結構ジョイント部がポロポロとれるのですよ。ガシガシ遊ぶって造りになっていない。ところどころ、繊細なジョイント部もあるし。
ダンボール戦機を一緒に造ってたころも思ったんだけど、完成品で遊んでるのを見てると手足がボロボロ取れちゃうから、遊びにならない。
自分が幼いころに造ったプラモなんて、遊び倒して壊れたけど、壊れる前に遊びにならないのは、どうもねぇ。ディスプレイ用なんだろうなぁ。子供に造る楽しさと、その後遊ぶ楽しさを教えたいんだけど、遊ぶ楽しさがどうも伝えきれないんですよね。昔の駄ものプラモみたいな、子どもが小遣いで買えて、壊れるまで遊べるような、そんなプラモご存知の方は、ぜひご一報を。
誤解あるとやだから言うけど、次男は出来あがったこいつを惚れ惚れと見てますよ。本人は大満足です。

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色々、言いたい事書いちゃいましたが、出来上がりを触ってるだけでも、大人が造っても充実したキットだな、ということがヒシヒシと感じます。というより、パーツ数も含め、充実しまくり。小学2年生でもそれなりに造れるのに。ホントにガンプラのクオリティって、もうプラモデルとは違う次元のような気さえします。
ところで、お父さんは、いつ次の作品が完成するんだろう…

 

 

 

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ありがとうございます!

プラモデル「ターンエーガンダム」(素組み)

  • 2014.07.27 Sunday
  • 03:37
JUGEMテーマ:プラモデル

また傑作キットを凡作に仕上げてしまった。

HG CORRECT CENTURY 1/144 WD-M01「ターンエーガンダム」HG(バンダイ)

 
ガンプラを造って、疲れた疲れた言っていたくせに、ど〜してガンプラを造るのか?こういうことするから、子どもからは「お父さんの言うことは、ほぼ嘘と思ってる」と言われたり、なんか良くわからないけどやたらと異動させられたりするんじゃないかしらん。違うかしらん。
えっと、豆戦車を造る宣言をして造り始めたわけですが、浮気しまして…。
ある日、プラモ屋でふとこのキット ↓
01.jpg
見つけちゃってね〜。
今をさること20年ほど前、アニメから遠ざかっていた頃、あるうわさが耳に入るわけです。すなわち、『あの』シド・ミードが、ガンダムをデザインするらしい!
え?マジ?まだ小僧のころ、シド・ミードやG・ジウジアーロなんて言えば、デザインのあこがれの君みたいな、どこか浮かれポンチな空気と共に未来を見せてくれた、そんな人ですよ。
おいおい、またガンダム見なきゃダメなんじゃない?なんて、周りに吹聴していたら…
『シドよ。お前もか』
ひげ
結局、以降ガンダムに触れようと思うことは無くなったのでした。
なのに何故?なぜ、このプラモをかっこいいと思ってしまったのか?大人か?中年のおじさんになったからか?理由はわからないんだけど、とにかく気になって仕方なく、ついに買ってしまったのですよ。
しかし、今回は決めています。ひとつ、疲れる事は一切しない!ふたつ、長引かせない!
ということで、作成開始です

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設計図はこんな感じ。もう、懇切丁寧。こんなキットが千円ちょっとで買えるなんて、やっぱ売れてるアイテムは強いねぇ。がルパンや艦コレ人気がぐいぐい高まって、ガンプラくらい売れるようになれば、AFVなんかももっと安くなるかしら?そんな時代が来るものかしら?

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今回はサクッと造るを目指すので、アルティメットニッパー(青)を中心で造ってみたいと思います。左のがメインで使っているニッパー(黒)。普段は、ランナーの切りだしは黒でして、青で整えたり、細かいパーツは青で切りだしたりしています。今回は、青一本で一発切りだし&やすりがけで造りますです。
ちなみに青は、片刃のするどいニッパーで切れ口が美しい一方、やや華奢で無理が利きません。「モビルスーツは女のように扱うんだ!」はどなたの言葉だったか…。

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なんて言ってるうちに、あっさり胸部完成。このパーツ構成すごいです。色塗り不要。まぁ、当然今回色塗りするつもりはありませんが。しかし、合いも含めて、形の美しさにうっとり。

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ここら辺から、なんでロボットを造るのが億劫なのかを再認識します。
あのですね、手とか、足とか同じようなものを2個造るのがしんどいんです。戦車だって履帯があるじゃないか!ですって? …まぁ、そうなんですが、なんだろう?妙に疲れるんです。ここら辺は休み休みです。
しかし、こう見るとひげもそんな気になら…なくはない。これ、本当にガンダムの仲間だろうか?

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足は、ここまで曲がります。造ってみて感心したのが、この脛のところが少し曲がるように関節が入っています。ちょっとだけなんですが。ここに関節が入っていると、このとおりひざ下が曲線を描くんです。人間は当然こんなところに関節は無いんですが、なぜか生き物のようなフォルムになります。シド、やっぱただもんじゃない。

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えー、汚いですが、こんな感じで造ってます。ルーペはかかせません。ニッパー、ナイフ、歯ブラシ、やすり各種は定番です。普段はもっと多くの用具を使うのですが、ガンプラはこのくらいの用具があれば十分に造れます。こういうところが愛される所以でもあるし、高い技術力が造りやすさに直接結びついているんでしょうね。
気持ち的には、合いどころがきっちり決まっているので、ブロックを造っている感覚ですが、どんどん形が出来て行くので快感です。

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とりあえず、素組完成!
やだなにこれかっこいい。無性にかっこいいぞ。色合いはガンダムだけど、シルエットは断じてガンダムでは無い。未来的な何かって感じ。ごめん、シド。やっぱ、ターンエーはかっこいいです。他に言葉が見つかりません。
ところで、ここまで休憩は挟んだけど、6時間。普通は4時間くらい。慣れている人なら2時間くらいで造れるんですって!なんかホントに手が遅いな…俺。
しか〜し!当初の目的はこれで終了だが、あまりにかっこよかったので、せめて墨入れくらいはしてみることに決定!!!!!!!
…こうして、豆戦車はどんどんと地平の彼方へ…

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………マジかつこいい………
立ってるだけで様になる。
金ピカでもなく、色彩も乏しく、派手な武器もファンネルも無く。
最近のガンプラで見かける、装備満載の彼らとの世界観は、彼岸と此岸ほどの差もあるのに。あぁそれなのに。
上半身は女性的でありながら、しっかりとした下半身は男性的で、結果的に両性的な印象を感じるし、何と言ってもモデル体型。だからこそ立ち姿が様になる。

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カラーリングは確かにガンダムなんだけど、決定的になにかが違う。カラーリング、シールド、ビームサーベル。アイテムはすべてガンダムそのものだけど、ここまで印象の違う形ってすごくない?
当時のガンダムファンは、ターンエーをどう受け入れたんだろう?

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いやいや、走る姿も結構かっこいいぞ。
ところどころ、曲線が配されて、やはりどこか女性的なフォルムを感じさせる。ただ、お顔がね。ひげだからね。ドワーフ?

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後ろ姿は、ガラッと印象が変わって、すでにテクノロジーがガンダムじゃない何か。多分、クトゥルフ御大的な何かじゃないかな(いい加減)。いや、いい加減でもないぞ。デモンベインと同様に、この部分は魔道書を…ん?何だ?今の音は?うわっ!!窓に、水かきのついた手が!!手が!!
え、お遊びはともかく。Tバックです(ルルイエ行き決定)。

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あやうく、SAN値を失いかけたところで、お顔です。キットには、ちゃんとお顔シールが付いています。
が!!、私は塗りました。
最初はシールを貼ったのです。しかし、わずか数ミクロン曲がってしまたのです。曲がってしまったのですが、べつに誰が気付く訳でもないと、そのままにしていたところ、完成品を見た息子が
「お父さん、残念なところが一か所だけあるね」
息子よ。大きくなったな。お父さんは、シール剥がして、塗ったよ。結果的にはシールの方が綺麗だと思うがな。

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おふざけはたいがいにして。
立ち姿もいいのですが、このキット、というかそもそものシドのデザインがとてもよく動くように出来ています。ポーズが決めやすいので、あおりで見てもこのとおり。今にも飛び出そうとする感じですよ。

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さらに、あおりで。全体に逆三角形のプロポーションなので、巨大感が出ます。全体のボリュームは細身なのに、この迫力。こうしたことを念頭にデザインしていたら、恐ろしい事だな。

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関節の稼働範囲が大きいので、こうしたドラマチックなポーズも。

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アップで撮れば、ポスターの構図のようにも。

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正直、衝動買いだったわけですが、これは造って良かったです。そして、シド。本当にごめんなさい。あなたは、やはりすばらしいデザイナーです。ガンダムというアイコンを対象に、ここまでSF的な何かを造り上げて、違和感を魅力に変えてしまうのは、すごい仕事だったんだと思いました。そして、このデザインを魅力的にキットにしたバンダイにも脱帽です。
ガンダムは一作目くらしかよく知らない私でも、このキットは大変楽しめました。興味が湧いた方は、ぜひ造られると良いかと思います。

私も、もう少しいじりたくなってきています。豆戦車とどちを優先するか。うわ〜悩ましい!!


追 あまりにプラモデルが良かったので、レンタルで本編を観てみました(劇場版)。えっと、つまらなかったです

 

 

 

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プラモデル「1/144 連邦軍量産型モビルスーツ ボール」(改造)

  • 2014.04.21 Monday
  • 00:44
JUGEMテーマ:プラモデル

また、傑作キットを凡作に仕上げてしまった。

1/144 「連邦軍量産型モビルスーツ ボール」バンダイ


宇宙世紀0079。ホワイトベースは、サイド6中立宙域直前でジオン軍のニュータイプ専用新型兵器ブラウ・ブロと交戦する
サイコミュによるオールレンジ攻撃をしかけられるも、
アムロ・レイ軍曹の搭乗機ガンダムによって、かろうじて撃破した。
その際、連邦軍はブラウ・ブロの機体を回収。サイコミュ技術の獲得に成功する。

一方、ジオン軍のギレン大将は高額な開発費をつぎ込んだサイコミュ対応兵器が通常兵器に劣った戦果に激怒
責任者である
キシリア少将を更迭するとともに、サイコミュの研究部門であるフラナガン機関を解散した。
以降、ジオン軍はいわゆる大型モビルアーマー時代に突入する。

その間、連邦軍はジオン公国より亡命したフラナガン機関研究者を中心に、戦闘用に改装中であった作業ポットにサイコミュを搭載した試作機を完成させた。
最初のテストパイロットは、アムロ・レイ軍曹が予定されたがガンダム搭乗にこだわったため断念
ニュータイプテスト結果が次席に良好であった
セイラ・マス軍曹(当時は通信兵)が当てられた。

ニュータイプ専用試作機ボールの初陣は、他の通常攻撃用量産型ボールと共に、ジオン軍ドズル中将の護るソロモンの攻略戦となる。
戦艦並みの攻撃力と防御力を持つ大型モビルアーマー、ビグザムを含む鉄壁の防御を誇ったジオン軍に対し、サイコミュ搭載ボールを中心としたボール中隊はそのすべてを撃沈もしくは活動不能としてしまう(ちなみに、このときガンダムは接近戦を挑むため後方に待機していたが出番なく攻略が終了となる)。

以降、連邦軍は兵器開発のほぼすべてをボールに注力
感覚的に操縦しやすいボールはパイロットからも好評であり、またもともと作業ポットとして開発されているため汎用性も高く、
様々なバリエーションのもと終戦まで使われる名機となる。

ソロモン攻略後、サイコミュ搭載機ボールは3機が実戦に投入された。
パイロットは、セイラ・マス大尉、スレッガー・ロウ中尉、アムロ・レイ軍曹の3名。
最終戦となるア・バオア・クー攻略戦まで実戦配備されたのは、この3機のみだった。

ア・バオア・クー攻略戦において、ジオン軍は高出力・高攻撃力を持つモビルスーツとモビルアーマーを大量に投入したが、複雑な操縦系統と故障の多さに悩まされた。
一方、
出力・攻撃力に劣るが機能特化した連邦軍ボールはジオン軍を圧倒し、一方的な戦いとなった。

また逸話として、サイコミュ搭載機の価値を遅ればせながら再確認したジオン軍により大型モビルスーツにサイコミュを搭載する兵器が開発されたが、手腕部を有線サイコミュとして射出するという意味不明の設計となっており、後日連邦軍兵士から「ジオンの愚かなモビルスーツ」として揶揄された…


えー、ずいぶん長い前振りでしたが、ということでボールを作りました。プラモデルを作り続けるにあたって、一度はガンプラを作ろうと思い立ち。当然、ガンダム第一期世代ですからガンプラ作ってますよ。でも最後に作ったのがムサイ!コムサイ取れるやつ!300円。今から多分二十うんねん前(四捨五入で30年くらい?)。まぁ、とりあえずガンダム作ろうかと、ヨドバシにガンプラ見に行ったわけですよ。
安くない?もう一目ぼれ。考えてみりゃ、もっとも正しい兵器の形してる気もする。これで、とりあえずキットは決定。しかし、ここで小さな問題が。実はガンプラ作ろうと決めた時、知り合い達に「今度ガンプラ作る。テーマは『連邦の白い悪魔』。萌えにするか考え中(最後の一節はギャグのつもり)」とメッセしたところ「萌えを作れ!」と。ここから、ボールで『白い悪魔』で萌えという三題話となるわけです。チャカチャン。
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キットがこちら。おいおい200円ちょっとでこんな精密なキットなの?ちょっと感動しちゃったよ。だって、ミリタリーの常識と言えば、バリは当ぜ(ry
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えっと、ここから結構長いです。お風呂入って無い人はお風呂入ってから読んでください。というのも、ここから人生初めてのキットごと改造という作業をしてみます。まぁ失敗しても200円ちょっとだし。本当の意味での創造のプラモ(拝アオシマ)かと。
まずは、マニュピレータの基部を切り取り。このデザインあまり好きでないので、切っちゃいます。あと、目ん玉の部分もくりぬいちゃいます。
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こんな感じに反政府(アナーキー)。
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これは粘液とかではないですよ。コクピットですよ。え?見えないですって?だってサイコミュですよ。オーバーテクノロジー風に作んなきゃ。手抜きじゃ無いんです。無いんですってば。
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で、こんな風にペコっとはめ込みます。
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そうすると、あら不思議。オーバーテクノロジー風のコクピット完成。だから〜手抜きじゃ無いですよ。コクピット作るのが面倒だっただけですってば(それを人は手抜きと言う)。
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これは、先ほど切り取ったマニュピレータの基部。この樽みたいなところを再利用します。いわばリサイクル。エコですねぇ。
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もう一回くっつけますよ。出戻りです。まわりはパテでそれっぽく盛ります。

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今回作ろうとするボールのイメージだと、足の部分と言うか、バーニアのとこというか、言わば底ね。ここを小さくしたいので、上下逆にします。だから普段大砲の付いている頭を下にしちゃいます。これで大体のイメージ完成。
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機動性考えると、上部にガス噴射が必要なんだよなぁ、と思いつつ仮組。うーんなんかシルクハットかぶったおっさんみたいになったので、止めました。
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気を取り直して、どんどん行きます。結局色々考えて天井はツルツルにしようと。この方が全体の形のバランスが良さそうです。
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パテもやすりがけして、形を整えたところ。ここら辺から写真の色味が良くなったのは、変えたスマホのカメラの使い方がやっとわかったからだ。
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お父さんが、そんなことをしている間に我が子(小二)が横で小さいボールを完成させている。さすがお父さんの子だ。そしてお父さんは親馬鹿だ。
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使わない部品の一部で、今回やろうと思っているサイコミュの基部を作ります。これはマニュピレータの腕部ぶった切って穴をあけ、プラパイプを通したところ。
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そしてそれをさらにもとバーニアの位置に穴開けて装着!イソギンチャク風ですなぁ。
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前のところも同じ感じでパイプを通します。なんかびっくりしたカエルみたいに見えてきた。
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次に推進力となるバーニアの作成。バーニアとはいっても宇宙でしか運用しないのでガス噴射機程度でいいと思うんだけれど、そこはそれ男は見た目よってか。で、もともとバーニアのついてた基部は欲しいので切りぬいた上で、頭の大砲の基部にくっつけます。これぞアップサイドダウン健康法(これも違う)。

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くっつきましたね。現在、ボール逆立ち中。
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ここで、バーニアを取りつけます。さすがにこれは造れないので市販品を購入。1/72用の大きめのものをチョイス。大きい方がいいんですって、バーニアもアレ(ry
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選んだのは、一般的なタイプのバーニアです。ボールにオシャレパーツは不用なのだ!全体のイメージは、2001年の作業ポットです。
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次にサイコミュの攻撃部分を作ります。私にとってはビット。ファンネルって人もいる、あの部分です。これも、別売りバーニアにお世話になりますしおすし。
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わーわーわー、って感じで集まってきました〜。ちっこいバーニアに細いプラ棒さしてます。そんで、上のバーニア組み合わせビット(またはファンネル)に組み付けるのです。わーわーわー
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いよいよ萌え(もえ〜)部分の作成です。忘れてました?忘れてませんね。そうでしょうね。ま、パイロットの設定をアムロからセイラさんにしただけですけど(がっかり?)。で、1/144のフィギュアづくり。市販もあったんですが、どうも恰好がピンとこないのと、一人しか使わないのに400円も払えない!だって本体ボールの約2倍2倍〜。だったら、どうしますか?造るでしょ。造ります。材料は、この3ミリの角プラ棒。
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これを女性風に削ります。どう?こんな感じ?ヘルメットも造らないと宇宙服にならないので。
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セイラさんと言えば、小説版でアムロが欲しがるアレの思い出が(最低)。で、1ミリのプラ棒を使って、手足造って接着して出来あがり……まぁ、萌えないね

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これで、パーツはすべて出来あがり。なお本体には普段は私はあまり使わないサーフェイサーを使ってます。これは表面に金属ぽいテクスチャーをつけて情報量をおおくする算段。ここから、怒涛の色塗りです。
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まず、基本塗装の終了です。本体は急造感を出すため、球形部はアルミシルバーでバーニアやサイコミュ基部などは、連邦色の白です。ただし、ビット(あるいはファンネルに関するところは、ジオン色のザク色。これは連邦のお戯れという設定。あと、セイラさんはレモンイエローのノーマルスーツです。銀と白って、何でこんな色選んだんだ。この塗装に思いっきり時間かかり、しかもいまいち。
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ついでに大きな100円玉を作りました。って、ついやってみたくなるんだよね。今回、セイラさんのノーマルスーツの色を確認するため、ぐーぐる先生でセイラさんの画像検索をしてみたら、まぁ青少年教育に影響ありそうな映像がたんまりと。未成年者は見ちゃだめだぞ!
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仕上げは、エナメル塗料で全体にウェザリング。ウェザリング?宇宙兵器だからウェザリング言わないか。
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そして、急造風のテクスチャ書きこんで、一応完成。やり残したこと多いけど、すまん戦車造りたくなった。これで終わりにさせてくれ。
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著者近影。1/144とは言え、荒さが目立つな〜。でもごめん。戦車のキットが溜まってるんだ。もう終わらせないと今回の人生では造りきれないキットが出てしまう。
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オーバーテクノロジーな手抜きじゃないコクピット。
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操縦席を外部に出したのは、萌えにするためもあるんだけど、サイコミュがジオンほど完全ではなく、宇宙空間を肌で感じる(肌で感じる?宇宙で?って突っ込みは無しの方向で)方が良いとセイラが言ったという設定かな?かな?って…
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そして、この操縦席はトップをねらえ!2のオマージュだったりするのです!こうみるとボールが結構大きいとわかるのです!
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サイコミュを起動したところ。『連邦の白い悪魔』のイメージは、ゴルゴンとかメデューサとかのイメージがいいかなぁと思ったので、上部に集めるデザインにしたのですよ。どう?
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まぁ、とにかく完成して良かったかなぁと(かなり荒いけど)。しかし、辛かった。実はガンダムに立体物としての思い入れが全くないことに気付いたので、もう途中から作業になっちゃった。好きな人には申し訳ないというか、身も蓋もないというか。この間、プライベートでも色々あって、結局2か月かかったのが本当につらかった。
48.jpg
「そうだ 戦車に、戻ろう」

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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